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おまけ…お互いのこと10個褒め合わないと出られない部屋に通されたのだが
第4話
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トントン、扉を叩く音。李仁がドアを開けると、少しがっかりした。さっきとは違う店員だった。金髪のちょっとだらしない感じだった。
「先程忘れてましたがオープン企画でくじ引きやってるんすよ。ただのクジじゃないですよー」
少しチャラい。李仁は湊音にくじを引かせるとクジを開いた。
「えっ、相手を10個褒めないと出られません? どういうこと? 時間内にできたら室料無料?!」
「それでは、ごゆっくりー」
二人が選んだのは3時間パック。
「三時間なら簡単よぉ~、さてさてご飯食べながらお互い褒め合いましょ」
湊音はウーンと悩ませながらタブレットをメニューを見る。
「ミナ君、今日の服似合ってるぅ」
早速李仁は一つ目。
「ただのポロシャツなんだけど。」
ピンポーン♪
タブレットから音が鳴り、タブレットに丸がついた。
よく見ると二人の名前が書いてあり、それぞれ10個ずつマスがある。
「えー? 二人で10個じゃなくて、一人10個ずつなの?」
「ほらぁ、ミナ君も……褒めて、私のこと」
とんでもない店に入ってしまったと湊音は思ったがキョロキョロ部屋を見渡す。
「どこかで僕らの会話聞いてるのか?」
「嫌だーっ。ちょっとどっかでオンラインで流れてるとかない?」
「李仁、なんか妙にワクワクしてるけど。そういう割には」
「ふふふ、バレた? でもお腹すいたー」
とりあえず二人はそれぞれ好きなものを頼む。湊音は鉄板のイタリアンスパゲティ、李仁はカツカレー。
そして飲み放題だからお互い好きなアルコールも。
「なんか他にも頼む?おつまみとか」
「あら、気が利くわねぇ。そういうところが好きよ」
♪ピンポーン
李仁二個目。
「ペース早いな……李仁はそういうの得意だからなぁ。羨ましいや」
♪ピンポーン
「こんなのでもいいのか?」
二人は笑った。二人はポテトとサラダも頼んだ。値段はそこそこで、バリエーションは和洋中バラエティに富んでるが、お酒やおつまみがメインのようだ。
湊音は二人きりということもあってか、李仁に、寄り添い手を繋いだ。彼は人前ではいちゃつくのが嫌だが、二人きりになればデレデレになるのだ。李仁の太腿の部分も撫で、その延長でアレも撫でる。湊音は少し照れているが李仁はどうったことない顔。
「先程忘れてましたがオープン企画でくじ引きやってるんすよ。ただのクジじゃないですよー」
少しチャラい。李仁は湊音にくじを引かせるとクジを開いた。
「えっ、相手を10個褒めないと出られません? どういうこと? 時間内にできたら室料無料?!」
「それでは、ごゆっくりー」
二人が選んだのは3時間パック。
「三時間なら簡単よぉ~、さてさてご飯食べながらお互い褒め合いましょ」
湊音はウーンと悩ませながらタブレットをメニューを見る。
「ミナ君、今日の服似合ってるぅ」
早速李仁は一つ目。
「ただのポロシャツなんだけど。」
ピンポーン♪
タブレットから音が鳴り、タブレットに丸がついた。
よく見ると二人の名前が書いてあり、それぞれ10個ずつマスがある。
「えー? 二人で10個じゃなくて、一人10個ずつなの?」
「ほらぁ、ミナ君も……褒めて、私のこと」
とんでもない店に入ってしまったと湊音は思ったがキョロキョロ部屋を見渡す。
「どこかで僕らの会話聞いてるのか?」
「嫌だーっ。ちょっとどっかでオンラインで流れてるとかない?」
「李仁、なんか妙にワクワクしてるけど。そういう割には」
「ふふふ、バレた? でもお腹すいたー」
とりあえず二人はそれぞれ好きなものを頼む。湊音は鉄板のイタリアンスパゲティ、李仁はカツカレー。
そして飲み放題だからお互い好きなアルコールも。
「なんか他にも頼む?おつまみとか」
「あら、気が利くわねぇ。そういうところが好きよ」
♪ピンポーン
李仁二個目。
「ペース早いな……李仁はそういうの得意だからなぁ。羨ましいや」
♪ピンポーン
「こんなのでもいいのか?」
二人は笑った。二人はポテトとサラダも頼んだ。値段はそこそこで、バリエーションは和洋中バラエティに富んでるが、お酒やおつまみがメインのようだ。
湊音は二人きりということもあってか、李仁に、寄り添い手を繋いだ。彼は人前ではいちゃつくのが嫌だが、二人きりになればデレデレになるのだ。李仁の太腿の部分も撫で、その延長でアレも撫でる。湊音は少し照れているが李仁はどうったことない顔。
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