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疑惑編
第一話
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朝ごはんはまた一護のご飯で寧人は腹を満たした。今日も天気良く、一護はピタッとした服で出社するが……。
「あっん、あん……遅れちゃううう、寧人ぉぉおお」
「んっ、んっ」
やはり寧人はそのピチッとしたラインに興奮してしまい、玄関先で一護のアレをフェラする。彼は前までは抵抗あったのだが慣れてきたようだ。片手で自分のあれも握りながら。
「ああああああああっ!」
「んんんんんんんんっ!」
一護は寧人の口から抜き出し、玄関に置いてあったティッシュに精液を抑え込んだ。
「あーっ、やばいっ……て、寧人!」
寧人は間に合わず床に射精。なぜか二人して笑った。
「ごめん、その服見ると興奮しちゃってつい一護の舐めたくなった」
「まさか寧人から舐めたいっていうなんて思わなかった……朝から気持ちよかったよ。ありがとう」
寧人はティッシュで拭き取る。彼も出社の時間だ。
一緒にエレベーターで降りる。誰もいないことをいいことに寧人は後ろから一護のアレをさわさわとする。
「ねぇ、寧人も自転車にしたら? 体力つくよ」
「いやいや、君みたいに若くないし……」
「休みの日にサイクリングでもしましょーよ。もう用意してあるから」
「してると思ったよ。じゃあ気をつけていってらっしゃい」
「はい……寧人もね」
とエレベーターがちょうど一階に降りる前に軽くキスをした。
一護は自転車で颯爽と走っていく。その姿をいつもはベランダから見ていた寧人だが今日からは違う。間近で見られるのだ。
そして彼はマンションから歩いて五分のコンビニへ。
駐車場に車を停めていたのはもちろん古田。マンションまで迎えに来てもらうとなると一護と同棲していることを内緒にしている寧人はマンションまで迎えにいくと懇願する古田にはこのコンビニでと頼んだのだ。
寧人は車に乗り込む。相変わらずのキツネ目で見てくる。片手にはコンビニのコーヒー。寧人が事前にアプリでコーヒーチケットを渡していたのだ。
「おはようさん、鳩森」
「おはようございます……」
「……」
「……」
互いに無言になるが手を繋いで見つめ合う。寧人は昨日のことを思い出し、またコンビニの駐車場ともあってまた襲われるのかと思ったようだ。
「行くよ、まずは1軒目。パン屋シュプールだ。今の時間帯が朝のピーク時期から少し落ち着いた時間だ。昼前にはすぐ混むから行くぞ」
「は、はい」
「手」
「あ、はい……」
寧人は手を離せとのことかと思い慌てて振り払った。
「違う……」
「えっ」
「手を握って、軽く……寧人」
寧人は軽く握った。古田は少し微笑む。
「行きましょう……」
「ああ」
古田は車を走らせた。その車をとある人が見ていた。
「寧人、古田さんのこと嫌ってたのになんで車に乗ってるんだろう……」
一護だった。ネットクーポンでお菓子が当たっていたからコンビニに寄ってたのだ。寧人は全く気づかなかった。
「あっん、あん……遅れちゃううう、寧人ぉぉおお」
「んっ、んっ」
やはり寧人はそのピチッとしたラインに興奮してしまい、玄関先で一護のアレをフェラする。彼は前までは抵抗あったのだが慣れてきたようだ。片手で自分のあれも握りながら。
「ああああああああっ!」
「んんんんんんんんっ!」
一護は寧人の口から抜き出し、玄関に置いてあったティッシュに精液を抑え込んだ。
「あーっ、やばいっ……て、寧人!」
寧人は間に合わず床に射精。なぜか二人して笑った。
「ごめん、その服見ると興奮しちゃってつい一護の舐めたくなった」
「まさか寧人から舐めたいっていうなんて思わなかった……朝から気持ちよかったよ。ありがとう」
寧人はティッシュで拭き取る。彼も出社の時間だ。
一緒にエレベーターで降りる。誰もいないことをいいことに寧人は後ろから一護のアレをさわさわとする。
「ねぇ、寧人も自転車にしたら? 体力つくよ」
「いやいや、君みたいに若くないし……」
「休みの日にサイクリングでもしましょーよ。もう用意してあるから」
「してると思ったよ。じゃあ気をつけていってらっしゃい」
「はい……寧人もね」
とエレベーターがちょうど一階に降りる前に軽くキスをした。
一護は自転車で颯爽と走っていく。その姿をいつもはベランダから見ていた寧人だが今日からは違う。間近で見られるのだ。
そして彼はマンションから歩いて五分のコンビニへ。
駐車場に車を停めていたのはもちろん古田。マンションまで迎えに来てもらうとなると一護と同棲していることを内緒にしている寧人はマンションまで迎えにいくと懇願する古田にはこのコンビニでと頼んだのだ。
寧人は車に乗り込む。相変わらずのキツネ目で見てくる。片手にはコンビニのコーヒー。寧人が事前にアプリでコーヒーチケットを渡していたのだ。
「おはようさん、鳩森」
「おはようございます……」
「……」
「……」
互いに無言になるが手を繋いで見つめ合う。寧人は昨日のことを思い出し、またコンビニの駐車場ともあってまた襲われるのかと思ったようだ。
「行くよ、まずは1軒目。パン屋シュプールだ。今の時間帯が朝のピーク時期から少し落ち着いた時間だ。昼前にはすぐ混むから行くぞ」
「は、はい」
「手」
「あ、はい……」
寧人は手を離せとのことかと思い慌てて振り払った。
「違う……」
「えっ」
「手を握って、軽く……寧人」
寧人は軽く握った。古田は少し微笑む。
「行きましょう……」
「ああ」
古田は車を走らせた。その車をとある人が見ていた。
「寧人、古田さんのこと嫌ってたのになんで車に乗ってるんだろう……」
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