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【白虎編】
私が貴方を幸せにします!①
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信頼し、愛していた雌に裏切られてからどの種族の雌も同じようなものだと思っていた。
寵愛された雌たちは、白虎帝の前では礼儀正しく振る舞い、謙虚さを演じ機嫌を取るよう弐お世辞言葉を囁く。
花琳が自分に見せていた態度と変わりはなく、長い時間をかけてそれが『雌の建前』だというものだと悟った。
花琳との違いがあるとすれば、何か買って欲しい物をねだったり、他の雌よりも後宮での待遇を良くして欲しいと言う要望を出すくらいだ。
そんな我儘も、命を奪われないだけまだマシで可愛いものだろう。
白虎はあれから、雌という生き物に期待をすることは無くなった。ただ深入りなどせず、肉体の快楽に身を任れば、一時の寂しさを紛らわせることが出来る。
それで良いと思っていた。
「白虎様のことは、私が幸せにします!」
「……………」
幸せにする、と言われたのは生まれて初めてのことで思わず白虎は目を見開いた。
涙でびしょびしょになりながらぎゅっと抱きしめてくる鳴麗に頬を染め、彼女の小さな背中を撫でた。
鳴麗は聖獣だからと言って、自分に媚びる事もしなければ、出逢った時と変わらずこの國にきても自分のやりたい事をしている。
太陽のような明るさ、笑顔、その涙が白虎の凍り付いた心を容赦なく溶かしていく。
過去に置いてきたはずの、心からの愛しさを思い出したような気がして呟いた。
「全くお前は……いつも俺を驚かせる。きっとお前と共に過ごせば俺は幸せになれるだろう」
「ひっく……ぜったい、ぜったい幸せにします」
体を離すと、白虎は鳴麗に軽く口付けた。
「だが、西の國の民や狼族の官吏たちを納得させるためには、お前が花琳と同じではないという事を証明しなくてはならん。狼族は仲間意識が高く情に厚いが、裏切り者にはとことん厳しい」
鳴麗はふと狗族のカルマの事を思い出した。彼らも元は狼族だが、自分たちと異なる体を持って生まれたせいで、仲間と認めず追いやった。
彼らは血統を重んじ、西の國と皇帝を裏切った花琳と同じ黒龍族である鳴麗に対して、偏見を持っていた。
「私、みんなに信用されるように頑張ります!お皿洗いでもっ、お掃除でもっ、西の國のために」
「お前らしい答えだが、もう既成事実を作ってしまうか。お前が俺の子を孕めば……」
「わーー! もうっ、ちょっとちょっとっ、白虎様のバカッ、お昼間からっっ」
真剣に言って腰を抱く白虎に、鳴麗は真っ赤になって抗議をする。そんなやり取りをしていると、東屋に慌てた様子で一人の官吏が飛び込んできた。
「白虎様、またも西の辺境に大量に魔物どもが現れました! 南の國の朱雀帝様もご不在ゆえ、玄天上帝様か青龍帝様に兵の要請を!」
「何? 一ヶ月前に討伐したばかりだというのに……孟章には頼まん、玄天上帝に要請しろ。そうか……鳴麗、お前はもう黒龍に変身することが出来るんたったな」
あれだけ殲滅すれば、直ぐに魔物が湧いてこないものだが異例の速さだった。
その原因の白虎にも分からないが、ともかく討伐しなければ作物も民も食い荒らされてしまう。
黒龍族は、もともと温厚な種族だが戦に討伐なれば主である玄武のために龍の姿に変わる。
四神の中で一番強い力を持つ玄武は、その兵も他の聖獣と比べ物にならないくらい強力である。その一端とした黒龍族という存在が関係していた。
「えっ、で、でも! 龍の姿になんてなったことも無いし、魔物も怖いですっ」
「お前たちは、代々玄武守る強い黒龍族だ。立派な姿を見せて西の國の民を安心させてやってくれ。それに俺はお前に背中を任せたいと思っている」
鳴麗は早く一人前の龍になって空を駆けてみたいと思っていた。西の國の人たちのために少しでも役に立てるなら、魔物は怖いけれど頑張れる気がしている。
朱雀帝がしたように白虎様の背中を守る事ができるなら、それは彼女を超えた事になるんじゃないかと思え力が漲った。
「や、やってみます。」
✤✤✤
ここに父や母がいればどうやって龍になったのか質問する事が出来ただろうが、今は一刻の猶予も無い緊急事態だ。
すでに兵士の準備は整いいつでも出兵できる。
鳴麗は離れた場所から向けられる官吏たちや兵士たちの視線に緊張した。これは、試験なんだと言い聞かせると目を閉じ、目の前にいる白虎帝が自分を見守ってくれているのだから、もう恐れるものは無いと心の中で何度も呟いた。
きっと両親たちも、祖父母もその方法を本能的に知っていたはずだ。
――――この國と白虎様を守るために龍になりたい。
心のなかでそうつぶやく。
鳴麗の周りの風が動き、雲が流れるとその姿はみるみるうちに雌の黒龍の姿になった。月の光を浴び、夜空を移動するのが彼らの習性なのだが昼間でも黒光りする鱗は美しい。
黒龍族が龍になった姿をお目にかかることが出来るのは、戦や討伐の時だけ。
しかも北の國の者でもそうそう見られない貴重な姿に、狼族たちは思わず感嘆の声を上げる。
鳴麗はとぐろを巻きながら、喜びの感情を示していた。
『や、やったあっ、龍になれましたよ、白虎様!!』
「おい、その巨体で暴れるな。尻尾に当たれば大怪我ではすまんぞ。全く、お前は龍になってもその性格は変わらんな」
しゅん、とする黒龍に頭を降ろすようにうながすと、白虎は鳴麗の二本の角を持って頭の上に乗った。
龍として飛行の練習もしたことのない鳴麗だったが、四神の中でも空を駆ける天馬の扱いになれている白虎であれば、彼女を導くことも可能だろう。
「さぁ、行くぞ……鳴麗」
『で、で、でも……私、ご存知のように飛んだことがありませんっ』
「暴れ馬なら慣れているから平気だ。愛する俺を振り落とさないようにと思えば、自然と風に乗れるだろう?」
『むむむ、確かに……。飛んでみます』
顔を上げた鳴麗は、旋回するように体を動かし空へと飛び立つ。誰に教えられたわけでもないのに、風の流れを感じ取ると鳴麗はそれに、導かれるようにして昇って行く。
本当の意味で黒龍として成獣になったのだと実感すると、涙が零れ落ちそうなくらい感動して勇気が湧いた。
『うぁぁん、お父さんとお母さん、それと龍月兄さんに見せたいですっっ 鳴麗も立派な黒龍になれたよって!』
「……それは後でな。今は國の脅威を取り払い、お前との結婚を民に認めさせばならん」
鳴麗は涙を堪えて軽く頷くと、兵士たちよりも先に西の辺境を目指した。
寵愛された雌たちは、白虎帝の前では礼儀正しく振る舞い、謙虚さを演じ機嫌を取るよう弐お世辞言葉を囁く。
花琳が自分に見せていた態度と変わりはなく、長い時間をかけてそれが『雌の建前』だというものだと悟った。
花琳との違いがあるとすれば、何か買って欲しい物をねだったり、他の雌よりも後宮での待遇を良くして欲しいと言う要望を出すくらいだ。
そんな我儘も、命を奪われないだけまだマシで可愛いものだろう。
白虎はあれから、雌という生き物に期待をすることは無くなった。ただ深入りなどせず、肉体の快楽に身を任れば、一時の寂しさを紛らわせることが出来る。
それで良いと思っていた。
「白虎様のことは、私が幸せにします!」
「……………」
幸せにする、と言われたのは生まれて初めてのことで思わず白虎は目を見開いた。
涙でびしょびしょになりながらぎゅっと抱きしめてくる鳴麗に頬を染め、彼女の小さな背中を撫でた。
鳴麗は聖獣だからと言って、自分に媚びる事もしなければ、出逢った時と変わらずこの國にきても自分のやりたい事をしている。
太陽のような明るさ、笑顔、その涙が白虎の凍り付いた心を容赦なく溶かしていく。
過去に置いてきたはずの、心からの愛しさを思い出したような気がして呟いた。
「全くお前は……いつも俺を驚かせる。きっとお前と共に過ごせば俺は幸せになれるだろう」
「ひっく……ぜったい、ぜったい幸せにします」
体を離すと、白虎は鳴麗に軽く口付けた。
「だが、西の國の民や狼族の官吏たちを納得させるためには、お前が花琳と同じではないという事を証明しなくてはならん。狼族は仲間意識が高く情に厚いが、裏切り者にはとことん厳しい」
鳴麗はふと狗族のカルマの事を思い出した。彼らも元は狼族だが、自分たちと異なる体を持って生まれたせいで、仲間と認めず追いやった。
彼らは血統を重んじ、西の國と皇帝を裏切った花琳と同じ黒龍族である鳴麗に対して、偏見を持っていた。
「私、みんなに信用されるように頑張ります!お皿洗いでもっ、お掃除でもっ、西の國のために」
「お前らしい答えだが、もう既成事実を作ってしまうか。お前が俺の子を孕めば……」
「わーー! もうっ、ちょっとちょっとっ、白虎様のバカッ、お昼間からっっ」
真剣に言って腰を抱く白虎に、鳴麗は真っ赤になって抗議をする。そんなやり取りをしていると、東屋に慌てた様子で一人の官吏が飛び込んできた。
「白虎様、またも西の辺境に大量に魔物どもが現れました! 南の國の朱雀帝様もご不在ゆえ、玄天上帝様か青龍帝様に兵の要請を!」
「何? 一ヶ月前に討伐したばかりだというのに……孟章には頼まん、玄天上帝に要請しろ。そうか……鳴麗、お前はもう黒龍に変身することが出来るんたったな」
あれだけ殲滅すれば、直ぐに魔物が湧いてこないものだが異例の速さだった。
その原因の白虎にも分からないが、ともかく討伐しなければ作物も民も食い荒らされてしまう。
黒龍族は、もともと温厚な種族だが戦に討伐なれば主である玄武のために龍の姿に変わる。
四神の中で一番強い力を持つ玄武は、その兵も他の聖獣と比べ物にならないくらい強力である。その一端とした黒龍族という存在が関係していた。
「えっ、で、でも! 龍の姿になんてなったことも無いし、魔物も怖いですっ」
「お前たちは、代々玄武守る強い黒龍族だ。立派な姿を見せて西の國の民を安心させてやってくれ。それに俺はお前に背中を任せたいと思っている」
鳴麗は早く一人前の龍になって空を駆けてみたいと思っていた。西の國の人たちのために少しでも役に立てるなら、魔物は怖いけれど頑張れる気がしている。
朱雀帝がしたように白虎様の背中を守る事ができるなら、それは彼女を超えた事になるんじゃないかと思え力が漲った。
「や、やってみます。」
✤✤✤
ここに父や母がいればどうやって龍になったのか質問する事が出来ただろうが、今は一刻の猶予も無い緊急事態だ。
すでに兵士の準備は整いいつでも出兵できる。
鳴麗は離れた場所から向けられる官吏たちや兵士たちの視線に緊張した。これは、試験なんだと言い聞かせると目を閉じ、目の前にいる白虎帝が自分を見守ってくれているのだから、もう恐れるものは無いと心の中で何度も呟いた。
きっと両親たちも、祖父母もその方法を本能的に知っていたはずだ。
――――この國と白虎様を守るために龍になりたい。
心のなかでそうつぶやく。
鳴麗の周りの風が動き、雲が流れるとその姿はみるみるうちに雌の黒龍の姿になった。月の光を浴び、夜空を移動するのが彼らの習性なのだが昼間でも黒光りする鱗は美しい。
黒龍族が龍になった姿をお目にかかることが出来るのは、戦や討伐の時だけ。
しかも北の國の者でもそうそう見られない貴重な姿に、狼族たちは思わず感嘆の声を上げる。
鳴麗はとぐろを巻きながら、喜びの感情を示していた。
『や、やったあっ、龍になれましたよ、白虎様!!』
「おい、その巨体で暴れるな。尻尾に当たれば大怪我ではすまんぞ。全く、お前は龍になってもその性格は変わらんな」
しゅん、とする黒龍に頭を降ろすようにうながすと、白虎は鳴麗の二本の角を持って頭の上に乗った。
龍として飛行の練習もしたことのない鳴麗だったが、四神の中でも空を駆ける天馬の扱いになれている白虎であれば、彼女を導くことも可能だろう。
「さぁ、行くぞ……鳴麗」
『で、で、でも……私、ご存知のように飛んだことがありませんっ』
「暴れ馬なら慣れているから平気だ。愛する俺を振り落とさないようにと思えば、自然と風に乗れるだろう?」
『むむむ、確かに……。飛んでみます』
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本当の意味で黒龍として成獣になったのだと実感すると、涙が零れ落ちそうなくらい感動して勇気が湧いた。
『うぁぁん、お父さんとお母さん、それと龍月兄さんに見せたいですっっ 鳴麗も立派な黒龍になれたよって!』
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