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第二シーズン
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「この動画なかなか伸びないな」
コウがスマホで渾身の傑作と思った動画を眺めてため息をつく。
最近は長い動画よりも短い動画の方が割りに合うと意気込んだものの自分ではいい! と思ったものよりも不意に流したものがバズってしまうことに悩んでいた。
「こら、仕事中にスマホいじるな」
由貴がコウの頭に金属製のトレーをコツンと当てた。
2人は幽霊がみえるという特殊能力を持ち、それを生かして除霊師で除霊動画配信者という肩書きがあるがそれだけでは生活できないため近くの喫茶店でアルバイトしてる……と言っても喫茶店並列してる探偵事務所の女所長に命じられているというか……とりあえず依頼がない時はここにいる2人。
「いてぇ。仕事って言ってもこの時間帯誰もいねーじゃん」
「まぁ……でも」
ガランとして静まり返った昼過ぎ。マスターもウエイトレスの渚も休憩中。
一見誰もいないように見えるのだが2人にはみえる。
「たく、ここは幽霊の溜まり場じゃないし」
「俺らがいるからって……あいつらの分売り上げになるわけないだろ」
彷徨う幽霊たちが喫茶店に入り浸る。
「……あそこにいる見たことない幽霊……僕らをじっと見てる」
由貴がそう言うと
「みなかったことにするか」
コウがそう言うと2人同時に頷いた。
こんな2人の物語が再び動き出す。
コウがスマホで渾身の傑作と思った動画を眺めてため息をつく。
最近は長い動画よりも短い動画の方が割りに合うと意気込んだものの自分ではいい! と思ったものよりも不意に流したものがバズってしまうことに悩んでいた。
「こら、仕事中にスマホいじるな」
由貴がコウの頭に金属製のトレーをコツンと当てた。
2人は幽霊がみえるという特殊能力を持ち、それを生かして除霊師で除霊動画配信者という肩書きがあるがそれだけでは生活できないため近くの喫茶店でアルバイトしてる……と言っても喫茶店並列してる探偵事務所の女所長に命じられているというか……とりあえず依頼がない時はここにいる2人。
「いてぇ。仕事って言ってもこの時間帯誰もいねーじゃん」
「まぁ……でも」
ガランとして静まり返った昼過ぎ。マスターもウエイトレスの渚も休憩中。
一見誰もいないように見えるのだが2人にはみえる。
「たく、ここは幽霊の溜まり場じゃないし」
「俺らがいるからって……あいつらの分売り上げになるわけないだろ」
彷徨う幽霊たちが喫茶店に入り浸る。
「……あそこにいる見たことない幽霊……僕らをじっと見てる」
由貴がそう言うと
「みなかったことにするか」
コウがそう言うと2人同時に頷いた。
こんな2人の物語が再び動き出す。
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