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しおりを挟む「ショーカ様、お時間です。ショーカ様??」
全裸のシューライ・ショーカは『orz』のポーズで固まっている。
「さっきからこの格好で固まっているんだ早く連れて行ってくれ。」
「ショーカ様に何をされたんですか。」
「別に?ただ、教えてやったんだ。男の沽券に関わること……んー、男の股間に関わるのほうが正しいかな?ショーカのは…」
「神子っ、貴様あああぁっ!!」
「ショーカ様⁈ お怒りをお沈め下さ………」
俺の言葉に怒り 立ち上がるシューライの股間にエイプの視線が落ちると二人共を声を漏らした。
「「 あ 」」
慌ててシューライが下半身を手で隠すがもう遅い。
「なるほど………そうですか。」
「納得するなっっ!!!」
「神子様、人を傷つける事は言ってはいけませんよ。これから一緒に戦う仲間なんですからショーカ様に謝って下さい。」
「ぐぬぬぬ…」
謝ってもいいけどなんか余計コイツのプライドが…ま、いいか?
「傷つけたつもりはなかった。悪かったな。」
シューライはギロリと睨んで許してなさそう。
「この事は他言無用ということで…ショーカ様、宜しいですか?」
「…………」
「ふむ、納得出来ないようでしたら、この話を公にして………」
「待て、公って」
「はい、神子様のお言葉がどの様にショーカ様を傷つけたか、皆に知ってもらって………」
「何を言っているんだ。みんなに知らせるだと!!」
「はい、私の判断ではご納得されてないようでしたので、他の方にもお話して判断を仰ごうかととりあえずは勇者様達でいいですか?」
「勇者っ?!」
「人数が足りませんか?では全国民ならいかがでしょう?」
「全国民だとー!!……ぐぬぬ!もう良い。神子様の謝罪を受け取った!! フリーレル、絶対に他言無用しろっ!」
「はい、ここだけの話にしておきます。神子様も宜しいですね?」
「ああ、それでいい。シューライ それをつけろ」
苦虫を潰した顔のシューライ・ショーカは自分の髪の色と同じこげ茶色のブラウンダイアモンドがあしらわれているアンクレットを俺の右足に装着させた後、手早く着替えて出ていった。
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