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二人の王様
第17話 準備万端 (背後注意)
しおりを挟む昨日よりも早く駅でナギを待っていたら、ナギも早く来てくれた。
もじもじしながら
「おはよ」
なんて頬を染めて言うナギの可愛い暴力にいつも理性が飛びそうになる。
ナギの手を掴むと学校へと急いだ。
生徒会室のドアに鍵を差し込むのももどかしい。
ドアを閉めるのと同時にナギを引き寄せてキスをする。
最初は少しだけの触れるキスを沢山して、徐々に深く………
!
は、初めてナギの方から先に舌を差し出して絡めてきた!!
いつもは恥ずかしがっているのに
積極的なナギに驚いて唇を放す。
「ナ、ナギどうし………」
「ん、はぁっ…」
ぽすんと俺の胸に顔を沈め耳まで赤くしている。
「修斗…あのね、俺………後準備してきたから…」
「後…準備……」
!!!!!!!!!!!!!!
後って、あの場所のことっ!!?
「だから、大丈夫 すぐ出来………きゃあっ!!」
ナギを抱き上げてそのままソファーへなだれ込んだ。
「しゅ、修斗っ、待って落ち着いて…服破けちゃうっ!」
「待てるわけ無いだろ!ソファーまで我慢したの褒めてよ。」
「褒めてって、やあっ」
ナギの身につけているものをすべて取り払うと準備済みの下肢を覗き込んだ。
「やだぁっ、修斗見ないで」
「この光っているの何?」
「化粧オイル…スク○ラン………あンっ」
試しに人指し指を蕾の中に沈めてみるとすんなり中に入っていく。
「あっあっ❤」
指を増やして入り口や中をいじってもかき回してみても柔軟に広がる。
「すごいな、ナギ入れるよ。」
「…うん」
ナギから舌のお出迎えとか、準備とかで、煽られまくってたから我慢は限界を超えていた。
細い足を俺の肩に乗せて大きく足を開かせると、赤い顔が更に色を増す。
オイルで艶かしく誘うような蕾に、別の生き物のような凶悪な脈打つソレを傷つけないようにゆっくりとゆっくりと………
「あっ…ああっ…ああー、ンンンう」
可愛い声も吐息も甘くてはやる気持ちをキスで誤魔化しながら根本まで飲み込ます。
中が嬉しそうにキュンキュンと締め付けてきた。
「ナギ、あんまり締め付けると動けないよ」
「わか、んないよぉ、んあっっ」
少しだけ早く動かして様子をみたけど、オイルのお陰でもっと激しくしても問題なさそうだ。
腰を打ち付けるスピードを上げると恋人は美しい声で鳴き出す。
「っ、あ…あああひああっ…あっ…あああっ」
「気持ち…いい?」
顔を見ればわかるけどナギから聞きたくて、最奥まで突き上げて返事を促す。
「んっ……深、いっ……あぅぅっ」
「良くない?………もっと奥?…答えてナギ…」
激しく肌がぶつかり合って、中に届いている手応えがある。
「ひんっ…あああああっ…修斗ぉ…いいっ……いいよぉ…き、もち…い…っ」
「良かった、俺もっ!」
嬉しくて気持ちも身体も止まらない。
「ぁあっ、はっ…あんあ、修斗、修斗ぉっ、んん、ああっ…っあーっ、」
「好きだよっ!ナギっ!はっ、はぁっ、好きっ!好きだっ!!………くっ!!」
欲望のままにナギの中に吐き出してしまった。
可愛い飾りを付けている胸は忙しく上下して乱れた呼吸が収まっていない。
「ぁはっ、はあっ、はぁ、」
「ごめんねナギ。」
「んーん、でも………俺し………。」
「でも?」
まずい。
自分だけ満足してた。
可愛い恋人は色っぽく呆れているようだ。
「ごめんっ!今度はナギを満足させるから」
慌てて引き抜いて新しくゴムを付け直す。
「え!いいよっ」
遠慮しているナギの身体を開かせて、急いで怒張を蕾の中に収める。
「ちょっ、俺 大丈夫だからぁあうンンーーーー❤」
蕾に拒絶されるかと思っていたのに柔らかく花弁を広げて喜んで迎え入れてくれた。
ごめん。
やっぱり満足してなかったんだ。
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