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少女期〜来るべき時に、備えあれば憂いなし〜
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ミーティアは、頬を殴られたカークスを介抱しながら、あのランディと言う男とレナードと呼ばれた青年は何のために馬車を検分していたのかと思い至った。
(一体何があったのかぐらい、聞いておくべきだった)
頭に血が昇るとどうにも冷静な判断力が失われるようだ、これではジルベルトの事を嗤えやしないと自己嫌悪に陥る。だが、漆黒の闇に包まれた森を抜けなければ領地には戻れない。
(いくらなんでも、こんな年季の入った馬車を襲うほど、夜盗だって耄碌しちゃいないわよ)
王都周辺で夜盗が出没しているらしいと聞いたのはいつだったか。ミーティア自身は領地から出ることはほとんどないので、どこか他人事として聞いていたのが悔やまれる。
「さぁ、カークス。夜が深くなる前に帰りましょう」
「ええ、あ、痛っ……」
見ると、カークスの手のひらが酷く擦りむけていた。これでは手綱を握ることも難しいのではないか、返す返すもあのランディという男に腹が立つ。
「仕方ないわ、私が手綱を握ります」
「ええっ?!お嬢様は馬車は……」
「もちろん、走らせたことなどなくってよ?」
微笑みながら告げると、カークスはぶんぶんと首を左右に振った。
「お嬢様、さすがにそれは……」
「でも、こんなところでグズグズしていたって仕方ないでしょう?辺りに宿があるわけじゃなし」
「それはそうなのですが……」
明らかに気の進まないカークスを叱咤して、馭者席に陣取ると手綱を握る。
「お嬢様、どうかご無理なさらずに……」
馬車の中に座れと言うのに、そこは頑として譲らなかったカークスが、隣で青い顔をしている。
「行くわよ、カークス!」
ミーティアは馬に軽く鞭を振るうと、馬車はゆっくりと走り出した。
「あわわわ……」
隣に座ったカークスが、言葉にならない意味不明な声を上げているが、ミーティアは無視して手綱を操る。
途中、馬車が凄いスピードで走っていると、カークスが青いを通り越して白くなった顔でガタガタと震えていたが、早く帰りたい一心でミーティアは馬車を走らせた。
こうしてなんとか無事に屋敷に帰り着いた、ミーティアとカークスだったが、その晩、カークスがベッドでうなされていたことなど、ミーティアは知る由もない。
*****
ミーティアたちが、すったもんだの挙句に、無事に領地の屋敷に着いてーーー。
夜半に屋敷に戻って、馭者席に座っているミーティアに仰天した母だったが、事情を話すとすぐにオルヴェノクの領地へ早馬を走らせた。
オルヴェノクは王家の剣ーーー当然、騎士団にも顔が効く。
すると、三日後には第三騎士団長が直々に謝罪に訪れ、ミーティアとカークスは驚いたが、母は平然としていた。
応接間に通された第三騎士団長は、共も連れずに青い顔をしてソファに座っている。
応対に出たミーティアの母、グロリアは、紅茶を一口飲むと微笑んだ。
「随分と久しぶりね、ウォルター殿。息災でいらしたかしら?」
「そ、それはもちろんで……ございますとも。それより此度は、貴家のご令嬢とその従者に大変なご無礼を致しましたこと、心よりお詫び申し上げます」
見事な飾り肩章と、輝かしい勲章を付けた立派な正装に身を包んだ団長は、その威厳などどこかに置き忘れてしまったようで、正に平身低頭、ひたすらに頭を下げている。
そんな様子を見ても、母は一向に動じていない。隣に腰掛けているミーティアは気が気ではなかった。
「ねぇ、ウォルター殿?我が家は確かに質素に暮らしておりますが、貴族としてなんら恥ずかしいことをした覚えはございませんのよ、それはご存知?」
「ももも、もちろんでございますとも、はい」
ウォルター団長は、その額に大粒の汗を浮かべている。
「貴族が矜恃を傷つけられましたの……後は、言わずともおわかりね?」
母はそう言い放つと、いつの間に持っていたのか、やおら一枚の白手袋を投げ付けた。
(ええええっ!!ちょ、お母様、それはヤバいって!!)
さすがのミーティアもドン引きした。白手袋を投げ付けるのは、決闘を意味する事ぐらい、ミーティアにだってわかる。
「お、お母様!」
ミーティアは悲鳴のような声を上げる。
「ウォルター殿、お相手願えますか?」
ミーティアの声など全く聞こえていないかのように、母は立ち上がり、ウォルター団長に告げる。
「ご、ご冗談を!ご勘弁いただきたい、マッコール伯爵夫人……いえ、グロリア様」
「心配ないわ、刃先を潰した剣を用意してあるから。さすがの私もあなたの命で償えとは言わないわ」
(……ん?もしかして、知り合い?……それにしても、お母様は騎士団長に勝つ気満々なんだけど!どういうこと?)
ミーティアの疑問を他所に、母はウォルター団長をけしかける。
「さぁ、騎士団長にまで昇りつめた、あなたの腕前、見せてちょうだい」
「お、お嬢様……どうか、ご勘弁を……」
「お嬢様?!」
ミーティアの疑問に母は団長に視線を向けたまま答える。
「ミーティア、このウォルターはね、オルヴェノクで修業を積んで団長にまでなった人なのよ。言わば、私の兄弟子ね」
「えええーーっ!!」
はしたないと言われるかもしれないが、ミーティアはそのぐらいびっくりした。
「どうか、お心をお鎮めください、グロリア様……お気持ちは十分に承知しておりますので……」
「あら、今の私なら、あなたは勝てるかもしれないわよ?」
「いえいえ、滅相もございませんっ!」
ウォルターは、グロリアに剣で一度も勝ったことがない。かつての師匠、ガラント仕込みのその剣の腕前は恐ろしいほどで、わずか9歳のグロリアに、こてんぱんに熨されたことなど数知れず。
今でもその恐怖はこの身に嫌というほど染みついている。ガラント師匠が、男だったならと何度も嘆いていたことも、その当時、オルヴェノク領で剣技を磨いていた同志たちは皆知っていることだ。
「あら……残念ね……ならば、ウォルター、私の願いを聞いてくれるかしら?」
「な、なんなりと……場合によっては、お受け出来かね……」
「ウォルター?」
「な、なんなりとお申しつけくださいませ!!」
ははぁ~とばかりに母に頭を下げる団長を見て、ミーティアはなんだか気の毒になってくる。こうなることを予測して、供を連れて来なかったのだと察せられた。
「たまにでいいの、私の腕が鈍ってしまわないように、誰か寄越してくださらない?」
「……は?どういうことでしょう?」
「あなたの部下の騎士たちに、稽古を付けてあげようと言ってるのよ。もちろん、教授料はいただくけれど」
「それは、その……私の一存では……」
「あら、あなたの部下の失態が王家のお耳に入ってもいいの?我が娘にした仕打ち、いかに申し開きしようとも、騎士の身分ははく奪されるでしょうし、あなたも責任を取らされるでしょうね」
「……少し、お時間を……」
「ウォルター?私はお父様以上に気短かなのは、よーくわかっているわよねぇ?」
母がにんまりと笑いながら言うと、ウォルター団長は背筋をピシッと伸ばして神妙な顔つきになった。
「か、畏まりましてございます!け、研修という形で、こちらにお世話になります!」
「ありがとう、ウォルター。あなたも来てくれて構わないのよ?」
「い、いえっ!私は、そのっ!し、仕事が立て込んでおりましてですね……」
団長の声は裏返って、しどろもどろだ。その様子を見て、母は笑みを零した。
「冗談よ、でもたまにでいいから、こちらに人を寄越してくれると助かるわ。旦那様が別館にいて、私たちだけでは心細いことが多いのは事実なの」
ウォルターは思う。グロリア様、あなた一人いらっしゃれば、そこいらの男が束になってかかっても敵わないでしょうと。だが、そんなことを言おうものなら……なので、ひたすら黙って頷く。そうあるわけではないが、今回のような部下の失態ならば、大抵は金貨で解決出来るが、いかんせん相手が悪かった。とりあえず、ランディだけは、しばらくこの領地に放り込んでやると心に固く誓ったウォルターは、平身低頭のまま、マッコールの屋敷を辞した。
ウォルター団長が応接間を出て行った後。
「お母様は、剣の稽古をお止めになったと、お祖母様から伺っていましたのよ」
母の意外な一面に触れたミーティアは、満足そうにソファで紅茶を飲んでいる母へ話しかけた。
「えぇ、長いこと握っていなかったわ。けれど、旦那様がいらっしゃらなくなってから、また稽古していたのよ。あなたたちを守るために」
母は優雅に微笑んでいた。
女は弱し、されど母は強し……その言葉は母のような人を指すのだろうと、ミーティアは思った。
(一体何があったのかぐらい、聞いておくべきだった)
頭に血が昇るとどうにも冷静な判断力が失われるようだ、これではジルベルトの事を嗤えやしないと自己嫌悪に陥る。だが、漆黒の闇に包まれた森を抜けなければ領地には戻れない。
(いくらなんでも、こんな年季の入った馬車を襲うほど、夜盗だって耄碌しちゃいないわよ)
王都周辺で夜盗が出没しているらしいと聞いたのはいつだったか。ミーティア自身は領地から出ることはほとんどないので、どこか他人事として聞いていたのが悔やまれる。
「さぁ、カークス。夜が深くなる前に帰りましょう」
「ええ、あ、痛っ……」
見ると、カークスの手のひらが酷く擦りむけていた。これでは手綱を握ることも難しいのではないか、返す返すもあのランディという男に腹が立つ。
「仕方ないわ、私が手綱を握ります」
「ええっ?!お嬢様は馬車は……」
「もちろん、走らせたことなどなくってよ?」
微笑みながら告げると、カークスはぶんぶんと首を左右に振った。
「お嬢様、さすがにそれは……」
「でも、こんなところでグズグズしていたって仕方ないでしょう?辺りに宿があるわけじゃなし」
「それはそうなのですが……」
明らかに気の進まないカークスを叱咤して、馭者席に陣取ると手綱を握る。
「お嬢様、どうかご無理なさらずに……」
馬車の中に座れと言うのに、そこは頑として譲らなかったカークスが、隣で青い顔をしている。
「行くわよ、カークス!」
ミーティアは馬に軽く鞭を振るうと、馬車はゆっくりと走り出した。
「あわわわ……」
隣に座ったカークスが、言葉にならない意味不明な声を上げているが、ミーティアは無視して手綱を操る。
途中、馬車が凄いスピードで走っていると、カークスが青いを通り越して白くなった顔でガタガタと震えていたが、早く帰りたい一心でミーティアは馬車を走らせた。
こうしてなんとか無事に屋敷に帰り着いた、ミーティアとカークスだったが、その晩、カークスがベッドでうなされていたことなど、ミーティアは知る由もない。
*****
ミーティアたちが、すったもんだの挙句に、無事に領地の屋敷に着いてーーー。
夜半に屋敷に戻って、馭者席に座っているミーティアに仰天した母だったが、事情を話すとすぐにオルヴェノクの領地へ早馬を走らせた。
オルヴェノクは王家の剣ーーー当然、騎士団にも顔が効く。
すると、三日後には第三騎士団長が直々に謝罪に訪れ、ミーティアとカークスは驚いたが、母は平然としていた。
応接間に通された第三騎士団長は、共も連れずに青い顔をしてソファに座っている。
応対に出たミーティアの母、グロリアは、紅茶を一口飲むと微笑んだ。
「随分と久しぶりね、ウォルター殿。息災でいらしたかしら?」
「そ、それはもちろんで……ございますとも。それより此度は、貴家のご令嬢とその従者に大変なご無礼を致しましたこと、心よりお詫び申し上げます」
見事な飾り肩章と、輝かしい勲章を付けた立派な正装に身を包んだ団長は、その威厳などどこかに置き忘れてしまったようで、正に平身低頭、ひたすらに頭を下げている。
そんな様子を見ても、母は一向に動じていない。隣に腰掛けているミーティアは気が気ではなかった。
「ねぇ、ウォルター殿?我が家は確かに質素に暮らしておりますが、貴族としてなんら恥ずかしいことをした覚えはございませんのよ、それはご存知?」
「ももも、もちろんでございますとも、はい」
ウォルター団長は、その額に大粒の汗を浮かべている。
「貴族が矜恃を傷つけられましたの……後は、言わずともおわかりね?」
母はそう言い放つと、いつの間に持っていたのか、やおら一枚の白手袋を投げ付けた。
(ええええっ!!ちょ、お母様、それはヤバいって!!)
さすがのミーティアもドン引きした。白手袋を投げ付けるのは、決闘を意味する事ぐらい、ミーティアにだってわかる。
「お、お母様!」
ミーティアは悲鳴のような声を上げる。
「ウォルター殿、お相手願えますか?」
ミーティアの声など全く聞こえていないかのように、母は立ち上がり、ウォルター団長に告げる。
「ご、ご冗談を!ご勘弁いただきたい、マッコール伯爵夫人……いえ、グロリア様」
「心配ないわ、刃先を潰した剣を用意してあるから。さすがの私もあなたの命で償えとは言わないわ」
(……ん?もしかして、知り合い?……それにしても、お母様は騎士団長に勝つ気満々なんだけど!どういうこと?)
ミーティアの疑問を他所に、母はウォルター団長をけしかける。
「さぁ、騎士団長にまで昇りつめた、あなたの腕前、見せてちょうだい」
「お、お嬢様……どうか、ご勘弁を……」
「お嬢様?!」
ミーティアの疑問に母は団長に視線を向けたまま答える。
「ミーティア、このウォルターはね、オルヴェノクで修業を積んで団長にまでなった人なのよ。言わば、私の兄弟子ね」
「えええーーっ!!」
はしたないと言われるかもしれないが、ミーティアはそのぐらいびっくりした。
「どうか、お心をお鎮めください、グロリア様……お気持ちは十分に承知しておりますので……」
「あら、今の私なら、あなたは勝てるかもしれないわよ?」
「いえいえ、滅相もございませんっ!」
ウォルターは、グロリアに剣で一度も勝ったことがない。かつての師匠、ガラント仕込みのその剣の腕前は恐ろしいほどで、わずか9歳のグロリアに、こてんぱんに熨されたことなど数知れず。
今でもその恐怖はこの身に嫌というほど染みついている。ガラント師匠が、男だったならと何度も嘆いていたことも、その当時、オルヴェノク領で剣技を磨いていた同志たちは皆知っていることだ。
「あら……残念ね……ならば、ウォルター、私の願いを聞いてくれるかしら?」
「な、なんなりと……場合によっては、お受け出来かね……」
「ウォルター?」
「な、なんなりとお申しつけくださいませ!!」
ははぁ~とばかりに母に頭を下げる団長を見て、ミーティアはなんだか気の毒になってくる。こうなることを予測して、供を連れて来なかったのだと察せられた。
「たまにでいいの、私の腕が鈍ってしまわないように、誰か寄越してくださらない?」
「……は?どういうことでしょう?」
「あなたの部下の騎士たちに、稽古を付けてあげようと言ってるのよ。もちろん、教授料はいただくけれど」
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「……少し、お時間を……」
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母がにんまりと笑いながら言うと、ウォルター団長は背筋をピシッと伸ばして神妙な顔つきになった。
「か、畏まりましてございます!け、研修という形で、こちらにお世話になります!」
「ありがとう、ウォルター。あなたも来てくれて構わないのよ?」
「い、いえっ!私は、そのっ!し、仕事が立て込んでおりましてですね……」
団長の声は裏返って、しどろもどろだ。その様子を見て、母は笑みを零した。
「冗談よ、でもたまにでいいから、こちらに人を寄越してくれると助かるわ。旦那様が別館にいて、私たちだけでは心細いことが多いのは事実なの」
ウォルターは思う。グロリア様、あなた一人いらっしゃれば、そこいらの男が束になってかかっても敵わないでしょうと。だが、そんなことを言おうものなら……なので、ひたすら黙って頷く。そうあるわけではないが、今回のような部下の失態ならば、大抵は金貨で解決出来るが、いかんせん相手が悪かった。とりあえず、ランディだけは、しばらくこの領地に放り込んでやると心に固く誓ったウォルターは、平身低頭のまま、マッコールの屋敷を辞した。
ウォルター団長が応接間を出て行った後。
「お母様は、剣の稽古をお止めになったと、お祖母様から伺っていましたのよ」
母の意外な一面に触れたミーティアは、満足そうにソファで紅茶を飲んでいる母へ話しかけた。
「えぇ、長いこと握っていなかったわ。けれど、旦那様がいらっしゃらなくなってから、また稽古していたのよ。あなたたちを守るために」
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