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参 脅迫
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『あんなことしてもうたら、そら祟られるに決まってるやろ? 観念するしかあらへんなぁ』
私は金縛りにあったまま、目の前にいる男の人を凝視した。ウェーブがかった短い銀髪にキツネ目、赤い口の中に見える犬歯、それに白い狐みたいな耳が生えている。
これは夢なの……?
でも、隣には親友の莉緒ちゃんが寝息を立ててるし、なんだかこの人の気配も、全然夢っぽくなくてリアルだ。コスプレした強盗なのかな、と思ったけど、私にはなんとなく思い当たる節があった。
「あの……貴方はどなたですか……お、大声出しますよ」
『かまへんで。俺の姿は術を解かん限りは他の人間には見えへんさかい。叫んだかて、あんたがおかしなったと思われるだけや。なんや、思い当たる節があるんとちゃうんか、つむぎちゃん』
「な、なんで私の名前を……私の名前を知ってるの?」
そう言うと、その人は長い指で私の唇に触れた。
ニィッと笑う狐目は、完全な糸目になり、なんだかちょっと怖い。だけどこの人がさっき言ったように、私には思い当たるところがある。
私たち、大学のサークル仲間で加藤くん、山崎くん、それに莉緒ちゃんと京都に旅行に来ていた。それで、夜に肝試しに行ったんだけど……。
お酒に酔った勢いで、山崎くんと莉緒ちゃんがふざけて祠に乗ったんだ。
それから、加藤くんもその場の雰囲気に飲まれたのか、祠にビールかけたりしちゃったんだ。私は、あまりにも非常識すぎて、すぐに止めるように言ったんだけど全然聞いてくれなかったんだよね。
まさか、あの祠って……稲荷だったの?
『せや、正解やな。最近の人間は昔みたいに信心深くあらへんからなぁ。なぁんにも信じてへんのやろ。あんたも、稲荷を怒らせたら怖い言うこと知らんのやろ?』
「……ご、ごめんなさ……い。わ、私、とめようと思って」
私はガクガクと震えた。
実は、私には昔から少し霊感みたいなものがあって、心霊スポットには近付かないようにしてたんだけど、今日は莉緒ちゃんに何度もお願いされて結局行っちゃったんだ。
莉緒ちゃんは、山崎くんが好きだって言ってたから、その場の勢いで彼に合わせてあんな事しちゃったんだと思う……。
だって、普段はそんなことするような子じゃないし。でも、なんで止めようとした私の前にお狐様は出てきたんだろう。
『あんた止められへんかったやろ。可哀想に、あのガキどもは祟られるさかい、覚悟しい。今から神様に謝りにいくのも、眷族があんたらの言葉を通せへんかったら、謝罪も神様に届けへんしなぁ』
「そんな……どうしたら………?」
お狐様はペロリと自分の唇を舐めると、ニンマリと耳元まで口を開けて笑った。きっと、私に霊感あるから、このお狐様はなにかしら交渉しようと来たんだと思うんだけど……、私は霊能者じゃないし、謝る事しかできない。
お狐様は構わず、私の両手首を掴むと耳元で囁いた。
『つむぎちゃん、あんたが体で返しぃや。神使である俺の機嫌をとれたら、神様に取次ぎしたってもええで。簡単なことやろ?』
「え……で、でも……隣に、莉緒ちゃんが……それに、わたし……」
体って多分、そういうことだよね?
私は思わず顔を赤くした。別にエッチの経験がないわけじゃないんだけど、正直に言うと……一回しかない。
というよりあれは一回にも満たないと思う。
お互い初めて同士で、あんまり上手くいかなくて、彼氏のアレが半分も入らなくて中折れしちゃったの。
それから、なんかギクシャクしたまま彼と別れちゃったから、たぶん、私が彼に何か不快なことしちゃったのかな……って思って、今では反省してる。
でも、前戯もそんなに気持ち良いものじゃなかったし、セックスってこんな感じなのかなと思ってた。
だから、半分処女というか……色々とセックスには苦い思い出がある。
『あんたが、声出さへんかったらええんやで? しかし可哀想に、あんたはあんまり夜伽でええ思いしてはらへんのやなぁ。せやけど、あんたの親友ちゃんは、あのガキ二人とやったことあるみたいやし、なかなかの尻軽女やで』
「え……?」
そんな情報いらなかった……。
山崎くんに片思いしてるって言ってたし。
スポーツ万能、さばさばして頭も良くて、あんなに純粋で優しくて可愛い莉緒ちゃんが……尻軽女?
お狐様は、ニヤニヤと人の悪い笑みを浮かべると私の首筋に口付けて、浴衣の中に冷たい手を差し入れてきた。ヒヤリとした感触に、ビクンと反応してしまう。
指とは正反対の温かい舌が、ねっとりと首筋から耳の付け根まで辿ると、私の呼吸が乱れてきた。
なんか、変……ぞくぞくしちゃう。
胸なんて、全然感じない場所だと思っていたのに、冷たい指で揉まれると奥がじんじんして凄く、気持いいの。
「ふぁっ……んっ、ぁっ、……ゃ、やだっ……ふっ」
『ええ声や……せやけど、気ぃつけないやらしい声が親友ちゃんに聞こえてしまうで。もしあの子が気ぃついたら、せやなぁ。きちんとあの子にも落とし前つけてもらわなあかん。親友ちゃんが目の前で犯されるのは嫌やろ? 俺は構わへんけどな』
お狐様は、耳元で意地悪に囁くとゾクリと背筋が寒くなった。
このお狐様、クズっ……本当にクズだっ!
そりゃ、祠にあんな悪戯したのを止められなかった私も悪いけど……、悪いけど。
私はぐっと唇を結んで目を閉じた。こんな悪どい狐に感じないように声を殺さなくちゃ。
でも、お狐様の大きな手は優しく、ほどよい力加減で胸を撫でて刺激してくるので、私は必死に布団を握りしめる。
浴衣を腕まで脱がされたので、あまりにも恥ずかしくて思わず私は『やめて』と小さく抵抗した。
『恥ずかしいんやなぁ、つむぎちゃん。せやけどけっこう綺麗な胸しとるで……?』
「ふっ、ぅぅ、んっ、……んっ、ふっ……はぁ……ぁ……ゃ、ゃ、ん!!」
お狐様の舌は分厚くて、柔らかい。
胸を撫でるように這うと、思わず声が漏れちゃう。エッチな声が部屋に響いて、それだけでドキドキしちゃうなんて……なんか、おかしい。
だって、私はこのお狐様に、犯されてるようなものじゃない。
乳輪を優しく苛められて乳首をちゅくっと音を立てて吸われる。私は、たまらなくなってお狐様の着物を握ると、無意識に腰を浮かせた。
その様子に、お狐様は嘲笑うように狐目を見開き、私の突起した部分に舌を絡めて転がすように愛撫した。
「んんっ……!! はぁっ、はぁ、んっ……ぁ、や、やだ、本当に待って……待ってぇっ……はぁっ……んっ、んん……」
『ガキみたいに駄々こねな。いきなり俺のチ●コ突っ込まれるんは嫌やろ? それに、つむぎちゃん、なんや……興奮しとるみたいやけどなぁ?』
お狐様の手が、私の浴衣をめくって内股を撫でると、恥ずかしくなってそれを制した。
嫌なはずなのになんで、なんでこんなにドキドキしてるんだろう。
意地悪に内股を指の腹でいったりきたりと撫でられて、胸の突起をしゃぶられる……。
やだ、何これすごく、くすぐったくて気持いい。
半分だけでもあれだけ痛かったのに、何の前戯もせずに挿入されるのは嫌だから、もっと……もっと、触って欲しいな。
私が一瞬手を緩めると、ニヤリと笑ったお狐様の指が、下着越しにあそこの筋を撫でた。
『ええ子や。抵抗するだけ無駄やからな。ちゃんと、気持ちええことしたるさかい、じっとしとき』
「はっ……ぅぅ、ぁっ、はぁっ、ぁ、ゃ………んっ、んんっ、……はぁっ、……ん、んんーっ」
下着の上から縦筋をもて遊ぶみたいに指の腹で上下に撫でられると、悔しいのに、気持ちよくて涙が出る。
自分でも布越しに濡れてくるのが分かって、お狐様が察したようにキスしてきた。
お狐様の舌は凄く柔らかくて、ねっとりと絡みつくと、頭がぼんやりして……なんだか思考能力を奪われちゃう。
私が喘ぎながら、もぞもぞと腰を動かすと、お狐様は下着の上から、少し強く押し付けるようにして指で花芽を撫でた。
「あっ、はぁっ……あ、あんっ……はぁ、やぁっ、だめ、あぅ、あっ……んっ、はっ、はぁっ、そこいや、や、――――っっ!!」
『ほら、あんたの愛液が下着越しにようわかるわ。花芽をこうして指で掻いたら、すぐ、達したんやろ。シミになりそうやな』
下着の隙間から、お狐様の指が入ってきて愛撫されると、莉緒ちゃんが寝返りを打った。すやすやと眠っているけど、私の心臓は飛び出しそうなくらいドキドキしている。
お狐様はちらりと、莉緒ちゃんを見ると気にする様子もなく、そのまま指を挿入してくちゅくちゅと動かし始めた。
ほ、本当に信じられない、こんなデリカシーの無い事をするなんて、最低!!
でも、お狐様の指が入り口を愛撫してぐっと奥まで挿入されると、ビクビクと体が震えて声が抑えられない……何、これ。
私は金縛りにあったまま、目の前にいる男の人を凝視した。ウェーブがかった短い銀髪にキツネ目、赤い口の中に見える犬歯、それに白い狐みたいな耳が生えている。
これは夢なの……?
でも、隣には親友の莉緒ちゃんが寝息を立ててるし、なんだかこの人の気配も、全然夢っぽくなくてリアルだ。コスプレした強盗なのかな、と思ったけど、私にはなんとなく思い当たる節があった。
「あの……貴方はどなたですか……お、大声出しますよ」
『かまへんで。俺の姿は術を解かん限りは他の人間には見えへんさかい。叫んだかて、あんたがおかしなったと思われるだけや。なんや、思い当たる節があるんとちゃうんか、つむぎちゃん』
「な、なんで私の名前を……私の名前を知ってるの?」
そう言うと、その人は長い指で私の唇に触れた。
ニィッと笑う狐目は、完全な糸目になり、なんだかちょっと怖い。だけどこの人がさっき言ったように、私には思い当たるところがある。
私たち、大学のサークル仲間で加藤くん、山崎くん、それに莉緒ちゃんと京都に旅行に来ていた。それで、夜に肝試しに行ったんだけど……。
お酒に酔った勢いで、山崎くんと莉緒ちゃんがふざけて祠に乗ったんだ。
それから、加藤くんもその場の雰囲気に飲まれたのか、祠にビールかけたりしちゃったんだ。私は、あまりにも非常識すぎて、すぐに止めるように言ったんだけど全然聞いてくれなかったんだよね。
まさか、あの祠って……稲荷だったの?
『せや、正解やな。最近の人間は昔みたいに信心深くあらへんからなぁ。なぁんにも信じてへんのやろ。あんたも、稲荷を怒らせたら怖い言うこと知らんのやろ?』
「……ご、ごめんなさ……い。わ、私、とめようと思って」
私はガクガクと震えた。
実は、私には昔から少し霊感みたいなものがあって、心霊スポットには近付かないようにしてたんだけど、今日は莉緒ちゃんに何度もお願いされて結局行っちゃったんだ。
莉緒ちゃんは、山崎くんが好きだって言ってたから、その場の勢いで彼に合わせてあんな事しちゃったんだと思う……。
だって、普段はそんなことするような子じゃないし。でも、なんで止めようとした私の前にお狐様は出てきたんだろう。
『あんた止められへんかったやろ。可哀想に、あのガキどもは祟られるさかい、覚悟しい。今から神様に謝りにいくのも、眷族があんたらの言葉を通せへんかったら、謝罪も神様に届けへんしなぁ』
「そんな……どうしたら………?」
お狐様はペロリと自分の唇を舐めると、ニンマリと耳元まで口を開けて笑った。きっと、私に霊感あるから、このお狐様はなにかしら交渉しようと来たんだと思うんだけど……、私は霊能者じゃないし、謝る事しかできない。
お狐様は構わず、私の両手首を掴むと耳元で囁いた。
『つむぎちゃん、あんたが体で返しぃや。神使である俺の機嫌をとれたら、神様に取次ぎしたってもええで。簡単なことやろ?』
「え……で、でも……隣に、莉緒ちゃんが……それに、わたし……」
体って多分、そういうことだよね?
私は思わず顔を赤くした。別にエッチの経験がないわけじゃないんだけど、正直に言うと……一回しかない。
というよりあれは一回にも満たないと思う。
お互い初めて同士で、あんまり上手くいかなくて、彼氏のアレが半分も入らなくて中折れしちゃったの。
それから、なんかギクシャクしたまま彼と別れちゃったから、たぶん、私が彼に何か不快なことしちゃったのかな……って思って、今では反省してる。
でも、前戯もそんなに気持ち良いものじゃなかったし、セックスってこんな感じなのかなと思ってた。
だから、半分処女というか……色々とセックスには苦い思い出がある。
『あんたが、声出さへんかったらええんやで? しかし可哀想に、あんたはあんまり夜伽でええ思いしてはらへんのやなぁ。せやけど、あんたの親友ちゃんは、あのガキ二人とやったことあるみたいやし、なかなかの尻軽女やで』
「え……?」
そんな情報いらなかった……。
山崎くんに片思いしてるって言ってたし。
スポーツ万能、さばさばして頭も良くて、あんなに純粋で優しくて可愛い莉緒ちゃんが……尻軽女?
お狐様は、ニヤニヤと人の悪い笑みを浮かべると私の首筋に口付けて、浴衣の中に冷たい手を差し入れてきた。ヒヤリとした感触に、ビクンと反応してしまう。
指とは正反対の温かい舌が、ねっとりと首筋から耳の付け根まで辿ると、私の呼吸が乱れてきた。
なんか、変……ぞくぞくしちゃう。
胸なんて、全然感じない場所だと思っていたのに、冷たい指で揉まれると奥がじんじんして凄く、気持いいの。
「ふぁっ……んっ、ぁっ、……ゃ、やだっ……ふっ」
『ええ声や……せやけど、気ぃつけないやらしい声が親友ちゃんに聞こえてしまうで。もしあの子が気ぃついたら、せやなぁ。きちんとあの子にも落とし前つけてもらわなあかん。親友ちゃんが目の前で犯されるのは嫌やろ? 俺は構わへんけどな』
お狐様は、耳元で意地悪に囁くとゾクリと背筋が寒くなった。
このお狐様、クズっ……本当にクズだっ!
そりゃ、祠にあんな悪戯したのを止められなかった私も悪いけど……、悪いけど。
私はぐっと唇を結んで目を閉じた。こんな悪どい狐に感じないように声を殺さなくちゃ。
でも、お狐様の大きな手は優しく、ほどよい力加減で胸を撫でて刺激してくるので、私は必死に布団を握りしめる。
浴衣を腕まで脱がされたので、あまりにも恥ずかしくて思わず私は『やめて』と小さく抵抗した。
『恥ずかしいんやなぁ、つむぎちゃん。せやけどけっこう綺麗な胸しとるで……?』
「ふっ、ぅぅ、んっ、……んっ、ふっ……はぁ……ぁ……ゃ、ゃ、ん!!」
お狐様の舌は分厚くて、柔らかい。
胸を撫でるように這うと、思わず声が漏れちゃう。エッチな声が部屋に響いて、それだけでドキドキしちゃうなんて……なんか、おかしい。
だって、私はこのお狐様に、犯されてるようなものじゃない。
乳輪を優しく苛められて乳首をちゅくっと音を立てて吸われる。私は、たまらなくなってお狐様の着物を握ると、無意識に腰を浮かせた。
その様子に、お狐様は嘲笑うように狐目を見開き、私の突起した部分に舌を絡めて転がすように愛撫した。
「んんっ……!! はぁっ、はぁ、んっ……ぁ、や、やだ、本当に待って……待ってぇっ……はぁっ……んっ、んん……」
『ガキみたいに駄々こねな。いきなり俺のチ●コ突っ込まれるんは嫌やろ? それに、つむぎちゃん、なんや……興奮しとるみたいやけどなぁ?』
お狐様の手が、私の浴衣をめくって内股を撫でると、恥ずかしくなってそれを制した。
嫌なはずなのになんで、なんでこんなにドキドキしてるんだろう。
意地悪に内股を指の腹でいったりきたりと撫でられて、胸の突起をしゃぶられる……。
やだ、何これすごく、くすぐったくて気持いい。
半分だけでもあれだけ痛かったのに、何の前戯もせずに挿入されるのは嫌だから、もっと……もっと、触って欲しいな。
私が一瞬手を緩めると、ニヤリと笑ったお狐様の指が、下着越しにあそこの筋を撫でた。
『ええ子や。抵抗するだけ無駄やからな。ちゃんと、気持ちええことしたるさかい、じっとしとき』
「はっ……ぅぅ、ぁっ、はぁっ、ぁ、ゃ………んっ、んんっ、……はぁっ、……ん、んんーっ」
下着の上から縦筋をもて遊ぶみたいに指の腹で上下に撫でられると、悔しいのに、気持ちよくて涙が出る。
自分でも布越しに濡れてくるのが分かって、お狐様が察したようにキスしてきた。
お狐様の舌は凄く柔らかくて、ねっとりと絡みつくと、頭がぼんやりして……なんだか思考能力を奪われちゃう。
私が喘ぎながら、もぞもぞと腰を動かすと、お狐様は下着の上から、少し強く押し付けるようにして指で花芽を撫でた。
「あっ、はぁっ……あ、あんっ……はぁ、やぁっ、だめ、あぅ、あっ……んっ、はっ、はぁっ、そこいや、や、――――っっ!!」
『ほら、あんたの愛液が下着越しにようわかるわ。花芽をこうして指で掻いたら、すぐ、達したんやろ。シミになりそうやな』
下着の隙間から、お狐様の指が入ってきて愛撫されると、莉緒ちゃんが寝返りを打った。すやすやと眠っているけど、私の心臓は飛び出しそうなくらいドキドキしている。
お狐様はちらりと、莉緒ちゃんを見ると気にする様子もなく、そのまま指を挿入してくちゅくちゅと動かし始めた。
ほ、本当に信じられない、こんなデリカシーの無い事をするなんて、最低!!
でも、お狐様の指が入り口を愛撫してぐっと奥まで挿入されると、ビクビクと体が震えて声が抑えられない……何、これ。
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