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ただいま
第五話
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「……あの当時は心霊写真や心霊映像、イタコや霊媒師の出る番組は多かった。しかしやらせが横行して番組側は倫理に引っ掛かると大変だからとそういうのが減った」
と、天狗様が坊主の1人にタブレットを持ってきさせる。
「だが2人もやってあるけども個人で心霊動画を簡単にアップできる時代になった。もういくつもある……」
「天狗様は僕らのも見てくれてるんですか?」
「もちろん、見ておる。ここ最近なんか見やすくなったのは……由貴がやったのか」
そう天狗様に言われ由貴はハッとした。子供の頃も由貴の絵の才能を見出して表現力が高いと褒められたことがあったのだ。
そのことが由貴の中に残っていて自分なりの表現ができることとは、と探し辿り着いたのが動画であった。
「ふむふむ、やっぱりな。じゃーこんどわしのチャンネル開設したいからお願いし……」
倉田が睨んでいる。
「やっぱやめとく、そのへんはお前たちに託す。でな、動画で取り上げられるようになったと調子に乗った目立ちがり屋の霊たちがまた大暴れしてぶっそうなことをしてるんだよな」
「わざと悪さをしてそれを動画チャンネルの人に撮影させて目立ちたい、そのために悪さをされたものや人はたまったもんじゃないな」
「あと美帆子ちゃんから聞いたが、事故物件ブームで、死亡事件事故が起こった場所はすぐ特定されてなおかつその後その部屋が安くなる、そういう曰く付きの物件と知って住む若者も増えたとか……時が経てども心霊コンテンツは興味示されるもののされっぱなしでアホな霊たちが蔓延る……ああ、いくら除霊しても追いつかん!!!」
天狗様が大暴れすると部屋の中が揺れる。それを坊主2人が止めないく。倉田は冷静に部屋の中で倒れたものを直すだけである。
誰しもが天狗様が退治すればいいと思われがちだがその容姿で下界に降りても反対に不審者と思われ、なおかつ力を発揮したときはとても恐ろしい力でまた一つなくなるとかなくならないとか。
なので自分の手下たちに頼んで除霊させているようだが……。
「そうだそうだ、美帆子ちゃんに由貴を会わせたか?」
「まだです。由貴はもともと職を失って自殺しようとしてましたからね……彼も登録してもらいます」
「そかそか、じゃあここで油売ってる場合じゃないぞ。彼女に気に入ってもらえたら虹雨のように仕事をもらって生活できるからな、ハハッ。まぁあそことは提携して長い。また仕事を発注するからよろしゅう」
だがその言葉に虹雨はいい顔をしてないのを由貴は見てしまい、不安になるのであった。
と、天狗様が坊主の1人にタブレットを持ってきさせる。
「だが2人もやってあるけども個人で心霊動画を簡単にアップできる時代になった。もういくつもある……」
「天狗様は僕らのも見てくれてるんですか?」
「もちろん、見ておる。ここ最近なんか見やすくなったのは……由貴がやったのか」
そう天狗様に言われ由貴はハッとした。子供の頃も由貴の絵の才能を見出して表現力が高いと褒められたことがあったのだ。
そのことが由貴の中に残っていて自分なりの表現ができることとは、と探し辿り着いたのが動画であった。
「ふむふむ、やっぱりな。じゃーこんどわしのチャンネル開設したいからお願いし……」
倉田が睨んでいる。
「やっぱやめとく、そのへんはお前たちに託す。でな、動画で取り上げられるようになったと調子に乗った目立ちがり屋の霊たちがまた大暴れしてぶっそうなことをしてるんだよな」
「わざと悪さをしてそれを動画チャンネルの人に撮影させて目立ちたい、そのために悪さをされたものや人はたまったもんじゃないな」
「あと美帆子ちゃんから聞いたが、事故物件ブームで、死亡事件事故が起こった場所はすぐ特定されてなおかつその後その部屋が安くなる、そういう曰く付きの物件と知って住む若者も増えたとか……時が経てども心霊コンテンツは興味示されるもののされっぱなしでアホな霊たちが蔓延る……ああ、いくら除霊しても追いつかん!!!」
天狗様が大暴れすると部屋の中が揺れる。それを坊主2人が止めないく。倉田は冷静に部屋の中で倒れたものを直すだけである。
誰しもが天狗様が退治すればいいと思われがちだがその容姿で下界に降りても反対に不審者と思われ、なおかつ力を発揮したときはとても恐ろしい力でまた一つなくなるとかなくならないとか。
なので自分の手下たちに頼んで除霊させているようだが……。
「そうだそうだ、美帆子ちゃんに由貴を会わせたか?」
「まだです。由貴はもともと職を失って自殺しようとしてましたからね……彼も登録してもらいます」
「そかそか、じゃあここで油売ってる場合じゃないぞ。彼女に気に入ってもらえたら虹雨のように仕事をもらって生活できるからな、ハハッ。まぁあそことは提携して長い。また仕事を発注するからよろしゅう」
だがその言葉に虹雨はいい顔をしてないのを由貴は見てしまい、不安になるのであった。
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