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【白虎編】
お前から目が離せない②
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執務室へ向かうと、玄武が眼鏡を上げながら驚いたように目を丸くした。
昨日、白虎帝と長々と話し込んだにも関わらず、約束も無しに突然押しかけてきたのだから当然だろう。
何か困ったことがあるのなら、直ぐに手を差し伸べるつもりでいた玄武の前にいるのは、なぜか極度の緊張で硬直し立ち尽くしている龍月の義妹。
それに椅子に座って、ふんぞり返っている白虎帝だ。
「いったい、何事ですか白虎。それに……どうしてここに鳴麗がいるのです?」
「昨日、話しただろう。今回はまんざらでもないと。俺はこいつを愛人として西の國に迎える……そう言う事だ」
まさか、直々に女官見習いを愛人として迎えると宣言されたのは思いもよらなかった。
いつの間にか愛人を何人か囲い、そして知らないうちに破談をして次の相手を求める。
英雄は色を好むと言うが、白虎帝はまるで自分の居場所を求めるかのように霊獣の雌と、次々と奔放な恋路を楽しんでいた。
その原因となった理由も、玄天上帝は知っているのだが、今度はよりによもってその遊び相手に鳴麗を選んだというのだろうか。
「鳴麗の義兄は、近いうちに私の側近として昇進させます。……君が彼女をもて遊ぶような事をすれば妹思いの龍月は黙ってはいませんよ。それに鳴麗の気持ちはどうなのですか?」
「やれやれ、部下思いだな。鳴麗は俺を飽きさせない雌だ……簡単に手放す気は無い」
鳴麗は二人のやり取りに、心臓がバクバクと鳴り響くのを感じた。まるで愛人面談のようなこの状況の中で、突然話を上司から振られて背中を正した。
「あ、あの……私。龍月兄さんや、友達に会えるなら西の國へ行っても構いません。西の國がどんな場所なのか見てみたいです」
「――――そうですか。白虎、鳴麗がいつでも里帰りできるように約束をするなら、私は彼女の意思を尊重しますよ。くれぐれも無責任な事はしないように」
箱入り娘として育った鳴麗は、北の國を離れて他の三つの國を見たことが無かった。いつでも家族や友人に会えると言うならば断る理由は無い。
西の國に士官する水狼にもほぼ毎日会えるだろうし、この暴君の戦神に対して、だんだんと恐怖心は無くなっていき、うまく言えないがドキドキする。
俺様で強引ではあるものの、みんなが噂するように恐ろしい凶性をもって暴れ回るような冷酷な聖獣には思えなかったからだ。
「なら、決まりだな。まずは西の國に連れて帰る」
「えっえっ、で、でも、まだ……引っ越しの準備とか色々と済ませてないですっ。龍月兄さんにもお話してないし……ひゃあ!」
「いるものは西の國で揃えろ。天馬を使えばすぐに会える距離だ。挨拶は夕刻でよかろう」
白虎帝は上機嫌になると立ち上がった。
黒龍の姿になれば白虎帝よりも大きい龍になるが、この姿では軽々と引き寄せられ抱き上げられると鳴麗は真っ赤になった。
龍族の雌は他の霊獣に比べ背の高い者が多いが、鳴麗は体が小さく華奢で白虎の胸板に額がぶつかってしまうほどだ。
視界が高くなり思わず首元に抱きつくと、あまりの恥ずかしさに耳をしならせなが終始目を瞑っていた。
宣言通り、鳴麗を女官から愛人へ西の國に向かい入れるという話を纏めると、もてなしの用意で大慌てする高級官吏や、女官達を無視して宮廷を後にすると天馬の所まで来た。
「おい、鳴麗。今度は前に乗れよ。天馬から振り下ろされたらかなわん。まぁ、お前は龍だから死ぬことは無いだろうが」
「……っ!? ま、前ですかっ……私はまだ黒龍に変身した事が無いんです。だから空の飛び方は、わからないので……大人しく前に乗ります」
「ああ、そうか……どんなに成獣に見えても『月の印』がでないうちはまだ変身できない幼獣だもんな」
鳴麗を前に乗せ、手綱を引きながら耳元で囁かれると頬を膨らませながら赤面した。
龍の姿になるのは日常的な事ではない。
有事の時が大半だが、年上の黒龍が月を頼りに空を駆ける姿は、本当に美しくて幼い頃はよく実家の窓から、頬を付いて目を輝かせ彼らを眺めていたものだ。
空を駆けながら、ふと鳴麗は問い掛けた。
「あの……白虎様。愛人って普段は何をしたらいいんですか? その……良くわからなくて」
「は? 何したらいいって……そりゃ、俺の相手をして、後は好きに過ごすといい。欲しいものがあれば買ってやる。行きたい場所はどこだって連れて行ってやるぞ。どんな贅沢も我儘も叶えてやろう」
まず、雄と恋をしたり付き合ったりしたことが無い鳴麗には甘い愛人生活と言うものがピンと来なかった。欲しいものは自分の給金で買える範囲のものしかない。
ご近所の美味しい包子を食べに行きたいとか、時々両親にも会いたいとかでも良いのだろうかと首を傾げた。
「んー贅沢……。娘娘の包子を、週二回食べるとか……。あっ、あの……西の國について勉強したり、白虎様のお仕事のお手伝いは駄目ですか?」
「何を言ってる? ベッドの上で俺を満足させて贅沢の限りを尽くせ」
「……? ま、満足はよ、よくあのわからないですけどっっ、せっかくですし白虎様のお役に立てるほうが愛人としていいのかなってあの北の國の政について勉強もしましたので少しは何かお手伝いできると思います!!もちろんあの皆さんのご迷惑にならない程度で!!」
真っ赤になって早口になる鳴麗をキョトンとした顔で見つめた白虎帝はふと、目を細めて笑った。
「お前はどうやら贅沢品に興味がない、気難しい雌のようだな……。いいだろう、俺との夜伽とは別に、なにか仕事を任せてやる。変な奴だな……本当に。で、娘娘とかいう店の包子を取り寄せたらいいのか?」
「ありがとう、ございます。あ、あの……あの包子は作りたてが一番美味しいから、その場で食べるのがいいと思うので、一緒に行きましょうっ」
白虎帝はその返事を聞くと天馬の上で大笑いをした。
美味しいものを一緒に食べよう、と誘っただけなのにと鳴麗は頭の中ではてなマークが飛び交ってしまった。
昨日、白虎帝と長々と話し込んだにも関わらず、約束も無しに突然押しかけてきたのだから当然だろう。
何か困ったことがあるのなら、直ぐに手を差し伸べるつもりでいた玄武の前にいるのは、なぜか極度の緊張で硬直し立ち尽くしている龍月の義妹。
それに椅子に座って、ふんぞり返っている白虎帝だ。
「いったい、何事ですか白虎。それに……どうしてここに鳴麗がいるのです?」
「昨日、話しただろう。今回はまんざらでもないと。俺はこいつを愛人として西の國に迎える……そう言う事だ」
まさか、直々に女官見習いを愛人として迎えると宣言されたのは思いもよらなかった。
いつの間にか愛人を何人か囲い、そして知らないうちに破談をして次の相手を求める。
英雄は色を好むと言うが、白虎帝はまるで自分の居場所を求めるかのように霊獣の雌と、次々と奔放な恋路を楽しんでいた。
その原因となった理由も、玄天上帝は知っているのだが、今度はよりによもってその遊び相手に鳴麗を選んだというのだろうか。
「鳴麗の義兄は、近いうちに私の側近として昇進させます。……君が彼女をもて遊ぶような事をすれば妹思いの龍月は黙ってはいませんよ。それに鳴麗の気持ちはどうなのですか?」
「やれやれ、部下思いだな。鳴麗は俺を飽きさせない雌だ……簡単に手放す気は無い」
鳴麗は二人のやり取りに、心臓がバクバクと鳴り響くのを感じた。まるで愛人面談のようなこの状況の中で、突然話を上司から振られて背中を正した。
「あ、あの……私。龍月兄さんや、友達に会えるなら西の國へ行っても構いません。西の國がどんな場所なのか見てみたいです」
「――――そうですか。白虎、鳴麗がいつでも里帰りできるように約束をするなら、私は彼女の意思を尊重しますよ。くれぐれも無責任な事はしないように」
箱入り娘として育った鳴麗は、北の國を離れて他の三つの國を見たことが無かった。いつでも家族や友人に会えると言うならば断る理由は無い。
西の國に士官する水狼にもほぼ毎日会えるだろうし、この暴君の戦神に対して、だんだんと恐怖心は無くなっていき、うまく言えないがドキドキする。
俺様で強引ではあるものの、みんなが噂するように恐ろしい凶性をもって暴れ回るような冷酷な聖獣には思えなかったからだ。
「なら、決まりだな。まずは西の國に連れて帰る」
「えっえっ、で、でも、まだ……引っ越しの準備とか色々と済ませてないですっ。龍月兄さんにもお話してないし……ひゃあ!」
「いるものは西の國で揃えろ。天馬を使えばすぐに会える距離だ。挨拶は夕刻でよかろう」
白虎帝は上機嫌になると立ち上がった。
黒龍の姿になれば白虎帝よりも大きい龍になるが、この姿では軽々と引き寄せられ抱き上げられると鳴麗は真っ赤になった。
龍族の雌は他の霊獣に比べ背の高い者が多いが、鳴麗は体が小さく華奢で白虎の胸板に額がぶつかってしまうほどだ。
視界が高くなり思わず首元に抱きつくと、あまりの恥ずかしさに耳をしならせなが終始目を瞑っていた。
宣言通り、鳴麗を女官から愛人へ西の國に向かい入れるという話を纏めると、もてなしの用意で大慌てする高級官吏や、女官達を無視して宮廷を後にすると天馬の所まで来た。
「おい、鳴麗。今度は前に乗れよ。天馬から振り下ろされたらかなわん。まぁ、お前は龍だから死ぬことは無いだろうが」
「……っ!? ま、前ですかっ……私はまだ黒龍に変身した事が無いんです。だから空の飛び方は、わからないので……大人しく前に乗ります」
「ああ、そうか……どんなに成獣に見えても『月の印』がでないうちはまだ変身できない幼獣だもんな」
鳴麗を前に乗せ、手綱を引きながら耳元で囁かれると頬を膨らませながら赤面した。
龍の姿になるのは日常的な事ではない。
有事の時が大半だが、年上の黒龍が月を頼りに空を駆ける姿は、本当に美しくて幼い頃はよく実家の窓から、頬を付いて目を輝かせ彼らを眺めていたものだ。
空を駆けながら、ふと鳴麗は問い掛けた。
「あの……白虎様。愛人って普段は何をしたらいいんですか? その……良くわからなくて」
「は? 何したらいいって……そりゃ、俺の相手をして、後は好きに過ごすといい。欲しいものがあれば買ってやる。行きたい場所はどこだって連れて行ってやるぞ。どんな贅沢も我儘も叶えてやろう」
まず、雄と恋をしたり付き合ったりしたことが無い鳴麗には甘い愛人生活と言うものがピンと来なかった。欲しいものは自分の給金で買える範囲のものしかない。
ご近所の美味しい包子を食べに行きたいとか、時々両親にも会いたいとかでも良いのだろうかと首を傾げた。
「んー贅沢……。娘娘の包子を、週二回食べるとか……。あっ、あの……西の國について勉強したり、白虎様のお仕事のお手伝いは駄目ですか?」
「何を言ってる? ベッドの上で俺を満足させて贅沢の限りを尽くせ」
「……? ま、満足はよ、よくあのわからないですけどっっ、せっかくですし白虎様のお役に立てるほうが愛人としていいのかなってあの北の國の政について勉強もしましたので少しは何かお手伝いできると思います!!もちろんあの皆さんのご迷惑にならない程度で!!」
真っ赤になって早口になる鳴麗をキョトンとした顔で見つめた白虎帝はふと、目を細めて笑った。
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「ありがとう、ございます。あ、あの……あの包子は作りたてが一番美味しいから、その場で食べるのがいいと思うので、一緒に行きましょうっ」
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