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番外編「髪を切りたい」
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転移後のごたごたも落ち着き、各国への挨拶や結婚式も終わり、天竜国も落ち着き始めた。今日も変わらず将は赫焉に溺愛されている。過保護だと思うが、初めて出会った時将が瀕死だったこと、ずっと耳が聞こえず声も出せなかったこと、王子達が将を奪い去ろうとしたことが原因で、常に赫焉が傍に居る状態だ。それは緋炎と水陰も同様に将に対して過保護だ。
「竜王、さま」
「ショウ」
「赫焉さん。あの……」
「ん? どうしたのだ? 我に何か言いたいことでもあるのか?」
赫焉の自室で、昨日も沢山愛を注がれ、ベッドの上で将を抱きしめて長い髪を撫でられて、恥ずかしくて顔が真っ赤になる。甘く蕩けるような瞳で見詰められ、優しくて低い声で囁かれると続きを言えなくなってしまう。それでも、将は勇気を振り絞って赫焉に告げた。
「髪を」
「髪?」
「はい。髪を、切りた『駄目だ』え?」
「こんなにも美しい黒髪なのだ。切ってはならぬ」
「でも、手入れが大変で……」
「緋炎の楽しみを奪う気か?」
「髪を手入れする道具や、髪飾りの費用が多いから」
「必要な出費だ。それに、国政で使用する財産とは分けておる。何も心配することはない」
「毎日髪を結う時間が」
「あぁ。何時も期待している。どんな髪型でも、ショウは可愛くて美しい。自慢の伴侶だ」
「…………」
この美しい髪を切らせてなるものか! 赫焉は将の長い黒髪を特に大切にしている。触れるとサラツヤで指通りが良く、風に靡く姿や、垂れた髪を耳に引っ掛ける動作は何度見ても飽きることはない。短くしてしまえば、そんな愛らしい仕草を見れなくなってしまう。そんなの絶対に嫌だ。たかが髪くらいでと思うかもしれないが、天竜国では将は絶大な人気を誇っているのだ。そんな彼の体の一部である髪を欲しいと思う輩は意外にも多い。中には将の長い髪を一本だけで良いから手に入れて舐め回したいと言う特殊な性癖? を持つ者も存在する。赫焉は将の髪一本でも渡したくないのだ。独占欲が強いだの心が狭いだの言われても絶対に譲らない。本当は将の髪に触れるのは自分だけで良いと思うが、髪の手入れや髪型については緋炎と明の方が詳しい。その為、この二人と序でに水陰だけには特別に触れることを許しているのだ。
髪を切ることを許されなかった将は、赫焉が仕事で部屋を留守にしている間に親友である明にも「髪を切りたい」と相談した。
「ダメだよ! 将! すっごく綺麗なのに! 切るなんて勿体ないよ!」
「でも、この国に来る前までは短かったし、こんなに長いと邪魔で……」
「ダメダメダメ! 絶対ダメ! 切るの反対!」
「駄目、なのか?」
「う! ダメ! 勝手に切ったら怒られちゃうよ? 竜王様だけじゃなくて、緋炎さんや水陰さんもショックを受けて泣いちゃうから切らないで。みんな悲しむよ?」
「髪を切るだけなのに?」
「それがダメなの! 毛先を揃えるくらいなら許してくれるかもだけど、短く切るのは絶対に止めた方がいいよ」
「……短い方が楽なのに」
明にも反対され、将は落ち込んだ。髪を切りたいだけなのに、どうして切らせてくれないのか。髪が長いと手入れが大変だし、髪飾りだって値段は聞いていないが高級品に違いない。本当は着物だってもっとシンプルで地味なものでいいのに、何時も大輪の花が咲き乱れる鮮やかなものや、繊細で優美な刺繍が施されたものを用意される。絶対に高い。怖くて値段が聞けない。将の為だけに使われている費用の総額など知りたくない。知ったら気絶するかもしれない。
「銀嶺さん。俺の髪を切ってください」
「は?」
赫焉は駄目。明も駄目。きっと緋炎と水陰に相談しても反対されると思った将は、天竜国でも名医として名高い銀嶺に「髪を切ってくれ」とお願いした。突然訳の分からないお願いをされて銀嶺は言葉を失う。
「竜王様も、明も『切っちゃダメ』と言うので……」
「それはそうじゃろう。王妃殿下の御髪は我が国の宝と言っても過言ではないからのう」
「宝?」
「気付いておらんかったのか? 皆口を揃えて言っておるぞ? 王妃殿下の黒髪は見惚れる程美しいとな。その髪を切るとなると、皆悲しむことになるのう。申し訳ないが、王妃殿下の願いを聞くことは出来ん。許しておくれ」
「そう、ですか」
結局、将は髪を切れなかった。本当は赫焉の部屋に戻った時、引き出しの中から鋏を取り出して切ろうとしたのだが、みんなから駄目だと、みんなが悲しむと言われ、将は鋏を元の場所へ戻した。
「シ、シシ、ショウ! な、何だ!? その髪型は!?」
「えっと、ポニーテール?」
将は長い黒髪を一つに束ねて後頭部の高い位置で括っていた。本当はお団子にして頸が見えるようにしたかったのだが、髪が傷んだらまた色々と言われそうだと思い、ポニーテールで我慢した。これなら邪魔にならないし、暑い日も少しは涼しくなる。しかし、赫焉は険しい表情をしてわなわなと手を震わせている。
「だ、ダメだ! その髪型は刺激が強すぎる! 変な虫が更に付いてしまう故、その髪型は我の部屋以外では禁止する!」
「ぇえ!?」
長い髪の隙間からチラチラと覗く頸。歩く度に左右に揺れて見え隠れする頸は、多くの者を魅了する。全て見えるより、普段は隠れており見えそうで見えないのが至高、というのはこの世界でも通じるらしい。何故ポニーテールがダメなのか赫焉に聞いても理由は答えてくれず、将は不満そうに彼を見上げるが、不貞腐れる顔もやっぱり可愛い。赫焉は将に優しく口付けた後、後ろから将を抱き込んで彼の頸にも口付けた。
後日、赫焉の忠告を無視して長い髪を後頭部で括って城内を歩く将の姿を見た者達が彼の見えそうで見えない、しかし時々見える頸に釘付けになったとか、そうでないとか……
◇
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「神子のオマケは竜王様に溺愛される」はこれで完結です。
「竜王、さま」
「ショウ」
「赫焉さん。あの……」
「ん? どうしたのだ? 我に何か言いたいことでもあるのか?」
赫焉の自室で、昨日も沢山愛を注がれ、ベッドの上で将を抱きしめて長い髪を撫でられて、恥ずかしくて顔が真っ赤になる。甘く蕩けるような瞳で見詰められ、優しくて低い声で囁かれると続きを言えなくなってしまう。それでも、将は勇気を振り絞って赫焉に告げた。
「髪を」
「髪?」
「はい。髪を、切りた『駄目だ』え?」
「こんなにも美しい黒髪なのだ。切ってはならぬ」
「でも、手入れが大変で……」
「緋炎の楽しみを奪う気か?」
「髪を手入れする道具や、髪飾りの費用が多いから」
「必要な出費だ。それに、国政で使用する財産とは分けておる。何も心配することはない」
「毎日髪を結う時間が」
「あぁ。何時も期待している。どんな髪型でも、ショウは可愛くて美しい。自慢の伴侶だ」
「…………」
この美しい髪を切らせてなるものか! 赫焉は将の長い黒髪を特に大切にしている。触れるとサラツヤで指通りが良く、風に靡く姿や、垂れた髪を耳に引っ掛ける動作は何度見ても飽きることはない。短くしてしまえば、そんな愛らしい仕草を見れなくなってしまう。そんなの絶対に嫌だ。たかが髪くらいでと思うかもしれないが、天竜国では将は絶大な人気を誇っているのだ。そんな彼の体の一部である髪を欲しいと思う輩は意外にも多い。中には将の長い髪を一本だけで良いから手に入れて舐め回したいと言う特殊な性癖? を持つ者も存在する。赫焉は将の髪一本でも渡したくないのだ。独占欲が強いだの心が狭いだの言われても絶対に譲らない。本当は将の髪に触れるのは自分だけで良いと思うが、髪の手入れや髪型については緋炎と明の方が詳しい。その為、この二人と序でに水陰だけには特別に触れることを許しているのだ。
髪を切ることを許されなかった将は、赫焉が仕事で部屋を留守にしている間に親友である明にも「髪を切りたい」と相談した。
「ダメだよ! 将! すっごく綺麗なのに! 切るなんて勿体ないよ!」
「でも、この国に来る前までは短かったし、こんなに長いと邪魔で……」
「ダメダメダメ! 絶対ダメ! 切るの反対!」
「駄目、なのか?」
「う! ダメ! 勝手に切ったら怒られちゃうよ? 竜王様だけじゃなくて、緋炎さんや水陰さんもショックを受けて泣いちゃうから切らないで。みんな悲しむよ?」
「髪を切るだけなのに?」
「それがダメなの! 毛先を揃えるくらいなら許してくれるかもだけど、短く切るのは絶対に止めた方がいいよ」
「……短い方が楽なのに」
明にも反対され、将は落ち込んだ。髪を切りたいだけなのに、どうして切らせてくれないのか。髪が長いと手入れが大変だし、髪飾りだって値段は聞いていないが高級品に違いない。本当は着物だってもっとシンプルで地味なものでいいのに、何時も大輪の花が咲き乱れる鮮やかなものや、繊細で優美な刺繍が施されたものを用意される。絶対に高い。怖くて値段が聞けない。将の為だけに使われている費用の総額など知りたくない。知ったら気絶するかもしれない。
「銀嶺さん。俺の髪を切ってください」
「は?」
赫焉は駄目。明も駄目。きっと緋炎と水陰に相談しても反対されると思った将は、天竜国でも名医として名高い銀嶺に「髪を切ってくれ」とお願いした。突然訳の分からないお願いをされて銀嶺は言葉を失う。
「竜王様も、明も『切っちゃダメ』と言うので……」
「それはそうじゃろう。王妃殿下の御髪は我が国の宝と言っても過言ではないからのう」
「宝?」
「気付いておらんかったのか? 皆口を揃えて言っておるぞ? 王妃殿下の黒髪は見惚れる程美しいとな。その髪を切るとなると、皆悲しむことになるのう。申し訳ないが、王妃殿下の願いを聞くことは出来ん。許しておくれ」
「そう、ですか」
結局、将は髪を切れなかった。本当は赫焉の部屋に戻った時、引き出しの中から鋏を取り出して切ろうとしたのだが、みんなから駄目だと、みんなが悲しむと言われ、将は鋏を元の場所へ戻した。
「シ、シシ、ショウ! な、何だ!? その髪型は!?」
「えっと、ポニーテール?」
将は長い黒髪を一つに束ねて後頭部の高い位置で括っていた。本当はお団子にして頸が見えるようにしたかったのだが、髪が傷んだらまた色々と言われそうだと思い、ポニーテールで我慢した。これなら邪魔にならないし、暑い日も少しは涼しくなる。しかし、赫焉は険しい表情をしてわなわなと手を震わせている。
「だ、ダメだ! その髪型は刺激が強すぎる! 変な虫が更に付いてしまう故、その髪型は我の部屋以外では禁止する!」
「ぇえ!?」
長い髪の隙間からチラチラと覗く頸。歩く度に左右に揺れて見え隠れする頸は、多くの者を魅了する。全て見えるより、普段は隠れており見えそうで見えないのが至高、というのはこの世界でも通じるらしい。何故ポニーテールがダメなのか赫焉に聞いても理由は答えてくれず、将は不満そうに彼を見上げるが、不貞腐れる顔もやっぱり可愛い。赫焉は将に優しく口付けた後、後ろから将を抱き込んで彼の頸にも口付けた。
後日、赫焉の忠告を無視して長い髪を後頭部で括って城内を歩く将の姿を見た者達が彼の見えそうで見えない、しかし時々見える頸に釘付けになったとか、そうでないとか……
◇
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
「神子のオマケは竜王様に溺愛される」はこれで完結です。
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