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初体験は吸血鬼②
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完全にからかわれてしまっているような気がするが、槐の唇は柔らかく角度を変えて交わる度に、心地良くて気持ちがふわふわとする。
間近で見ると銀の月のような瞳は神秘的で、整った顔は心臓に悪い。十年間、頭の片隅に幻想的な映画のワンシーンのように閉じ込められていた人が、夢や幻では無く存在している。
不意に高貴な香りがしたかと思うと、首筋に口づけられた。柔らかな舌先がゆっくりと耳の付け根から首元まで降りてくると、初めて自分の意志とは関係なく息が乱れた。
「あっ……っ、はぁっ! んっ……んんぅ、ゃ……はぁっ……」
「のう、くるみ。そう緊張せずとも良い。俺の常夜に迷い込む人間の女はどうした訳か、愛する男と引き裂かれて失恋したり、別の女に寝盗られたり、男に酷い目に合わされて死を考える女ばかりでな。その痛みも苦しみも、俺が抱いて忘れさせてやるのだ。くるみ、お前は俺の空蝉の姫……特別な女……どう言う意味か分かるな?」
反射的に着物を強く握りしめていた指先を、やんわりと槐は握ってやると、首筋をついばむように愛撫する。耳元で妖艶な声音で低く囁かれるとぞくぞくと背中から快感が這い上がってくる。
色気のある声と言うのは、性的刺激があるのか、脳に直接届いて泡立つ様な快感を感じてしまう。耳朶を舐め唇で挟まれると、そのまま耳珠に息を吹きかけられた。小さなその突起を優しく器用に舐められると、思わぬ快楽に声が上擦って、くるみは頬を染める。
「ひぁっ、あっ、んっ、なに、そこ、あっ、ああっ……んんっ、ふぁっ……力が抜けちゃう」
「くるみ、艶声も可愛いぞ。この色気の無い服だけは頂けんが……そうだ、お前に着物を用意してやろう」
Tシャツの中に大きな手を入れられると、腹部から胸の下までゆっくりと撫でられ、くるみの体がビクリと震えた。槐にとっては子供っぽい服装なのだろうか。
指の腹が、円を描くように上半身を撫でTシャツを捲られると、腰を抱かれながら胸を避けるように口づけられる。羽毛のような感触に肌が敏感に反応するのを感じた。長い指先が腰を撫でるとゆっくりとブラのホックを外した。
「ふっ、ぁっ……んっ、着物……一人で着れないよ……んっ、はぁ、ゃ、ま、まって、やっぱり恥ずかっっ……!」
「ん……それなら、俺が着付けてやろう。恥じらう割には目は潤んでおるようだ」
するりと下着を外されると、器用な唇が乳房を柔らかく口付けた。異性に裸を見られたの初めてなので、羞恥で抵抗しようとしたが、丁寧な指先が乳房を柔らかく押し上げるように撫でると、じわり、と込み上げるような初めての快楽が生まれるのを感じた。
自分で触れてみても快感を感じる事など無いのに、その形を確認するかのように撫でられるとどうしても吐息が漏れてしまう。
「はぁっ……はぁっ、んっ、えんじゅっ……んっ、ぁっ……あっ、はぁ!」
「なんだ? 甘えた声を出しおって……ん」
何を言ってもこんな調子の槐に、くるみは頬が熱くなるのを感じて目線を逸した。吸血鬼に甘やかされてるような感覚がなんだかムズムズして恥ずかしい。乳房をゆっくりと撫でながら、舌先が乳輪を舐めると堪らず腰が浮くのを感じた。
(気持ちいい……、槐の舌、気持ちよくて声が出ちゃう……これも読まれてるのかな)
心の中でそう思うと、槐がチラリと此方を見つめて艶やかに微笑んだ。
やはり、読まれているんだと確信すると思わずぎゅっと目を閉じた。乳房を強く揉まれ、紅い舌先が胸の突起に絡まる。円を描くように舌先で優しく舐めながら乳房の蕾の根本から押し上げられると、くるみの眉は切なく垂れ下がる。
左の乳房はそれと同時に、優しく大きな掌で円を描くように揉まれ、両足ががくがくと震えるのを感じた。
「はぁっ、あ、あん、やぁっ、あっあっ、はぁっ、んっ、そこ、だめ、あっ、あん、やぁ、そこばっかりっ、したら……!」
「ほう、ならば此方も愛撫してやろう。気持ちいい事は好きだろ?」
そんな事は無い、と肩を叩いたが左の乳房の乳輪を舌先に絡められると情けないくらい、甘ったるい声が出た。焦らすように槐の舌先が乳輪を舐められ触れるか否かで唇が掠められ、絶妙な快楽を生み出し、くるみを淫らな気持ちにさせた。
濡れた右の蕾を弄ぶかのように指の腹で押されると、電流が走ったようにビクビクと震える。
「ぁ、あんっ、ああっ! 槐、ぁっ、胸ばっかりされたら、だめ、気持ちいいから、はぁっ、あっ、ああっ、やぁっ」
「くるみ、胸が弱いようだな。焦らされて固くなってる……お前ならば、ふふふ、ここで気をやれるかも知れぬなぁ?」
きゅっ、と桃色に充血した乳房の突起を優しく抓られると、頭が真っ白になってがくがくとと振るえてしまった。一体何が起こったのか分からずに目を見開き呼吸を乱していると、執拗に花の蕾を舐めながら、槐が笑った。
「やはり、気をやれたな……空蝉の姫。しかし、その様子だとお前は、手淫をした事が無いのか? ――――あぁ、わからぬか。現代でいうところの、自慰」
「!! バカッ!!」
あまりの恥ずかしさに、くるみは真っ赤になって涙を浮かべ抗議の声を上げた。正直、あまり興味が無かったので自分でした事が無かった。だから、気持ちいいと言う感覚がわからない。いまのが巷で言う『絶頂』とか『エクスタシー』とか『イク』という感覚なのだろうかと赤面しながら考えていた。
「俺に馬鹿と言えるのも、空蝉の姫だけだな、くるみ。初心な所も可愛いぞ。軽く気をやったようだが、俺との交わりはこんなものでは無い……さて、愛する妻に奉仕するのが夫の役目だな。そして開発するのも俺の仕事というもの」
夫婦になった覚えも付き合った覚えも無いぞ、と言いたかったがショーパンをゆっくりと脱がされ、下着姿になるの臍の辺りを口付けられて全身が赤くなるような気がした。恥ずかしくて足を閉じようとすると、やんわりと制される。
下着の上から指全体で優しく撫でられると、火が付いたように敏感に体が反応するのを感じた。亀裂の筋を下から上へと刺激するように動かされると、胸を愛撫された時とは比べ物にならない位の快感を感じた。
「やっっ……!? やぁ、槐、んっ、ああっ……ぁ、はぁっ、あっ……ま、まって、ゃ、恥ずかしい……うう」
「恥じる必要は無いぞ、お前は美しいのだからな……濡れてしまう前に脱がせるぞ」
ゆっくりと脱がせると、生まれ付うっすらとしか生えていない薄毛と整った薄桃色の花弁が露になる。もちろん異性に見せた事は無いので真っ赤になって腰を引くが、槐がそれを許す筈も無かった。
自分でも日常の生活以外で触れた事の無い陰部を、整った三本の指先が優しく上下に擦り始める。まるでそれは、本格的に愛撫を行う前の準備のようだった。
指の腹で亀裂の形を確かめるように擦ると、たまらずに布団を握りしめる。そして、槐は両の指で薄桃色の亀裂を開けると、紅い舌先を這わせた。お風呂には入ったくるみだったが、異性に舐められるとなると抵抗感がある。
「ああっ! やあっ、ま、まって、あんん、やぁ、き、汚いよ……それに恥ずか……あっ、あっあっ、ゃっ、やぁ、はぁっ、あんんっ、はぁ……!」
美しい鬼は、重なった花弁に舌先を這わせ円を描くようになぞった。桃色の果肉を味わうように入念に舌を動かし、吸い付いた。初めての口淫に何も考えられない程の快楽をくるみは感じた。
槐の唾液に混じって、じぶんの膣内から何かが溢れてくるのに気づいた。艶のある低い声が聞こえ、それを、舌先に絡めると優しく花芯に擦りつけるように突かれると、呼吸が一瞬止まって激しく体が波打った。
「くるみ、初めてにしては濡れやすい体質のようだな……俺の空蝉の姫は、感度が良いようで、喜ばしい限り」
「ふぁぁ……ん、ああっ、はぁっ、やぁ、あっ、ああっ、あん、やっ、やぁ、はぁっ、はぁ、だめ、凄い気持ちいい、おねがい、舐められたら、はぁっ、あっあっ、やぁ、気持ちよくて、さっきの来ちゃう!」
淫らな水音が響き、太腿を抱いて舐める速度が早くなると、ぷっくらと膨れた蕾を根元から上へと舐め捏ね回すように、舌の腹で刺激をする。その合間に吸い上げるように優しく口付けられると、抵抗も出来なくなって羞恥を感じる間もなく甘い嬌声をあげてしまう。
縋るように、槐の角を握って自分の下腹部を貪る物の怪を潤んだ瞳で見つめた。
「そうか、ならば励まねばなるまい。ん……ん、ほら、頂きに……上り詰めるまでいくら……はぁ、でも……舐めてやろう」
花心を集中的に舌先で玩び、速度をあげて上下に擦りたてると、くるみの甘い声は徐々に震え初めて、蜜穴から湧き水のように愛液が溢れてきた。先程よりも大きな快楽の波が下腹部から訪れて、弓なりに体を反らせると堪らず絶頂に達してしまった。
「はっ、――――ああっ!!」
くるみは目をぎゅと閉じて、快楽の余韻に浸るように震えていると、溢れた蜜を絡めた細い中指がゆっくりも挿入される感触に小さな声で息を詰まらせたように喘いだ。膣に初めて指を挿れたが、圧迫感は感じるが、痛みを感じる事はなかった。
「俺に生き血を啜られた時、それほど痛みを感じなかっただろう。俺の唾液には痛みを感じさせない鎮痛作用があるのだ」
「あっ、あんっ、あっ、はぁっ……あっ、ひっ、あっ! ふぁ、はぁあっ、あんっ、やぁ、気持ちいい……えん、じゅっ、あ、あっ、ああっ」
舌先で、花芯を根元から優しく舐めながら中指だけで優しく膣内まさぐる。蜜壺の入口を上下に刺激し、くるみの体を確かめるように奥へと指を挿入させた。
未開の地は狭く、指を押し出そうとする位に締めつけてくる。絡みつくような内部に誘われて指をゆっくりと丁寧に動かすと、美しい部屋に淫らな愛液の音が鳴り響いた。きらきらと光る透明な蜜は、指の根本まで伝ってポタポタと高級な布団に愛液の雫を作った。
「やぁ、あっ、あっ、また、いくっ、ふぁ……、あっ、あーっ、……ッッ!! あんん、膣内、熱い、ふぁ、やっ、ああっ、ああんっ!」
決して激しく指を動かしている訳でもないのに、自分さえもわからないような心地の良い、奥のピンポイントを探り当て、まるで陰茎が出入りするように前後に二本の指を動かされると、無意識に膣内がぎゅうぎゅうと締め付けて、臀部まで愛液が滴り落ちた。
深い部分を指の腹で刺激され、出入りを繰り返されると、快楽に薄茶の瞳から涙が溢れる。
「はぁ……くるみは、奥が感じるようだな。深い場所を指で愛撫する度に、いやらしい顔になって喘いでいる。さぁて、前戯だけで満足して貰っては困るぞ」
愛液に濡れた唇を舐めとると、艶やかな着物の裾から鬼の一物が現れる。そそり立ったそれを直視する事が出来ず、くるみは目を反らした。何となくイメージができても勃起した男性器は見るのは初めてで戸惑った。
頬を染め、ぎゅっと目を閉じて体を固くすると、頭上から槐の僅かに微笑む声が聞こえた。友達から、初めて彼氏とエッチした時、とても痛かったと聞いた事があるので、いくら唾液に鎮痛効果があると言われても体が固くなる。
「くるみ……」
ふわり、と高貴な香りがしてうっすらと瞳を開けると、銀の月のような槐の神秘的な瞳が間近に迫っていた。先端が亀裂をゆっくりとなぞって、先程まで指を挿入していた部分に当てられると、根本まで一気に貫かれる。
「あっんんっ!! はぁっ……はぁっ」
「っ……はぁ、処女の血の香りがする……何百年ぶりか……快楽を感じた……はぁ、後の血の香りは濃厚に甘くなるが、空蝉の姫のものは……格別だ」
陰茎の隙間から鮮血が滴り落ちて、僅かに槐の牙が伸びる。柔らかく甘い果実のような血の香りを嗅ぎながら、くるみの額に口付ける。大きな圧迫感はあるが、激痛は感じず抱きしめられると槐の背中に思わず腕を回した。反射的に入り口が緩やかに痙攣する。
槐は暫く、女陰と陰茎が馴染むまで抱きしめて、くるみの乱れた髪を優しく梳いた。
(私……鬼とエッチしてる……。お腹の中に槐のが入って……一杯になってる。これから私、どうなるの?)
「はぁ……動くぞ、くるみ」
膝の上にくるみの両足を乗せると、覆い被さるようにして抱きしめ腰を動かし始めた。結合部から愛液に混じった血液の香りがすると、槐は興奮したように銀の瞳が淡く光る。
少し恐怖を感じながらも、下腹部から突き上げられる感覚に段々と心地よさが混じってくる。
「はぁ、っ、心配するな……お前を殺したりはせぬ。っ、はぁ……っ、お前の膣内っ……は、天井が粒になって……はぁ、っ、吸盤のように締め付けてく……る。空蝉の姫は心身ともに魅せられるのう……はぁっ」
「はぁっ、あっ、ああっ、はぁっ、ぁ、ひぁっ、そこ、擦ったらっ、んっ、はあっ、あっあっあっ……あっやっ、や!」
上半身を少し起こすと、くるみの両手に指先を重ねながら、槐は淫らに腰を動かした。突き上げ腰を捏ねるようにして花壁を擦ると、処女とは思えないくらい、あられもない甘い嬌声をあげた。
布擦れの音と共に、結合部からは淫らな粘着音が響いて、美しい常夜の中で性行為をする背徳感で、ぞくぞくと体が震えた。Tシャツを脱がされ、裸体にされると繋がったまま、胡座をかいた槐の上に座らされる。
上からの重力で子宮口の近くまで先端が当たると、火花が散るような快楽を感じた。
「あんんっ! はぁっ、奥まで……きちゃう、はぁっ、あっ、あっ、ああっ、あふっ、あっあっ、だめ、そんなに突いたらっ、――――ッッ!」
両手で臀部を支えて体を動かされると、くるみは思わず目を見開き、美しい鬼の首元に抱きついた。その行動に、槐はニヤリと妖艶に微笑むと体を密着させ、速度を早めて腰を淫らに動かした。
その瞬間、くるみは堪らず彼に抱きついて絶頂に達すると、膣内を淫らに痙攣させ薄茶の瞳を涙で潤ませた。乱れた柔らかな癖毛を緩く二つに括った髪を解くと、指先で顎に触れ、優しく口付けながら、達したばかりのくるみを労るように緩やかに下から突き上げる。
「はぁっ、いきなり……俺の魔羅を……はぁ、……締め付ける事を覚えて……ん……十年間、お前を待った甲斐がある……はぁ、んっ……痛みは無いだろうが、夜伽に慣れぬお前に無理をさせる訳にも行かないな……明日の仕事に響くだろう」
「あふ、あっ、んんっ、あっあっ、もう、お願い、槐、はぁっ、あっあっあっ、ひっ、あんんっ……! やぁぁっん!!」
甘く懇願されると、再びくるみを布団に寝かせ、口付けながら激しく腰を動かせた。二人の荒い吐息が重なり、体を密着させるとくるみの華奢な体は素早く上下に揺れて、槐の愛撫に翻弄された。
膣内を擦る陰茎が、奥の快楽のツボを集中的に突き上げ集中的にこねくりまわされると、もう我慢が出来ず鬼を招きいれるように締め付けた。自分の意思とは反して痙攣させるように蠕動すると冷たい妖艶な鬼の顔が快楽に歪んだ。その瞬間、槐の熱い吐息が耳元に届き膣内で痙攣したかと思うと、白濁した欲望が注がれた。
お互い繋がったまま、呼吸を整えるとゆっくりと鬼の一物が抜かれ桃色に充血した花弁から淫らな白い液体が流れ落ちた。
いつの間にか辺りに見えた常夜は消え、部屋が元通りの寝室に戻ると、激しい快楽の余韻に、まだ、くるみはぼんやりとして眠気に襲われていた。夜伽で濡れた花弁と体を綺麗に拭きながら、槐は耳元で囁いた。
「のう、くるみ。このまま、寝ては風邪を引くぞ。仕方あるまいな……俺の着物を羽織っておけ」
「うん、わかってる、けど……ねむい……疲れたもん……」
槐は派手な羽織りを纏わせると、しょうのない奴だと笑って自分の胸元に抱き寄せると、眠りについた。
間近で見ると銀の月のような瞳は神秘的で、整った顔は心臓に悪い。十年間、頭の片隅に幻想的な映画のワンシーンのように閉じ込められていた人が、夢や幻では無く存在している。
不意に高貴な香りがしたかと思うと、首筋に口づけられた。柔らかな舌先がゆっくりと耳の付け根から首元まで降りてくると、初めて自分の意志とは関係なく息が乱れた。
「あっ……っ、はぁっ! んっ……んんぅ、ゃ……はぁっ……」
「のう、くるみ。そう緊張せずとも良い。俺の常夜に迷い込む人間の女はどうした訳か、愛する男と引き裂かれて失恋したり、別の女に寝盗られたり、男に酷い目に合わされて死を考える女ばかりでな。その痛みも苦しみも、俺が抱いて忘れさせてやるのだ。くるみ、お前は俺の空蝉の姫……特別な女……どう言う意味か分かるな?」
反射的に着物を強く握りしめていた指先を、やんわりと槐は握ってやると、首筋をついばむように愛撫する。耳元で妖艶な声音で低く囁かれるとぞくぞくと背中から快感が這い上がってくる。
色気のある声と言うのは、性的刺激があるのか、脳に直接届いて泡立つ様な快感を感じてしまう。耳朶を舐め唇で挟まれると、そのまま耳珠に息を吹きかけられた。小さなその突起を優しく器用に舐められると、思わぬ快楽に声が上擦って、くるみは頬を染める。
「ひぁっ、あっ、んっ、なに、そこ、あっ、ああっ……んんっ、ふぁっ……力が抜けちゃう」
「くるみ、艶声も可愛いぞ。この色気の無い服だけは頂けんが……そうだ、お前に着物を用意してやろう」
Tシャツの中に大きな手を入れられると、腹部から胸の下までゆっくりと撫でられ、くるみの体がビクリと震えた。槐にとっては子供っぽい服装なのだろうか。
指の腹が、円を描くように上半身を撫でTシャツを捲られると、腰を抱かれながら胸を避けるように口づけられる。羽毛のような感触に肌が敏感に反応するのを感じた。長い指先が腰を撫でるとゆっくりとブラのホックを外した。
「ふっ、ぁっ……んっ、着物……一人で着れないよ……んっ、はぁ、ゃ、ま、まって、やっぱり恥ずかっっ……!」
「ん……それなら、俺が着付けてやろう。恥じらう割には目は潤んでおるようだ」
するりと下着を外されると、器用な唇が乳房を柔らかく口付けた。異性に裸を見られたの初めてなので、羞恥で抵抗しようとしたが、丁寧な指先が乳房を柔らかく押し上げるように撫でると、じわり、と込み上げるような初めての快楽が生まれるのを感じた。
自分で触れてみても快感を感じる事など無いのに、その形を確認するかのように撫でられるとどうしても吐息が漏れてしまう。
「はぁっ……はぁっ、んっ、えんじゅっ……んっ、ぁっ……あっ、はぁ!」
「なんだ? 甘えた声を出しおって……ん」
何を言ってもこんな調子の槐に、くるみは頬が熱くなるのを感じて目線を逸した。吸血鬼に甘やかされてるような感覚がなんだかムズムズして恥ずかしい。乳房をゆっくりと撫でながら、舌先が乳輪を舐めると堪らず腰が浮くのを感じた。
(気持ちいい……、槐の舌、気持ちよくて声が出ちゃう……これも読まれてるのかな)
心の中でそう思うと、槐がチラリと此方を見つめて艶やかに微笑んだ。
やはり、読まれているんだと確信すると思わずぎゅっと目を閉じた。乳房を強く揉まれ、紅い舌先が胸の突起に絡まる。円を描くように舌先で優しく舐めながら乳房の蕾の根本から押し上げられると、くるみの眉は切なく垂れ下がる。
左の乳房はそれと同時に、優しく大きな掌で円を描くように揉まれ、両足ががくがくと震えるのを感じた。
「はぁっ、あ、あん、やぁっ、あっあっ、はぁっ、んっ、そこ、だめ、あっ、あん、やぁ、そこばっかりっ、したら……!」
「ほう、ならば此方も愛撫してやろう。気持ちいい事は好きだろ?」
そんな事は無い、と肩を叩いたが左の乳房の乳輪を舌先に絡められると情けないくらい、甘ったるい声が出た。焦らすように槐の舌先が乳輪を舐められ触れるか否かで唇が掠められ、絶妙な快楽を生み出し、くるみを淫らな気持ちにさせた。
濡れた右の蕾を弄ぶかのように指の腹で押されると、電流が走ったようにビクビクと震える。
「ぁ、あんっ、ああっ! 槐、ぁっ、胸ばっかりされたら、だめ、気持ちいいから、はぁっ、あっ、ああっ、やぁっ」
「くるみ、胸が弱いようだな。焦らされて固くなってる……お前ならば、ふふふ、ここで気をやれるかも知れぬなぁ?」
きゅっ、と桃色に充血した乳房の突起を優しく抓られると、頭が真っ白になってがくがくとと振るえてしまった。一体何が起こったのか分からずに目を見開き呼吸を乱していると、執拗に花の蕾を舐めながら、槐が笑った。
「やはり、気をやれたな……空蝉の姫。しかし、その様子だとお前は、手淫をした事が無いのか? ――――あぁ、わからぬか。現代でいうところの、自慰」
「!! バカッ!!」
あまりの恥ずかしさに、くるみは真っ赤になって涙を浮かべ抗議の声を上げた。正直、あまり興味が無かったので自分でした事が無かった。だから、気持ちいいと言う感覚がわからない。いまのが巷で言う『絶頂』とか『エクスタシー』とか『イク』という感覚なのだろうかと赤面しながら考えていた。
「俺に馬鹿と言えるのも、空蝉の姫だけだな、くるみ。初心な所も可愛いぞ。軽く気をやったようだが、俺との交わりはこんなものでは無い……さて、愛する妻に奉仕するのが夫の役目だな。そして開発するのも俺の仕事というもの」
夫婦になった覚えも付き合った覚えも無いぞ、と言いたかったがショーパンをゆっくりと脱がされ、下着姿になるの臍の辺りを口付けられて全身が赤くなるような気がした。恥ずかしくて足を閉じようとすると、やんわりと制される。
下着の上から指全体で優しく撫でられると、火が付いたように敏感に体が反応するのを感じた。亀裂の筋を下から上へと刺激するように動かされると、胸を愛撫された時とは比べ物にならない位の快感を感じた。
「やっっ……!? やぁ、槐、んっ、ああっ……ぁ、はぁっ、あっ……ま、まって、ゃ、恥ずかしい……うう」
「恥じる必要は無いぞ、お前は美しいのだからな……濡れてしまう前に脱がせるぞ」
ゆっくりと脱がせると、生まれ付うっすらとしか生えていない薄毛と整った薄桃色の花弁が露になる。もちろん異性に見せた事は無いので真っ赤になって腰を引くが、槐がそれを許す筈も無かった。
自分でも日常の生活以外で触れた事の無い陰部を、整った三本の指先が優しく上下に擦り始める。まるでそれは、本格的に愛撫を行う前の準備のようだった。
指の腹で亀裂の形を確かめるように擦ると、たまらずに布団を握りしめる。そして、槐は両の指で薄桃色の亀裂を開けると、紅い舌先を這わせた。お風呂には入ったくるみだったが、異性に舐められるとなると抵抗感がある。
「ああっ! やあっ、ま、まって、あんん、やぁ、き、汚いよ……それに恥ずか……あっ、あっあっ、ゃっ、やぁ、はぁっ、あんんっ、はぁ……!」
美しい鬼は、重なった花弁に舌先を這わせ円を描くようになぞった。桃色の果肉を味わうように入念に舌を動かし、吸い付いた。初めての口淫に何も考えられない程の快楽をくるみは感じた。
槐の唾液に混じって、じぶんの膣内から何かが溢れてくるのに気づいた。艶のある低い声が聞こえ、それを、舌先に絡めると優しく花芯に擦りつけるように突かれると、呼吸が一瞬止まって激しく体が波打った。
「くるみ、初めてにしては濡れやすい体質のようだな……俺の空蝉の姫は、感度が良いようで、喜ばしい限り」
「ふぁぁ……ん、ああっ、はぁっ、やぁ、あっ、ああっ、あん、やっ、やぁ、はぁっ、はぁ、だめ、凄い気持ちいい、おねがい、舐められたら、はぁっ、あっあっ、やぁ、気持ちよくて、さっきの来ちゃう!」
淫らな水音が響き、太腿を抱いて舐める速度が早くなると、ぷっくらと膨れた蕾を根元から上へと舐め捏ね回すように、舌の腹で刺激をする。その合間に吸い上げるように優しく口付けられると、抵抗も出来なくなって羞恥を感じる間もなく甘い嬌声をあげてしまう。
縋るように、槐の角を握って自分の下腹部を貪る物の怪を潤んだ瞳で見つめた。
「そうか、ならば励まねばなるまい。ん……ん、ほら、頂きに……上り詰めるまでいくら……はぁ、でも……舐めてやろう」
花心を集中的に舌先で玩び、速度をあげて上下に擦りたてると、くるみの甘い声は徐々に震え初めて、蜜穴から湧き水のように愛液が溢れてきた。先程よりも大きな快楽の波が下腹部から訪れて、弓なりに体を反らせると堪らず絶頂に達してしまった。
「はっ、――――ああっ!!」
くるみは目をぎゅと閉じて、快楽の余韻に浸るように震えていると、溢れた蜜を絡めた細い中指がゆっくりも挿入される感触に小さな声で息を詰まらせたように喘いだ。膣に初めて指を挿れたが、圧迫感は感じるが、痛みを感じる事はなかった。
「俺に生き血を啜られた時、それほど痛みを感じなかっただろう。俺の唾液には痛みを感じさせない鎮痛作用があるのだ」
「あっ、あんっ、あっ、はぁっ……あっ、ひっ、あっ! ふぁ、はぁあっ、あんっ、やぁ、気持ちいい……えん、じゅっ、あ、あっ、ああっ」
舌先で、花芯を根元から優しく舐めながら中指だけで優しく膣内まさぐる。蜜壺の入口を上下に刺激し、くるみの体を確かめるように奥へと指を挿入させた。
未開の地は狭く、指を押し出そうとする位に締めつけてくる。絡みつくような内部に誘われて指をゆっくりと丁寧に動かすと、美しい部屋に淫らな愛液の音が鳴り響いた。きらきらと光る透明な蜜は、指の根本まで伝ってポタポタと高級な布団に愛液の雫を作った。
「やぁ、あっ、あっ、また、いくっ、ふぁ……、あっ、あーっ、……ッッ!! あんん、膣内、熱い、ふぁ、やっ、ああっ、ああんっ!」
決して激しく指を動かしている訳でもないのに、自分さえもわからないような心地の良い、奥のピンポイントを探り当て、まるで陰茎が出入りするように前後に二本の指を動かされると、無意識に膣内がぎゅうぎゅうと締め付けて、臀部まで愛液が滴り落ちた。
深い部分を指の腹で刺激され、出入りを繰り返されると、快楽に薄茶の瞳から涙が溢れる。
「はぁ……くるみは、奥が感じるようだな。深い場所を指で愛撫する度に、いやらしい顔になって喘いでいる。さぁて、前戯だけで満足して貰っては困るぞ」
愛液に濡れた唇を舐めとると、艶やかな着物の裾から鬼の一物が現れる。そそり立ったそれを直視する事が出来ず、くるみは目を反らした。何となくイメージができても勃起した男性器は見るのは初めてで戸惑った。
頬を染め、ぎゅっと目を閉じて体を固くすると、頭上から槐の僅かに微笑む声が聞こえた。友達から、初めて彼氏とエッチした時、とても痛かったと聞いた事があるので、いくら唾液に鎮痛効果があると言われても体が固くなる。
「くるみ……」
ふわり、と高貴な香りがしてうっすらと瞳を開けると、銀の月のような槐の神秘的な瞳が間近に迫っていた。先端が亀裂をゆっくりとなぞって、先程まで指を挿入していた部分に当てられると、根本まで一気に貫かれる。
「あっんんっ!! はぁっ……はぁっ」
「っ……はぁ、処女の血の香りがする……何百年ぶりか……快楽を感じた……はぁ、後の血の香りは濃厚に甘くなるが、空蝉の姫のものは……格別だ」
陰茎の隙間から鮮血が滴り落ちて、僅かに槐の牙が伸びる。柔らかく甘い果実のような血の香りを嗅ぎながら、くるみの額に口付ける。大きな圧迫感はあるが、激痛は感じず抱きしめられると槐の背中に思わず腕を回した。反射的に入り口が緩やかに痙攣する。
槐は暫く、女陰と陰茎が馴染むまで抱きしめて、くるみの乱れた髪を優しく梳いた。
(私……鬼とエッチしてる……。お腹の中に槐のが入って……一杯になってる。これから私、どうなるの?)
「はぁ……動くぞ、くるみ」
膝の上にくるみの両足を乗せると、覆い被さるようにして抱きしめ腰を動かし始めた。結合部から愛液に混じった血液の香りがすると、槐は興奮したように銀の瞳が淡く光る。
少し恐怖を感じながらも、下腹部から突き上げられる感覚に段々と心地よさが混じってくる。
「はぁ、っ、心配するな……お前を殺したりはせぬ。っ、はぁ……っ、お前の膣内っ……は、天井が粒になって……はぁ、っ、吸盤のように締め付けてく……る。空蝉の姫は心身ともに魅せられるのう……はぁっ」
「はぁっ、あっ、ああっ、はぁっ、ぁ、ひぁっ、そこ、擦ったらっ、んっ、はあっ、あっあっあっ……あっやっ、や!」
上半身を少し起こすと、くるみの両手に指先を重ねながら、槐は淫らに腰を動かした。突き上げ腰を捏ねるようにして花壁を擦ると、処女とは思えないくらい、あられもない甘い嬌声をあげた。
布擦れの音と共に、結合部からは淫らな粘着音が響いて、美しい常夜の中で性行為をする背徳感で、ぞくぞくと体が震えた。Tシャツを脱がされ、裸体にされると繋がったまま、胡座をかいた槐の上に座らされる。
上からの重力で子宮口の近くまで先端が当たると、火花が散るような快楽を感じた。
「あんんっ! はぁっ、奥まで……きちゃう、はぁっ、あっ、あっ、ああっ、あふっ、あっあっ、だめ、そんなに突いたらっ、――――ッッ!」
両手で臀部を支えて体を動かされると、くるみは思わず目を見開き、美しい鬼の首元に抱きついた。その行動に、槐はニヤリと妖艶に微笑むと体を密着させ、速度を早めて腰を淫らに動かした。
その瞬間、くるみは堪らず彼に抱きついて絶頂に達すると、膣内を淫らに痙攣させ薄茶の瞳を涙で潤ませた。乱れた柔らかな癖毛を緩く二つに括った髪を解くと、指先で顎に触れ、優しく口付けながら、達したばかりのくるみを労るように緩やかに下から突き上げる。
「はぁっ、いきなり……俺の魔羅を……はぁ、……締め付ける事を覚えて……ん……十年間、お前を待った甲斐がある……はぁ、んっ……痛みは無いだろうが、夜伽に慣れぬお前に無理をさせる訳にも行かないな……明日の仕事に響くだろう」
「あふ、あっ、んんっ、あっあっ、もう、お願い、槐、はぁっ、あっあっあっ、ひっ、あんんっ……! やぁぁっん!!」
甘く懇願されると、再びくるみを布団に寝かせ、口付けながら激しく腰を動かせた。二人の荒い吐息が重なり、体を密着させるとくるみの華奢な体は素早く上下に揺れて、槐の愛撫に翻弄された。
膣内を擦る陰茎が、奥の快楽のツボを集中的に突き上げ集中的にこねくりまわされると、もう我慢が出来ず鬼を招きいれるように締め付けた。自分の意思とは反して痙攣させるように蠕動すると冷たい妖艶な鬼の顔が快楽に歪んだ。その瞬間、槐の熱い吐息が耳元に届き膣内で痙攣したかと思うと、白濁した欲望が注がれた。
お互い繋がったまま、呼吸を整えるとゆっくりと鬼の一物が抜かれ桃色に充血した花弁から淫らな白い液体が流れ落ちた。
いつの間にか辺りに見えた常夜は消え、部屋が元通りの寝室に戻ると、激しい快楽の余韻に、まだ、くるみはぼんやりとして眠気に襲われていた。夜伽で濡れた花弁と体を綺麗に拭きながら、槐は耳元で囁いた。
「のう、くるみ。このまま、寝ては風邪を引くぞ。仕方あるまいな……俺の着物を羽織っておけ」
「うん、わかってる、けど……ねむい……疲れたもん……」
槐は派手な羽織りを纏わせると、しょうのない奴だと笑って自分の胸元に抱き寄せると、眠りについた。
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