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第17章:アホの子が、文字どおり光の速さで飛んでくる(溜息)
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手持ち無沙汰のまま黙っていると、ややあって奥杜が顔をあげ、悪戯っぽい笑みをうかべた。
「それにしても、さっきから散文的な質問ばかりねえ。天代くんは私がカーシャだとわかっても、あまり感動していないみたい。前世の相棒だっていうのに」
「え……い、いや、そんなことはないぞ? うれしいよ、カーシャと、君と再会できて」
「ほんとにぃ? なんか言わされている感じに聞こえるけど。あーあ、サリスにとってカーシャって、そんなに軽い存在だったのかなあ」
もちろん本気で責めているわけではなく、冗談だとはその口調でわかる。しかし”冗談”を言うこと自体、これまで俺が抱いてきた風紀委員殿のイメージからはだいぶかけ離れたふるまいだった。俺がサリスだと判明したことで、気を許してくれているのだろうか。それとも普段は強いて肩肘を張っているだけで、むしろ今の様子の方が奥杜楓という高1女子の自然体とみるべきか。
「私は心から、感激しているわよ。この地球で、再びあなたとめぐり逢えて」
俺の両の眼におのれの焦点を据えると、奥杜は真剣みを増したトーンでそう、噛みしめるように告げた。心なしか、頬が紅色にそまっている。まるで俺の奥底までのぞき込もうとするかのようなゆるぎない視線に見つめられ、こちらも眼を逸らすことができなかった。
「奥杜……」
「ずっとこの日を待っていたわ。これからまた、相棒としてあなたと共に戦えるのね」
「……ん? た、たたかう!?」
奥杜の口から洩れた言葉があまりに唐突だったので、しんみりした場面にもかかわらず、俺は調子はずれの声を出してしまった。
"共に戦える"と、たしかに奥杜は言った。一体、何と? 今のところ俺には、迫り来る妹の欲望と非常識くらいしか、迎え撃つ対象には心当たりがないが。
「あら、女神エウレネから聞いてない? それともまだ、思い出さないだけかしら。この地球はフェイデアと同じく、魔界と近しい位相に存在する世界で、度々次元の狭間から魔物が侵入してくるのよ」
そのようなことを転生前に、エウレネから軽~~~い調子で説明されたのは、ぼんやりと覚えている(やっぱり思い違いじゃなかったのか、あれ……)。そして俺自身、今朝魔物の一種である霊人と、実際に遭遇したばかりでもあった。
「フェイデアへの侵攻を断念した邪神たちは、今度は遠からず地球に狙いを定めるはず。魔物たちによる地球での蠢動は以前の比ではないほど活発に、また組織立ったものへとなっていくだろう……転生前、女神エウレネは私にこのように告げられたわ。そして最後に、おごそかに使命をくだされた。「魔術師カーシャ、あなたは次の世でもいずれ、勇者サリスの転生体とめぐり逢う宿縁。どうか力をあわせ、魔族の脅威から地球を守ってください」、と」
エウレネのキャラ、何か違くね? 奥杜の話に出てくる女神様、口調といいすごく品格高そうなんだけど。とても俺が接した、語尾に❤️と♪を乱舞させているような頭の緩いお姉さんとは、同一人物もとい同一神とは思えない。
それはともかく。
奥杜の言うとおりだとしたら、俺たちがこうも身近に転生し再開を遂げたのも、すべてエウレネが意図したということになるのだろうか。作者が適当に筆を滑らせた結果ではないのか。あやしいものだが。
「私は前世の魔法を取りもどしてから、その力でこの世界にはびこる魔物たちを退治してきたわ。もっとも、やつらはこちらの世界では"霊"や"妖"として認識されているけど。でも女神がおっしゃっていたとおり、年々"魔"の出現頻度は増していて、しかも何者かに統制されているかのように、動きが狡猾になっているの。私も"退魔"の組織に参加して仲間たちと協力しながら戦っているけど、近頃は芳しくない情勢がつづいている……」
話が意想外の方向に進み、困惑を禁じえなかった。奥杜が今まで、この現世においても魔物たちと戦ってきたって? クラスの怖い風紀委員が人知れず異形を退治する魔法少女だったとは、まるで日曜朝8時台の世界ではないか……いや、違うか。
朝の幽霊少女が言っていた"退魔士"という言葉が、記憶によみがえる。奥杜の口から出た"退魔"の組織というのも、そういった人間たちで構成されているのだろうか。となると奥杜自身、今は"退魔士"の1人ということになるのか? 話を聞くかぎりでは彼女が魔との戦いで用いているのは今でも、こちらの世界で構築された方術や悪魔祓いの術のたぐいではなく、前世で修得したフェイデアの魔法のようだが。
暫時おのれの考えに沈んでいると、ふいに奥杜が距離を詰めてきて、両手で俺の右手を取った。
鬼の風紀委員といえど(失礼)、やはり女子である。しかも実は結構な美少女だということが、判明したばかりだ。右手を柔らかい感触に包まれた俺がドギマギしてしまったとしても、無理からぬことではないか?
「今やこの地域でも被害や目撃情報が後を絶たなくなり、魔の脅威は着実に迫っているの。お願い天代くん、協力して! あなたが――勇者サリスが私たちの組織に加わってくれれば、必ず今の難局を乗り切ることができるわ。それにメルティアももう、あなたの側にいることだし……彼女にもあなたの口から、助力を頼んでおいてほしいの。また前世のように、共に魔物から人間の世界を守りましょう!」
奥杜はそう訴えかけながら、こちらにずいっと身を乗り出してくる。おいおい、顔が近いって……俺は可能なかぎり背中をのけぞらせて距離をとった。
それにしても、やはりそうきたか。地球にも魔物が出没する云々に話がおよんだあたりから、このような流れになるのではないかと予測はしていた。奥杜は魔物を退治するための戦力として俺の、いや、サリスの力を欲しているのだ。しかし。
奥杜の口調が熱を帯びるにつれ、逆に俺の内心は冷めていった。前世の相棒に対して心苦しいが、彼女の期待に応えることはできない。
「ええと、あのな、奥杜。協力したいのは山々なんだが、その……俺はたしかに前世の記憶は取りもどしたけど、勇者の能力までもどったわけじゃ」
俺がなんとか角を立てずに奥杜の申し出を辞退しようとした、その時。
視界の隅で、煌めくものがあった。
その小さな輝きは、東の方角から届いたようであった。中等部の校舎がある方向である。同時に俺の魔覚が、微かな魔力の波動を感知する……
「まさか」と嫌な予感をおぼえる暇もなかった。一瞬と間をおかず、小さな輝きはまばゆい閃光と化し、一直線にこちら目がけて伸びてきた。その閃光は、正午の陽光が降りそそぐ校舎裏を、さらに明るく照らし出し、
ドゴオオオオン!!
轟音と共に、楡の樹上部の葉叢に突き刺さった。幹は揺れ、緑葉がハラハラと舞い散る。
「な、何!? まさか、魔族の襲撃!?」
奥杜が真剣な顔で楡の樹を見あげたが、よほどあわてているのか、閃光から発散された魔力の質にも気が回らないようだ。そんなシリアスな展開にはならないだろうなあ、と俺は内心で独りごちる。まあ今襲来した奴は、ある意味魔族より厄介かもしれないが。
やがて生い茂った緑葉の一部がこんもり盛りあがり、内側から小さな影が勢いよくはいでてくる。
「ぺっぺっ、もー口の中に葉っぱがはいっちゃった……って、そんなこと言っている場合じゃなかった!」
何やら1人でブツブツ言っていたかと思うと、キッと下方――つまり俺たちの方をにらんできた。
「そこの2人、そこまでよ! 浮気のゲンコーハン、言いのがれはできないんだからね。観念して両手をあげて……ていうか、その握った手をさっさと離しなさーーーーいッッ!!!」
楡の枝に両手両足でしがみついたまま、ワケのわからんことを上からさけんでいるのは……今更説明するまでもないだろう、予測違わず我が妹様なのであった。
「それにしても、さっきから散文的な質問ばかりねえ。天代くんは私がカーシャだとわかっても、あまり感動していないみたい。前世の相棒だっていうのに」
「え……い、いや、そんなことはないぞ? うれしいよ、カーシャと、君と再会できて」
「ほんとにぃ? なんか言わされている感じに聞こえるけど。あーあ、サリスにとってカーシャって、そんなに軽い存在だったのかなあ」
もちろん本気で責めているわけではなく、冗談だとはその口調でわかる。しかし”冗談”を言うこと自体、これまで俺が抱いてきた風紀委員殿のイメージからはだいぶかけ離れたふるまいだった。俺がサリスだと判明したことで、気を許してくれているのだろうか。それとも普段は強いて肩肘を張っているだけで、むしろ今の様子の方が奥杜楓という高1女子の自然体とみるべきか。
「私は心から、感激しているわよ。この地球で、再びあなたとめぐり逢えて」
俺の両の眼におのれの焦点を据えると、奥杜は真剣みを増したトーンでそう、噛みしめるように告げた。心なしか、頬が紅色にそまっている。まるで俺の奥底までのぞき込もうとするかのようなゆるぎない視線に見つめられ、こちらも眼を逸らすことができなかった。
「奥杜……」
「ずっとこの日を待っていたわ。これからまた、相棒としてあなたと共に戦えるのね」
「……ん? た、たたかう!?」
奥杜の口から洩れた言葉があまりに唐突だったので、しんみりした場面にもかかわらず、俺は調子はずれの声を出してしまった。
"共に戦える"と、たしかに奥杜は言った。一体、何と? 今のところ俺には、迫り来る妹の欲望と非常識くらいしか、迎え撃つ対象には心当たりがないが。
「あら、女神エウレネから聞いてない? それともまだ、思い出さないだけかしら。この地球はフェイデアと同じく、魔界と近しい位相に存在する世界で、度々次元の狭間から魔物が侵入してくるのよ」
そのようなことを転生前に、エウレネから軽~~~い調子で説明されたのは、ぼんやりと覚えている(やっぱり思い違いじゃなかったのか、あれ……)。そして俺自身、今朝魔物の一種である霊人と、実際に遭遇したばかりでもあった。
「フェイデアへの侵攻を断念した邪神たちは、今度は遠からず地球に狙いを定めるはず。魔物たちによる地球での蠢動は以前の比ではないほど活発に、また組織立ったものへとなっていくだろう……転生前、女神エウレネは私にこのように告げられたわ。そして最後に、おごそかに使命をくだされた。「魔術師カーシャ、あなたは次の世でもいずれ、勇者サリスの転生体とめぐり逢う宿縁。どうか力をあわせ、魔族の脅威から地球を守ってください」、と」
エウレネのキャラ、何か違くね? 奥杜の話に出てくる女神様、口調といいすごく品格高そうなんだけど。とても俺が接した、語尾に❤️と♪を乱舞させているような頭の緩いお姉さんとは、同一人物もとい同一神とは思えない。
それはともかく。
奥杜の言うとおりだとしたら、俺たちがこうも身近に転生し再開を遂げたのも、すべてエウレネが意図したということになるのだろうか。作者が適当に筆を滑らせた結果ではないのか。あやしいものだが。
「私は前世の魔法を取りもどしてから、その力でこの世界にはびこる魔物たちを退治してきたわ。もっとも、やつらはこちらの世界では"霊"や"妖"として認識されているけど。でも女神がおっしゃっていたとおり、年々"魔"の出現頻度は増していて、しかも何者かに統制されているかのように、動きが狡猾になっているの。私も"退魔"の組織に参加して仲間たちと協力しながら戦っているけど、近頃は芳しくない情勢がつづいている……」
話が意想外の方向に進み、困惑を禁じえなかった。奥杜が今まで、この現世においても魔物たちと戦ってきたって? クラスの怖い風紀委員が人知れず異形を退治する魔法少女だったとは、まるで日曜朝8時台の世界ではないか……いや、違うか。
朝の幽霊少女が言っていた"退魔士"という言葉が、記憶によみがえる。奥杜の口から出た"退魔"の組織というのも、そういった人間たちで構成されているのだろうか。となると奥杜自身、今は"退魔士"の1人ということになるのか? 話を聞くかぎりでは彼女が魔との戦いで用いているのは今でも、こちらの世界で構築された方術や悪魔祓いの術のたぐいではなく、前世で修得したフェイデアの魔法のようだが。
暫時おのれの考えに沈んでいると、ふいに奥杜が距離を詰めてきて、両手で俺の右手を取った。
鬼の風紀委員といえど(失礼)、やはり女子である。しかも実は結構な美少女だということが、判明したばかりだ。右手を柔らかい感触に包まれた俺がドギマギしてしまったとしても、無理からぬことではないか?
「今やこの地域でも被害や目撃情報が後を絶たなくなり、魔の脅威は着実に迫っているの。お願い天代くん、協力して! あなたが――勇者サリスが私たちの組織に加わってくれれば、必ず今の難局を乗り切ることができるわ。それにメルティアももう、あなたの側にいることだし……彼女にもあなたの口から、助力を頼んでおいてほしいの。また前世のように、共に魔物から人間の世界を守りましょう!」
奥杜はそう訴えかけながら、こちらにずいっと身を乗り出してくる。おいおい、顔が近いって……俺は可能なかぎり背中をのけぞらせて距離をとった。
それにしても、やはりそうきたか。地球にも魔物が出没する云々に話がおよんだあたりから、このような流れになるのではないかと予測はしていた。奥杜は魔物を退治するための戦力として俺の、いや、サリスの力を欲しているのだ。しかし。
奥杜の口調が熱を帯びるにつれ、逆に俺の内心は冷めていった。前世の相棒に対して心苦しいが、彼女の期待に応えることはできない。
「ええと、あのな、奥杜。協力したいのは山々なんだが、その……俺はたしかに前世の記憶は取りもどしたけど、勇者の能力までもどったわけじゃ」
俺がなんとか角を立てずに奥杜の申し出を辞退しようとした、その時。
視界の隅で、煌めくものがあった。
その小さな輝きは、東の方角から届いたようであった。中等部の校舎がある方向である。同時に俺の魔覚が、微かな魔力の波動を感知する……
「まさか」と嫌な予感をおぼえる暇もなかった。一瞬と間をおかず、小さな輝きはまばゆい閃光と化し、一直線にこちら目がけて伸びてきた。その閃光は、正午の陽光が降りそそぐ校舎裏を、さらに明るく照らし出し、
ドゴオオオオン!!
轟音と共に、楡の樹上部の葉叢に突き刺さった。幹は揺れ、緑葉がハラハラと舞い散る。
「な、何!? まさか、魔族の襲撃!?」
奥杜が真剣な顔で楡の樹を見あげたが、よほどあわてているのか、閃光から発散された魔力の質にも気が回らないようだ。そんなシリアスな展開にはならないだろうなあ、と俺は内心で独りごちる。まあ今襲来した奴は、ある意味魔族より厄介かもしれないが。
やがて生い茂った緑葉の一部がこんもり盛りあがり、内側から小さな影が勢いよくはいでてくる。
「ぺっぺっ、もー口の中に葉っぱがはいっちゃった……って、そんなこと言っている場合じゃなかった!」
何やら1人でブツブツ言っていたかと思うと、キッと下方――つまり俺たちの方をにらんできた。
「そこの2人、そこまでよ! 浮気のゲンコーハン、言いのがれはできないんだからね。観念して両手をあげて……ていうか、その握った手をさっさと離しなさーーーーいッッ!!!」
楡の枝に両手両足でしがみついたまま、ワケのわからんことを上からさけんでいるのは……今更説明するまでもないだろう、予測違わず我が妹様なのであった。
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