パラダイムシフト

      2103年1月

   世界中から金がなくなった

貧富の差が広がりすぎてしまい、個人が国の何倍もの資産を所有するようになりこれ以上は危険だと判断されたからだ。

     同年4月

全ての国が和解し全ての国の共通の代表組織である地球総合委員会が発足。その代表は5年ごとに行われる地球上のすべての人のインターネット投票によって決まり、その投票の上位10名が今後の人類の方針を話し合う。国という組織は地球総合委員会の決定には逆らうことができない。その結果国という組織は地球の地方自治体になった。



    さらにその12年後の

       2115年

世界中の大半の人々が病死しなくなった。これは2210年に発明された体内ナノマシンによる恩恵による賜物だ。

以後約100年、人の争いはない

2232年現在、世界は昔の人々が夢見た「平和な世界」をようやく手に入れたのだ。

これは、そんな「平和な世界」での若者たちの物語。
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