Bad luck

プロローグ

世界は混沌を極めていた。

骨組みがむぎだし状態の建物。崩れかけたタワー。草木もない荒地と化した世界。


今から一年前世界であるウイルスが流行った。政府はこのウイルスを懸念事項にはおかず。研究費用も出ることもなく。ウイルスは未知のままどんどん侵食していった。

初めは犬から、牛へ豚へと感染していった。それを食べた人間も例外ではなかった。

このウイルスに感染したら自我を失い人を襲うようになり。噛まれたら感染してしまう。

人々は奴らをこう呼んだ"悪魔"だと。

生活をできなくなった人々

政府は決断をした。

政府は人々を地下シェルターに避難させて完全に隔離したのだ。

そしてこの一年間シェルターの外にに出たのは政府関係者のみだった。


筈だったのが。



「あ"あ"ぁ～マジでそろそろ死にそう………」


地上では一人の女が悪魔達を殺しながら瀕死状態であった。


彼女の名はアメリ。
　

元研究員でヘビースモーカーだ。