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調子に乗っちゃって編
第三話
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寧人は古田に跡をつけられていることも知らずに呑気に家に帰り、一護の待つ台所へ……と思ったがドラゴンや古田に匂いの話をして気にしてかシャワー室に直行した。
バタフライスカイでもシャワーしたがそこはそこまで臭いのキツくない石鹸だったがあれはあれで匂いがする、そして店自体の匂いも独特な匂いを消すためにいい匂いがする。
服もまとわりついているのでは、さすがに匂いはもうずっとスーツについている。
寧人は全くそれには気づかずとにかく体を洗う。頭からシャワーを浴びていつも使っているシャンプーにボディーソープで洗い出てからいつも使っているボディクリームを使う。全部一護と共用のためもうその匂いが寧人にまとわりついている。その匂いを他の2人が感づいたのだろう。
すでに更衣室には一護がいた。寧人はびっくりしてしどろもどろになる。タオルを渡され部屋着を渡され着替える。やはりまだその辺りはお世話されてしまう寧人。
洗濯物は自分でとネットに入れて洗濯機に入れる寧人。もう自分のことは自分でする、これは浮気がバレないが故に身についたことでもあるのだ。
着替えが終わった。
「お疲れ様、もうご飯できたからね」
「うん、ありがとう……それよりも……」
と寧人は一護にキスをする。
「はいはい、ご飯食べよ」
と言われても寧人は一護を抱きしめる。そして一護の匂いを確かめるがいつも一緒にいるし、同じものを使って同じものを食べている2人はもう匂いに慣れてしまったが、一護からは料理の時の匂いがついている。
そして微かに違う匂いも。会社と自宅への往復だから帰ってから一護はシャワーを浴びている。先に石鹸の匂いも少し残っている。
「やだ、なに匂ってるの」
「いいでしょ、一護……なんか僕、匂う?」
「それ気にしてシャワー浴びたの?」
「……」
図星。反対にこれがダメだったかと寧人は焦る。
「寧人は、お仕事頑張ってるもの。いろんな人に会ってお仕事してるんだからいろんな匂いがつくのよ。全く気にしない」
「それならいいけど」
「でもね、私と同じ匂いにしてね……変な虫をつけないようにしてるのよ」
ぎくっ!と寧人はまた焦る。
「虫……」
「そうよ、最近人と多く会ってるからさ…… 私の使ってるのは女性向けのだから、寧人と会う人には女がいるんだな、嫉妬深い女に世話されて抱いてるんだって」
そんな策にかかってるとつゆ知らずの寧人は普通に使っていた……。
「今だからいうけど、服にね決まって私の匂ったことのある匂いがついてるのに気づいた」
「……!」
「古田さんに送り迎えされてから」
「……! 同じ車に乗ってるからかな」
「かもだけど、それだけじゃまとわりつかないあの匂い」
「……!!!」
寧人はシャワーから出たばかりなのに汗が吹き出す。冷や汗なのか、なんなのか。
「パンツにはあなたの精液……そして古田さんの精液と汗の匂い」
「……」
「そして最近スーツには独特な匂い」
「……」
寧人はその場で崩れ落ちた。一護はきつく抱きしめる。
「バレてないと思ってた?」
「……」
「シックスナインも教えてもらったのかな?」
「……!」
いつのまにか一護は寧人のアレを掴んでいた。いつもよりもきつく。
「こないだの乳首攻めも……」
「や、やめてっ……ご、ご、ごめん……」
さらに一護は寧人のアレをきつくきつくしごく。
「ああ、とうとう認めましたか。最近あなたは調子に乗りすぎだよ。こういうことさせるためにあなたを引きこもりから脱出させたわけじゃないっ……」
「うわわっ、やめろっ、やめ……!」
部屋着越しにしごかれて寧人のあれは射精してしまった。
「あらぁ、出ちゃいました? パンツ洗うから脱いで」
寧人は堪忍して部屋着のズボンと精液まみれのパンツを脱ぐ。まだあそこはソリ上がってる。
「あの古田くんと一緒にさせたのがダメだったわ。あれは私のミス」
「ごめん。ごめんなさい……」
一護は寧人のアレを握る。
「言葉攻めも自然と身についたのね、他の人と遊んで……このふしだらな男!」
「ごめん、ごめんっ、許してっ。ま、まだそのっ」
「なぁに?」
「まだやってないから!」
と寧人がそう叫ぶとキョトンとして動きが止まったが、寧人のあれからはまだ吹き出していた。
そして一護は笑ったのだ。なにがおかしくて笑ったのかわからない寧人。グタンと倒れ込んだ。
「あら、てっきりどっかで童貞卒業して調子に乗って遊んでるかと思ったら……まだだったの?」
ケラケラ笑う一護、恥ずかしくなる寧人。笑いながらも吹き出た寧人の精液をタオルで拭い洗濯機に入れた。
一護は寧人を抱きしめた。
「一護で童貞卒業したい……」
「でもしたら、他の人ともするんでしょ」
「ちがう、そんなことしないっ。しないからっ!」
「他の男にアレを咥えさせておいてっ! ……信用できない……寧人」
いきなり一護が涙を流した。
「私から巣立ったらみんな帰ってこないの。寧人もでしょ?」
「一護っ」
寧人は一護を優しく抱きしめた。
バタフライスカイでもシャワーしたがそこはそこまで臭いのキツくない石鹸だったがあれはあれで匂いがする、そして店自体の匂いも独特な匂いを消すためにいい匂いがする。
服もまとわりついているのでは、さすがに匂いはもうずっとスーツについている。
寧人は全くそれには気づかずとにかく体を洗う。頭からシャワーを浴びていつも使っているシャンプーにボディーソープで洗い出てからいつも使っているボディクリームを使う。全部一護と共用のためもうその匂いが寧人にまとわりついている。その匂いを他の2人が感づいたのだろう。
すでに更衣室には一護がいた。寧人はびっくりしてしどろもどろになる。タオルを渡され部屋着を渡され着替える。やはりまだその辺りはお世話されてしまう寧人。
洗濯物は自分でとネットに入れて洗濯機に入れる寧人。もう自分のことは自分でする、これは浮気がバレないが故に身についたことでもあるのだ。
着替えが終わった。
「お疲れ様、もうご飯できたからね」
「うん、ありがとう……それよりも……」
と寧人は一護にキスをする。
「はいはい、ご飯食べよ」
と言われても寧人は一護を抱きしめる。そして一護の匂いを確かめるがいつも一緒にいるし、同じものを使って同じものを食べている2人はもう匂いに慣れてしまったが、一護からは料理の時の匂いがついている。
そして微かに違う匂いも。会社と自宅への往復だから帰ってから一護はシャワーを浴びている。先に石鹸の匂いも少し残っている。
「やだ、なに匂ってるの」
「いいでしょ、一護……なんか僕、匂う?」
「それ気にしてシャワー浴びたの?」
「……」
図星。反対にこれがダメだったかと寧人は焦る。
「寧人は、お仕事頑張ってるもの。いろんな人に会ってお仕事してるんだからいろんな匂いがつくのよ。全く気にしない」
「それならいいけど」
「でもね、私と同じ匂いにしてね……変な虫をつけないようにしてるのよ」
ぎくっ!と寧人はまた焦る。
「虫……」
「そうよ、最近人と多く会ってるからさ…… 私の使ってるのは女性向けのだから、寧人と会う人には女がいるんだな、嫉妬深い女に世話されて抱いてるんだって」
そんな策にかかってるとつゆ知らずの寧人は普通に使っていた……。
「今だからいうけど、服にね決まって私の匂ったことのある匂いがついてるのに気づいた」
「……!」
「古田さんに送り迎えされてから」
「……! 同じ車に乗ってるからかな」
「かもだけど、それだけじゃまとわりつかないあの匂い」
「……!!!」
寧人はシャワーから出たばかりなのに汗が吹き出す。冷や汗なのか、なんなのか。
「パンツにはあなたの精液……そして古田さんの精液と汗の匂い」
「……」
「そして最近スーツには独特な匂い」
「……」
寧人はその場で崩れ落ちた。一護はきつく抱きしめる。
「バレてないと思ってた?」
「……」
「シックスナインも教えてもらったのかな?」
「……!」
いつのまにか一護は寧人のアレを掴んでいた。いつもよりもきつく。
「こないだの乳首攻めも……」
「や、やめてっ……ご、ご、ごめん……」
さらに一護は寧人のアレをきつくきつくしごく。
「ああ、とうとう認めましたか。最近あなたは調子に乗りすぎだよ。こういうことさせるためにあなたを引きこもりから脱出させたわけじゃないっ……」
「うわわっ、やめろっ、やめ……!」
部屋着越しにしごかれて寧人のあれは射精してしまった。
「あらぁ、出ちゃいました? パンツ洗うから脱いで」
寧人は堪忍して部屋着のズボンと精液まみれのパンツを脱ぐ。まだあそこはソリ上がってる。
「あの古田くんと一緒にさせたのがダメだったわ。あれは私のミス」
「ごめん。ごめんなさい……」
一護は寧人のアレを握る。
「言葉攻めも自然と身についたのね、他の人と遊んで……このふしだらな男!」
「ごめん、ごめんっ、許してっ。ま、まだそのっ」
「なぁに?」
「まだやってないから!」
と寧人がそう叫ぶとキョトンとして動きが止まったが、寧人のあれからはまだ吹き出していた。
そして一護は笑ったのだ。なにがおかしくて笑ったのかわからない寧人。グタンと倒れ込んだ。
「あら、てっきりどっかで童貞卒業して調子に乗って遊んでるかと思ったら……まだだったの?」
ケラケラ笑う一護、恥ずかしくなる寧人。笑いながらも吹き出た寧人の精液をタオルで拭い洗濯機に入れた。
一護は寧人を抱きしめた。
「一護で童貞卒業したい……」
「でもしたら、他の人ともするんでしょ」
「ちがう、そんなことしないっ。しないからっ!」
「他の男にアレを咥えさせておいてっ! ……信用できない……寧人」
いきなり一護が涙を流した。
「私から巣立ったらみんな帰ってこないの。寧人もでしょ?」
「一護っ」
寧人は一護を優しく抱きしめた。
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