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第三章 大団円
【本当のハネムーンまで025時間〜丁々発止〜】
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ブリッジにつくと、ガードさん達が先着していて透也君に声をかけてきた。
「操舵室ならびにフライングブリッジ、制圧しました」
せ、せいあつ……?
まるで透也君が、作戦の遂行について報告されている司令官みたい。
透也君がとても静かな声で言った。
「円佳、このドアから先は君に采配を任せる」
はい?
「前衛は君、後衛は僕だ。嘉島財閥次期総帥夫人として、好きなように動けばいい」
どういうこと。
訊き返す間もなく、ガードさんの一人が恭しくドアを開けてくださって、私は固まった。
ダンディなおじさま船長さんが、怒鳴りながら指示を出している。
スマートな態度だったはずの副操縦士さんは、泣きそうな顔をしながら必死に舵を握っている。
クールな一等航海士さんもやはり声を荒げながら船内電話で何事かを指示していた。
な、なにごと。
透也君がさりげなく私の背中に手を添えて室内にいざなう。
床は剥がされて、配線や電極、基盤などがむきだし。
そこに、ケーブルで直接パソコンをつなげて、何人かのスタッフが目にもとまらぬ速さでキーボードを叩いている。
僅かに床が残っているところには男の人が立たされて、屈強の男達に囲まれていた。
ということは、その人がなんらかの犯人なんだろうな。なにをやったんだろう。
「!」
きょろきょろと周りを見渡して、答えがわかってしまった。
ブリッジには前と左右、三方に窓がある。
その、左側の窓に衝突しそうなくらい崖が迫っていた。
引き換え右側はもう少し余裕があるから、船長さん達は航路を修正しようと試みているのだろう。
どっくん、どっくん。
心臓がイヤな音を立て始める。
すると、透也君が肩を抱いてくれた。
すがるように見れば、彼も私を見つめてくれている。
ふー。
私は深呼吸をした。魔法の呪文を唱える。
『このドキドキは、透也君がカッコいいせい』
ふー、ふー。
透也君の体温に、心臓が穏やかになってくるのがわかる。大丈夫、私はつかまらない。
ひょいと、人による壁の隙間から男性がこちらを見た。
「あ」
陛下!
私の声に出して男性を囲んでいた男達も私をちらりと見遣る。
「やあ、円佳。また会ったね」
一人、陛下が午後のお茶でも嗜んでいるかのような優雅な笑みを浮かべた。
効かないわ。
私は透也君のお値段無限大の笑顔を二十一年間も浴びてきた女よ。
そんじょそこらの美形の笑顔くらいでくらくらするものですか。
丹田に力を込める。
「四日ぶりかな。ところで、君の旦那様に冤罪だと伝えてくれないかな? 僕を犯人と決めつけて椅子もすすめてくれない。ひどいと思わないか」
瞬間、彼を囲んでいる男達の雰囲気がびりりと怒りの電気を帯びた気がする。
親し気に話しかけてきたって騙されるものですか。
「この状況でそんなことを仰せということは、物的証拠はないんですのね」
私がゆっくり言うと、陛下はその通りとばかりの表情になった。
「でも、陛下が無罪だという証拠もないのでしょう」
誰かがヒュウ、と口笛を鳴らした。
「透也君は、わたくしの夫は(いやん)ミスに厳しい人ですが、だからこそ誤った判断で人を罰するような人ではありません」
責められた側が抗弁したりすると、それは美しくも黒い笑みを浮かべる透也君。
すると、前よりえげつな、ごほん。残酷、も語弊があるな。窮鼠、猫を噛む気もなくなるほど心が折れました、まで追い詰めたりする。
「陛下に御忠告さしあげます。最後には告白されるのですから、なるべく早目に済まされたほうがよろしいでしょう」
尊大な物言いだったかな、陛下が目をわずかに大きくされた。
「だからといって、夫が情けをかけるなどとは思わないでくださいませ。長引くだけ、互いに不毛な時間だからですわ」
余った時間は勿論、善処するための時間に充てるのだ。
「さすが、肝が据わっているようだね」
庶民だからかな、という副音声が聞こえた気はするけど、無視。
「尊き方々に血脈では到底かないませんが、これでも世界に影響を及ぼす嘉島透也の妻でございますのよ」
嫣然と微笑んでみせた。
秘儀、『透也君のお母様の物真似』だ。
芸の途ははったりであると、どなたかの至言だった気がする。
金メッキだってね、何十枚も重ねればそこそこ厚みが出るはず。
なんたって私の横には透也君がいるのだ。それだけで私は戦える。
「たしか貴女は閉所恐怖症と訊いたけれど、この状況下でも落ち着いていられるとは大したものだ」
……うん。
正直ぶつかりそうで肝は冷え冷えですが、挑発に乗ってあげる義理はない。
「陛下はご存じでいらっしゃるかと存じますが、わたくしの専門は児童養護ですの」
なにが言いたい、という陛下に言ってやった。
「このような児戯、わたくし程度で問題ないと夫が判断いたしましたの」
ふんだ、私だって怪獣の零歳児から宇宙人並のぶっとんだ思考の六歳児までを無駄に相手してたわけじゃない。
まごうことなき庶民だけど、今の私はセレブ・オブ・セレブの奥様なんだもの。秘儀その二、『透也君の威を借る私』を発動する。
かすかに、陛下の眉が寄った。
落ちるかな、と期待したんだけれど、陛下にはするりとスルーされた。くそう。
「動力部回路の干渉、まもなく正常に戻ります!」
床でパソコンに指示を打ち込んでいた一人から声があがる。
「自動操舵システムに設けられた裏口、破壊。防御ガードを設置、マニュアル操舵、可能になりました!」
陛下の体が少し、硬直した気がした。
船長さんら操舵組から歓声があがった。
あれほど動かなかった舵が軽やかに動く。
ゆっくりではあるが、迫っている崖から少しずつ離脱していくようだ。
「救難信号システムにしかけられた誤作動、修正完了!」
「監視カメラの解像システムに干渉したIPアドレス、動力及び操舵システムに干渉したアドレスを一致しました、映像出ますっ」
船内を映す監視カメラの画像が一部変わった。プラチナブロンドの女性がなにか配線にタブレットを使って操作している映像が出た。
「あ」
またしても声が出てしまう。
殿下!
え、どういうこと。陛下が犯人じゃなかったの? 殿下のソロプレイで陛下は無実?
ど、どうしよう!
混乱して透也君を振り返ると、彼は冴え冴えとした表情で陛下に話しかけた。
「貴君の妹君は僕の船でなにをやっている?」
瞬間、トイレでの会話を思い出した。
『お兄様がトウヤをプレゼントしてくれる』
てことは陛下も黒も黒、真っ黒黒だ。
とまどいに怒りがとってかわる。
「貴国への留学の話も、わたくしと夫を引き離そうという策略ですね?」
「ご名答。でも、私が話したのは貴女にとって耳の痛い事実だったはずだ」
陛下はつらっという。
私は悩んで悩みまくって熱を出したんだぞ。
「……貴方達、尊い方々にとってわたくしたちは所詮、チェスの駒なのかもしれませんが」
わなわな。
「夫をモノ扱いするような輩に、彼の隣にいられる権利をわたくしが譲れるとお思いですか!」
私の大事な旦那様を奪われてなるものですか!
ふ、と陛下が嗤う。
「貴女は嘉島透也を前にして、欲得感情がないと言い切れるの?」
舐めないでよ!
我慢の限界がきた。
もう、お上品な言葉使いなどわたしの頭からぶっ飛んだ。
「そんなの、透也君の力を使えば乳児院なんてたちどころに百カ所くらい設立出来るに決まってるでしょ!」
私の言葉に、陛下どころか彼を囲んでいる男達の目も丸くなる。
「彼に頼めば各国の福祉関係者にアポイントなんてねえ、すぐに完了するわ。楽勝よ!」
くっくく……と忍び笑いが聞こえてきた。
見れば、透也君と夫婦を護衛してくださっているガードさん達が噴きだすのを我慢しているのが見てとれた。
「本当に君って子は……、愛してるよ、僕の大事な奥様」
彼の声が楽しそうに震えている。透也君に腕の中に抱きしめられる。
あれ。
私ったら熱が出てる間、一生懸命考えてたのに、私得なことしか考えてなかったーー!
うう、恥ずかしい。
「操舵室ならびにフライングブリッジ、制圧しました」
せ、せいあつ……?
まるで透也君が、作戦の遂行について報告されている司令官みたい。
透也君がとても静かな声で言った。
「円佳、このドアから先は君に采配を任せる」
はい?
「前衛は君、後衛は僕だ。嘉島財閥次期総帥夫人として、好きなように動けばいい」
どういうこと。
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ダンディなおじさま船長さんが、怒鳴りながら指示を出している。
スマートな態度だったはずの副操縦士さんは、泣きそうな顔をしながら必死に舵を握っている。
クールな一等航海士さんもやはり声を荒げながら船内電話で何事かを指示していた。
な、なにごと。
透也君がさりげなく私の背中に手を添えて室内にいざなう。
床は剥がされて、配線や電極、基盤などがむきだし。
そこに、ケーブルで直接パソコンをつなげて、何人かのスタッフが目にもとまらぬ速さでキーボードを叩いている。
僅かに床が残っているところには男の人が立たされて、屈強の男達に囲まれていた。
ということは、その人がなんらかの犯人なんだろうな。なにをやったんだろう。
「!」
きょろきょろと周りを見渡して、答えがわかってしまった。
ブリッジには前と左右、三方に窓がある。
その、左側の窓に衝突しそうなくらい崖が迫っていた。
引き換え右側はもう少し余裕があるから、船長さん達は航路を修正しようと試みているのだろう。
どっくん、どっくん。
心臓がイヤな音を立て始める。
すると、透也君が肩を抱いてくれた。
すがるように見れば、彼も私を見つめてくれている。
ふー。
私は深呼吸をした。魔法の呪文を唱える。
『このドキドキは、透也君がカッコいいせい』
ふー、ふー。
透也君の体温に、心臓が穏やかになってくるのがわかる。大丈夫、私はつかまらない。
ひょいと、人による壁の隙間から男性がこちらを見た。
「あ」
陛下!
私の声に出して男性を囲んでいた男達も私をちらりと見遣る。
「やあ、円佳。また会ったね」
一人、陛下が午後のお茶でも嗜んでいるかのような優雅な笑みを浮かべた。
効かないわ。
私は透也君のお値段無限大の笑顔を二十一年間も浴びてきた女よ。
そんじょそこらの美形の笑顔くらいでくらくらするものですか。
丹田に力を込める。
「四日ぶりかな。ところで、君の旦那様に冤罪だと伝えてくれないかな? 僕を犯人と決めつけて椅子もすすめてくれない。ひどいと思わないか」
瞬間、彼を囲んでいる男達の雰囲気がびりりと怒りの電気を帯びた気がする。
親し気に話しかけてきたって騙されるものですか。
「この状況でそんなことを仰せということは、物的証拠はないんですのね」
私がゆっくり言うと、陛下はその通りとばかりの表情になった。
「でも、陛下が無罪だという証拠もないのでしょう」
誰かがヒュウ、と口笛を鳴らした。
「透也君は、わたくしの夫は(いやん)ミスに厳しい人ですが、だからこそ誤った判断で人を罰するような人ではありません」
責められた側が抗弁したりすると、それは美しくも黒い笑みを浮かべる透也君。
すると、前よりえげつな、ごほん。残酷、も語弊があるな。窮鼠、猫を噛む気もなくなるほど心が折れました、まで追い詰めたりする。
「陛下に御忠告さしあげます。最後には告白されるのですから、なるべく早目に済まされたほうがよろしいでしょう」
尊大な物言いだったかな、陛下が目をわずかに大きくされた。
「だからといって、夫が情けをかけるなどとは思わないでくださいませ。長引くだけ、互いに不毛な時間だからですわ」
余った時間は勿論、善処するための時間に充てるのだ。
「さすが、肝が据わっているようだね」
庶民だからかな、という副音声が聞こえた気はするけど、無視。
「尊き方々に血脈では到底かないませんが、これでも世界に影響を及ぼす嘉島透也の妻でございますのよ」
嫣然と微笑んでみせた。
秘儀、『透也君のお母様の物真似』だ。
芸の途ははったりであると、どなたかの至言だった気がする。
金メッキだってね、何十枚も重ねればそこそこ厚みが出るはず。
なんたって私の横には透也君がいるのだ。それだけで私は戦える。
「たしか貴女は閉所恐怖症と訊いたけれど、この状況下でも落ち着いていられるとは大したものだ」
……うん。
正直ぶつかりそうで肝は冷え冷えですが、挑発に乗ってあげる義理はない。
「陛下はご存じでいらっしゃるかと存じますが、わたくしの専門は児童養護ですの」
なにが言いたい、という陛下に言ってやった。
「このような児戯、わたくし程度で問題ないと夫が判断いたしましたの」
ふんだ、私だって怪獣の零歳児から宇宙人並のぶっとんだ思考の六歳児までを無駄に相手してたわけじゃない。
まごうことなき庶民だけど、今の私はセレブ・オブ・セレブの奥様なんだもの。秘儀その二、『透也君の威を借る私』を発動する。
かすかに、陛下の眉が寄った。
落ちるかな、と期待したんだけれど、陛下にはするりとスルーされた。くそう。
「動力部回路の干渉、まもなく正常に戻ります!」
床でパソコンに指示を打ち込んでいた一人から声があがる。
「自動操舵システムに設けられた裏口、破壊。防御ガードを設置、マニュアル操舵、可能になりました!」
陛下の体が少し、硬直した気がした。
船長さんら操舵組から歓声があがった。
あれほど動かなかった舵が軽やかに動く。
ゆっくりではあるが、迫っている崖から少しずつ離脱していくようだ。
「救難信号システムにしかけられた誤作動、修正完了!」
「監視カメラの解像システムに干渉したIPアドレス、動力及び操舵システムに干渉したアドレスを一致しました、映像出ますっ」
船内を映す監視カメラの画像が一部変わった。プラチナブロンドの女性がなにか配線にタブレットを使って操作している映像が出た。
「あ」
またしても声が出てしまう。
殿下!
え、どういうこと。陛下が犯人じゃなかったの? 殿下のソロプレイで陛下は無実?
ど、どうしよう!
混乱して透也君を振り返ると、彼は冴え冴えとした表情で陛下に話しかけた。
「貴君の妹君は僕の船でなにをやっている?」
瞬間、トイレでの会話を思い出した。
『お兄様がトウヤをプレゼントしてくれる』
てことは陛下も黒も黒、真っ黒黒だ。
とまどいに怒りがとってかわる。
「貴国への留学の話も、わたくしと夫を引き離そうという策略ですね?」
「ご名答。でも、私が話したのは貴女にとって耳の痛い事実だったはずだ」
陛下はつらっという。
私は悩んで悩みまくって熱を出したんだぞ。
「……貴方達、尊い方々にとってわたくしたちは所詮、チェスの駒なのかもしれませんが」
わなわな。
「夫をモノ扱いするような輩に、彼の隣にいられる権利をわたくしが譲れるとお思いですか!」
私の大事な旦那様を奪われてなるものですか!
ふ、と陛下が嗤う。
「貴女は嘉島透也を前にして、欲得感情がないと言い切れるの?」
舐めないでよ!
我慢の限界がきた。
もう、お上品な言葉使いなどわたしの頭からぶっ飛んだ。
「そんなの、透也君の力を使えば乳児院なんてたちどころに百カ所くらい設立出来るに決まってるでしょ!」
私の言葉に、陛下どころか彼を囲んでいる男達の目も丸くなる。
「彼に頼めば各国の福祉関係者にアポイントなんてねえ、すぐに完了するわ。楽勝よ!」
くっくく……と忍び笑いが聞こえてきた。
見れば、透也君と夫婦を護衛してくださっているガードさん達が噴きだすのを我慢しているのが見てとれた。
「本当に君って子は……、愛してるよ、僕の大事な奥様」
彼の声が楽しそうに震えている。透也君に腕の中に抱きしめられる。
あれ。
私ったら熱が出てる間、一生懸命考えてたのに、私得なことしか考えてなかったーー!
うう、恥ずかしい。
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