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歓迎会の後で②

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「い、いつの間に……買ってたの??」

 コンドームを指先に挟む鬼なんて、今だかつて誰も目撃した事の無い光景に違いないとくるみは思った。一体、いつの間に購入したのか、そして槐が、やる気満々だった事に赤面してしまう。

「ふふん、早めに購入しておかないとくるみを抱けぬのでな。どうだ、これで安心だろう」
「ま、まぁ……うん」

 曖昧に答えてしまったが、槐が真剣に考えてくれているのは嬉しい。きちんと、自分の気持ちにも向き合う事が出来た。いや、本当は逢えない間もずっと、中学生の時に常夜の世界で出逢った槐を忘れられずにいた。
 ――――初恋の人が鬼というのも悪くない。

「照れるお前も可愛いのう。店の中でちぎりを交わすとは、興奮する。あまり声を出して漣に気付かれないようにしないとな、くるみ」
「……っ、もう、槐……んんっ……んっ、はぁ……ふぁ……んっ……」

 意地悪に甘く囁かれて、頬を染め膝の上に座ったくるみに指先を絡めると、槐は優しく口付けてきた。柔らかな、くるみの唇を甘噛みして、舌先を挿入する。
 吸血鬼の僅かに尖った牙を確認するように、くるみの舌先が蠢いた。
 それに槐は少し笑い、再び彼女の柔らかな舌先を絡めてくるみを刺激する。

「ん……、はぁ……くるみは接吻せっぷんが好きなようだな。ふふ、素直になって甘える様子も愛らしい」
「はぁ、はぁ……っ、だって槐のキスって、何だか凄く……て、恥ずかしい事聞かないで」

 互いに濡れた唇を離すと、くるみはいつも以上に心臓が高鳴っている事に気付いた。マッサージするように、指先を絡めて指を動かされると、それだけで気持ち良く心が安堵する。

(だめだ……好きになると、私、どうしても甘えん坊になってしまう。あー、恥ずかしい)

 妙に恥ずかしくなって目を伏せると、槐はまたくるみに唇を寄せて啄むように口付けた。甘やかすような優しい口付けが終わると、背中を撫で、しっとりと首筋へと舌先を這わせる。
 暖かくて柔らかい鬼の舌先が、つうっと首筋をなぞると、ぞくぞくと背筋に快感が走った。槐の長い指先が、ブラウスの隙間から入って背中を撫でられる。

「ん、あっ、はぁっ……あっ、あふっ……槐……っ、んっ……んんっ……はぁっ、あっ……んはぁ、背中、はぁっ、くすぐったい、んっ……んぅ」

 背中を指先で、上下にゆっくりと撫でられ、首筋から鎖骨を柔らかな舌先と唇で愛撫されると、小さな快楽が徐々に痺れるように、体に広まっていく。
 槐の肩に手を置き、呼吸を乱してはあまり声を出さないようにとくるみは唇を噛み締めた。
 ブラのホックが外され、大きな鬼の手の平がくるみの乳房を下から包み込むように揉み解した。
 円を描く様に、くるみの心地良い場所を刺激すると段々と薄茶色の瞳が濡れ始めた。

「っ、ひぁっ! っ……んっ、んぅっ……槐、はぁっ……はぁぅ……んっ、あっ、っはぁっ……んっ、んぅ……すき……」
「のう、くるみ……最後の言葉は反則だぞ? 無自覚……はぁ、なのか? せっかく声を我慢しておるのに、俺を凶暴にさせたいのか? ふふ、可愛い奴よ」

 槐の牙が興奮したように少し伸びると、くるみは頭を振った。槐の艷やかな銀の月の瞳が細くなり、熱を帯びて潤む。
 くるみの腰を抱いて膝立ちさせ、槐は舌先を胸元に這わせし、乳房のツボを押し込む。
 徐々に体にじんわりと汗が滲んで、くるみは両手で口を抑えながら、甘いくぐもった声と吐息を漏らしながら背中を反らせた。

「っ、はぁ……っ、ぁっ、はぁ……! んんんっ……えんじゅ、はぁ、あっ、あん、あっ、そこ、気持ちいい、みたい……はぁぁ、はぁっ」
「はぁ……、存じておる。ほら、はぁ……俺の舌で胸の蕾を舐められると、直ぐに……固くなって立ち上がってくるのう。ほら、鬼の牙で少し触れたら、空蝉の姫の可愛らしい声が聞こえてくるぞ」

 鬼の舌先が器用に、柔らかな乳房の中心に咲く薄桃色の蕾に絡みつくと、牙の先端で傷つけないように歯を立てる。出血してしまうのではないかという緊張と、胸を揉みほぐす指の心地良さに奇妙な快楽を感じた。
 槐はくるみを抱き止めながら、ゆっくりとソファーに体を横たえる。

「はぁ……はぁ。ん、自分で脱ぐ……」

 くるみは、デニムのスキニーパンツをゆっくりと脱ぐと槐がそれを手伝った。
 愛しそうに膝小僧に口付けられて、敏感に体が震えた。今日は何時にもまして槐が優しい気がする。

嗚呼ああそう言えば、今日は太腿もたっぷり舐めてやろう。ふくらはぎの裏も感じる場所だぞ……ん、んん……どこもかしこも俺の舌で舐めて気持ちよくさせてやろう」

 掠れた低い声で、槐は蠱惑的に笑みを浮かべると、脛を舐め、太腿の裏から膝の裏まで繊細な指先で撫でた。女の体を知り尽くしている、この美しい鬼に少し嫉妬を感じながら、くるみは甘い快楽にむせび泣いた。
 内股に強く吸い付いて足の付け根まで舌を這わされ、太腿を大きな掌で撫でられると頭の芯まで痺れて気持ちよくなってくる。

「っ、はぁ……はぁ、んっ、はぁっ、えんじゅ、もう、焦らさないで……んん、我慢できないよぉ」

 くるみが涙目でおねだりすると、槐は少し頬を染めて息を呑んだ。そして、取り繕うように咳払いし、ニヤリと三日月型に口元に笑みを浮かべると、淫らな悪戯を思いついたような妖艶な表情をする。

「のう、くるみ。少し楽しい遊びをしようか?」
「な、なに……?」

 槐は艶やかに微笑むと、指先で空を切って常夜を開いた。一面の紅葉に鏡面のような沼、透明な水の中に指先を伸ばすと、三つの虹色に輝くのっぺりとしたものが現れた。

「な、何それ、む、虫じゃないよね?」
「ふふん、人間の言う所の虫とは違う。俺達のように思考を持たない玉泉ぎょくせんと言う妖怪おにだ。こいつらの用途は、男で言えばせんずり、女で言えば一人せせりに使う」

 くるみは聞き慣れない言葉に首を傾げた。その様子に笑いながら、槐は虹色の三つの妖怪を舌で舐めるとピクピクと動き始める。

「現代の言葉では、そうだな。マスターベーション、オナニーだ。俺の唾液を含ませて命令するとくるみを気持ちよくさせる事ができるのだ。こいつらにも手伝って貰う。大きな声は出せんから、我慢が必要だぞ、くるみ」

 槐はそう言って、くるみのへそに口付けると笑った。虹色に光る体を持つ不思議な妖怪は、ふわりと浮かぶと、くるみの胸の蕾に降り立った。薄桃色の蕾に、二匹のそれが辿り着くとゆっくりと口を開くように包み込んて優しく吸引する。

「ひゃあっ! あっ、んっ、……ゃ、やだ、えん、じゅ、これ、あっ、はぁっ、……っっ、やぁ……これは、だめ、っはぁ、何これ、きもち、いいっ、はぁっ」

 粘液のような冷たい液体が絡みついてくるのだが、それがとてつもなく気持ちがいい。
 槐はくるみの下着を脱がすと、ぴったりと花芯に添わせるように玉泉ぎょくせんを貼り付け、自分は舌先で花弁をゆっくりと舐めた。
 三点を同時に刺激される快楽に、声も出せずに絶頂に達したくるみは、目を見開く。
 その瞬間にどっと、溢れた愛液を槐が舐めとった。

「ッッ!! ゃっ、あっ! やぁ、だめ、こんなの声がでちゃ、んんっーっ、んっ、んん、あはっ、やぁ、あっ、やだぁ、それ、退けて、ふぁっ、また、いっちゃう、イクッ」
「はぁ……、んん、くるみがあんまり可愛いのでな、ついつい何度もいかせたくなる。はぁ……俺の舌は長い……お前の奥まで届きそうだ、はぁ……んん、んん」

 長い舌先を指の代わりに膣内なかに挿入すると、波打つように動かされた。玉泉が淫らに動いて、花芯クリトリスを優しく愛撫すると快楽に太腿が、ガクガクと震えるのを感じた。胸の蕾への愛撫も強弱をつけて繰り返され、くるみの表情は甘く蕩けて、激しい快楽になすすべも無く何度も絶頂に達する。

「はぁっ、あぁ、やぁっ、槐、おねが、もう、イクの止まらない、やぁあっ、あっ、あふ、もうそれ、とって、ああっ、あんん、……ッ!!」

 淫らな音を立てながら舌先を動かしていた美しい鬼は、切ない懇願にゆっくりと舌を花弁から抜いた。快楽の涙でぐしゃぐしゃになっているくるみの顔を見ると、玉泉を取り安心させるように額に口付けた。

「はぁ、はぁ、もう、槐のばかぁっ……!」
「すまん、すまん……少々無理をさせてしまったな。お前の体のことも考えずに暴走してしまうとはのう。愛しておるぞ、くるみ」

 全然反省はしてなさそうな笑顔だったが、槐は優しくくるみを抱きしめた。何度も続けていかされては体が持たない。呼吸が落ち着くまで、槐は優しく、くるみの頭を撫でていた。
 彼の背中に抱きついて心地良さに目を細めていると、彼の下腹部が硬くなっている事に気付いて赤面する。

「槐……もう、私大丈夫だよ」
「そうか、ならば……こんどーむとやらを装着するぞ」

 着物を開けさせると、程よく鍛えられた槐の肉体と褌が目に入った。お風呂でした時は蒸気であまり良く見えてなかったし、まじまじと見てしまうと顔が熱くなるのを感じる位に立派なものだった。
 コンドームを取り出すと、槐はゆっくりと装着する。槐の手付きはぎこちないが、練習したような素振りが伺え、くるみはそんな彼を可愛らしく思えた。

「大丈夫か? くるみ、俺の方に尻を向けてくれ」
「うん……わ、分かった」
 
 くるみは、ソファーの上で四つん這いになるとクッションを抱きしめた。亀裂に槐のそれが押し当てられるのを感じて、敏感に反応する。
 まるで犬のような恥ずかしい格好だったが愛液を纏わせながらゆっくりと挿入されると、くるみは甘い声をあげてクッションにしがみついた。

「んぁぁっ……ぁっ……!」
「はぁっ……、はぁ、くるみ……っ、本当にお前の膣内なかは、心地が良い……っ、きっとお前を愛しく、思ってるせいだろう……契を交わす度に、はぁっ、馴染んでいく……」

 ギシッ、と槐は体重をかけると覆い被さるように腰を動かした。奥を突き上げられると火花が散りそうな位に気持ちがいい。
 槐と一つになっている心地良さに頬を染めながら、首筋にかかる吐息の熱さと、背中にかかる髪にぞくぞくと体が震えた。

「やぁっ、あっ、あっあっ、ふぁっ、あんんっ……えんじゅ、奥に当たって、あっ、はぁっ、あんん、声、でちゃう、やぁんっ、あ、ああっ、はぅ、あっ、やっ、やっ、やっ」
「はぁ、仕方……あるまいな、はぁっ、っ、くっ……はぁっ、奥の方を突き上げられるほうが、くるみは、好きだったな……はぁっ」

 指先を花芯まで伸ばすと、二本の指で擦りながらズン、ズンと鬼の陰茎で深く突き上げられる。絡みつく花弁と、根本を締め付ける巾着のような感触。そして暖かい膣内ないぶから溢れる愛液が挿入された陰茎の隙間から流れ落ちた。
 申し訳程度に生えている恥毛を掻き分けて濡れた花芯を愛撫されると、下腹部から快感が押し寄せ、槐の陰茎を締め付けると絶頂に達した。

「っ、はぁっ、早いぞ、くるみ……っ、俺はまだ、はぁっ、んっ、はぁっ……あっ、くっ、はぁ」
「やっ、ああっ、えんじゅ、ぎゅとして、はぁっ、あっ、あっあっああっ!!」

 激しく腰を動かす槐に、くるみは快感で目を潤ませながら甘えん坊の子供のようにおねだりする。空蝉の姫の願いを叶える為に、槐は陰茎を抜くと、仰向けになったくるみを抱きしめながら再び挿入した。

「ふぁっ、あんっ、えんじゅ、好きっ、あっ、はぁっ、やぁっ、好きっ、あっ、あっ、あっあっ」
「っはぁ、っ、知らんぞ、はぁっ、そんなに可愛い顔をしたら自制っ、がっ、効かなくなる、はぁっ……はぁっ、あっ……永遠に、慈しむぞ、空蝉の姫よ」

 お互いを密着させて抱き合うと、槐の腰の動きが更に激しくなっていく。蕩けるような口付けをして汗が混じり合うと、槐の陰茎の摩擦の濡れた音が店に響き渡り、一際大きく突き上げると、切ない吐息が耳にかかった。
 くるみも、それに続くように体を硬直させて何度か体を震わせると、槐の広い背中を抱きしめて肩に顔を埋めた。

 くるみは、これ以上ないくらいに幸せな気持ちが胸に押し寄せてくるのを感じた。
 心地良い余韻に薄茶色の瞳を潤ませ、愛する鬼の横顔を見つめると、不意に槐が唇を寄せられて、互いの気持ちを確かめるように何度も口付けた。

✤✤✤

 満月が登る屋根の上で、黒い影が膝を抱えて首を傾げていた。ゆらゆらと蛇の頭を持つ尻尾を振りながら、男はにっこりと笑った。
 ダボダボの黒いシャツにズボン、そして首には鎖のような首輪が二重に絡みついていた。

「な~~るほど~~~、あれが、うつせみの、ひめ、なんだ~~~。可愛いな~~~~。でも、ここには、鬼が、いっぱいいるから~~~樹さまに、知らせないと~~~」

 間の抜けたゆっくりとした口調で、二人の様子を見ていた褐色の肌の青年はそのまま、ニコニコしながら立ち上がり、煙のように消えていった。
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