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第二部
過去の縁は忘れた頃に戻ってくる3
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ユベール様の誕生日パーティーまで数週間。その短期間で俺でも用意できるもので、ユベール様が喜ぶもの。文也から「手作りを贈りたいのか?」と聞かれ、俺は「消去法で考えると、手作りしか選択肢がなくて」と答える。俺でも作れるもの。
「……マフラーとか?」
「編み物をしたことがありません。毛糸は何処で入手するのでしょうか」
「感謝の手紙は?」
「手紙ってプレゼントと一緒に贈るイメージあるけど、違う?」
「お前をモデルにした小説」
「数週間の短期間で製本までできる自信がない。プレゼントする前にユベール様にバレると思うし」
「…………」
「……やっぱお前がプレゼントでいいんじゃね?」
「罰ゲームじゃねえか!」
「リボンはやめて、ちょっとエッチな下着姿になるのはどうだ? 可愛いじゃん。ベビードール」
「色々と問題発言してる自覚あります!? 文也さん!」
「あ、そろそろ戻る時間だから、俺はこれで」
「待って! 文也さん!」
「小説読むならしおりはどうだ? 青い花を押し花にして作るとお洒落だと思うぞ?」
「……え?」
「ジョエルがそういうの得意だって聞いたから、アドバイスもらいたいなら早めに手紙を送って作り方を教えてもらえよ」
「あ、うん」
食べ終えた食器を片付けて、文也は俺の部屋を後にした。文也と入れ替わるようにレイモンさんが入室する。親友だと説明はしているんだけど、やっぱりまだ文也に対して警戒心を抱いているような気がする。レイモンさんは滅多に表情を見せないから俺の思い込みなだけかもしれないけど。他の人達は分かりやすく「本当に、大丈夫なんですか?」という顔をしていた。ユベール様も未だに警戒しているし。
「フェルナン様と何を話していたのですか?」
「気になるんですか?」
「ジャノ様はユベール様の最愛ですから」
「ちょっとした世間話ですよ。伯爵夫人達のこととか、誕生日パーティーのこととか、後はユベール様の誕生日プレゼントについて、とか」
「誕生日プレゼント、ですか?」
「うん。俺でも用意できてユベール様が喜ぶプレゼントって何かなあ、と思って。フェルナンに聞いていたんです」
「……ジャノ様が用意するものなら、ユベール様はなんでも喜びます」
「身体にリボン巻き付けた俺でも、ですか?」
「それはプレゼントというより、ご褒美の部類になるかと」
「ご褒美なんだ」
レイモンさんにまでそう言われてしまうとちょっと試したくなってくる。絶対にやらないけど。だって二十七にもなる平凡な男が全裸でリボン巻き付けて「誕生日プレゼントは、オ・レ(はあと)」って言って誰が喜ぶんだよ? ユベール様でもドン引き……はしないだろうな。ユベール様だし。
その様子を想像して、俺はガックリと項垂れた。ねーわ。絶対にねーわ。俺の精神がゴリゴリ削られるからリボンは却下。「プレゼントは俺」は封印することにして、他のプレゼントにしようと考えていると、空中に文字が浮かび上がった。リリーちゃんだ。
ご主人様、一度試してみてはどうでしょう? ちょっと立ってください。
「いや待って? リリーちゃん、何をする気なの?」
言われた通りソファから立ち上がって少し移動したけど、一体何をするつもりなんだ? そのまま動かないでください、とリリーちゃんから指示され、俺が直立不動でいると身に付けているドレスが光って形が変わっていく。パン! と光の粒が舞って何が起こったのか気になって下を見てみると……
「ジャノ様、その格好は、ちょっと」
「ぎゃああああああああああああああ! リリーちゃん! 何してるの!? 戻して! さっきのドレスに戻してぇええええええええええええ!」
両手で前を隠すように抱きしめて、俺は大声で叫んだ。誰がベビードールに変えろと言った!? リリーちゃんは善意で変えたんだろうけど、誰がどう見ても嫌がらせだよ! こんなの! 着心地は良いけどね! 最高に気持ちいいけどね! でも! ベビードール! 純白だし綺麗で可愛いけど! 俺は男なの! リリーちゃん! 分かってますか!?
気に入りませんでしたか? 前のご主人様も最初は嫌そうにしていましたが、創造主様に褒められてからは楽しそうにデザインを考えていたのですが……
「前のご主人様ってなに!? こんな時にサラッと重要な情報を教えないでくれる!? それと! 早く元の衣装に戻して! 恥ずかしいから! すっごく恥ずかしいから! ね!」
「ユベール様を呼んできます。私は何も見ていませんからご安心を」
「安心できる要素が一つもない! 変な気を遣わなくていいから! 元の衣装に戻してくれればそれでいいから!」
「ジャノ! どうしたんですか!? 急に叫び声がき、こえ……」
「ユ、ユベール、様?」
「ジャノくん! 無事かい!?」
「ジャノさん! 大丈夫ですか!? 叫び声が……」
「ジャノ様! 私が居ない間にまた変な輩に絡まれたのですか!?」
「……レイモンさん」
「なんですか?」
「ありがとう! 本っ当に、ありがとう! このジャケット、ちゃんと綺麗にして返します!」
「それよりもユベール様達に説明を」
「あっ」
ユベール様が扉を開ける前に、レイモンさんがジャケットを脱いで俺に着せてくれた。膝下は見えちゃってるけど、エッチな下着は隠れているから本当に感謝しかない。まあ、ジャケットの下からレースははみ出てるんだけどね。それでも、全身を見られるよりかはまだマシだ。うん。レイモンさん、貴方は本当に優秀な執事さんです。
「ジャノ? どうして、レイモンのジャケットを着ているのですか?」
「えっと、その……これには色々と事情がありまして。あの、ユベール様だけに説明しても、いいですか?」
「ユベールだけ?」
「それは、どうして?」
「……ユベール様、俺の前まで来てくれませんか?」
「え?」
「お願いします」
涙目になりながらお願いすると、ユベール様は俺の前まで来てくれた。レイモンさんは扉付近に移動していて固まっているクレマン様達に事情を説明してくれている。ありがとう。レイモンさん。
「じ、実は、俺、今、ちょっとエッチな下着姿に、なっていて」
「……は?」
「リリーちゃんが善意でしてくれたことなんですけど、その、他の方達にはとても見せられる格好じゃなくて」
小声でユベール様に伝えながら、レイモンさんに着せてもらったジャケットを少しだけ開く。ユベール様だけに見えるように中を見せるが、何の反応もなくて困ってしまう。恐る恐る「ユ、ユベール、さま?」と聞くと、ハッと我に返って「お父様、お母様、ステラ、ジャノのことは俺に任せてください」と言って部屋から退室するようお願いした。レイモンさんが説明してくれていたので、みんな「そういう事情なら」と言って仕事に戻ってくれた。レイモンさんもユベール様に一礼して退室する。
「ありがとう。レイモン。ジャノを守ってくれて」
「いえ。ユベール様の許可を得ず、ジャノ様に触れてしまいました。申し訳ありません」
「謝る必要はない。こんな可憐で美しいジャノの姿を、俺以外には見せられない」
「失礼します」
「あぁ」
よ、よかった。ユベール様は怒ってない。レイモンさんに何か罰を与えるかもしれないと不安だったけど、俺の姿を見てある程度察してくれたようだ。あぁ、良かった。ユベール様と二人きりになって、急に全身の力が抜けた。
「ジャノ、ソファに座っていてください。カーテンを全て閉めて来ます」
「え?」
「その格好のまま、待っていてください」
「待って? この格好って、ベビードールのままでってこと!?」
「はい! こんなにもエッチで可愛いジャノの姿を隅々まで堪能しないなんて勿体ない!」
「…………」
ユベール様? 隅々って、なに? 堪能って、何をするんですか? 俺、元の衣装に戻りたいんですけど。いや、可能なら普通のシャツとズボンがいいんだけどさ。前にリリーちゃんに聞いたら「ご主人様のお願いは可能な限り叶えたいのですが、ユベール様が怖いのでできません」と返されて諦めた。諦めるしかないじゃん。リリーちゃんの怯え方が本当に酷かったんだもん。古代魔導具相手に、どんな手直しを依頼したんですか? ユベール様。
その後、俺がユベール様に何をされたのかはあまり言いたくない。恥ずかしいポーズとか台詞とか、その他諸々。ユベール様はベビードール姿の俺を堪能し尽くしてご満悦だった。リリーちゃんまで悪ノリしてベビードールの色を変えたりデザインを変えたりして楽しんでいた。可愛いものからセクシーなもの、際どいものまで、色々。俺は恥ずかしくて精神的に疲れた。可能ならもう二度とベビードールは着たくないです。
「……マフラーとか?」
「編み物をしたことがありません。毛糸は何処で入手するのでしょうか」
「感謝の手紙は?」
「手紙ってプレゼントと一緒に贈るイメージあるけど、違う?」
「お前をモデルにした小説」
「数週間の短期間で製本までできる自信がない。プレゼントする前にユベール様にバレると思うし」
「…………」
「……やっぱお前がプレゼントでいいんじゃね?」
「罰ゲームじゃねえか!」
「リボンはやめて、ちょっとエッチな下着姿になるのはどうだ? 可愛いじゃん。ベビードール」
「色々と問題発言してる自覚あります!? 文也さん!」
「あ、そろそろ戻る時間だから、俺はこれで」
「待って! 文也さん!」
「小説読むならしおりはどうだ? 青い花を押し花にして作るとお洒落だと思うぞ?」
「……え?」
「ジョエルがそういうの得意だって聞いたから、アドバイスもらいたいなら早めに手紙を送って作り方を教えてもらえよ」
「あ、うん」
食べ終えた食器を片付けて、文也は俺の部屋を後にした。文也と入れ替わるようにレイモンさんが入室する。親友だと説明はしているんだけど、やっぱりまだ文也に対して警戒心を抱いているような気がする。レイモンさんは滅多に表情を見せないから俺の思い込みなだけかもしれないけど。他の人達は分かりやすく「本当に、大丈夫なんですか?」という顔をしていた。ユベール様も未だに警戒しているし。
「フェルナン様と何を話していたのですか?」
「気になるんですか?」
「ジャノ様はユベール様の最愛ですから」
「ちょっとした世間話ですよ。伯爵夫人達のこととか、誕生日パーティーのこととか、後はユベール様の誕生日プレゼントについて、とか」
「誕生日プレゼント、ですか?」
「うん。俺でも用意できてユベール様が喜ぶプレゼントって何かなあ、と思って。フェルナンに聞いていたんです」
「……ジャノ様が用意するものなら、ユベール様はなんでも喜びます」
「身体にリボン巻き付けた俺でも、ですか?」
「それはプレゼントというより、ご褒美の部類になるかと」
「ご褒美なんだ」
レイモンさんにまでそう言われてしまうとちょっと試したくなってくる。絶対にやらないけど。だって二十七にもなる平凡な男が全裸でリボン巻き付けて「誕生日プレゼントは、オ・レ(はあと)」って言って誰が喜ぶんだよ? ユベール様でもドン引き……はしないだろうな。ユベール様だし。
その様子を想像して、俺はガックリと項垂れた。ねーわ。絶対にねーわ。俺の精神がゴリゴリ削られるからリボンは却下。「プレゼントは俺」は封印することにして、他のプレゼントにしようと考えていると、空中に文字が浮かび上がった。リリーちゃんだ。
ご主人様、一度試してみてはどうでしょう? ちょっと立ってください。
「いや待って? リリーちゃん、何をする気なの?」
言われた通りソファから立ち上がって少し移動したけど、一体何をするつもりなんだ? そのまま動かないでください、とリリーちゃんから指示され、俺が直立不動でいると身に付けているドレスが光って形が変わっていく。パン! と光の粒が舞って何が起こったのか気になって下を見てみると……
「ジャノ様、その格好は、ちょっと」
「ぎゃああああああああああああああ! リリーちゃん! 何してるの!? 戻して! さっきのドレスに戻してぇええええええええええええ!」
両手で前を隠すように抱きしめて、俺は大声で叫んだ。誰がベビードールに変えろと言った!? リリーちゃんは善意で変えたんだろうけど、誰がどう見ても嫌がらせだよ! こんなの! 着心地は良いけどね! 最高に気持ちいいけどね! でも! ベビードール! 純白だし綺麗で可愛いけど! 俺は男なの! リリーちゃん! 分かってますか!?
気に入りませんでしたか? 前のご主人様も最初は嫌そうにしていましたが、創造主様に褒められてからは楽しそうにデザインを考えていたのですが……
「前のご主人様ってなに!? こんな時にサラッと重要な情報を教えないでくれる!? それと! 早く元の衣装に戻して! 恥ずかしいから! すっごく恥ずかしいから! ね!」
「ユベール様を呼んできます。私は何も見ていませんからご安心を」
「安心できる要素が一つもない! 変な気を遣わなくていいから! 元の衣装に戻してくれればそれでいいから!」
「ジャノ! どうしたんですか!? 急に叫び声がき、こえ……」
「ユ、ユベール、様?」
「ジャノくん! 無事かい!?」
「ジャノさん! 大丈夫ですか!? 叫び声が……」
「ジャノ様! 私が居ない間にまた変な輩に絡まれたのですか!?」
「……レイモンさん」
「なんですか?」
「ありがとう! 本っ当に、ありがとう! このジャケット、ちゃんと綺麗にして返します!」
「それよりもユベール様達に説明を」
「あっ」
ユベール様が扉を開ける前に、レイモンさんがジャケットを脱いで俺に着せてくれた。膝下は見えちゃってるけど、エッチな下着は隠れているから本当に感謝しかない。まあ、ジャケットの下からレースははみ出てるんだけどね。それでも、全身を見られるよりかはまだマシだ。うん。レイモンさん、貴方は本当に優秀な執事さんです。
「ジャノ? どうして、レイモンのジャケットを着ているのですか?」
「えっと、その……これには色々と事情がありまして。あの、ユベール様だけに説明しても、いいですか?」
「ユベールだけ?」
「それは、どうして?」
「……ユベール様、俺の前まで来てくれませんか?」
「え?」
「お願いします」
涙目になりながらお願いすると、ユベール様は俺の前まで来てくれた。レイモンさんは扉付近に移動していて固まっているクレマン様達に事情を説明してくれている。ありがとう。レイモンさん。
「じ、実は、俺、今、ちょっとエッチな下着姿に、なっていて」
「……は?」
「リリーちゃんが善意でしてくれたことなんですけど、その、他の方達にはとても見せられる格好じゃなくて」
小声でユベール様に伝えながら、レイモンさんに着せてもらったジャケットを少しだけ開く。ユベール様だけに見えるように中を見せるが、何の反応もなくて困ってしまう。恐る恐る「ユ、ユベール、さま?」と聞くと、ハッと我に返って「お父様、お母様、ステラ、ジャノのことは俺に任せてください」と言って部屋から退室するようお願いした。レイモンさんが説明してくれていたので、みんな「そういう事情なら」と言って仕事に戻ってくれた。レイモンさんもユベール様に一礼して退室する。
「ありがとう。レイモン。ジャノを守ってくれて」
「いえ。ユベール様の許可を得ず、ジャノ様に触れてしまいました。申し訳ありません」
「謝る必要はない。こんな可憐で美しいジャノの姿を、俺以外には見せられない」
「失礼します」
「あぁ」
よ、よかった。ユベール様は怒ってない。レイモンさんに何か罰を与えるかもしれないと不安だったけど、俺の姿を見てある程度察してくれたようだ。あぁ、良かった。ユベール様と二人きりになって、急に全身の力が抜けた。
「ジャノ、ソファに座っていてください。カーテンを全て閉めて来ます」
「え?」
「その格好のまま、待っていてください」
「待って? この格好って、ベビードールのままでってこと!?」
「はい! こんなにもエッチで可愛いジャノの姿を隅々まで堪能しないなんて勿体ない!」
「…………」
ユベール様? 隅々って、なに? 堪能って、何をするんですか? 俺、元の衣装に戻りたいんですけど。いや、可能なら普通のシャツとズボンがいいんだけどさ。前にリリーちゃんに聞いたら「ご主人様のお願いは可能な限り叶えたいのですが、ユベール様が怖いのでできません」と返されて諦めた。諦めるしかないじゃん。リリーちゃんの怯え方が本当に酷かったんだもん。古代魔導具相手に、どんな手直しを依頼したんですか? ユベール様。
その後、俺がユベール様に何をされたのかはあまり言いたくない。恥ずかしいポーズとか台詞とか、その他諸々。ユベール様はベビードール姿の俺を堪能し尽くしてご満悦だった。リリーちゃんまで悪ノリしてベビードールの色を変えたりデザインを変えたりして楽しんでいた。可愛いものからセクシーなもの、際どいものまで、色々。俺は恥ずかしくて精神的に疲れた。可能ならもう二度とベビードールは着たくないです。
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