5 / 56
2021
朝からクイズです
しおりを挟む
朝、今日は李仁の休みの日。そういう時は彼は前のように朝の支度をしたくなる。
湊音は昨日まで続いた雨で体調を崩していたようだがようやく落ち着いてきたようだ。
そんな彼のために李仁は朝ごはんを用意する。
まだパジャマだがエプロンをしてスクランブルエッグを作る。レタス、ミニトマトも添える。ベーコンエッグ、トースト、コーンスープ。
ダイニングに運んだところで頭ボサボサであくびをしながらやってきた湊音。
「おはよ、李仁」
「おはよ。ミナくん」
背の高い李仁に爪先立ちして軽くキスをする湊音。
「あ、つまみ食いしたでしょ」
ニコッと湊音は李仁を見上げて言う。軽くキスをしただけで……。
「バレた? ちなみに何をつまみ食いしたか分かる?」
と李仁がニヤッと笑うと、湊音はうーんと考えるが……。
「わかんないからもう一回キスしよ」
「それが目的でしょ?」
「なんだよー、李仁もクイズ出させてもう一回させようとしたんでしょ?」
「そんなつもりはない……」
と湊音がまた李仁にキスをした。今度は軽くでなくて舌を混じらせて、激しく何度も何度も。李仁もそれにこたえてキスをする。抱きしめあって。
「味、わかった?」
長い時間キスをすると息ができなくて苦しくなる……李仁は引き離した。
「うーん、わかんない……一応さっきここくる前にマウスウォッシュでうがいしたんだけどさ」
「だからミナくん、ミントの味がしたんだ」
「当てられちゃった……」
2人は見つめ合う。そして再び抱き合い……。
「もっとヒント頂戴」
「ミナくん、いいわよ。最後……」
と三度キスをする。
つまみ食いしてなかった、が正解だがそんな感じで2人は朝からラブラブなのでした……。
湊音は昨日まで続いた雨で体調を崩していたようだがようやく落ち着いてきたようだ。
そんな彼のために李仁は朝ごはんを用意する。
まだパジャマだがエプロンをしてスクランブルエッグを作る。レタス、ミニトマトも添える。ベーコンエッグ、トースト、コーンスープ。
ダイニングに運んだところで頭ボサボサであくびをしながらやってきた湊音。
「おはよ、李仁」
「おはよ。ミナくん」
背の高い李仁に爪先立ちして軽くキスをする湊音。
「あ、つまみ食いしたでしょ」
ニコッと湊音は李仁を見上げて言う。軽くキスをしただけで……。
「バレた? ちなみに何をつまみ食いしたか分かる?」
と李仁がニヤッと笑うと、湊音はうーんと考えるが……。
「わかんないからもう一回キスしよ」
「それが目的でしょ?」
「なんだよー、李仁もクイズ出させてもう一回させようとしたんでしょ?」
「そんなつもりはない……」
と湊音がまた李仁にキスをした。今度は軽くでなくて舌を混じらせて、激しく何度も何度も。李仁もそれにこたえてキスをする。抱きしめあって。
「味、わかった?」
長い時間キスをすると息ができなくて苦しくなる……李仁は引き離した。
「うーん、わかんない……一応さっきここくる前にマウスウォッシュでうがいしたんだけどさ」
「だからミナくん、ミントの味がしたんだ」
「当てられちゃった……」
2人は見つめ合う。そして再び抱き合い……。
「もっとヒント頂戴」
「ミナくん、いいわよ。最後……」
と三度キスをする。
つまみ食いしてなかった、が正解だがそんな感じで2人は朝からラブラブなのでした……。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる