56 / 93
実践編<第3部>Heavy
◆背のばし #03
しおりを挟む背もたれがカーブしたベンチに立って仰向けに寄りかかり、両手にリストウェイトを付けて、大きく伸びをしながらカウントする。
たかが背中からベンチにもたれかかっただけだと思うなかれ。
これが結構苦しく、全身のアーチを保つには、首に力を入れて安定させなければならず、胸も張る必要がある。お腹から足までピンと張らないと形を保てず、腹筋力を必要とする。
おそらくデブには無理。腹が出ているせいで、皮膚が伸びずアーチができなくて息苦しいはず、カウントもせいぜい10程度ではないだろうか。
そういう場合は、老人と同じく座席に座ったまま行えば良い。Heavy編をやるからにはふさわしい体形という物があるのだ。
次は腕をまわしたり、腕を上下させたりして、肩や肩甲骨に刺激を与えると1日パソコン作業がスムーズに行えるようになる。
視力が弱いので、どうしても仕事中は前かがみになりがちで、同じ作業をしているといつの間にか背中が丸まって痛くなるから、時々両手を上げて身体を反らして大きく背伸びをする。それが「背のばし」と同じ姿勢なのである。
時々、背のばしベンチの上に寝そべって両腕両足を上げている人を見かける。人によって運動の仕方はそれぞれ、自分にあった動きをし、それに効果があれば続けると良いと思う。
とにかく、背中が曲がって背伸びができなくなるような事態だけは避けるよう、常日頃から意識した動作が必要だと思う。
皆、早死にしない限りは必ず老いが来る。早く老化が進むかどうかは本人の心構え次第、年を取ってからの差が大きいからこそ、美魔女なる者が存在する。
例えば、太れば増えた体重分の荷物を持ち歩くのと同じだから、当然身体がだるくなり、姿勢も悪くなるのであちこちに不調を覚える。それを「更年期」と言い訳している怠惰な人は、日々努力している人とは大きく差がつく。
それが顕現するのは、同窓会。
Heavy編:Dance Gavin Dance - Blood Wolf
Eazy編:Seven Lions - Strangers with Myon and Shane 54 & Tove Lo
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
【完結】初めてアルファポリスのHOTランキング1位になって起きた事
天田れおぽん
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスのHOTランキング一位になった記念のエッセイです。
なかなか経験できないことだろうし、初めてのことなので新鮮な気持ちを書き残しておこうと思って投稿します。
「イケオジ辺境伯に嫁げた私の素敵な婚約破棄」がHOTランキング一位になった2022/12/16の前日からの気持ちをつらつらと書き残してみます。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
作品のオマケ(AIイラスト、キャラ設定、裏設定等公開中)
迷い人
エッセイ・ノンフィクション
連載中作品の解説、AIによるイラスト、ショートショートを投稿。
設定魔による、趣味の設定が連ねられています。
頂きモノに耐えきれずR18にしちゃう(´艸`*)
回避マーク入れるので、回避したほうが良い方は回避してね。
ありふれた生態系が宝物
月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
この連載は「身近な野生のいきもの探し」の続きのようなものです。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/767761398
本当に、この世に善も悪もなく、ただベストを尽くした日々が尊いのかもしれない。
ただ、コンクリートで固められた川からはホタルがいなくなり、イタチが駆け回った空き地は公園になった。
潰されて駐車場になった空き家を見て思う。些細なこと、小さな工事であっても、そこにあった小さな国が滅んだのかもしれないと。そして今、目にすることができる小さなたくさんの国も、いつ滅ぶか分からない、儚い夢かもしれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる