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第1章:こんにちは異世界、こんにちは壊れスキル

邪道の戦い方。

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「GOLOLOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!」
『スキル挑発を取得しました。』
(え?マジ??こんな時に?一番来ちゃいけないスキル来ちゃった??ウッソーン・・・・なんてな、ぶっつけ本番だけど『技能』使うか。)
「GURUUUUUUUUUUU!!!」
学習してないのか、馬鹿なのか、スキルの影響なのか、又もや突進してくる。
だが今度は角度が直ぐに変えれる速度で来ていた。
「・・・サン・・ニィ・イチ」ビシッバキッ
「GUROLOOO?!?!」
デーモンベアーの真下から土のスピアーが突き出てくるが、折れる。
職業『罠師』の『技能』、『遠隔起動』『万能罠』だ、『遠隔起動』はある程度の距離なら好きなタイミングで罠を起動出来る。『万能罠』は、まぁ文字通りの効果だな。
「・・・・ッシ!!」
傷がついている角に振り下ろす。少し傷が深くなる
「GALALAAAAAAAA!!!」
先程自分が、いた場所にデーモンベアーが踏み入る。
「GOLOLOOOO?!」
縄のような物が飛び出し、巻き付く。
「イマ。」
上に乗り両目に拾った枝を突き刺す。
「GALALAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
ついでに角にも傷をつけていく。13回ぐらいだろうか?
カーン
角が折れた。
「GOLOLOOOOOOOOOOLALALAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
急いで飛び降り巻き込まれない様に距離を取る。
「これで・・・」
情報が確かなら弱るはずだ。
スキル『魔力探知』で見ると確かに魔力が滝のように噴き出していた。
っと同時に火も噴き出ている。
火の粉が舞、周囲に引火していく。
(・・・・・・・ウッソーン。)
状況が悪くなった。
(こいつをサッサと倒さないと!森林火災に!!)
タイムリミットが付く。
が、決定的な攻撃が無いため、命を断つ様なダメージは負わせきれてなく、形勢は変わらなかった。
3分が経過する。
既に周囲は黒い炎が囲んでおり、自然のバトルフィールドが出来上がっていた。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・フィィーーー」
「GURURU・・RURUR・・URURURURUU・・UUUUU・・・」
お互いかなり消耗し、彩永にいたっては、視野の端が暗転したり戻ったりを繰り返していた。
「・・・・」
「GURUUUU・・・GOLOLOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!」
デーモンベアーが口を開き、あのブレスをはこうとしていた。
「カカッタ。」
瞬間デーモンベアーが宙に吹き飛ばされる。ブレスをキーに罠を発動させたのだ。          が・・
(そのまま!!)
何とその体制のままブレスをはこうとしていた。
目は見えたないはずだが自分に顔が向いていた。
「クソ‼」
足元にあった石を蹴り上げ、手に取り、出鼻に向かって投擲する。
が、可笑しいほどの硬さの毛に阻まれ弾かれる。
「GUROROROLOLOLOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!」
避ける暇なく防御姿勢を取り力に身を任せる。
素人だが申し訳ない程の力を逃し、ダメージを軽減する。
自身に『診断』する。

種族:人族・異世界人
HP14/???

症状:MP枯渇、興奮、ゾーン、疲労、

MP枯渇っと出てるがデバフ無い。先程のブレスで出してた錠剤はチリとなり、新しく出そうにもMPが無い。
つまり次食らったら・・・か
「GOLOLOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!」
「ンナ!!マタッ!!」
避ける事を選択に入れるが、
(ってこの先ってあの村じゃん!!!!)
どこまで届くか分からないブレスが村を消す。賭けには出たくなかった。
急いで止めるべく走る。
(狙いは・・・そこ!!)
ブレスの球に片腕を突っ込み、口の中に、突き刺す。
「ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
喉を潰され叫べないデーモンベアー。その時。カチリと何かが起動するような音が聞こえる。
「ハゼロ!!!!」
刺さった所が膨れ上がり・・・・爆破した。
「・・・・・・・・・・・  ・・・ ・・」
煙と血の雨を噴出させ(血の雨は爆ぜた時のみ)その巨体を・・・


沈めた。

「フゥ・・・・・フゥ・・・・フゥ・・・フぅ・・ふぅーーっ」
腕は所々火傷や千切れたようになっており、動かせなかった。
「・・・・火が・・」
もう手に終える様な状態では無かった。空と森の境界は黒グロと光揺れ、燃える物を求めその触手を伸ばす。
「・・・・逃げないと・・・このままじ・・・ゃ・・」
視野の暗転が激しくなる。気づくと景色が90度、直角に見えた。
「・・・・・」
(煙が回っちゃったか)
周囲が、熱くなる。だがそれとは逆に体の中から冷たくなっていく様に感じる。
ついに真っ暗になる。
(異世界に来て最初にいなくなるのは自分か、あらがったけどここまでかな?。)
何度も打ち付けるような感覚がし始める。
(・・・・・・牙氷頑張れよ。)
不リズムで打ち付けるような感覚を味わいながらゆっくりと意識を・・・・・



「・・・この人族・・」
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