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30 シューライ・ショーカは… ※
しおりを挟む風呂を終えて部屋に戻ると、呼んでもいないのにチャラ男はベッドの上で待っている。
エイプが呆れて言った。
「お呼びすると言っていたのに…せっかちですね」
「まあまあ、手間が省けていいじゃないですか。討伐が先でラッキーでした。公爵様より先に神子様をいただけるのが嬉しくて待ちきれなかったんですよ」
「ショーカ様、神子様は病み上がりです。優しくして下さい。それに神子様に何かあったら…わかっていますね?」
「はい わかっております」
シューライ・ショーカに念を押した後 エイプは部屋を出ていった。
「さあさあ神子様、しましょう。俺は優しい男ですよ。二人で気持ちよくなりましょう」
俺のベッドの上に寝転んでCome onとばかりに人差し指をクイクイと動かしている。
冗談じゃない。誰がわざわざ男に抱かれに行くんだよ。
「やだ 嫌だ!」
「ラリー殿下やフリーレル様に 身体を差し出したんでしょう。俺にも下さいよ」
「嫌だったらっ!!」
ドアノブにとびついて動かすけど開かない。
…まさかエイプが?!
「狩猟ごっこで焦らすんですか?良いですよ。ヤリましょう」
何もないところから石弓と矢を作成してかまえる。
「俺、弓の名手と言われてるんで」
矢が飛んできてドアに刺さった。
「ひっ!!」
「驚きました?俺、上手いでしょう。間違ってもお身体を射抜きはしません。ほらどんどん逃げて下さい。ははは、狩りって楽しいですね」
シューライは矢を連続して放ち、わざと俺の逃げる少し後ろの壁を射抜いていたぶる。
止まったら殺されるっ!
「そろそろ、密契の儀式をしましょう。神子様」
「うあっ!」
ドスドスッと二本の矢が俺の服を射抜き、壁に縫い付けられ動けなくなった。
「まだ、逃げますか?」
「に…逃げない…」
こんな超人を前にして逃げるなんて不可能だ。
ベッドに連れていかれ いやらしい笑みを浮かべたシューライが俺の身体を貪る。
「ああっ、凄い、力があふれてくる。気持ちいい。神子様っ」
「んっ、んん、うっ、うううーーー、」
…違う…
「俺、イクっ、うっっ。」
「んっ、んん、」
…これ…違う…
ばちゅばちゅと水音が鳴り止むと、びゅるるると小さく腹の中で射精された。
「もういいだろ。重い、どいてくれ。」
シューライの体を押しのけて、俺の中に入っているモノを引き抜く。
「神子様、あともう一度。」
「いやだ、もうシタだろう。」
…もう嫌だ…
「そんな事言わないで貴方を守るために力が必要なんですよ。よっと!」
「あぐっ!嫌だったら、んっ、んっ、んっ」
無理やり身体を繋げて一生懸命 腰振ってくる。
我慢しろ俺。死ぬよりはましだ。
「神子様っ、はっ、もっと」
「うっ…んっ…」
「気持ちいいでしょ神子様、俺と一緒にイキましょうっ!!」
………我慢だ……がまん………出来るかーーーーーッッ!!!
「ふざけんなっ!お前のじゃ小さくて物足りないから全然イケないんだよっ!」
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