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神絵師Leo先生1
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「よし、整理しよう」
アパートに辿り着いた俺は運転手にタクシー代を払うと、走って部屋の中へと戻った。まだ心臓がバクバクしている。今も通知は鳴りやまないので、とりあえず通知は切った。
おちついてLeo先生からのリプを読み返す。初めましての文言に添えられた俺のオリキャラの神絵は二枚あった。
一枚は二人が微笑む画像。もう一枚は同じ画像に手書きで
『ふわふわのくせ毛とあったのでこんな感じにしました。目の色の描写は無かったですが黒であってますかね?』
『ツンとした唇とありましたので唇は小さめにしてみました』
等と俺が書いた描写を引用して描いてくれたのが分かる言葉があった。
「――死ぬのか俺!?」
自分で書いた小説に絵を付けてもらうってのは全字書きの夢だって魔法少女マホさんも言っていた。描いてもらうだけで嬉しい。なのに描いてもらえたのが憧れで大ファンのLeo先生だなんて!
「――どうしてLeo先生が描いてくれたんだ?」
そもそもの疑問である。俺はLeo先生をフォローしているが、Leo先生は俺を――あれ?フォロワーが増えてる?
通知を切ったTwitterを開くと、フォロワーの数がじわじわ増えているのが分かった。Leo先生の絵でバズって興味もった人がフォローしてくれてるんだろう。
「んん!?」
Leo先生のホームに飛ぶ。そこには【あなたをフォローしています】の文字があって、俺は今日何度目かの死を覚悟した。
バクバクが止まらない心臓を押さえ、自分のホームに飛んだ。
すると、少しだけ謎が解けた。
俺は、昨晩上げた小説に絵を描いてくれるの歓迎タグを酔っぱらって付けてしまっていたらしい。いや、でも、だって、そんな、そのタグだけでLeo先生が描いてくれるものなのか?!
突っ伏していると上司からのメールを受信した。体調を慮る内容に加え、しんどかったらいつでも連絡するようにと上司の電話番号が添えてあった。本当に優しい上司だ。ランチを共にした同僚二人からも同様の連絡が来ている。二人共近所だからいつでも呼べと添えてあった。同僚も良い人達だ。
そして何よりLeo先生が良い人すぎて、俺は慌ててリプを返した。
アパートに辿り着いた俺は運転手にタクシー代を払うと、走って部屋の中へと戻った。まだ心臓がバクバクしている。今も通知は鳴りやまないので、とりあえず通知は切った。
おちついてLeo先生からのリプを読み返す。初めましての文言に添えられた俺のオリキャラの神絵は二枚あった。
一枚は二人が微笑む画像。もう一枚は同じ画像に手書きで
『ふわふわのくせ毛とあったのでこんな感じにしました。目の色の描写は無かったですが黒であってますかね?』
『ツンとした唇とありましたので唇は小さめにしてみました』
等と俺が書いた描写を引用して描いてくれたのが分かる言葉があった。
「――死ぬのか俺!?」
自分で書いた小説に絵を付けてもらうってのは全字書きの夢だって魔法少女マホさんも言っていた。描いてもらうだけで嬉しい。なのに描いてもらえたのが憧れで大ファンのLeo先生だなんて!
「――どうしてLeo先生が描いてくれたんだ?」
そもそもの疑問である。俺はLeo先生をフォローしているが、Leo先生は俺を――あれ?フォロワーが増えてる?
通知を切ったTwitterを開くと、フォロワーの数がじわじわ増えているのが分かった。Leo先生の絵でバズって興味もった人がフォローしてくれてるんだろう。
「んん!?」
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バクバクが止まらない心臓を押さえ、自分のホームに飛んだ。
すると、少しだけ謎が解けた。
俺は、昨晩上げた小説に絵を描いてくれるの歓迎タグを酔っぱらって付けてしまっていたらしい。いや、でも、だって、そんな、そのタグだけでLeo先生が描いてくれるものなのか?!
突っ伏していると上司からのメールを受信した。体調を慮る内容に加え、しんどかったらいつでも連絡するようにと上司の電話番号が添えてあった。本当に優しい上司だ。ランチを共にした同僚二人からも同様の連絡が来ている。二人共近所だからいつでも呼べと添えてあった。同僚も良い人達だ。
そして何よりLeo先生が良い人すぎて、俺は慌ててリプを返した。
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