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ポン酢(旧音響)

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14.魔王軍の狙い

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投稿をお待ちいただきありがとうございます
おきにいりが25名を超えました、ありがとうございます!
戦闘回を期待していた方すみません、説明会となります
次回は戦闘回です
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SIDE サーチ

「大砲、1~7番放て!」
その掛け声と共に轟音が響き、魔物たちを退ける
しかし、それらに疲労の色は見えない
戦場は膠着していた
「製作班が追加で製作している砲台が完成し、それを攻撃分にまわせば勝つことも出来るだろうか、、、」
彼はそう考え的確な指示で戦場を膠着させ続ける
特攻兵を組織し足止めをし、大砲によって大きな移動をさえぎる。
指揮官に対しては狙撃を続け指示を取らせない
彼は歴戦の将だったのだ。

SIDE マーガ

「ちっ、また狙撃か」
彼は想像以上の抵抗に驚いていた
ただ抵抗が激しいのではない、異常なまでに戦い方が上手いのだ
何度でも復活する者たちが現れたという報告は聞いていたとはいえ
ここまで面倒なことだとは思っていなかった
なぜならそれ以外の能力は強くないと知っていたからだ
ある程度の個体差はあるが総じて脆く、軽く、遅い
その報告は間違ってはいない、現に部隊の部下たちも一切死んでいない
しかしこと足止めに関してはとてつもなく厄介だった。
目くらましの普通の魔法はいい、
そのなかから飛んでくる防御を無視した攻撃が厄介なのだ
どこに本命が隠れているか分からず、常に精神的に消耗させられる
この状況は望ましくない
なぜなら【新米】たちに軍事行動に苦手意識を持たせてしまう

今回の作戦は重要度が高いわりに難易度がとてつもなく低かった、そのことから
この作戦をあえて新兵にやらせる事で重要な作戦に従事したという経験をさせ、
自信をつけさせるとともに「必要とされている」という思いから忠誠心も高める
という目的もあるのだ

「全く、面倒なことを、、」
こうなってしまったら上が圧倒的な力を示し、
羨望を与えるしかない嫉妬など抱かせないように馬鹿でも分かるよう目に見える大きな差を見せ付けよう、
憧れの存在の元で働いているという幸福感を持たせよう

「流星」

「ふむ、これでいいだろう、、戦線は崩壊した!総員、前進せよ!!」
彼は進軍する部下たちをみて嗤う
「これで、終わりだ」
一方的な蹂躙その最前線に

幾多の弾丸が降り注いだ

彼は即座に強化した眼でその原因を捉える
彼の人物はこう言った

『我が名はツクモ 貴様らは我が糧となるがいい』
今ここに破壊の権化が舞い降りた
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1年以上もの長い期間エタってしまい申し訳ありません
どうにか再開できそうです
こんなにもエタった作品に70人以上もの方々にブックマークをつけていただけていたことありがとうございます
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