96 / 152
78 火属性の魔物討伐 4~7日 戦いの英気を養う ※ ーアリージャー
しおりを挟むどこからか揉めている話し声に目が覚めた。
防音テントなのにおかしいな………外じゃなくて中からかぁ…迷惑だなぁ。
「…な……頼む、リ……お前を抱きたい。」
「駄目に決まっているだろう。魔法学園に帰ったら抱いていいと何度も言っているじゃないか。それまではキスで我慢してくれ。」
治療が終わったバンテール様が加わり、今夜から勇者4人でこのテントで寝ることになったけど……夜中にうるさいなぁ。
目が覚めちゃったじゃん。
どこで揉めてるかと様子を見に行くと声はサオマ様のベッドの方から聞こえる。
「お前が欲しくて我慢できないんだ。」
「あ💗…だ💗…ダメだって、明日討伐できなくなる…んんん💗」
仕切りを少し開けて中を覗いてみると……
あはは…もう下脱がされて抱きしめられて逃げられない状態になってる………ん? なんだ後ろに指2本入っちゃってんじゃん。
抵抗しているけど、これは落ちるの時間の問題かなー。
「チュッ💗 1回だけならいいだろ。大丈夫だから…多分。」
「ばっ…何を…あ、根拠に………あああん💗」
サオマ様の中に3本目が入った💗
あーぐちゃぐちゃのトロトロで身体はもういつでもOKって言ってる。
いーなー、俺もオークト様にあれくらい求められたいなー。
「出来ますよ。1回だけではなく何度も。」
急にかけられた声にバンテール様とサオマ様だけじゃなく俺も固まった。
「オークト様っっ!! 起きてたのっ??」
「これだけうるさければ起きますよ。」
「オークト様っ、リ…抱いても討伐に支障は出ないんですか?!」
「はい、アリージャさんと実験済みです。昨日、しましたが今日の討伐に影響は出ませんでした。」
嬉しそうに喜ぶバンテール様と青い顔してイヤイヤしているサオマ様。
なんで?いや?バンテール様の事、好きなんでしょ?
抱いてもらえばいいじゃん。
「バンテール様、貴方のは少し大きいので激しく抱くのはやめて下さい。彼が戦えないと明日の討伐に支障がでます。」
「………善処する。」
あー、なるほどね。それがイヤイヤの理由なんだ。
「お願いしましたよ。」
「オークト様、話が違います。俺は…んんーー💗」
「チュチュッ💗 はあっ、優しく抱くように努力する。チュチュッ💗」
バンテール様は許可をもらうために顔や首に流れるようにキスをしまくる。
「駄目っ💙セプターっ💙駄目っ💙………」
「チュチュッ💜お前が欲しいっ、チュッ💜」
「だ…駄目っ、んああああああーーーー💙」
言ってる傍からいきなり突っ込んでるじゃん、まあ、さっき指で拡げてたから大丈夫だと思うけど。
「っ💗あーっ💗駄目ぇっ💗あん💗あん💗あん💗あん💗あん💗あん💗ああああああ💗」
我慢させた反動かな? 突き上げが激しすぎてサオマ様言葉になってない。
バンテール様が薬が効きにくいって本当なんだな。
サオマ様の制止が全然効かなかったもんね。
いつまでも見ててもしょうがないので自分のベッドに戻ることにした。
はあ、身体が大変だとしても抱いてもらえるだけサオマ様は良いよ。
俺なんか……
恨めしそうに横を見ればオークト様がもじもじしている。
あ💗二人にまた当てられてんの? やった💗💗
早く俺を誘ってよ💗
あ!
さっき俺を拒否したから誘いづらいんだ………それなら💗
「オークト様💗 俺、勇者4人全員がHしたら、討伐にどう影響するか実験してみたいな💗オークト様はどうなるか知りたくないですか?」
オークト様の腕にしがみついて俺のささやかな胸の突起を擦り付けると、昨夜の感触が蘇ったようで赤い顔でゴクリと喉を鳴らした。
「俺、知りたいなあ❤️」
「そ、そうですね。私もとても興味あります。アリージャさん今夜も実験にお付き合いしていただけますか。」
「もちろん💗オークト様のためなら何でもします。」
オークト様ったら可愛いな💗
早く言い訳しないで俺を抱いてくれるようになって欲しいよ💗
そして次の日、討伐で魔物達は簡単に倒すことが出来た。
神子以外の全員が身体を繋げてもパーティーのパワーダウンにはならない事が証明された。
抱いてもらうためにその日の夜は「限界までイカされまくったらパワーダウンするのか知りたーい❤️」と提案して誘うと、オークト様とバンテール様が競い合うように俺達を抱いて鳴かせた。
翌朝、サオマ様は産まれたての子鹿みたいになってた。でもサオマ様は雲に乗って戦うから大丈夫だよね⭐️
結果は当然パワーダウンしなかった。
夕食を早々に済ませるとバンテール様はサオマ様を「休ませる」と言って姫抱っこしてテントに引き上げた。
俺も昨夜はヤリ過ぎて流石に身体が怠いよ。
「……疲れたから寝ます。」
今夜はゆっくり休もうっとテントに入ると
「あああああーーーっ💗セプターぁあっ💗」
サオマの鳴き声が聞こえてくる。
あは💗可哀想ー、全然休ませてもらえないじゃん。
うるさくて寝られないから後でオークト様に遮音魔法をかけてもらおう。
「アリージャさん」
「! オークト様💗丁度良かった。あのね…」
「良かった?アリージャさんも同意見でしたか良かった。」
?
「あのね…」
「わかってます。あの二人が羨ましいんでしょう?もう実験と言わなくても抱いてあげますからね💗」
「え、そうじゃな……んんん💗」
今夜は身体を休めたいんだってーー!
「オークト様ああぁぁぁぁぁん💗」
翌朝、俺とサオマ様は産まれたての……💧
元気いっぱいのオークト様とバンテール様の活躍で俺とサオマ様の出番はなくなった。
それから毎夜俺達4人は愛し合って戦いの英気を養なった。
0
お気に入りに追加
130
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる