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第5章:「うそも方便」って最初に言ったやつ出てこい!(難癖)
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「(ぐごご)に、にいちゃんこそ……観念して、あたしにキスされなさい!」
「(ごぎぎ)堂々と開き直ってんじゃねえ!」
やってることが完全に下種な悪役の、我が妹様。
大体この状況でキスされても全然ロマンティックな気分にならないからね! 唇がくっついた瞬間「ズキュウウーン!!」って擬音が聞こえてきそうだよ。さすがに泥水で口は雪がないけど!
「……もう、しょうがないなあ」
ふいに妹の圧力がゆるんだ。
やっと諦めてくれたか、と思ってこちらもわずかに腕の力をゆるめる。と、次の瞬間、
「えい、隙ありぃ!」
ものすごい勢いで顔を近づけてきやがった! 緩急をつけ、こちらの油断をさそってガードを強行突破する作戦だったらしい。くそ、アホのくせに小癪な真似をしおって……正直、ひっかかったことが少し悔しい。
ともかく気を抜いていたのは事実なので、今度は止められなかった。妹の頭が俺の腕を潜り抜け、俺の顔に接近し……
”ガツン!”
唇が触れ合う前に、額同士が音を立てて衝突した。
「ぐ、ぐおおお……」
「い、いたたた……」
俺と光琉は、どちらも額を押さえてうずくまった。
妹の頭を出す勢いがつきすぎて、キスがヘッドバットに変わったのだった。助かった、と言っていいものだろうか……頭が超いてえけども!
「もう、にいちゃんがさっさとキスさせてくれないから、こんなことになるんだよ!」
妹が当然のように責任転嫁してきやがる。額を押さえたまま、涙目で上目遣いににらんできた。俺だって涙目である、いろんな意味で。
「なんでそんなに嫌がるのよ。キスくらいいいじゃない、減るもんじゃあるまいし!」
言っても無駄なんだろうなぁ、と徒労感に苛まれつつ、それでも俺は何度目かの同じ説得をくり返すしかなかった。うう、のれんに腕を押し続けるのって、キツい作業だなあ……
「だあかあらあ、今の俺とお前は兄妹なの! そういうことは出来ないの、前世とは事情が違うの!!」
「兄妹だって愛があればかんけーないわ、セケンノメなんかきにせずボーリングウェイウェイよ!」
多分"ゴーイングマイウェイ"と言いたかったんだろうが……多少(?)言い間違えたとはいえ、アホのくせに意味は知っているようだ。
しかしそれこそ、我が道を突っ走るわけにはいかない。刹那的な狂熱に任せて世間の目を無視すれば、俺だけではない、光流の人生まで滅茶苦茶にしてしまう。
「真人、光琉をおねがいね。お兄ちゃんとして、あの娘を守ってあげて」
3年前に亡くなったおふくろに、病床でかけられた声が耳の奥に蘇った。
……俺は切り口を変えることにした。できればこの手だけは使いたくなかったが、どうやら妹を止めるためには、心を鬼にしなければならないようだった。
「光琉」
俺はやや力を込めて妹の名を呼び、その眼をじっと覗き込んだ。妹は一瞬びくっとし、かすかに身をそらした。シリアスパートに移行したことを、本能で感じ取ったようである。
「お前が妹じゃなくなっても……仮に今、俺たちの身体の中の血がすべて別の誰かと入れ替わるなんてことがあったとしても、だ。俺はお前と付き合ったり、結婚してやったりすることはできない」
「え……な、なんで、」
「お前を、異性としてみれないからだよ」
嘘である。
こうして間近で眼をのぞき込んでいるだけでも、心臓バックバクである。実の妹を女として、滅茶苦茶意識しちゃってます、ごめんなさい。
だが! 光琉に俺をあきらめさせるためには、もう本心を偽ってこの論法を用いるしか手段が思いつかなかったのだ。聞かされる方の光琉も、相当ショックを受けるだろうとは予測できたが……
「これまで14年間、ずっと兄妹として接してきたんだ。いくら前世の恋人だからって、今更お前を女の子としてみるなんてできないよ。小さいときは一緒に風呂だって入ったし、お前のオムツを変えた記憶だって俺にはあるんだぜ?」
俺の言葉を聞いているうちに、光琉の大きな眼はますます膨張したように見開かれていき、表情はみるみる悲痛にゆがんでいく。うう、胸が痛い……しかし、同情して前言撤回するわけにはいかない。
ここはとことん突き放すしかない、それが長い目で見れば光琉のためにもなる。俺は自分に、そう言い聞かせた。
「だ、だって、あたしはメルティアだし、兄ちゃんはサリス様だし、サリス様はメルティアのことを……」
「前世と今は違う。サリスは確かにメルティアを愛していたけど、俺はサリスじゃないしお前もメルティアじゃない。そして俺は、お前を愛していないんだ。いや、もちろん家族として親愛の情は持ってるけど、ただそれだけなんだ」
我ながらよくもしゃあしゃあと、心にもない言葉が口をついて出るものである。
「そ、それじゃにいちゃん……あたしのこと、女の子として、少しもかわいいとか、魅力的だとか思わないの?」
「ああ、お、思わない」
「あ、あたしをみて、少しも欲情しないの?」
「言い方!いや、しないけどさ……って待て!」
光琉がいきなりパジャマのボタンをはずそうとしだしたので、俺はあわててその両手をおさえこんだ。
「ば……何してんだよ、お前!」
「わかんないじゃん! にいちゃん、あたしの裸をみたら、あれが大きくなるかもしれないじゃん!」
「だから言い方!……って、そんなこと試そうとするなよ……」
どうしても俺に、自分を異性としてみてほしかったらしい。俺は妹のいじらしさに思わずぎゅっと抱きしめたくなったが、ぎりぎりのところで自分を抑える。ここで俺まで本能に負けてしまっては、すべて水泡に帰してしまう。
「とにかく……お前はいつまでも子供だし、幼児体系だし、全然俺の好みじゃないんだよ。だから裸を見せられたってきもいだけだ。だ、第一普段の言動を思い返してみろよ! 昨日だって俺に〇マーソルトキックかまそうとして床に頭打ってたじゃんか。そんな猿女に恋愛感情なんか持てるわけないだろ? な、あきらめろ。大体お前に、恋する乙女なんかさっぱり似合わんぞ!」
必死に本心と反対のことを口にしようとするあまり、どんどん言葉がエスカレートして自分でも制御できなくなった。というか誰が猿女だ、ぶん殴るぞ!……って自分で言ってるんじゃねーか(セルフつっこみ)。
「うっ……うっ……」
光流の目尻に、みるみる涙が溜まっていく。鼻をすする音も聞こえてきた。
「ウソつき……」
「え?」
「ウソつき、ウソつき! 生まれ変わってもメルティアを、あたしだけを愛してくれるって、前世の最期で約束してくれたのに! もうあたしを女の子として見れないなんて、サリス様は……にいちゃんは、ウソつきだ!!」
その涙声の叫びには、どこか能天気さが漂っていた先ほどまでとはまるで違う、狂おしいものが混じっていた。
俺の中に後悔の念がこみ上げてくる。さすがに言い過ぎた、と思った。必要以上に光流を傷つけることは、もちろん本意ではない。
「いや、光流、これはな……」
どうにかなだめようと声をかけたが、
一足遅かった。
「うああああああああああああああんっ!!!」
妹の泣き声が、部屋中に響き渡る。
いや、泣き声だけではなかった。同時に、光流の身体から突然真っ白い輝きがほとばしり、俺の目をくらませた!
「う、うわっ!?」
本能的に自分の腕をあげて両の眼球をかばう。
光流から距離を取り薄目を開けると、白光はなおも妹の全身からあふれ続け、無秩序に四方へと流れていた。輝く波は部屋の壁まで押し寄せるとそこで拡散したが、その際には轟音が生じ、光が衝突した壁には無数の細かいひび割れが生まれている。
その白光は単なる視覚的な効果だけでなく、破壊の力を内包しているのだ。
間違いない。これは前世でメルティアが使っていた、"光魔法"だ。
「(ごぎぎ)堂々と開き直ってんじゃねえ!」
やってることが完全に下種な悪役の、我が妹様。
大体この状況でキスされても全然ロマンティックな気分にならないからね! 唇がくっついた瞬間「ズキュウウーン!!」って擬音が聞こえてきそうだよ。さすがに泥水で口は雪がないけど!
「……もう、しょうがないなあ」
ふいに妹の圧力がゆるんだ。
やっと諦めてくれたか、と思ってこちらもわずかに腕の力をゆるめる。と、次の瞬間、
「えい、隙ありぃ!」
ものすごい勢いで顔を近づけてきやがった! 緩急をつけ、こちらの油断をさそってガードを強行突破する作戦だったらしい。くそ、アホのくせに小癪な真似をしおって……正直、ひっかかったことが少し悔しい。
ともかく気を抜いていたのは事実なので、今度は止められなかった。妹の頭が俺の腕を潜り抜け、俺の顔に接近し……
”ガツン!”
唇が触れ合う前に、額同士が音を立てて衝突した。
「ぐ、ぐおおお……」
「い、いたたた……」
俺と光琉は、どちらも額を押さえてうずくまった。
妹の頭を出す勢いがつきすぎて、キスがヘッドバットに変わったのだった。助かった、と言っていいものだろうか……頭が超いてえけども!
「もう、にいちゃんがさっさとキスさせてくれないから、こんなことになるんだよ!」
妹が当然のように責任転嫁してきやがる。額を押さえたまま、涙目で上目遣いににらんできた。俺だって涙目である、いろんな意味で。
「なんでそんなに嫌がるのよ。キスくらいいいじゃない、減るもんじゃあるまいし!」
言っても無駄なんだろうなぁ、と徒労感に苛まれつつ、それでも俺は何度目かの同じ説得をくり返すしかなかった。うう、のれんに腕を押し続けるのって、キツい作業だなあ……
「だあかあらあ、今の俺とお前は兄妹なの! そういうことは出来ないの、前世とは事情が違うの!!」
「兄妹だって愛があればかんけーないわ、セケンノメなんかきにせずボーリングウェイウェイよ!」
多分"ゴーイングマイウェイ"と言いたかったんだろうが……多少(?)言い間違えたとはいえ、アホのくせに意味は知っているようだ。
しかしそれこそ、我が道を突っ走るわけにはいかない。刹那的な狂熱に任せて世間の目を無視すれば、俺だけではない、光流の人生まで滅茶苦茶にしてしまう。
「真人、光琉をおねがいね。お兄ちゃんとして、あの娘を守ってあげて」
3年前に亡くなったおふくろに、病床でかけられた声が耳の奥に蘇った。
……俺は切り口を変えることにした。できればこの手だけは使いたくなかったが、どうやら妹を止めるためには、心を鬼にしなければならないようだった。
「光琉」
俺はやや力を込めて妹の名を呼び、その眼をじっと覗き込んだ。妹は一瞬びくっとし、かすかに身をそらした。シリアスパートに移行したことを、本能で感じ取ったようである。
「お前が妹じゃなくなっても……仮に今、俺たちの身体の中の血がすべて別の誰かと入れ替わるなんてことがあったとしても、だ。俺はお前と付き合ったり、結婚してやったりすることはできない」
「え……な、なんで、」
「お前を、異性としてみれないからだよ」
嘘である。
こうして間近で眼をのぞき込んでいるだけでも、心臓バックバクである。実の妹を女として、滅茶苦茶意識しちゃってます、ごめんなさい。
だが! 光琉に俺をあきらめさせるためには、もう本心を偽ってこの論法を用いるしか手段が思いつかなかったのだ。聞かされる方の光琉も、相当ショックを受けるだろうとは予測できたが……
「これまで14年間、ずっと兄妹として接してきたんだ。いくら前世の恋人だからって、今更お前を女の子としてみるなんてできないよ。小さいときは一緒に風呂だって入ったし、お前のオムツを変えた記憶だって俺にはあるんだぜ?」
俺の言葉を聞いているうちに、光琉の大きな眼はますます膨張したように見開かれていき、表情はみるみる悲痛にゆがんでいく。うう、胸が痛い……しかし、同情して前言撤回するわけにはいかない。
ここはとことん突き放すしかない、それが長い目で見れば光琉のためにもなる。俺は自分に、そう言い聞かせた。
「だ、だって、あたしはメルティアだし、兄ちゃんはサリス様だし、サリス様はメルティアのことを……」
「前世と今は違う。サリスは確かにメルティアを愛していたけど、俺はサリスじゃないしお前もメルティアじゃない。そして俺は、お前を愛していないんだ。いや、もちろん家族として親愛の情は持ってるけど、ただそれだけなんだ」
我ながらよくもしゃあしゃあと、心にもない言葉が口をついて出るものである。
「そ、それじゃにいちゃん……あたしのこと、女の子として、少しもかわいいとか、魅力的だとか思わないの?」
「ああ、お、思わない」
「あ、あたしをみて、少しも欲情しないの?」
「言い方!いや、しないけどさ……って待て!」
光琉がいきなりパジャマのボタンをはずそうとしだしたので、俺はあわててその両手をおさえこんだ。
「ば……何してんだよ、お前!」
「わかんないじゃん! にいちゃん、あたしの裸をみたら、あれが大きくなるかもしれないじゃん!」
「だから言い方!……って、そんなこと試そうとするなよ……」
どうしても俺に、自分を異性としてみてほしかったらしい。俺は妹のいじらしさに思わずぎゅっと抱きしめたくなったが、ぎりぎりのところで自分を抑える。ここで俺まで本能に負けてしまっては、すべて水泡に帰してしまう。
「とにかく……お前はいつまでも子供だし、幼児体系だし、全然俺の好みじゃないんだよ。だから裸を見せられたってきもいだけだ。だ、第一普段の言動を思い返してみろよ! 昨日だって俺に〇マーソルトキックかまそうとして床に頭打ってたじゃんか。そんな猿女に恋愛感情なんか持てるわけないだろ? な、あきらめろ。大体お前に、恋する乙女なんかさっぱり似合わんぞ!」
必死に本心と反対のことを口にしようとするあまり、どんどん言葉がエスカレートして自分でも制御できなくなった。というか誰が猿女だ、ぶん殴るぞ!……って自分で言ってるんじゃねーか(セルフつっこみ)。
「うっ……うっ……」
光流の目尻に、みるみる涙が溜まっていく。鼻をすする音も聞こえてきた。
「ウソつき……」
「え?」
「ウソつき、ウソつき! 生まれ変わってもメルティアを、あたしだけを愛してくれるって、前世の最期で約束してくれたのに! もうあたしを女の子として見れないなんて、サリス様は……にいちゃんは、ウソつきだ!!」
その涙声の叫びには、どこか能天気さが漂っていた先ほどまでとはまるで違う、狂おしいものが混じっていた。
俺の中に後悔の念がこみ上げてくる。さすがに言い過ぎた、と思った。必要以上に光流を傷つけることは、もちろん本意ではない。
「いや、光流、これはな……」
どうにかなだめようと声をかけたが、
一足遅かった。
「うああああああああああああああんっ!!!」
妹の泣き声が、部屋中に響き渡る。
いや、泣き声だけではなかった。同時に、光流の身体から突然真っ白い輝きがほとばしり、俺の目をくらませた!
「う、うわっ!?」
本能的に自分の腕をあげて両の眼球をかばう。
光流から距離を取り薄目を開けると、白光はなおも妹の全身からあふれ続け、無秩序に四方へと流れていた。輝く波は部屋の壁まで押し寄せるとそこで拡散したが、その際には轟音が生じ、光が衝突した壁には無数の細かいひび割れが生まれている。
その白光は単なる視覚的な効果だけでなく、破壊の力を内包しているのだ。
間違いない。これは前世でメルティアが使っていた、"光魔法"だ。
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