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第7話 ここは何処かしら?
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女子トイレに入り、茂の連れの婦人である女性は困っていた。
彼女の名は頼子と言う。
あるグループホームの入居者である頼子は困り果てていた。
ここは何処かしら?
ええとさっき私は将さんと一緒にいたと思ったのだけど、ええとここはトイレだから私はトイレに行く所だったのよね。
そう考えながら頼子はトイレ内をよろけながらうろうろと歩いていた。
ゆっくり個室の方に歩き出した時、躓いた頼子を少年のような顔の女性が支えた。
「おい、ばあさん大丈夫かい?」
女性の年齢は二十代半ば、清潔そうなショートカットで細身の体つき。服装は少しくたびれたTシャツと柔らかい古びた綿のズボンという装いだった。
「あらっ朝ちゃん、どうしてここに?」
ショートカットの女性は困ったような顔をしたが高齢の婦人である頼子の下半身からの鼻につく匂いで今の状況がやばいことを察し急いでトイレの中に誘導した。
「ばあちゃん、トイレ行くよ、パットはココに置いとくからな、困ったことがあったら声をかけてね」
ショートカットの女性は頼子が手に持っていた大きめの尿取りパットをトイレの個室内の予備のトイレットペーパー置き場に置き、そのトイレ中に頼子を促した。
「ありがとう、朝ちゃんはいつも優しいね」
彼女の名は頼子と言う。
あるグループホームの入居者である頼子は困り果てていた。
ここは何処かしら?
ええとさっき私は将さんと一緒にいたと思ったのだけど、ええとここはトイレだから私はトイレに行く所だったのよね。
そう考えながら頼子はトイレ内をよろけながらうろうろと歩いていた。
ゆっくり個室の方に歩き出した時、躓いた頼子を少年のような顔の女性が支えた。
「おい、ばあさん大丈夫かい?」
女性の年齢は二十代半ば、清潔そうなショートカットで細身の体つき。服装は少しくたびれたTシャツと柔らかい古びた綿のズボンという装いだった。
「あらっ朝ちゃん、どうしてここに?」
ショートカットの女性は困ったような顔をしたが高齢の婦人である頼子の下半身からの鼻につく匂いで今の状況がやばいことを察し急いでトイレの中に誘導した。
「ばあちゃん、トイレ行くよ、パットはココに置いとくからな、困ったことがあったら声をかけてね」
ショートカットの女性は頼子が手に持っていた大きめの尿取りパットをトイレの個室内の予備のトイレットペーパー置き場に置き、そのトイレ中に頼子を促した。
「ありがとう、朝ちゃんはいつも優しいね」
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