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マホ先生が登場
オフ会
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「あ!全然Twitter開いてない!」
そう気付いたのは土日の出来事をベースに、モテないパッとしない陰な主人公が、神絵師に出会って恋に落ちるという二万字程度のBL小説を投稿サイトにアップロードし終えた時だった。
頭の中が玲央さんでいっぱいで、すっかり忘れていた。ほぼ毎日書き込んでいたのに、それを怠るなんて。
ログインすると、マホ先生から心配するDMが来ていて、俺は焦った。プチバズってビビっているのではないかと思った俺を心配する内容を読み、マホ先生の優しさが染みた。
「良い人だなぁ……」
慌てて返事を返そうと書き始めると、なんと先にマホ先生から追DMが来ていた。
『余計なお世話かもしれませんが、もしかしたらなぎさ先生絵描きのLeoさんと会ったりしました?』
何故そんな事を聞かれるんだろう?最初に来ていたDMか、今来たDMか、どちらへの返事を書こうかと指が止まる。
『変な事聞いてしまってすみません。なぎさ先生が心配になったものですから。杞憂であると願います』
どういう事だ?俺がLeoさんと会ったら何か悪いことがあるのか?
頭の中が一瞬で玲央さんの事でいっぱいになった。そもそも俺は玲央さんの事をそんなに知らない。
『マホ先生、心配おかけしてすみません。あれにはびっくりしましたが、大丈夫です。あの、Leoさんってどういう事でしょうか?』
マホ先生の返事が待ち遠しい。押す必要なんて無いのに、何度も読み込みボタンを押してしまう。
『お会いしてないなら良いんです。実はなぎさ先生はご存知ないかもしれないんですが、Leoさんってちょっと……いや、文面では言い難いので、出来れば直にお話ししたいのですが、なぎさ先生お会いできる日ありませんか?』
「ちょっと何なんですかー?!気になる!気になるけど会うのは……!」
躊躇しつつ、ふと気付いた。玲央さんに会って、男だと分かっても受け入れてもらえたのだから、フォロワー歴の長いマホ先生も受け入れてくれるのではないかと。
『あの、お伝えしてなかったんですが俺男なんです。それでも大丈夫ですか?』
『なんだそんな事知ってますよ!男同士語り合いましょうー!』
『男同士?!マホ先生って男性だったんですか?』
『言ってませんでしたっけ?男ですよ!』
玲央さんと過ごした事で考え方が若干ポジティブになっている俺は、そのままの勢いで翌日の仕事後マホ先生と待ち合わせる約束をした。
そう気付いたのは土日の出来事をベースに、モテないパッとしない陰な主人公が、神絵師に出会って恋に落ちるという二万字程度のBL小説を投稿サイトにアップロードし終えた時だった。
頭の中が玲央さんでいっぱいで、すっかり忘れていた。ほぼ毎日書き込んでいたのに、それを怠るなんて。
ログインすると、マホ先生から心配するDMが来ていて、俺は焦った。プチバズってビビっているのではないかと思った俺を心配する内容を読み、マホ先生の優しさが染みた。
「良い人だなぁ……」
慌てて返事を返そうと書き始めると、なんと先にマホ先生から追DMが来ていた。
『余計なお世話かもしれませんが、もしかしたらなぎさ先生絵描きのLeoさんと会ったりしました?』
何故そんな事を聞かれるんだろう?最初に来ていたDMか、今来たDMか、どちらへの返事を書こうかと指が止まる。
『変な事聞いてしまってすみません。なぎさ先生が心配になったものですから。杞憂であると願います』
どういう事だ?俺がLeoさんと会ったら何か悪いことがあるのか?
頭の中が一瞬で玲央さんの事でいっぱいになった。そもそも俺は玲央さんの事をそんなに知らない。
『マホ先生、心配おかけしてすみません。あれにはびっくりしましたが、大丈夫です。あの、Leoさんってどういう事でしょうか?』
マホ先生の返事が待ち遠しい。押す必要なんて無いのに、何度も読み込みボタンを押してしまう。
『お会いしてないなら良いんです。実はなぎさ先生はご存知ないかもしれないんですが、Leoさんってちょっと……いや、文面では言い難いので、出来れば直にお話ししたいのですが、なぎさ先生お会いできる日ありませんか?』
「ちょっと何なんですかー?!気になる!気になるけど会うのは……!」
躊躇しつつ、ふと気付いた。玲央さんに会って、男だと分かっても受け入れてもらえたのだから、フォロワー歴の長いマホ先生も受け入れてくれるのではないかと。
『あの、お伝えしてなかったんですが俺男なんです。それでも大丈夫ですか?』
『なんだそんな事知ってますよ!男同士語り合いましょうー!』
『男同士?!マホ先生って男性だったんですか?』
『言ってませんでしたっけ?男ですよ!』
玲央さんと過ごした事で考え方が若干ポジティブになっている俺は、そのままの勢いで翌日の仕事後マホ先生と待ち合わせる約束をした。
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