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魔法少女マホside01 マホ先生の心配事(二幕予告)
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「おかしいな……」
魔法少女マホこと、間宮穂高はディスプレイを前にして首を捻っていた。
というのも、ほぼ毎日ツイートしていたなぎさ凪先生が土日共に何もツイートしていなかったからだ。
金曜日に神絵師Leo先生からのリプがあり、プチバズってビビってるのかと心配し、DMも送ったのだが……そちらにも未だ返信は無い。
礼儀正しいなぎさ先生は、返信に気付くと毎回すぐに返してくれる。これは、流石におかしい気がする。
「しかし、Leo先生か~……もしかして、両刀だったんかな?」
実はエロ作家界隈では嘘か誠かLeo 先生の噂があった。神絵師という立場を利用して出会い、作家を食うという噂だ。
しかし顔がイケメンで対応はスマートで優しく、何よりテクニシャンなので今まで炎上知らず……だというのは、知り合いの女性BL作家からオフレコとして聞いていた。
ターゲットは女の子だけかと思っていたのだけれど……。
「オレも、いつまでも理解ある世話焼きフォロワーでいちゃ居られない感じ?」
思考をめぐらせながら、何度もなぎさ先生のTwitterを読み込むがやはり更新が無い。同じように更新のないLeo先生のTwitterと見比べて、マホ先生は面白くなさそうに指をぽきぽきと鳴らした。
「とりま、明日ちゃんと出社してくるか……様子見かな。……楢本渚くん」
海外製の丸メガネを怪しく光らせて、マホ先生は1つ伸びをした。
魔法少女マホこと、間宮穂高はディスプレイを前にして首を捻っていた。
というのも、ほぼ毎日ツイートしていたなぎさ凪先生が土日共に何もツイートしていなかったからだ。
金曜日に神絵師Leo先生からのリプがあり、プチバズってビビってるのかと心配し、DMも送ったのだが……そちらにも未だ返信は無い。
礼儀正しいなぎさ先生は、返信に気付くと毎回すぐに返してくれる。これは、流石におかしい気がする。
「しかし、Leo先生か~……もしかして、両刀だったんかな?」
実はエロ作家界隈では嘘か誠かLeo 先生の噂があった。神絵師という立場を利用して出会い、作家を食うという噂だ。
しかし顔がイケメンで対応はスマートで優しく、何よりテクニシャンなので今まで炎上知らず……だというのは、知り合いの女性BL作家からオフレコとして聞いていた。
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「オレも、いつまでも理解ある世話焼きフォロワーでいちゃ居られない感じ?」
思考をめぐらせながら、何度もなぎさ先生のTwitterを読み込むがやはり更新が無い。同じように更新のないLeo先生のTwitterと見比べて、マホ先生は面白くなさそうに指をぽきぽきと鳴らした。
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