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31 繋がる心と体①(※R18)
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レジェロ様の両手が、私の頬を包み込むと、何度も啄むように軽く口付けてきた。いつもは、レジェロ様に私自身が呑み込まれそうなほど、強引に快楽を引き出されてしまう感じなのだけれど……なんだか、優しいわ。
今は、私の呼吸に合わせるように唇を離しては角度を変えて吸い付いてくる。蛇のように割れたスプリットタンの舌が、私の舌の表面に絡みついてくると、気持ちいい。
粘膜を交換しあって、器用に舌で表面を辿られると、私の鼓動が速くなっていく。
恥ずかしいけれど、嬉しくて、こんなにも体が熱くなってドキドキする。何もしていないのに、体の奥が疼くだなんて、なんだかおかしいわ。
レジェロ様との口付けは、する度に心地が良くて気持ち良くなるけれど、それとは違うような気がするの。
もしかしてレジェロ様ったら、事前に媚薬でも飲んで、唾液と混じらせたのかしら?
「んっ……はぁっ……は……んんっ……んぁ……ね、ねぇ、レジェロ様……も、もしかして……はぁっ……媚薬でも飲んだの?」
「んー? なんで」
急に優しい声音で覗き込まれると、私は耳まで熱くなるのを感じた。いつものおふざけ半分で、私の事を好きだと言われるのには慣れているのに、どうしてかしら。
今までは半分本気で、半分冗談だと思って接していたから……?
でも、今のレジェロ様の眼差しは普段よりも優しくて、私に全信頼を預けてくれているような気がするんだもの。レジェロ様の人となりが、段々と形になっていくと、心の距離も近くなったような気がするわ。
目を逸らしたくなるような悲惨な過去も背負いながら、敵討ちのために悪となって、悪を制したレジェロ様は、並大抵の精神力じゃ生きて来られなかったと思う。
だから私の両親が殺された時、突き放すようにあんな言い方をしたのね。
勝手に死ぬのは止めやしないけれど、私に度胸がない事を見破って、生きる事を選ばせてくれたんだわ。
生きていれば、復讐する事も出来る。
それが良いのか悪いのか分からないけれど、少なくともこの先、生きる理由にはなるもの。
「だ、だって、急に体が熱くなってドキドキしてきたから。ち、違うの?」
きょとんとした顔で私を覗き込んでいたレジェロ様は、ふとニヤリと笑みを浮かべて、私を抱きしめる。そして私の肩に犬のように鼻をつけて深く溜息をつくと、掠れた声で囁いた。
「あーあ。どうしたもんかねぇ。あんま可愛い事言うとさぁ、簡単に抱けなくなっちまうぞ。めちゃくちゃ壊して穢してぇのに、誰よりも大事に扱いたくなっちまう」
そう言ってレジェロ様はベッドに転がった。私はその言葉を聞いて嬉しくなってしまった反面、レジェロ様に触れられなくなるのは、寂しいと感じてしまったの。
以前、私の友達が大好きな恋人と、抱き合ったり、夜の営みをすると、幸せな気持ちになって愛されていると感じるの、と語っていたのを思い出した。
「れ、レジェロ様。それは……その、嬉しいけど、触れられなくなると」
「ふーん。触れられなくなると……なーに?」
「寂しくなるから……い、嫌……」
「なんで寂しくなるのか、嫌なのか、詳しく聞かしてくんない?」
レジェロ様は、そう言うと私を見つめて答えを促した。からかうような、それでいて本気でその答えを、渇望するような熱い眼差しに、私は林檎のように顔が赤くなった。
そんなレジェロ様の様子を見ていると、私の気持ちも自然と定まり、素直になれるような気がしたわ。
「レジェロ様の事が好きだから……、触れられたいの」
「なら……ドルチェちゃんから俺にキスして」
レジェロ様はそう言うと、私と指を絡め、私の腰を抱いて自分の胸板に軽々と乗せた。鍛えられた広い胸の上で、私は今までにない位に体が熱くなって潤んだ瞳で見つめてしまう。
こんなにも危険で女たらしの悪いエルフが、運命を共にするという、ウロボロスの騎士になってしまっただなんて嫌だわ、と思っていた事もあった。
けれど、今はレジェロ様が騎士でいてくれて心強いと感じる。
きっと……あの時、酒宿場で私の手を掴んでくれた事は偶然ではなく、必然だったような気がするの。
「ん……っ………はっ……」
初めて、自分からおずおずとレジェロ様に口付ける。
いつも彼にリードされているから、私の口付けは、とってもぎこちなくて下手。
啄むようにしながら唇を合わせて、控えめに舌を差し入れると、レジェロ様は、私の舌を受け入れるように出迎えてくれる。
レジェロ様の、艶っぽい吐息と声にゾクゾクと気持ちが高まってしまった。彼の胸板に押し付けた私の乳房から、早鐘のように波打つ鼓動が伝わってしまいそう。
「んっ……はぁっ……んっ……ちゅ、れじぇ……」
レジェロ様が私の背中に腕を回し、頭を支えるようにして何度も口付ける。私の体を反転させて抱き込み、形勢逆転して深く舌を絡め、名残惜しそうに銀糸を引きながら離れると、私の頭は酸欠と快感でぼうっとした。
そして、レジェロ様は片手で器用に私の聖女の服を脱がしながら、耳元に口を寄せて甘く囁く。
「俺、あんたに命かけてもいいよ。そんだけドルチェちゃんに惚れてるんだわ。……やべぇな、俺余裕ねぇわ。本気になってきた」
「れ……じぇ……はっ、あんっ……ぁ、んん」
レジェロ様の舌が首筋に絡みつく。
今までだって、何度も好きだって言われたけれど、こんな切ない声で言われたのは初めてだわ。レジェロ様の、明るいおちゃらけた部分も、私は好きだけれど……余裕のないレジェロ様の好きは、混じり気のない本心だと思えて、胸がぎゅっと締め付けられる。
――――レジェロ様と、交わりたい。
そう思うと、体の奥から力強い聖女の力が溢れてくるような気がする。私が、レジェロ様の事を強く求めたせいかしら。
「はっ……あっ、んっ……レジェロ様、そんなに痕つけたら、お風呂の時に……はぁ、巫女様に見られちゃう……からっ、恥ずかしいっ……」
アリア様の命令で、私はまるでお姫様にでもなったかのように、巫女様達が私の体を綺麗に洗ってくれるの。そこにアリア様もいらっしゃって、裸のお付き合いというか、ちょっとした女性同士の雑談会が開かれるの。
この時ばかりは、身分など関係なくアリア様と友達同士のように話せて楽しい。
「んー? 俺達が仲良くしてる方がここの奴らは喜ぶでしょ。これはその証……、飼い犬の噛み跡ってわけ。こんな可愛い子、俺の物だって痕つけとかねぇと馬鹿が手を出してくっから。俺、本気になると独占欲すげぇみたいだわ」
レジェロ様は、お構いなしに私の首筋や鎖骨、胸元に口付けの痕をつけていく。大きくて熱い手が乳房を揉むと、切ない吐息が漏れて恥ずかしい。
経験豊富なレジェロ様に、乳房を揉まれると、私の気持ち良い場所を、的確に探り当てられて、感じてしまう。私の乳房の横面をレジェロ様は舌で舐め、乳輪まで辿り着くと赤い舌で擽るように、乳頭の周辺を舐めた。
「はっ……♡♡ ぁっ……はあっ……んんっ、ゃ、レジェロ様、んぁっ……♡♡ ぁん、そこ焦らさない……で」
「ここ、好きだろ。俺がどんだけドルチェちゃん抱いてると思うーー? そんな俺が、聖女ちゃんの弱点を知らねぇわけねぇよな?」
レジェロ様は意地悪にそう言うと、獲物を狙うようにキュッと目を細めた。一番敏感な乳頭に触れないように、わざと周囲を愛撫されると、段々そこが硬くなってしまって、敏感になっていくような気がするわ。
レジェロ様の吐息がかかるだけで、私は過剰に反応してしまう。
「はっ……ぁ、あぅ……んんっ♡ ゃ、だ……」
「あは、やべぇくらい勃起してんね? どうして欲しいの。おねだりしてくんなきゃ、分かんねぇなぁ」
レジェロ様は、私の紋章をわざと指でなぞる。
その度に私の体は敏感に震えて、意識が飛びそうになった。今、こんな状態でレジェロ様に胸の先端を舐められたら、一体どうなってしまうの?
「はぁ……れじ……ぇろ、さま……んっ、はずかしいわ……。な、なめ……て、お願い……硬くなってつらいの、あっ……♡ んんん~~~~ッッッ♡♡♡」
レジェロ様の舌が先端に絡まると唇を噛み、私は頭が真っ白になってしまって、腰を反らした。私ったら意地悪に焦らされたせいで、そのまま絶頂に達してしまったのかしら?
私の両手首をぐっと掴んだレジェロ様は、先端を唇で吸い上げ、舌で素早く転がし舐る。体を拘束され、抵抗する事も出来ずに、レジェロ様の乳首攻めを受け、ベッドの上で私は何度も体を反らしてしまった。
「ひゃううっ……♡♡ ゃ、やっやっ、待ってぇ、レジェロ様っ……あぁっ♡♡ いつもより、感じちゃっ……うっ……やぁぁっ……♡♡ あっ♡♡」
「乳首で連続イキ、可愛すぎんでしょ。敏感な聖女ちゃんを俺だけが知ってんだと思うとさぁ、堪んねぇんだよな。もっと蕩けて、気持ち良くなってるエッチな顔見たくなる」
レジェロ様は、涙と快楽でぐしゃぐしゃになった私の顔を覗き込むようにすると、紋章をなぞり、スカートを捲って下着を太腿まで下ろして指を這わせた。
エルフ特有の長い指が、私の陰部の筋を撫でると、直ぐに反応して呼吸が乱れる。間近でこんなに感じている顔をレジェロ様に見つめられたら、恥ずかしい……。
「人間の女ってさぁ、小さくて柔くて暖かくて最高だよな。ドルチェちゃんは特にそう感じるんだわ。俺が抱いてきたどんな女より、最高に抱き心地良くて、可愛くて……健気で真っ直ぐで懐の深い、いい女だ。さっきのだけですげぇ濡れちゃってさ。感じやすいのも俺好み。エッチな蜜垂らして、いやらしい聖女ちゃんなんて最高のご主人様だよな」
「はぁっ……や、や……言わないで、恥ずかしいっ、言わないでレジェロ様」
ふとレジェロ様が陰部から指を離すと、愛液の糸が引いているのが見えた。私は彼に気付かれるくらい、顔を真っ赤にしていたと思う。
レジェロ様は再び、私の陰部に触れると擽るように閉じた花弁を撫で、陰核を一度撫でると、指を膣内に挿入した。
「あっ……んんっ♡♡ ふぁぁ、れじぇっ……あっ♡あっ♡ んぅ、ま、まって、な、なんだか……あっ、んんっ……はぁぁっ♡♡♡」
「クリ攻めは後でするから、我慢して。うんうん、分かる……今日はドルチェちゃんの膣内違うわ。締まってっけど柔軟で、にゅるにゅる動く感じ。奥と入り口で締め付けて指ごと持ってかれそう……ほーんとドルチェちゃんは俺殺しの名器だよな。なーに、今日は感じまくってんの?」
レジェロ様は私の耳元で囁くと、中指と薬指を挿入して、上下に指を動かした。長くてしっかりとした指先が蠢くと、直ぐに膣内で感じて気持ち良くなってしまう。
「あ~~~~ッッッ♡♡ きもぢぃッッッ♡ あ~~~~ッッッ♡♡」
指を動かされると私の入り口から蜜が溢れて、にゅちゅ、くちゅと恥ずかしい音を立てながら、愛液が掻き出されてしまった。
上部の壁を指の腹で撫で、優しく押し上げられると、私はシーツを握りしめて喘いだ。
「ひぁっ♡♡ んんっ、あっ♡あっ♡あっ♡ きもちいぃ、やぁ~~~ッッッ♡♡ レジェロさま、あはっ、ああっ♡ ああっ♡♡ あ~~~~ッッッ♡ んんっ、いつも、いじょうにっ、なかんっ、じてっ♡♡ やぁっ……んんっ、あっあっ♡♡ イッ……、~~~~ッッッ♡♡♡」
レジェロ様の愛撫は、いつもおかしくなりそうな位に気持ち良いけれど、今日は自分でも恥ずかしくなるくらい全身で喜びを感じて、喘いでる。
そんな私の痴態に、レジェロ様は興奮したように口付け、舌を絡ませてきた。
腰を抱かれ、口付けしながら膣内を、リズミカルにかき混ぜられ、突き上げられると、私の壁は無意識に、レジェロ様の指をぎゅうぎゅうと締め付け、漣のように蠢いた。
「~~~~ッッッ♡♡ ~~~~ッッッ♡♡」
絶頂している私を、容赦なく追い詰めるように、レジェロ様は指を一定のリズムでしなやかに動かした。その度に、じゅぷじゅぷと愛液が飛び散って、レジェロ様のシーツを穢す。
余韻でヒクヒクと蠢く膣内を攻められると、私は間髪入れずに二度目の絶頂に達してしまい、ぐったりと体を横たえたわ。
舌がゆっくりと離れて銀糸の橋を掛けると、レジェロ様は指を抜き、私の愛液で濡れた指を使って、勃起した陰核を撫で回した。
「あぁっ♡♡ ひっ、んぁぁ、さっ、さっき♡♡ 二回もっっ♡♡ イッたのにっ……はぁっ……んっ♡んっ♡ らめぇぇっ、それっ♡♡ あぁあぁッッッ♡♡♡」
「ほんと、ここ撫でて、シコシコ扱かれるの好きだね、ドルチェちゃん。こんな、男みたいにクリシコられて、トロトロま●こから聖水出してイキまくりなの、誰にも見せられねぇよな? あーあ。シーツ濡れちまったから、今夜はドルチェちゃんの部屋で、朝まで一緒な?」
「~~~~~ッッッ♡♡♡」
私は、レジェロ様に陰核を攻められるのがあまりにも気持ち良くて、三度目の絶頂に達してしまった。まだ指で摘んで擦る彼の手首を掴み、咽び泣きながら太腿を閉じようとすると、笑ってそれを制される。
「やっ♡やっ♡やぁっ……♡♡ はっ、んんっ、よわい、からぁ、んぁぁ~~~ッッッ♡♡ きもち、いいのぉ、あんっ、あっ♡だめぇ、おかしく、なっちゃうう♡♡ ひぁっ、そこっ……ばっかりぃっ♡♡♡」
「だーめ。今日は徹底的にクリ攻めして、ち●こ挿れるからさ。俺はご主人様には最高に気持ち良くなって欲いわけ。そうだ……ドルチェちゃんは知らねぇかもだけど、バター犬やろっかな」
「ば……バター……?」
手を離して、私の股の間に座ったレジェロ様は腰に巻いていた道具袋から、小瓶を取り出した。私はバター犬という不可思議な単語の意味が分からず、レジェロ様をじっと見つめて首を傾げる。
「そっ! ソルフェージュ帝国の淑女の間で、今大人気のやらしいお遊び♡ エルフから獣人まで、大好きなオナニー補助ってやつね。下人の獣人にやらせる事が多いから、バター犬って言われてんだよ。ま●こにバター塗って舐めさせるってやつ」
「そ、そんな……おかしな事をしているの? なに……それ、まさか……」
だけど、レジェロ様の指に絡みついているのは、バターじゃないみたい。トロトロとしていて……どうみても、蜂蜜みたいだわ。
「なぁに、それ……ひやぁっ……んっ」
「お手製の媚薬入り蜂蜜。そんなに効能はきつくねぇから安心してね。だけど、俺の前戯でここまで感じてるドルチェちゃんなら、やべぇかもな……。つーか、これなら俺、クリ攻め蜂蜜犬になんね」
レジェロ様は、私の恥丘に向けて蜂蜜を垂らすと、花芽にそれを丹念に塗りつけて広げた。そして、さらにたっぷりと蜜塗れになった指を挿入し、一度塗りつけるようにかき混ぜて、指を抜く。
「はっ……♡ はぁーー♡♡ 熱い……やぁ、じんじんっ……するっ、はぁっ、ひっ……♡♡♡ あぁぁあッッッ♡♡ あっ、やぅ、んっんっ♡ それらめ、とけちゃうっ……! あんっ♡あっ♡あんっ♡あっ♡ ~~~~ッッッ♡♡」
レジェロ様は、私の花芽に舌を這わせると根元から先端に向けて熱い舌を這わせ、素早く動かして擦った。舌の先で皮を剥いて敏感な赤い芽を剥くと、蜜を塗りつけ、唇で優しく吸い上げてきた。私は嬌声を漏らしながら何度も波打ちシーツを握りしめた。
逃げようとすると太腿を抑えつけられ、呼吸困難になりそうなくらい、蜂蜜まみれの花芽を攻められて喘いだ。
「イッーー……♡♡ はぁぁぁ、イクッ♡♡♡ イッて、イってるからぁっ……♡♡♡ あっ♡あっ♡、きもちいぃ、こわれるっ、あっ♡♡ ひぁ、おねがいっっ、ゆるしてっ、れじぇ、きもち良すぎっ、てッッッ♡♡♡」
「はぁ……俺も火照ってきたなぁ。ドルチェちゃんの蜂蜜塗れのクリ、美味すぎ。膣内も媚薬入り蜂蜜塗ったから疼くっしょ……はぁ、ほら……ほら!」
執拗に私の陰核を舌で攻め、再び指を挿入すると痒い所に手が届いたかのように、快感が広がった。長い指は奥まできて、私の子宮口付近をクニクニと押す。
陰核を扱かれ、吸われ、二本の指でトロトロになるまで子宮口付近を愛撫されて、私はまともに話す事が出来なかった。
「はぁっ♡はっ♡はぁぁっっ♡♡ あっ♡ んんぁっ♡♡ ~~~~ッッッ♡♡ あぅ、きもちぃぃ、いいのっ♡♡♡ しんじゃう♡♡ はっ……あっ♡あっ♡ おかしくなるぅ♡ イクッ♡イクッ♡♡イクッイクッ♡♡」
私は信じられない位に乱れて、足をピンと伸ばすと、幾度となく激しく押し寄せる快楽に飲まれて、意識が遠くなっていった。
今は、私の呼吸に合わせるように唇を離しては角度を変えて吸い付いてくる。蛇のように割れたスプリットタンの舌が、私の舌の表面に絡みついてくると、気持ちいい。
粘膜を交換しあって、器用に舌で表面を辿られると、私の鼓動が速くなっていく。
恥ずかしいけれど、嬉しくて、こんなにも体が熱くなってドキドキする。何もしていないのに、体の奥が疼くだなんて、なんだかおかしいわ。
レジェロ様との口付けは、する度に心地が良くて気持ち良くなるけれど、それとは違うような気がするの。
もしかしてレジェロ様ったら、事前に媚薬でも飲んで、唾液と混じらせたのかしら?
「んっ……はぁっ……は……んんっ……んぁ……ね、ねぇ、レジェロ様……も、もしかして……はぁっ……媚薬でも飲んだの?」
「んー? なんで」
急に優しい声音で覗き込まれると、私は耳まで熱くなるのを感じた。いつものおふざけ半分で、私の事を好きだと言われるのには慣れているのに、どうしてかしら。
今までは半分本気で、半分冗談だと思って接していたから……?
でも、今のレジェロ様の眼差しは普段よりも優しくて、私に全信頼を預けてくれているような気がするんだもの。レジェロ様の人となりが、段々と形になっていくと、心の距離も近くなったような気がするわ。
目を逸らしたくなるような悲惨な過去も背負いながら、敵討ちのために悪となって、悪を制したレジェロ様は、並大抵の精神力じゃ生きて来られなかったと思う。
だから私の両親が殺された時、突き放すようにあんな言い方をしたのね。
勝手に死ぬのは止めやしないけれど、私に度胸がない事を見破って、生きる事を選ばせてくれたんだわ。
生きていれば、復讐する事も出来る。
それが良いのか悪いのか分からないけれど、少なくともこの先、生きる理由にはなるもの。
「だ、だって、急に体が熱くなってドキドキしてきたから。ち、違うの?」
きょとんとした顔で私を覗き込んでいたレジェロ様は、ふとニヤリと笑みを浮かべて、私を抱きしめる。そして私の肩に犬のように鼻をつけて深く溜息をつくと、掠れた声で囁いた。
「あーあ。どうしたもんかねぇ。あんま可愛い事言うとさぁ、簡単に抱けなくなっちまうぞ。めちゃくちゃ壊して穢してぇのに、誰よりも大事に扱いたくなっちまう」
そう言ってレジェロ様はベッドに転がった。私はその言葉を聞いて嬉しくなってしまった反面、レジェロ様に触れられなくなるのは、寂しいと感じてしまったの。
以前、私の友達が大好きな恋人と、抱き合ったり、夜の営みをすると、幸せな気持ちになって愛されていると感じるの、と語っていたのを思い出した。
「れ、レジェロ様。それは……その、嬉しいけど、触れられなくなると」
「ふーん。触れられなくなると……なーに?」
「寂しくなるから……い、嫌……」
「なんで寂しくなるのか、嫌なのか、詳しく聞かしてくんない?」
レジェロ様は、そう言うと私を見つめて答えを促した。からかうような、それでいて本気でその答えを、渇望するような熱い眼差しに、私は林檎のように顔が赤くなった。
そんなレジェロ様の様子を見ていると、私の気持ちも自然と定まり、素直になれるような気がしたわ。
「レジェロ様の事が好きだから……、触れられたいの」
「なら……ドルチェちゃんから俺にキスして」
レジェロ様はそう言うと、私と指を絡め、私の腰を抱いて自分の胸板に軽々と乗せた。鍛えられた広い胸の上で、私は今までにない位に体が熱くなって潤んだ瞳で見つめてしまう。
こんなにも危険で女たらしの悪いエルフが、運命を共にするという、ウロボロスの騎士になってしまっただなんて嫌だわ、と思っていた事もあった。
けれど、今はレジェロ様が騎士でいてくれて心強いと感じる。
きっと……あの時、酒宿場で私の手を掴んでくれた事は偶然ではなく、必然だったような気がするの。
「ん……っ………はっ……」
初めて、自分からおずおずとレジェロ様に口付ける。
いつも彼にリードされているから、私の口付けは、とってもぎこちなくて下手。
啄むようにしながら唇を合わせて、控えめに舌を差し入れると、レジェロ様は、私の舌を受け入れるように出迎えてくれる。
レジェロ様の、艶っぽい吐息と声にゾクゾクと気持ちが高まってしまった。彼の胸板に押し付けた私の乳房から、早鐘のように波打つ鼓動が伝わってしまいそう。
「んっ……はぁっ……んっ……ちゅ、れじぇ……」
レジェロ様が私の背中に腕を回し、頭を支えるようにして何度も口付ける。私の体を反転させて抱き込み、形勢逆転して深く舌を絡め、名残惜しそうに銀糸を引きながら離れると、私の頭は酸欠と快感でぼうっとした。
そして、レジェロ様は片手で器用に私の聖女の服を脱がしながら、耳元に口を寄せて甘く囁く。
「俺、あんたに命かけてもいいよ。そんだけドルチェちゃんに惚れてるんだわ。……やべぇな、俺余裕ねぇわ。本気になってきた」
「れ……じぇ……はっ、あんっ……ぁ、んん」
レジェロ様の舌が首筋に絡みつく。
今までだって、何度も好きだって言われたけれど、こんな切ない声で言われたのは初めてだわ。レジェロ様の、明るいおちゃらけた部分も、私は好きだけれど……余裕のないレジェロ様の好きは、混じり気のない本心だと思えて、胸がぎゅっと締め付けられる。
――――レジェロ様と、交わりたい。
そう思うと、体の奥から力強い聖女の力が溢れてくるような気がする。私が、レジェロ様の事を強く求めたせいかしら。
「はっ……あっ、んっ……レジェロ様、そんなに痕つけたら、お風呂の時に……はぁ、巫女様に見られちゃう……からっ、恥ずかしいっ……」
アリア様の命令で、私はまるでお姫様にでもなったかのように、巫女様達が私の体を綺麗に洗ってくれるの。そこにアリア様もいらっしゃって、裸のお付き合いというか、ちょっとした女性同士の雑談会が開かれるの。
この時ばかりは、身分など関係なくアリア様と友達同士のように話せて楽しい。
「んー? 俺達が仲良くしてる方がここの奴らは喜ぶでしょ。これはその証……、飼い犬の噛み跡ってわけ。こんな可愛い子、俺の物だって痕つけとかねぇと馬鹿が手を出してくっから。俺、本気になると独占欲すげぇみたいだわ」
レジェロ様は、お構いなしに私の首筋や鎖骨、胸元に口付けの痕をつけていく。大きくて熱い手が乳房を揉むと、切ない吐息が漏れて恥ずかしい。
経験豊富なレジェロ様に、乳房を揉まれると、私の気持ち良い場所を、的確に探り当てられて、感じてしまう。私の乳房の横面をレジェロ様は舌で舐め、乳輪まで辿り着くと赤い舌で擽るように、乳頭の周辺を舐めた。
「はっ……♡♡ ぁっ……はあっ……んんっ、ゃ、レジェロ様、んぁっ……♡♡ ぁん、そこ焦らさない……で」
「ここ、好きだろ。俺がどんだけドルチェちゃん抱いてると思うーー? そんな俺が、聖女ちゃんの弱点を知らねぇわけねぇよな?」
レジェロ様は意地悪にそう言うと、獲物を狙うようにキュッと目を細めた。一番敏感な乳頭に触れないように、わざと周囲を愛撫されると、段々そこが硬くなってしまって、敏感になっていくような気がするわ。
レジェロ様の吐息がかかるだけで、私は過剰に反応してしまう。
「はっ……ぁ、あぅ……んんっ♡ ゃ、だ……」
「あは、やべぇくらい勃起してんね? どうして欲しいの。おねだりしてくんなきゃ、分かんねぇなぁ」
レジェロ様は、私の紋章をわざと指でなぞる。
その度に私の体は敏感に震えて、意識が飛びそうになった。今、こんな状態でレジェロ様に胸の先端を舐められたら、一体どうなってしまうの?
「はぁ……れじ……ぇろ、さま……んっ、はずかしいわ……。な、なめ……て、お願い……硬くなってつらいの、あっ……♡ んんん~~~~ッッッ♡♡♡」
レジェロ様の舌が先端に絡まると唇を噛み、私は頭が真っ白になってしまって、腰を反らした。私ったら意地悪に焦らされたせいで、そのまま絶頂に達してしまったのかしら?
私の両手首をぐっと掴んだレジェロ様は、先端を唇で吸い上げ、舌で素早く転がし舐る。体を拘束され、抵抗する事も出来ずに、レジェロ様の乳首攻めを受け、ベッドの上で私は何度も体を反らしてしまった。
「ひゃううっ……♡♡ ゃ、やっやっ、待ってぇ、レジェロ様っ……あぁっ♡♡ いつもより、感じちゃっ……うっ……やぁぁっ……♡♡ あっ♡♡」
「乳首で連続イキ、可愛すぎんでしょ。敏感な聖女ちゃんを俺だけが知ってんだと思うとさぁ、堪んねぇんだよな。もっと蕩けて、気持ち良くなってるエッチな顔見たくなる」
レジェロ様は、涙と快楽でぐしゃぐしゃになった私の顔を覗き込むようにすると、紋章をなぞり、スカートを捲って下着を太腿まで下ろして指を這わせた。
エルフ特有の長い指が、私の陰部の筋を撫でると、直ぐに反応して呼吸が乱れる。間近でこんなに感じている顔をレジェロ様に見つめられたら、恥ずかしい……。
「人間の女ってさぁ、小さくて柔くて暖かくて最高だよな。ドルチェちゃんは特にそう感じるんだわ。俺が抱いてきたどんな女より、最高に抱き心地良くて、可愛くて……健気で真っ直ぐで懐の深い、いい女だ。さっきのだけですげぇ濡れちゃってさ。感じやすいのも俺好み。エッチな蜜垂らして、いやらしい聖女ちゃんなんて最高のご主人様だよな」
「はぁっ……や、や……言わないで、恥ずかしいっ、言わないでレジェロ様」
ふとレジェロ様が陰部から指を離すと、愛液の糸が引いているのが見えた。私は彼に気付かれるくらい、顔を真っ赤にしていたと思う。
レジェロ様は再び、私の陰部に触れると擽るように閉じた花弁を撫で、陰核を一度撫でると、指を膣内に挿入した。
「あっ……んんっ♡♡ ふぁぁ、れじぇっ……あっ♡あっ♡ んぅ、ま、まって、な、なんだか……あっ、んんっ……はぁぁっ♡♡♡」
「クリ攻めは後でするから、我慢して。うんうん、分かる……今日はドルチェちゃんの膣内違うわ。締まってっけど柔軟で、にゅるにゅる動く感じ。奥と入り口で締め付けて指ごと持ってかれそう……ほーんとドルチェちゃんは俺殺しの名器だよな。なーに、今日は感じまくってんの?」
レジェロ様は私の耳元で囁くと、中指と薬指を挿入して、上下に指を動かした。長くてしっかりとした指先が蠢くと、直ぐに膣内で感じて気持ち良くなってしまう。
「あ~~~~ッッッ♡♡ きもぢぃッッッ♡ あ~~~~ッッッ♡♡」
指を動かされると私の入り口から蜜が溢れて、にゅちゅ、くちゅと恥ずかしい音を立てながら、愛液が掻き出されてしまった。
上部の壁を指の腹で撫で、優しく押し上げられると、私はシーツを握りしめて喘いだ。
「ひぁっ♡♡ んんっ、あっ♡あっ♡あっ♡ きもちいぃ、やぁ~~~ッッッ♡♡ レジェロさま、あはっ、ああっ♡ ああっ♡♡ あ~~~~ッッッ♡ んんっ、いつも、いじょうにっ、なかんっ、じてっ♡♡ やぁっ……んんっ、あっあっ♡♡ イッ……、~~~~ッッッ♡♡♡」
レジェロ様の愛撫は、いつもおかしくなりそうな位に気持ち良いけれど、今日は自分でも恥ずかしくなるくらい全身で喜びを感じて、喘いでる。
そんな私の痴態に、レジェロ様は興奮したように口付け、舌を絡ませてきた。
腰を抱かれ、口付けしながら膣内を、リズミカルにかき混ぜられ、突き上げられると、私の壁は無意識に、レジェロ様の指をぎゅうぎゅうと締め付け、漣のように蠢いた。
「~~~~ッッッ♡♡ ~~~~ッッッ♡♡」
絶頂している私を、容赦なく追い詰めるように、レジェロ様は指を一定のリズムでしなやかに動かした。その度に、じゅぷじゅぷと愛液が飛び散って、レジェロ様のシーツを穢す。
余韻でヒクヒクと蠢く膣内を攻められると、私は間髪入れずに二度目の絶頂に達してしまい、ぐったりと体を横たえたわ。
舌がゆっくりと離れて銀糸の橋を掛けると、レジェロ様は指を抜き、私の愛液で濡れた指を使って、勃起した陰核を撫で回した。
「あぁっ♡♡ ひっ、んぁぁ、さっ、さっき♡♡ 二回もっっ♡♡ イッたのにっ……はぁっ……んっ♡んっ♡ らめぇぇっ、それっ♡♡ あぁあぁッッッ♡♡♡」
「ほんと、ここ撫でて、シコシコ扱かれるの好きだね、ドルチェちゃん。こんな、男みたいにクリシコられて、トロトロま●こから聖水出してイキまくりなの、誰にも見せられねぇよな? あーあ。シーツ濡れちまったから、今夜はドルチェちゃんの部屋で、朝まで一緒な?」
「~~~~~ッッッ♡♡♡」
私は、レジェロ様に陰核を攻められるのがあまりにも気持ち良くて、三度目の絶頂に達してしまった。まだ指で摘んで擦る彼の手首を掴み、咽び泣きながら太腿を閉じようとすると、笑ってそれを制される。
「やっ♡やっ♡やぁっ……♡♡ はっ、んんっ、よわい、からぁ、んぁぁ~~~ッッッ♡♡ きもち、いいのぉ、あんっ、あっ♡だめぇ、おかしく、なっちゃうう♡♡ ひぁっ、そこっ……ばっかりぃっ♡♡♡」
「だーめ。今日は徹底的にクリ攻めして、ち●こ挿れるからさ。俺はご主人様には最高に気持ち良くなって欲いわけ。そうだ……ドルチェちゃんは知らねぇかもだけど、バター犬やろっかな」
「ば……バター……?」
手を離して、私の股の間に座ったレジェロ様は腰に巻いていた道具袋から、小瓶を取り出した。私はバター犬という不可思議な単語の意味が分からず、レジェロ様をじっと見つめて首を傾げる。
「そっ! ソルフェージュ帝国の淑女の間で、今大人気のやらしいお遊び♡ エルフから獣人まで、大好きなオナニー補助ってやつね。下人の獣人にやらせる事が多いから、バター犬って言われてんだよ。ま●こにバター塗って舐めさせるってやつ」
「そ、そんな……おかしな事をしているの? なに……それ、まさか……」
だけど、レジェロ様の指に絡みついているのは、バターじゃないみたい。トロトロとしていて……どうみても、蜂蜜みたいだわ。
「なぁに、それ……ひやぁっ……んっ」
「お手製の媚薬入り蜂蜜。そんなに効能はきつくねぇから安心してね。だけど、俺の前戯でここまで感じてるドルチェちゃんなら、やべぇかもな……。つーか、これなら俺、クリ攻め蜂蜜犬になんね」
レジェロ様は、私の恥丘に向けて蜂蜜を垂らすと、花芽にそれを丹念に塗りつけて広げた。そして、さらにたっぷりと蜜塗れになった指を挿入し、一度塗りつけるようにかき混ぜて、指を抜く。
「はっ……♡ はぁーー♡♡ 熱い……やぁ、じんじんっ……するっ、はぁっ、ひっ……♡♡♡ あぁぁあッッッ♡♡ あっ、やぅ、んっんっ♡ それらめ、とけちゃうっ……! あんっ♡あっ♡あんっ♡あっ♡ ~~~~ッッッ♡♡」
レジェロ様は、私の花芽に舌を這わせると根元から先端に向けて熱い舌を這わせ、素早く動かして擦った。舌の先で皮を剥いて敏感な赤い芽を剥くと、蜜を塗りつけ、唇で優しく吸い上げてきた。私は嬌声を漏らしながら何度も波打ちシーツを握りしめた。
逃げようとすると太腿を抑えつけられ、呼吸困難になりそうなくらい、蜂蜜まみれの花芽を攻められて喘いだ。
「イッーー……♡♡ はぁぁぁ、イクッ♡♡♡ イッて、イってるからぁっ……♡♡♡ あっ♡あっ♡、きもちいぃ、こわれるっ、あっ♡♡ ひぁ、おねがいっっ、ゆるしてっ、れじぇ、きもち良すぎっ、てッッッ♡♡♡」
「はぁ……俺も火照ってきたなぁ。ドルチェちゃんの蜂蜜塗れのクリ、美味すぎ。膣内も媚薬入り蜂蜜塗ったから疼くっしょ……はぁ、ほら……ほら!」
執拗に私の陰核を舌で攻め、再び指を挿入すると痒い所に手が届いたかのように、快感が広がった。長い指は奥まできて、私の子宮口付近をクニクニと押す。
陰核を扱かれ、吸われ、二本の指でトロトロになるまで子宮口付近を愛撫されて、私はまともに話す事が出来なかった。
「はぁっ♡はっ♡はぁぁっっ♡♡ あっ♡ んんぁっ♡♡ ~~~~ッッッ♡♡ あぅ、きもちぃぃ、いいのっ♡♡♡ しんじゃう♡♡ はっ……あっ♡あっ♡ おかしくなるぅ♡ イクッ♡イクッ♡♡イクッイクッ♡♡」
私は信じられない位に乱れて、足をピンと伸ばすと、幾度となく激しく押し寄せる快楽に飲まれて、意識が遠くなっていった。
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※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
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※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
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新しく✨アップされていたので気になって読み始めました。ダークファンタジーと言う事で、「水底」や「朧狐」とはまた違ったイメージです。これから、ストーリーがどうなっていくのか楽しみにしています♬☺
のんのんさん!こちらまで気付いて頂きありがとうございます(*‘ω‘ *)
少しダークな感じですが冒険ファンタジーがお好きならぜひ! 陽気なクズ男なレジェロですがドルチェには逆らえなさそうかなーと☺️
ストーリーと恋愛、えっちも楽しめる作品にしたいです!