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3 英雄達の秘密②(※R18)
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「え……? 何を楽しむのですか?」
私はキョトンとして首を傾げたの。
一体何を楽しむというのかしら。今はとてもそんな状況じゃないけれど。
もしかしてレジェロ様は眠れなくて……私とチェスをしたいのかな。だってこのお部屋に備え付けられているのは、チェス盤しかないもの。でも、こんなに遅くにお客様の相手をするなんて、明日のお仕事に響きそうだわ。
「チェスですか……? それならお父さんとお母さんにお願いをして、明日のご出発前にはお相手できるようにします。今日はもう遅いし……レジェロ様もお休みになられたほうが」
「っかーー! 可愛いけどさーー。なに、君、箱入り娘ってことぉ? じゃない、この流れからして、俺といいことしようぜってことでしょ」
レジェロ様は頭を抱えたかと思うと、私の手首を掴んで引き寄せた。目つきの悪い紅玉の瞳がギラギラと光ってる。もしかして、と嫌な予感がした瞬間、レジェロ様が私の体を抱き上げると、ベッドの上に押し付け、覗き込んできた。ペロっと赤い舌で自分の唇を舐めるレジェロ様は、まるで狂犬のようだった。
恐怖と羞恥で顔が熱くなる。ま、待ってあんなことできないし、したことないし、私はランスロット様のことが……っ。
「ゃ、な、なにするんですか、や、やめて」
「ドルチェちゃんだっけ? 君、ランスロットのことが好きでしょ。こんな夜更けにあいつの部屋に行くなんてさ、抱いてくれって言ってるようなもんじゃんね。ほらほら、あれよ。女の子がよく言う、貴方が結婚する前に、思い出作らせてください♡ってやつぅ?」
「ち、ちが、そんなこと」
ランスロット様に憧れていたのは事実だけど、そんなふしだらなことは考えていた事なんてないわ。もし恋人同志になってキスをしたら、なんて想像はしたことはあっても……。レジェロ様が、私の両手首をベッドに押し付けると、耳元で囁いた。
「人間の女の子はふしだらだと叱られちゃうもんねぇ。俺は別に気にしねぇけど。今この部屋の隣で、俺の妹とヤッてるランスロットを想像しながらするの、コーフンして、いいんじゃない?」
「い、妹……!? フィーネ様は貴方の妹なの?」
「そ。アイツ、俺と同じで性欲すげーのよ」
フィーネ様が、この人の妹だったなんて……私には兄弟はいないけど、な、なんとも思わないの……?
自分の妹と、帝国の姫君と結婚前の英雄があんな行為をして?
隣から、あられもない女性の喘ぎ声が聞こえて、不意にレジェロ様の唇が首筋を伝うと、無意識に私の体は震えた。
私が今の状況を飲み込めず呆然としていると、今度は生暖かく赤い舌が首筋を伝って、呼吸が乱れていく。正気に戻ってレジェロ様の胸板をドンドン押すけれど、彼の体はビクともしない。
「ゃっ……や、やぁっ……、やめ、ち、違うの、んっ、んんぅ」
「ドルチェちゃん、静かにしとかねぇとあいつに気付かれちまうぜ。俺は、いいけどよ。君は好きな男に、抱かれてる姿は見られたくないよね~~♡」
レジェロ様にキスされると、初めて男の人の舌が挿入された。怖いとか思うより先に、柔らかな舌先が優しく絡められて、気持ちいいという感情に戸惑う。
な、なんで……?
こんな野蛮なエルフにキスされて、嬉しいはずなんてないのに。嬲るように舌を絡められ、口の中を蹂躙されると、涙が出てきた。舌の粘膜が絡み合い、レジェロ様の舌先が私の舌の周りを円を描くように蠢くと、なんだか、ふわふわと気持ちが良くなって、抵抗できなくなる。彼が舌を離すと、銀の糸が引いた。
「はふっ……んっ………んっ、んぅ」
「それじゃ、失礼して♪ 大丈夫、俺、君が思うより野蛮じゃねぇし、優しくするから安心してよね。仲間外れは嫌でしょ。だ・か・ら二人で気持ちよくなろうぜ」
レジェロ様が、私の服に手を掛けると器用にボタンを外していく。ぐっと下着を引き下ろされて胸が露になると、私は悲鳴を上げそうになったけれど、口を大きな手で塞がれたの。
赤い二股に割れた舌先が、私の鎖骨から乳房に流れると、今まで感じたことのない感覚が襲って、混乱してくる。大きな手で、胸を揉まれると触れられた指の腹からじんじんと、なにか得体のしれない、おかしな感情が込み上げてきて呼吸が荒くなってきた。
「んっ………んんっ? ふっ、んっ、んぁ……はっ、ゃ、や、れ、レジェロさま、や、やめ、はっ……」
「えーー? だけど君さぁ、すげぇ蕩けた顔してるけどなぁ? ドルチェちゃん。宿場の娘にしては綺麗な肌してるよね。だけど、あんまり、男を知らん感じ? 滾るわ~~」
私はぎゅっと目を閉じて、そっぽを向いた。もし、処女だなんて言ったらもっと酷いことされちゃうかも。両手で乳房を揉まれると、レジェロ様の舌が、乳輪を執拗に舐めるの。
胸の先端を避けるようにして、ゆっくりと熱い舌でなぞられると、私は目を見開いて甘い声を上げた。なんで、こんなところ舐めるの、なにこれ……や、やだ。気持ちいい。
「んはぁっ……や、や、やだ、お願いです、も、もう許して……はっ、んっ……ぁっ。こんなの、だめ、んっ……」
「許してって言われてこの俺が辞めるわけないんだよなぁ~~? だって、ドルチェちゃん、ランスロットとフィーネのヤッてる声で興奮してるじゃん。今なら声を出してもバレねぇかも♡」
最低、邪神を倒した英雄の仲間とは思えないくらい、最低なエルフだわ!
私の接したエルフのお客様は、みんな理知的で優しくて、高貴な方ばっかりなのに。だけど、レジェロ様の言う通り、二人のいやらしい声が聞こえるとショックなはずなのに、体の奥から熱い疼きを感じるの。失恋して寂しいのかしら、分からない……なんだか変だわ。
ただ、レジェロ様に乳輪や先端を舐められると、自分でも驚くほど甘い声が上がってしまう。
「はっ……ぁん、あっ……やっ、ぁっ、んっ……はぅ、ぁっ……あんっ……そんな、こと………」
「ハァ……チュっ……お? ドルチェちゃん、この腹の痣ってさーー、生まれつき?」
レジェロ様が、ぐっと私の服をさらに下にずらすと腹部にある痣をじっと凝視する。私には生まれつき不思議な赤い痣があるの。
竜が自分の尻尾を噛むように丸く円を描いていて、その中に花と剣をあしらったように見える模様が入っている。
見ようによっては、まるでなにかの紋章みたい。
お父さんもお母さんも、不思議だねと言っていたし、私もなんだかタトゥーを入れているみたいだったから、ずっと隠していた。そもそも、服の下に隠れていて見える場所になかったし、友達にも誰にも見せたことがなかったから、痣のことなんてもうすっかり忘れていたわ。
「う、うん」
「へーー、こりゃおもしれーな。それ『聖女様』の証じゃん。ん~~、ま、いっか」
「せいじょさまの……証?」
「そそ。ま、気にしないで続きしよ♡ ランスロット達に負けないくらいエッチなことしよーね、ドルチェちゃん。もうね、失恋もぜーんぶ忘れちゃお♪」
私はキョトンとして首を傾げたの。
一体何を楽しむというのかしら。今はとてもそんな状況じゃないけれど。
もしかしてレジェロ様は眠れなくて……私とチェスをしたいのかな。だってこのお部屋に備え付けられているのは、チェス盤しかないもの。でも、こんなに遅くにお客様の相手をするなんて、明日のお仕事に響きそうだわ。
「チェスですか……? それならお父さんとお母さんにお願いをして、明日のご出発前にはお相手できるようにします。今日はもう遅いし……レジェロ様もお休みになられたほうが」
「っかーー! 可愛いけどさーー。なに、君、箱入り娘ってことぉ? じゃない、この流れからして、俺といいことしようぜってことでしょ」
レジェロ様は頭を抱えたかと思うと、私の手首を掴んで引き寄せた。目つきの悪い紅玉の瞳がギラギラと光ってる。もしかして、と嫌な予感がした瞬間、レジェロ様が私の体を抱き上げると、ベッドの上に押し付け、覗き込んできた。ペロっと赤い舌で自分の唇を舐めるレジェロ様は、まるで狂犬のようだった。
恐怖と羞恥で顔が熱くなる。ま、待ってあんなことできないし、したことないし、私はランスロット様のことが……っ。
「ゃ、な、なにするんですか、や、やめて」
「ドルチェちゃんだっけ? 君、ランスロットのことが好きでしょ。こんな夜更けにあいつの部屋に行くなんてさ、抱いてくれって言ってるようなもんじゃんね。ほらほら、あれよ。女の子がよく言う、貴方が結婚する前に、思い出作らせてください♡ってやつぅ?」
「ち、ちが、そんなこと」
ランスロット様に憧れていたのは事実だけど、そんなふしだらなことは考えていた事なんてないわ。もし恋人同志になってキスをしたら、なんて想像はしたことはあっても……。レジェロ様が、私の両手首をベッドに押し付けると、耳元で囁いた。
「人間の女の子はふしだらだと叱られちゃうもんねぇ。俺は別に気にしねぇけど。今この部屋の隣で、俺の妹とヤッてるランスロットを想像しながらするの、コーフンして、いいんじゃない?」
「い、妹……!? フィーネ様は貴方の妹なの?」
「そ。アイツ、俺と同じで性欲すげーのよ」
フィーネ様が、この人の妹だったなんて……私には兄弟はいないけど、な、なんとも思わないの……?
自分の妹と、帝国の姫君と結婚前の英雄があんな行為をして?
隣から、あられもない女性の喘ぎ声が聞こえて、不意にレジェロ様の唇が首筋を伝うと、無意識に私の体は震えた。
私が今の状況を飲み込めず呆然としていると、今度は生暖かく赤い舌が首筋を伝って、呼吸が乱れていく。正気に戻ってレジェロ様の胸板をドンドン押すけれど、彼の体はビクともしない。
「ゃっ……や、やぁっ……、やめ、ち、違うの、んっ、んんぅ」
「ドルチェちゃん、静かにしとかねぇとあいつに気付かれちまうぜ。俺は、いいけどよ。君は好きな男に、抱かれてる姿は見られたくないよね~~♡」
レジェロ様にキスされると、初めて男の人の舌が挿入された。怖いとか思うより先に、柔らかな舌先が優しく絡められて、気持ちいいという感情に戸惑う。
な、なんで……?
こんな野蛮なエルフにキスされて、嬉しいはずなんてないのに。嬲るように舌を絡められ、口の中を蹂躙されると、涙が出てきた。舌の粘膜が絡み合い、レジェロ様の舌先が私の舌の周りを円を描くように蠢くと、なんだか、ふわふわと気持ちが良くなって、抵抗できなくなる。彼が舌を離すと、銀の糸が引いた。
「はふっ……んっ………んっ、んぅ」
「それじゃ、失礼して♪ 大丈夫、俺、君が思うより野蛮じゃねぇし、優しくするから安心してよね。仲間外れは嫌でしょ。だ・か・ら二人で気持ちよくなろうぜ」
レジェロ様が、私の服に手を掛けると器用にボタンを外していく。ぐっと下着を引き下ろされて胸が露になると、私は悲鳴を上げそうになったけれど、口を大きな手で塞がれたの。
赤い二股に割れた舌先が、私の鎖骨から乳房に流れると、今まで感じたことのない感覚が襲って、混乱してくる。大きな手で、胸を揉まれると触れられた指の腹からじんじんと、なにか得体のしれない、おかしな感情が込み上げてきて呼吸が荒くなってきた。
「んっ………んんっ? ふっ、んっ、んぁ……はっ、ゃ、や、れ、レジェロさま、や、やめ、はっ……」
「えーー? だけど君さぁ、すげぇ蕩けた顔してるけどなぁ? ドルチェちゃん。宿場の娘にしては綺麗な肌してるよね。だけど、あんまり、男を知らん感じ? 滾るわ~~」
私はぎゅっと目を閉じて、そっぽを向いた。もし、処女だなんて言ったらもっと酷いことされちゃうかも。両手で乳房を揉まれると、レジェロ様の舌が、乳輪を執拗に舐めるの。
胸の先端を避けるようにして、ゆっくりと熱い舌でなぞられると、私は目を見開いて甘い声を上げた。なんで、こんなところ舐めるの、なにこれ……や、やだ。気持ちいい。
「んはぁっ……や、や、やだ、お願いです、も、もう許して……はっ、んっ……ぁっ。こんなの、だめ、んっ……」
「許してって言われてこの俺が辞めるわけないんだよなぁ~~? だって、ドルチェちゃん、ランスロットとフィーネのヤッてる声で興奮してるじゃん。今なら声を出してもバレねぇかも♡」
最低、邪神を倒した英雄の仲間とは思えないくらい、最低なエルフだわ!
私の接したエルフのお客様は、みんな理知的で優しくて、高貴な方ばっかりなのに。だけど、レジェロ様の言う通り、二人のいやらしい声が聞こえるとショックなはずなのに、体の奥から熱い疼きを感じるの。失恋して寂しいのかしら、分からない……なんだか変だわ。
ただ、レジェロ様に乳輪や先端を舐められると、自分でも驚くほど甘い声が上がってしまう。
「はっ……ぁん、あっ……やっ、ぁっ、んっ……はぅ、ぁっ……あんっ……そんな、こと………」
「ハァ……チュっ……お? ドルチェちゃん、この腹の痣ってさーー、生まれつき?」
レジェロ様が、ぐっと私の服をさらに下にずらすと腹部にある痣をじっと凝視する。私には生まれつき不思議な赤い痣があるの。
竜が自分の尻尾を噛むように丸く円を描いていて、その中に花と剣をあしらったように見える模様が入っている。
見ようによっては、まるでなにかの紋章みたい。
お父さんもお母さんも、不思議だねと言っていたし、私もなんだかタトゥーを入れているみたいだったから、ずっと隠していた。そもそも、服の下に隠れていて見える場所になかったし、友達にも誰にも見せたことがなかったから、痣のことなんてもうすっかり忘れていたわ。
「う、うん」
「へーー、こりゃおもしれーな。それ『聖女様』の証じゃん。ん~~、ま、いっか」
「せいじょさまの……証?」
「そそ。ま、気にしないで続きしよ♡ ランスロット達に負けないくらいエッチなことしよーね、ドルチェちゃん。もうね、失恋もぜーんぶ忘れちゃお♪」
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