37 / 67
第二次ミッドウェー海戦
第37話 大規模防空戦闘
しおりを挟む
「大和」の電探が敵編隊を捉えた時、第三艦隊から第八艦隊までの六個機動部隊にはそれぞれ七二機の零戦が直掩として用意されていた。
そして、それらのうちの半数を上空警戒に、残る半数を即応待機の状態として敵襲に備えていた。
航空管制官の指示のもと、上空警戒にあたっていた二一六機の零戦が東へと機首を向けて加速を開始する。
即応待機組もまた、それぞれ飛行甲板を蹴ってミッドウェーの大空へと舞い上がっていく。
連合艦隊に空襲を仕掛けたのは九隻の米空母から発進した二波、合わせて四五六機にものぼる戦爆雷連合だった。
これら機体は任務群ごとに編隊を組めるまでには至っていないが、しかし母艦ごとのそれは可能なレベルにまで編隊集合の練度を上げていた。
その米艦上機群に対し、連合艦隊の側はドイツからもたらされた新型電探とそれに高性能無線機を組み合わせた航空管制を実施。
急速に戦闘態勢を整えていく。
昨年のミッドウェー海戦でも電探と航空無線を駆使して戦ったが、しかし洗練度が違う。
以前の時よりも遥かに遠方で敵編隊を捕捉、反復攻撃の実施機会を格段に増やしていた。
真っ先に干戈を交えたのは第八艦隊とそれに「エセックス」攻撃隊だった。
一二機のF6Fヘルキャットと一八機のSBDドーントレス、それに一二機のTBFアベンジャーに対し、「飛鷹」戦闘機隊がF6Fに突っかかっていく。
一二機の零戦の襲撃を受けては、F6Fの側も全力で反撃しなければ自身が危ない。
「飛鷹」戦闘機隊が護衛のF6Fを引き剥がすと同時に「山城」戦闘機隊がSBDを、「扶桑」戦闘機隊がTBFに襲いかかる。
金星発動機の太いトルクそれに大馬力の恩恵を受けた零戦四三型の加速は鋭い。
あっという間にSBDやTBFに肉薄、両翼に装備した二〇ミリ機銃や一三ミリ機銃でそれらを討ち取っていく。
「山城」戦闘機隊に対して五割も多かったSBDがあっという間に数を減じ、被弾にめっぽう強いはずのTBFも「扶桑」戦闘機隊の手によって一機、また一機とミッドウェーの海へと叩き墜とされていく。
他の米攻撃隊も似たような結末をたどっていく。
一部の零戦がF6Fを拘束する間に、他の零戦がSBDやTBFを墜としにかかる。
最新鋭のF6Fだが、しかし零戦四三型との間に決定的とも言える性能差が有るわけではない。
それに、F6Fの搭乗員のそのほとんどが初陣、つまりは実戦経験の無い者で占められている。
これに対し、逆に零戦の側はその多くが実戦を経験済みだ。
だから零戦のほうはテクノロジーの差をテクニックによって補うことが十分にできていた。
このことで、第三艦隊から第八艦隊までの上空警戒組は、六隻の米空母から出撃した攻撃隊の完全阻止に成功する。
残る三隻の攻撃隊については第四艦隊と第六艦隊それに第七艦隊の即応待機組がこれを始末した。
さらに、四隻の「エセックス」級空母から発進した第二次攻撃隊については、第三艦隊と第五艦隊それに第八艦隊の即応待機組がこれに対応。
それぞれ多数の米艦上機を撃墜し、これらを追い返すことに成功していた。
また、即応待機組の手が回らなかった「バンカー・ヒル」の第二次攻撃隊も、こちらは最初期に米攻撃隊を迎撃した上空警戒組の一部が同攻撃隊に追いすがり、そしてこれらを短時間のうちに殲滅している。
太平洋艦隊が乾坤一擲をかけて送り出した四五六機にものぼる攻撃隊は、しかし連合艦隊を視認する前にあっさりと撃退されてしまった。
太平洋艦隊、それに連合艦隊の敗因あるいは勝因については考えるまでもなかった。
連合艦隊は当初から米機動部隊による攻撃が相当に大きな規模になることを想定していた。
物量に任せ、正面から相手を擦り潰すやり方は、米軍の最も得意とするところだ。
日本のように少数精鋭で奇襲を仕掛けるようなセコいやり方などは、それこそ彼らの好みではなかった。
だからこそ、六個機動部隊に合わせて四三二機もの零戦を直掩として用意したのだ。
もちろん、このやり方に疑問を唱える者も多かった。
艦上機の比率があまりにも零戦に偏り過ぎていたからだ。
実際、第三艦隊から第八艦隊に配備された艦上機のうちで、常用機は零戦が六九六機に彗星が一〇八機、それに天山が一六八機に九七艦攻が三〇機となっている。
つまり、艦上機の七割近くを零戦が占めているのだ。
だから、そういった連中は彗星なり天山なりを増備するよう訴えた。
しかし、それが誤りであったことは実戦がこれを証明している。
攻撃隊の護衛として随伴した零戦は、彗星や天山を見事に守りきったが、しかし実際は危ういところだった。
あと少し、米機動部隊がF6Fを多く用意していれば、少なくない彗星や天山が食われていたことだろう。
直掩隊のほうも四三二機もの零戦を擁していながら、それでも余裕があったわけではなかった。
もし、米攻撃隊がSBDやTBFの数を減らして逆にF6Fの数を増やしていれば、あるいは零戦の防衛網を突破されて、少なくない友軍艦艇が損害を被っていたかもしれない。
だから、第三艦隊から第八艦隊までの指揮官たちは帝国海軍上層部が取った措置に、その誰もが感謝の念を抱いている。
もし、開戦以前の時と同じように艦戦と艦爆、それに艦攻を同じ比率で搭載していたとしたら、間違いなく戦果は減り、逆に損害は遥かに大きなものとなっていたことだろう。
零戦が少ないことで彗星や天山の多くはF6Fに食われ、逆に防空戦闘は間違いなく破綻していた。
だから、第三艦隊から第八艦隊までの指揮官たちは理解している。
ここまでの戦いは、結果だけを見ればほぼ一方的となっている。
しかし、実際のところはぎりぎりの勝利だったということを。
そして、それらのうちの半数を上空警戒に、残る半数を即応待機の状態として敵襲に備えていた。
航空管制官の指示のもと、上空警戒にあたっていた二一六機の零戦が東へと機首を向けて加速を開始する。
即応待機組もまた、それぞれ飛行甲板を蹴ってミッドウェーの大空へと舞い上がっていく。
連合艦隊に空襲を仕掛けたのは九隻の米空母から発進した二波、合わせて四五六機にものぼる戦爆雷連合だった。
これら機体は任務群ごとに編隊を組めるまでには至っていないが、しかし母艦ごとのそれは可能なレベルにまで編隊集合の練度を上げていた。
その米艦上機群に対し、連合艦隊の側はドイツからもたらされた新型電探とそれに高性能無線機を組み合わせた航空管制を実施。
急速に戦闘態勢を整えていく。
昨年のミッドウェー海戦でも電探と航空無線を駆使して戦ったが、しかし洗練度が違う。
以前の時よりも遥かに遠方で敵編隊を捕捉、反復攻撃の実施機会を格段に増やしていた。
真っ先に干戈を交えたのは第八艦隊とそれに「エセックス」攻撃隊だった。
一二機のF6Fヘルキャットと一八機のSBDドーントレス、それに一二機のTBFアベンジャーに対し、「飛鷹」戦闘機隊がF6Fに突っかかっていく。
一二機の零戦の襲撃を受けては、F6Fの側も全力で反撃しなければ自身が危ない。
「飛鷹」戦闘機隊が護衛のF6Fを引き剥がすと同時に「山城」戦闘機隊がSBDを、「扶桑」戦闘機隊がTBFに襲いかかる。
金星発動機の太いトルクそれに大馬力の恩恵を受けた零戦四三型の加速は鋭い。
あっという間にSBDやTBFに肉薄、両翼に装備した二〇ミリ機銃や一三ミリ機銃でそれらを討ち取っていく。
「山城」戦闘機隊に対して五割も多かったSBDがあっという間に数を減じ、被弾にめっぽう強いはずのTBFも「扶桑」戦闘機隊の手によって一機、また一機とミッドウェーの海へと叩き墜とされていく。
他の米攻撃隊も似たような結末をたどっていく。
一部の零戦がF6Fを拘束する間に、他の零戦がSBDやTBFを墜としにかかる。
最新鋭のF6Fだが、しかし零戦四三型との間に決定的とも言える性能差が有るわけではない。
それに、F6Fの搭乗員のそのほとんどが初陣、つまりは実戦経験の無い者で占められている。
これに対し、逆に零戦の側はその多くが実戦を経験済みだ。
だから零戦のほうはテクノロジーの差をテクニックによって補うことが十分にできていた。
このことで、第三艦隊から第八艦隊までの上空警戒組は、六隻の米空母から出撃した攻撃隊の完全阻止に成功する。
残る三隻の攻撃隊については第四艦隊と第六艦隊それに第七艦隊の即応待機組がこれを始末した。
さらに、四隻の「エセックス」級空母から発進した第二次攻撃隊については、第三艦隊と第五艦隊それに第八艦隊の即応待機組がこれに対応。
それぞれ多数の米艦上機を撃墜し、これらを追い返すことに成功していた。
また、即応待機組の手が回らなかった「バンカー・ヒル」の第二次攻撃隊も、こちらは最初期に米攻撃隊を迎撃した上空警戒組の一部が同攻撃隊に追いすがり、そしてこれらを短時間のうちに殲滅している。
太平洋艦隊が乾坤一擲をかけて送り出した四五六機にものぼる攻撃隊は、しかし連合艦隊を視認する前にあっさりと撃退されてしまった。
太平洋艦隊、それに連合艦隊の敗因あるいは勝因については考えるまでもなかった。
連合艦隊は当初から米機動部隊による攻撃が相当に大きな規模になることを想定していた。
物量に任せ、正面から相手を擦り潰すやり方は、米軍の最も得意とするところだ。
日本のように少数精鋭で奇襲を仕掛けるようなセコいやり方などは、それこそ彼らの好みではなかった。
だからこそ、六個機動部隊に合わせて四三二機もの零戦を直掩として用意したのだ。
もちろん、このやり方に疑問を唱える者も多かった。
艦上機の比率があまりにも零戦に偏り過ぎていたからだ。
実際、第三艦隊から第八艦隊に配備された艦上機のうちで、常用機は零戦が六九六機に彗星が一〇八機、それに天山が一六八機に九七艦攻が三〇機となっている。
つまり、艦上機の七割近くを零戦が占めているのだ。
だから、そういった連中は彗星なり天山なりを増備するよう訴えた。
しかし、それが誤りであったことは実戦がこれを証明している。
攻撃隊の護衛として随伴した零戦は、彗星や天山を見事に守りきったが、しかし実際は危ういところだった。
あと少し、米機動部隊がF6Fを多く用意していれば、少なくない彗星や天山が食われていたことだろう。
直掩隊のほうも四三二機もの零戦を擁していながら、それでも余裕があったわけではなかった。
もし、米攻撃隊がSBDやTBFの数を減らして逆にF6Fの数を増やしていれば、あるいは零戦の防衛網を突破されて、少なくない友軍艦艇が損害を被っていたかもしれない。
だから、第三艦隊から第八艦隊までの指揮官たちは帝国海軍上層部が取った措置に、その誰もが感謝の念を抱いている。
もし、開戦以前の時と同じように艦戦と艦爆、それに艦攻を同じ比率で搭載していたとしたら、間違いなく戦果は減り、逆に損害は遥かに大きなものとなっていたことだろう。
零戦が少ないことで彗星や天山の多くはF6Fに食われ、逆に防空戦闘は間違いなく破綻していた。
だから、第三艦隊から第八艦隊までの指揮官たちは理解している。
ここまでの戦いは、結果だけを見ればほぼ一方的となっている。
しかし、実際のところはぎりぎりの勝利だったということを。
125
お気に入りに追加
215
あなたにおすすめの小説
GAME CHANGER 日本帝国1945からの逆襲
俊也
歴史・時代
時は1945年3月、敗色濃厚の日本軍。
今まさに沖縄に侵攻せんとする圧倒的戦力のアメリカ陸海軍を前に、日本の指導者達は若者達による航空機の自爆攻撃…特攻 で事態を打開しようとしていた。
「バカかお前ら、本当に戦争に勝つ気があるのか!?」
その男はただの学徒兵にも関わらず、平然とそう言い放ち特攻出撃を拒否した。
当初は困惑し怒り狂う日本海軍上層部であったが…!?
姉妹作「新訳 零戦戦記」共々宜しくお願い致します。
共に
第8回歴史時代小説参加しました!
第一機動部隊
桑名 裕輝
歴史・時代
突如アメリカ軍陸上攻撃機によって帝都が壊滅的損害を受けた後に宣戦布告を受けた大日本帝国。
祖国のため、そして愛する者のため大日本帝国の精鋭である第一機動部隊が米国太平洋艦隊重要拠点グアムを叩く。
戦神の星・武神の翼 ~ もしも日本に2000馬力エンジンが最初からあったなら
もろこし
歴史・時代
架空戦記ファンが一生に一度は思うこと。
『もし日本に最初から2000馬力エンジンがあったなら……』
よろしい。ならば作りましょう!
史実では中途半端な馬力だった『火星エンジン』を太平洋戦争前に2000馬力エンジンとして登場させます。そのために達成すべき課題を一つ一つ潰していく開発ストーリーをお送りします。
そして火星エンジンと言えば、皆さんもうお分かりですね。はい『一式陸攻』の運命も大きく変わります。
しかも史実より遙かに強力になって、さらに1年早く登場します。それは戦争そのものにも大きな影響を与えていきます。
え?火星エンジンなら『雷電』だろうって?そんなヒコーキ知りませんw
お楽しみください。
正しい歴史への直し方 =吾まだ死せず・改= ※現在、10万文字目指し増補改訂作業中!
城闕崇華研究所(呼称は「えねこ」でヨロ
歴史・時代
二度の世界大戦を無事戦勝国として過ごすことに成功した大日本帝国。同盟国であるはずのドイツ第三帝国が敗北していることを考えたらそのさじ加減は奇跡的といえた。後に行われた国際裁判において白人種が今でも「復讐裁判」となじるそれは、その実白人種のみが断罪されたわけではないのだが、白人種に下った有罪判決が大多数に上ったことからそうなじる者が多いのだろう。だが、それはクリストバル・コロンからの歴史的経緯を考えれば自業自得といえた。
昭和十九年四月二日。ある人物が連合艦隊司令長官に着任した。その人物は、時の皇帝の弟であり、階級だけを見れば抜擢人事であったのだが誰も異を唱えることはなく、むしろその采配に感嘆の声をもらした。
その人物の名は宣仁、高松宮という雅号で知られる彼は皇室が最終兵器としてとっておいたといっても過言ではない秘蔵の人物であった。着任前の階級こそ大佐であったが、事実上の日本のトップ2である。誰が反対できようものか。
そして、まもなく史実は回天する。悪のはびこり今なお不正が当たり前のようにまかり通る一人種や少数の金持ちによる腐敗の世ではなく、神聖不可侵である善君達が差配しながらも、なお公平公正である、善が悪と罵られない、誰もに報いがある清く正しく美しい理想郷へと。
そう、すなわちアメリカ合衆国という傲慢不遜にして善を僭称する古今未曾有の悪徳企業ではなく、神聖不可侵な皇室を主軸に回る、正義そのものを体現しつつも奥ゆかしくそれを主張しない大日本帝国という国家が勝った世界へと。
……少々前説が過ぎたが、本作品ではそこに至るまでの、すなわち大日本帝国がいかにして勝利したかを記したいと思う。
それでは。
とざいとーざい、語り手はそれがし、神前成潔、底本は大東亜戦記。
どなた様も何卒、ご堪能あれー……
ああ、草々。累計ポイントがそろそろ10万を突破するので、それを記念して一度大規模な増補改訂を予定しております。やっぱり、今のままでは文字数が余り多くはありませんし、第一書籍化する際には華の十万文字は越える必要があるようですからね。その際、此方にかぶせる形で公開するか別個枠を作って「改二」として公開するか、それとも同人誌などの自費出版という形で発表するかは、まだ未定では御座いますが。
なお、その際に「完結」を外すかどうかも、まだ未定で御座います。未定だらけながら、「このままでは突破は難しいか」と思っていた数字が見えてきたので、一度きちんと構えを作り直す必要があると思い、記載致しました。
→ひとまず、「改二」としてカクヨムに公開。向こうで試し刷りをしつつ、此方も近いうちに改訂を考えておきます。
江戸時代改装計画
城闕崇華研究所(呼称は「えねこ」でヨロ
歴史・時代
皇紀2603年7月4日、大和甲板にて。皮肉にもアメリカが独立したとされる日にアメリカ史上最も屈辱的である条約は結ばれることになった。
「では大統領、この降伏文書にサインして貰いたい。まさかペリーを派遣した君等が嫌とは言うまいね?」
頭髪を全て刈り取った男が日本代表として流暢なキングズ・イングリッシュで話していた。後に「白人から世界を解放した男」として讃えられる有名人、石原莞爾だ。
ここはトラック、言うまでも無く日本の内南洋であり、停泊しているのは軍艦大和。その後部甲板でルーズベルトは憤死せんがばかりに震えていた。
(何故だ、どうしてこうなった……!!)
自問自答するも答えは出ず、一年以内には火刑に処される彼はその人生最期の一年を巧妙に憤死しないように体調を管理されながら過ごすことになる。
トラック講和条約と称される講和条約の内容は以下の通り。
・アメリカ合衆国は満州国を承認
・アメリカ合衆国は、ウェーキ島、グアム島、アリューシャン島、ハワイ諸島、ライン諸島を大日本帝国へ割譲
・アメリカ合衆国はフィリピンの国際連盟委任独立準備政府設立の承認
・アメリカ合衆国は大日本帝国に戦費賠償金300億ドルの支払い
・アメリカ合衆国の軍備縮小
・アメリカ合衆国の関税自主権の撤廃
・アメリカ合衆国の移民法の撤廃
・アメリカ合衆国首脳部及び戦争煽動者は国際裁判の判決に従うこと
確かに、多少は苛酷な内容であったが、「最も屈辱」とは少々大げさであろう。何せ、彼らの我々の世界に於ける悪行三昧に比べたら、この程度で済んだことに感謝するべきなのだから……。
【新訳】帝国の海~大日本帝国海軍よ、世界に平和をもたらせ!第一部
山本 双六
歴史・時代
たくさんの人が亡くなった太平洋戦争。では、もし日本が勝てば原爆が落とされず、何万人の人が助かったかもしれないそう思い執筆しました。(一部史実と異なることがあるためご了承ください)初投稿ということで俊也さんの『re:太平洋戦争・大東亜の旭日となれ』を参考にさせて頂きました。
これからどうかよろしくお願い致します!
ちなみに、作品の表紙は、AIで生成しております。
第二艦隊転進ス 進路目標ハ未来
みにみ
歴史・時代
太平洋戦争末期 世界最大の46㎝という巨砲を
搭載する戦艦
大和を旗艦とする大日本帝国海軍第二艦隊 戦艦、榛名、伊勢、日向
空母天城、葛城、重巡利根、青葉、軽巡矢矧
駆逐艦涼月、冬月、花月、雪風、響、磯風、浜風、初霜、霞、朝霜、響は
日向灘沖を航行していた
そこで米潜水艦の魚雷攻撃を受け
大和や葛城が被雷 伊藤長官はGFに無断で
作戦の中止を命令し、反転佐世保へと向かう
途中、米軍の新型兵器らしき爆弾を葛城が被弾したりなどもするが
無事に佐世保に到着
しかし、そこにあったのは………
ぜひ、伊藤長官率いる第一遊撃艦隊の進む道をご覧ください
ところどころ戦術おかしいと思いますがご勘弁
どうか感想ください…心が折れそう
どんな感想でも114514!!!
批判でも結構だぜ!見られてるって確信できるだけで
モチベーション上がるから!
自作品 ソラノカケラ⦅Shattered Skies⦆と同じ世界線です
出撃!特殊戦略潜水艦隊
ノデミチ
歴史・時代
海の狩人、潜水艦。
大国アメリカと短期決戦を挑む為に、連合艦隊司令山本五十六の肝入りで創設された秘匿潜水艦。
戦略潜水戦艦 伊号第500型潜水艦〜2隻。
潜水空母 伊号第400型潜水艦〜4隻。
広大な太平洋を舞台に大暴れする連合艦隊の秘密兵器。
一度書いてみたかったIF戦記物。
この機会に挑戦してみます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる