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2章
32話 アルマの手紙
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村に戻ったイザたちは現状をラナたちに伝えた。
「そうですか…ナックさん達まで…」
ラナは悲しい顔をしている。
「そしてこれがその手紙だ」
イザは懐から手紙をとりだし机においた。
「…これは…?」
ラナは手紙を見て何かを感じ取っていた。
「ラナも気が付いたか。この手紙からは何らかの魔力を感じる。マティアも俺らと同じ違和感を感じていたようだ」
マティアは頷いた。
「それではやはり…」
「ああ。この手紙からはマティアと同じ魔力を感じる」
「!?」
魔力感知に疎い銀牙やミアは驚いて立ち上がった。
確信はなかったがうっすら感じ取っていたリーンやエルロンも神妙な顔をしていた。
「宮廷魔術師アルマはエーテロイドではなさそうだが、何かを知っている可能性が極めて高い」
「エーテロイドはイザ様のおじいさまによって造られた存在…そしてエーテロイド全員を回収しろというのがおじいさまからの遺言…でしたね」
「正確には遺言?とは違う気がするけど、まぁそんなところだ。だがなんで俺がこの世界に飛ばされたのか、何故マティアの仲間を回収しろと言っているのかは俺にもわからないんだ。だからこの手紙で少しでもそれが分かれば…」
そう話ながらイザは手紙の封を切った。
皆息をのんだ。
手紙を開いて中を見たイザは口を開いた。
「これは…」
「…何が書いてあったんですか!?」
リーンが身を乗り出した。
「…」
イザが真剣な顔をして手紙を見ているので皆固唾をのんだ。
そしてイザがようやく言葉を発した。
「………何が書いてあるのか全く読めない…」
『…は?』
全員あっけにとられた。
「そういえば、俺はこの世界の文字を読めないんだった。あはは…」
頭に手を当て笑いながら話すイザ。
リーンは爆笑している。
他の者は苦笑いを浮かべている。
「まったく…」
エルロンに至っては呆れていた。
結局ラナに手紙を読んでもらうことになった。
「では…私が読み上げさせてもらいますね。『書面での挨拶になって誠に申し訳なく思います。私は120年ほど前からこの国に仕えさせていただいているアルマと申します。この手紙は特殊な魔法を施させていただいております。その魔法とは私に近しい者の魔力に触れなければ封が解けない魔法。つまりこれを読んでいるということはあなた方の中に賢者の落とし子が居るはずです。昨年、大陸の中心部で新たな落とし子が覚醒したのを感じました。それから私はあなた方がいつか私のところを尋ねてくるであろうと確信していました。私を訪ねてきたということは色々聞きたいことがあるかと存します。ですがまず私に力を貸してはいただけないでしょうか?猶予は一刻もありません』一枚目はここで終わりのようです」
「色々驚くことが書かれていたな。賢者の落とし子ってのがエーテロイドってことか…マティアの覚醒を感じていたって、エーテロイドやそれに近しい者同士は通じるものがあるのか?どうだマティア?」
「マティアわからない」
(うーん。個体によって違うのか?何か特殊な能力を持っているエーテロイドもいるってことなのか?というかマティアが年を取らないだけで他のエーテロイドは年を取ったりするってことなのか?)
「では続きを読み上げますね。『いま私はある組織から狙われております。その組織は私の力に対抗するために強きものを集めています。組織の名前はイスカリオテ。私はもう以前ほどの力も無く、自室に結界を張り自身の身を守ることしか出来ません。どうか皆様の力をお貸しください。世界を守るために…』」
「何故アルマが狙われているんだ?エーテロイドといっても魔力が高い人間程度だろう?」
「それについては書かれていませんね…」
「助けてって言われてもなぁ。俺らもその組織の情報が得られなくて困ってるところだしな」
「そうですね…」
「手紙はそれで最後か?」
「ええ、これ以上は何も…」
イザはラナから手紙を受け取った。
手紙に触れたそのとき、イザの脳裏に一気に映像と声が流れ込んできた。
(なっ!なんだこれは!?)
「これは賢者の力を持つものだけに発動するように施した通信魔法です。傍受される心配はありません」
「なっ!貴方がアルマなのか…!?」
アルマは微笑んだ。
「あなたは信頼できる者と信じてこの国で起こっている事件について私の知っている情報を託します。事件を解決した後、貴方と会って私の知っていることをすべてお話しします。どうか世界を崩壊からお救いください」
「まってくれ!まだ聞きたいことが…!」
その直後イザの頭に直接情報が流れ込んできた。
「イザ様!?大丈夫ですか!?」
「ああ、大丈夫…みたいだ」
イザは頭を押さえながら返事をした。
「手紙に触れたとたん固まっていたが、どうしたんだ?」
「アルマと話をした」
皆驚いた。
「それで…アルマはなんと…?」
「敵の持っている情報を俺の脳内に直接伝えてきた」
「そんなことができる魔法があるのか…?俺はそんなスキルや魔法は聞いたことがないぞ」
「ええ、私も聞いたことがありませんね…」
エルロンとラナは驚いている。
イザは受け取った情報を見ていた。
(…なるほどな。お前が裏で糸を引いている黒幕か!だから俺らを王城に…全てがつながった)
イザはアルマから得た情報で全てを理解し、笑みを浮かべていた。
「よし、これから組織を潰す作戦会議だ。みんな知恵を貸してくれ」
こうしてイザたちはアルマから得た情報を使ってイスカリオテを潰す計画を立てた。
(アルマから得た情報ではイスカリオテのbossの正体はわからなかった。側近のランスと呼ばれる魔人は厄介そうだ。まずはイスカリオテと繋がっているあの二人からあぶり出す必要があるな…だが、顔に出やすいリーンや銀牙達にこの存在を明かすのは危険だな…)
組織にはアルマに近い力を持つ魔人がいること。王都や城内に組織に通じているものが居ることを皆に伝えた。
「魔人族も絡んでいたとは…厄介ですね」
「闇の組織と取引をしている奴がいるなんて…許せない!」
ガルは怒りをあらわにしていた。
「金や権力に目がくらんで闇と通じる奴なんて何処にでもいるさ」
エルロンは達観している。
「それで、まずどう動くつもりですか?」
「イスカリオテはアルマを狙っている。その目的までは分からないが、力を持った者を求めているのは確かだ。そこで協力するふりをして潜入しようと思う。敵側にアルマと通じているかもしれないと悟られているのは王城に召喚された俺、マティア、エルロン、銀牙の4人だからそれ以外のメンバーで潜入してもらおうと思う」
「なるほど、王城内部にも裏切者が居るってことか。あの場での俺らへの隠しきれない殺気はファランを討った俺らに向けてそいつが漏らしたものか」
「エルロンも気が付いていたのか。恐らくそう言うことだろう。だから俺ら4人は表で公に動いて掻きまわすほうがいいだろう。今まで奴らが影で動いていたのは公になって狙いが悟られないようにするためだろうしな」
作戦はこうだ…
こうしてイザたちのイスカリオテ殲滅作戦がスタートした。
「そうですか…ナックさん達まで…」
ラナは悲しい顔をしている。
「そしてこれがその手紙だ」
イザは懐から手紙をとりだし机においた。
「…これは…?」
ラナは手紙を見て何かを感じ取っていた。
「ラナも気が付いたか。この手紙からは何らかの魔力を感じる。マティアも俺らと同じ違和感を感じていたようだ」
マティアは頷いた。
「それではやはり…」
「ああ。この手紙からはマティアと同じ魔力を感じる」
「!?」
魔力感知に疎い銀牙やミアは驚いて立ち上がった。
確信はなかったがうっすら感じ取っていたリーンやエルロンも神妙な顔をしていた。
「宮廷魔術師アルマはエーテロイドではなさそうだが、何かを知っている可能性が極めて高い」
「エーテロイドはイザ様のおじいさまによって造られた存在…そしてエーテロイド全員を回収しろというのがおじいさまからの遺言…でしたね」
「正確には遺言?とは違う気がするけど、まぁそんなところだ。だがなんで俺がこの世界に飛ばされたのか、何故マティアの仲間を回収しろと言っているのかは俺にもわからないんだ。だからこの手紙で少しでもそれが分かれば…」
そう話ながらイザは手紙の封を切った。
皆息をのんだ。
手紙を開いて中を見たイザは口を開いた。
「これは…」
「…何が書いてあったんですか!?」
リーンが身を乗り出した。
「…」
イザが真剣な顔をして手紙を見ているので皆固唾をのんだ。
そしてイザがようやく言葉を発した。
「………何が書いてあるのか全く読めない…」
『…は?』
全員あっけにとられた。
「そういえば、俺はこの世界の文字を読めないんだった。あはは…」
頭に手を当て笑いながら話すイザ。
リーンは爆笑している。
他の者は苦笑いを浮かべている。
「まったく…」
エルロンに至っては呆れていた。
結局ラナに手紙を読んでもらうことになった。
「では…私が読み上げさせてもらいますね。『書面での挨拶になって誠に申し訳なく思います。私は120年ほど前からこの国に仕えさせていただいているアルマと申します。この手紙は特殊な魔法を施させていただいております。その魔法とは私に近しい者の魔力に触れなければ封が解けない魔法。つまりこれを読んでいるということはあなた方の中に賢者の落とし子が居るはずです。昨年、大陸の中心部で新たな落とし子が覚醒したのを感じました。それから私はあなた方がいつか私のところを尋ねてくるであろうと確信していました。私を訪ねてきたということは色々聞きたいことがあるかと存します。ですがまず私に力を貸してはいただけないでしょうか?猶予は一刻もありません』一枚目はここで終わりのようです」
「色々驚くことが書かれていたな。賢者の落とし子ってのがエーテロイドってことか…マティアの覚醒を感じていたって、エーテロイドやそれに近しい者同士は通じるものがあるのか?どうだマティア?」
「マティアわからない」
(うーん。個体によって違うのか?何か特殊な能力を持っているエーテロイドもいるってことなのか?というかマティアが年を取らないだけで他のエーテロイドは年を取ったりするってことなのか?)
「では続きを読み上げますね。『いま私はある組織から狙われております。その組織は私の力に対抗するために強きものを集めています。組織の名前はイスカリオテ。私はもう以前ほどの力も無く、自室に結界を張り自身の身を守ることしか出来ません。どうか皆様の力をお貸しください。世界を守るために…』」
「何故アルマが狙われているんだ?エーテロイドといっても魔力が高い人間程度だろう?」
「それについては書かれていませんね…」
「助けてって言われてもなぁ。俺らもその組織の情報が得られなくて困ってるところだしな」
「そうですね…」
「手紙はそれで最後か?」
「ええ、これ以上は何も…」
イザはラナから手紙を受け取った。
手紙に触れたそのとき、イザの脳裏に一気に映像と声が流れ込んできた。
(なっ!なんだこれは!?)
「これは賢者の力を持つものだけに発動するように施した通信魔法です。傍受される心配はありません」
「なっ!貴方がアルマなのか…!?」
アルマは微笑んだ。
「あなたは信頼できる者と信じてこの国で起こっている事件について私の知っている情報を託します。事件を解決した後、貴方と会って私の知っていることをすべてお話しします。どうか世界を崩壊からお救いください」
「まってくれ!まだ聞きたいことが…!」
その直後イザの頭に直接情報が流れ込んできた。
「イザ様!?大丈夫ですか!?」
「ああ、大丈夫…みたいだ」
イザは頭を押さえながら返事をした。
「手紙に触れたとたん固まっていたが、どうしたんだ?」
「アルマと話をした」
皆驚いた。
「それで…アルマはなんと…?」
「敵の持っている情報を俺の脳内に直接伝えてきた」
「そんなことができる魔法があるのか…?俺はそんなスキルや魔法は聞いたことがないぞ」
「ええ、私も聞いたことがありませんね…」
エルロンとラナは驚いている。
イザは受け取った情報を見ていた。
(…なるほどな。お前が裏で糸を引いている黒幕か!だから俺らを王城に…全てがつながった)
イザはアルマから得た情報で全てを理解し、笑みを浮かべていた。
「よし、これから組織を潰す作戦会議だ。みんな知恵を貸してくれ」
こうしてイザたちはアルマから得た情報を使ってイスカリオテを潰す計画を立てた。
(アルマから得た情報ではイスカリオテのbossの正体はわからなかった。側近のランスと呼ばれる魔人は厄介そうだ。まずはイスカリオテと繋がっているあの二人からあぶり出す必要があるな…だが、顔に出やすいリーンや銀牙達にこの存在を明かすのは危険だな…)
組織にはアルマに近い力を持つ魔人がいること。王都や城内に組織に通じているものが居ることを皆に伝えた。
「魔人族も絡んでいたとは…厄介ですね」
「闇の組織と取引をしている奴がいるなんて…許せない!」
ガルは怒りをあらわにしていた。
「金や権力に目がくらんで闇と通じる奴なんて何処にでもいるさ」
エルロンは達観している。
「それで、まずどう動くつもりですか?」
「イスカリオテはアルマを狙っている。その目的までは分からないが、力を持った者を求めているのは確かだ。そこで協力するふりをして潜入しようと思う。敵側にアルマと通じているかもしれないと悟られているのは王城に召喚された俺、マティア、エルロン、銀牙の4人だからそれ以外のメンバーで潜入してもらおうと思う」
「なるほど、王城内部にも裏切者が居るってことか。あの場での俺らへの隠しきれない殺気はファランを討った俺らに向けてそいつが漏らしたものか」
「エルロンも気が付いていたのか。恐らくそう言うことだろう。だから俺ら4人は表で公に動いて掻きまわすほうがいいだろう。今まで奴らが影で動いていたのは公になって狙いが悟られないようにするためだろうしな」
作戦はこうだ…
こうしてイザたちのイスカリオテ殲滅作戦がスタートした。
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