33 / 66
本編
守りたい人3
しおりを挟む
幸平を助手席に乗せ、時雨は彼の住むアパートへ向かった。近くの駐車場に車を停め、二人で部屋まで向かおうとドアに手をかけた瞬間、複数の人影がサイドミラーに映ったのを時雨は見逃さなかった。
「霧島さん、鍵を渡してくれませんか?」
「え?」
「私が部屋に入ったら連絡します。その時に必要なものを教えてください」
「そんな面倒なことをしなくても、自分の荷物は自分で持っていきます」
「誰かが待ち伏せしています」
「っ」
「霧島さんに何かあれば、私だけでなく逢珠真くんや生徒達も心配します」
「七瀬さん、申し訳ありません。また、ご迷惑を……」
「そんなに自分を責めないでください」
幸平から鍵を受け取り、時雨は車から降りてドアを閉めて鍵をかける。鍵に書かれた番号を確認し、彼が借りている部屋へと足を進めた。幸平が借りている部屋の前まで来ると、複数の靴音が聞こえ誰かが「幸平!」と大きな声で叫んだ。
「幸平! 恋鞠から聞いたぞ! またこの子に意地悪をしたんだってな!」
「どうして貴方は何時も何時も恋鞠ちゃんに意地悪するの!? 私達が困っているのに、仕送りもして来ないなんて! それでも私達の息子なの!?」
「恋鞠は来年大学受験なのよ!? この子はアンタの可愛い妹でしょ! お兄ちゃんなんだから私達を助けなさいよ!」
「まだあの時のことを怒ってるのか? それならもう終わったことだろう? 仲直りしよう。幸平くん。君が謝ってくれたら、また家族として認めてあげるから、ね?」
「私も、今までのことを謝ってくれたら、幸平のこと、許してあげる。だって、私は化身の伴侶だもの!」
「……あの、どちら様ですか?」
小さなアパートに五人も押しかけてきて大声で叫ぶなど近所迷惑もいいところだ。非常識な連中に呆れつつ、時雨は幸平を一方的に責め立てる集団に質問した。
「あ、貴方、誰ですか!? 幸平は!?」
「こうへい? 誰のことを仰っているのか」
「幸平は何処だ!? 細木幸平! 俺達の息子だ!」
「申し訳ありませんが、そのような方は知りません」
「な! 幸平が住んでるのは此処で合ってる筈なのに!」
「彼奴、一体何処に行きやがった!?」
「まだ近くにいるかもしれないわ!」
「貴方、とっても素敵ね。ねえ、何処で働いているの? 私、貴方ともっと仲良くなりたいなあ」
幸平を探そうとする四人と、時雨に媚を売り始める恋鞠。小学校の正門前で逢珠真の帰りを待っていた氷雨に媚を売り、今は時雨にも近寄って身体を摺り寄せようとする。見た目は可愛い部類だが、幸平さんの足元にも及ばないと時雨は心の中で毒を吐いた。
「私には心から愛する人がいますから、そういった品位に欠ける行為は止めてください」
「な!」
「貴女が桜子さんのように身も心も美しい女性であれば、少しは考えましたけどね」
「桜子、ですって?」
「今日は仕事が多忙で疲れているんです。早く休ませてください」
時雨は鍵を差し込んで部屋の中に入る。五人の叫び声など一切聞かず、バタンとドアを閉めて素早く鍵をかける。廊下を進んでリビングらしき部屋に入ると、時雨は幸平に連絡を入れ、必要なものを教えてもらい、次々と鞄の中に詰め込んでいった。今日一日では全てを持ち帰ることは不可能。幸平が使用しているパソコン類はタオルをクッション代わりにして段ボールに入れ、学校の授業に必要な資料等を重点的に集めて鞄に入れ、もう一つの鞄には数日分の衣類を詰め込んでいく。元々幸平の所持品は少なく、四十分程度で片付けは終わった。
「画像を送りましたので、確認をお願いします」
『大丈夫です。ありがとうございます。七瀬さん』
「それでは、荷物を持って車に戻りますね」
通話を切り、時雨は二つの大きな鞄と段ボールを持ってアパートを後にした。外にはもう、あの迷惑な五人の姿は何処にもなかった。
鞄を後部座席に、段ボールはその下に置き、時雨は自分が住むマンションへと車を走らせた。彼が住むのは高級マンションで部屋も三つあり、一つは書斎、一つは寝室、一つは物置部屋として使っていた。幸平と出会ってから、時雨は何時でも彼と同棲できるよう物置部屋だった部屋を必死に片付けて必要な家具を揃えたのだ。
「こ、こんな広くて綺麗な部屋を、私が使ってもいいんですか?」
「勿論です。必要最低限の家具しかなくて申し訳ありません。休日に霧島さんの好きな家具を買い揃えましょう」
「そ、そこまでしていただかなくても! 犯人が逮捕されるまでの期間限定なのに」
「最初は、そのつもりでした」
「え?」
「霧島さん。あのアパートに住み続けるのは危険です。セキュリティも甘いですし、何処からでも空き巣や不審者が侵入しやすい構造になっています」
「…………」
「自分は男だから平気だなんて思ってはいけません。貴方はただでさえ可愛いのに」
「か、かわ?」
「すみません。変なことを言いました。霧島さんは荷物を整理していてください。私はその間にお風呂と晩御飯の準備をしますから」
「え? あの……」
「後で霧島さんの話も詳しく聞かせてください。何があっても、私は貴方の味方です」
戸惑う幸平の頬に手を添え、時雨は優しく微笑んだ。その笑顔を見た幸平はドキッと胸が高鳴るのを感じ、恥ずかしくてフイっと顔を逸らしてしまった。頬を赤く染め、涙で潤んだ瞳が扇情的で、思わず形のいい唇に吸い付きなる欲求を必死に我慢する。彼の頭をぽんぽんと撫でて、時雨は風呂場へと向かった。
「ど、どうしよう。七瀬さんの顔、直視できない」
バタン、と扉が閉まる音を聞いて、その場にズルズルと崩れ落ちる。口元を片手で覆い、幸平は顔を赤く染めながら小さく呟いた。
「はあ。あの顔は、反則ですよ。幸平さん」
ジャー! と勢いよく湯船にお湯が注がれている様を眺め、時雨は幸平の表情を思い出して顔が赤くなる。初めて幸平を目にした瞬間、彼が自分の愛しい伴侶だと理解した。それからはどうやって幸平と仲良くなろうか、どうすれば距離が縮まるか、彼の好きなものは? 嫌いなものは? と、そればかり考えて氷雨に注意されることが多くなった。
こんな状況で喜ぶのは不謹慎なのは理解している。それでも、愛しい伴侶である幸平と一緒に暮らせるのは時雨にとって最高のご褒美だ。幸平には「犯人が逮捕されるまで」と伝えたが、彼を逃がすつもりは毛頭ない。住んでいるアパートの構造を見たら尚更。それに加えて、彼の身内らしき人物達が徘徊していてあのアパートは危険極まりない。奴らは今後も幸平を執拗に追いかけて金を要求してくるだろう。そんなこと、絶対に許さない。「私が、幸平さんを守らなければ」と、改めて決意を固め、時雨は晩御飯を作る為キッチンへと向かった。
「お風呂とご飯、ありがとうございます。七瀬さん」
「冷凍とインスタントですけどね。私はあまり料理が得意ではなくて」
「そうなんですか?」
「はい。食生活があまりにも酷すぎて氷雨たいちょ、氷雨さんに毎日作ってもらっていたこともありました」
「峯滝さんに?」
「はい。雨之神で働く従業員達からも『作ってください!』とお願いされて、差し入れをよく持って来てくれます」
「……七瀬さんと峯滝さんは、とても、仲が良いんですね」
「長い付き合いですから。親友、とは違いますが、お互いに本音で言い合える、唯一無二の存在です」
リビングのテーブルにマグカップを置いて、時雨は幸平の隣に座る。暗い顔をして俯く彼にマグカップを渡した。あまり眠れていない幸平の為に作ったのはコーヒーではなく甘いホットココア。二人でホットココアを口にしながら、時雨はアパートで待ち伏せしていた人物達について伝えた。
「アパートまで、特定されるなんて」
「彼らは『細木幸平は何処だ?』と言っていました」
「細木、ですか。一体、何時の話をしているのやら」
「詳しく聞かせてもらえませんか?」
幸平は力なく苦笑してマグカップをテーブルにそっと置く。膝の上で組んだ手に自分の手を重ね、時雨は彼らとの関係を問う。少しだけ視線を彷徨わせた後、幸平は諦めたように息を吐き自分の過去を話した。
「細木は、私の旧姓です。色々あって、母方の祖父母に引き取られて、今の名字に変わったんです」
「色々とは?」
「……中学に入ったばかりの頃、同居人から暴行を受けて病院に運ばれ、目覚めたら祖父母が私を引き取ると」
「は?」
怒りのあまり、時雨は一瞬思考が停止した。病院に運ばれるほどの暴行を受けたのなら、傷跡や後遺症が残っていても不思議ではない。慌てて「奇跡的に傷跡も後遺症も残りませんでした」と幸平が説明してくれて時雨は安堵するが、彼に暴力を振るった連中に対して更に殺意が増した。
「霧島さん、鍵を渡してくれませんか?」
「え?」
「私が部屋に入ったら連絡します。その時に必要なものを教えてください」
「そんな面倒なことをしなくても、自分の荷物は自分で持っていきます」
「誰かが待ち伏せしています」
「っ」
「霧島さんに何かあれば、私だけでなく逢珠真くんや生徒達も心配します」
「七瀬さん、申し訳ありません。また、ご迷惑を……」
「そんなに自分を責めないでください」
幸平から鍵を受け取り、時雨は車から降りてドアを閉めて鍵をかける。鍵に書かれた番号を確認し、彼が借りている部屋へと足を進めた。幸平が借りている部屋の前まで来ると、複数の靴音が聞こえ誰かが「幸平!」と大きな声で叫んだ。
「幸平! 恋鞠から聞いたぞ! またこの子に意地悪をしたんだってな!」
「どうして貴方は何時も何時も恋鞠ちゃんに意地悪するの!? 私達が困っているのに、仕送りもして来ないなんて! それでも私達の息子なの!?」
「恋鞠は来年大学受験なのよ!? この子はアンタの可愛い妹でしょ! お兄ちゃんなんだから私達を助けなさいよ!」
「まだあの時のことを怒ってるのか? それならもう終わったことだろう? 仲直りしよう。幸平くん。君が謝ってくれたら、また家族として認めてあげるから、ね?」
「私も、今までのことを謝ってくれたら、幸平のこと、許してあげる。だって、私は化身の伴侶だもの!」
「……あの、どちら様ですか?」
小さなアパートに五人も押しかけてきて大声で叫ぶなど近所迷惑もいいところだ。非常識な連中に呆れつつ、時雨は幸平を一方的に責め立てる集団に質問した。
「あ、貴方、誰ですか!? 幸平は!?」
「こうへい? 誰のことを仰っているのか」
「幸平は何処だ!? 細木幸平! 俺達の息子だ!」
「申し訳ありませんが、そのような方は知りません」
「な! 幸平が住んでるのは此処で合ってる筈なのに!」
「彼奴、一体何処に行きやがった!?」
「まだ近くにいるかもしれないわ!」
「貴方、とっても素敵ね。ねえ、何処で働いているの? 私、貴方ともっと仲良くなりたいなあ」
幸平を探そうとする四人と、時雨に媚を売り始める恋鞠。小学校の正門前で逢珠真の帰りを待っていた氷雨に媚を売り、今は時雨にも近寄って身体を摺り寄せようとする。見た目は可愛い部類だが、幸平さんの足元にも及ばないと時雨は心の中で毒を吐いた。
「私には心から愛する人がいますから、そういった品位に欠ける行為は止めてください」
「な!」
「貴女が桜子さんのように身も心も美しい女性であれば、少しは考えましたけどね」
「桜子、ですって?」
「今日は仕事が多忙で疲れているんです。早く休ませてください」
時雨は鍵を差し込んで部屋の中に入る。五人の叫び声など一切聞かず、バタンとドアを閉めて素早く鍵をかける。廊下を進んでリビングらしき部屋に入ると、時雨は幸平に連絡を入れ、必要なものを教えてもらい、次々と鞄の中に詰め込んでいった。今日一日では全てを持ち帰ることは不可能。幸平が使用しているパソコン類はタオルをクッション代わりにして段ボールに入れ、学校の授業に必要な資料等を重点的に集めて鞄に入れ、もう一つの鞄には数日分の衣類を詰め込んでいく。元々幸平の所持品は少なく、四十分程度で片付けは終わった。
「画像を送りましたので、確認をお願いします」
『大丈夫です。ありがとうございます。七瀬さん』
「それでは、荷物を持って車に戻りますね」
通話を切り、時雨は二つの大きな鞄と段ボールを持ってアパートを後にした。外にはもう、あの迷惑な五人の姿は何処にもなかった。
鞄を後部座席に、段ボールはその下に置き、時雨は自分が住むマンションへと車を走らせた。彼が住むのは高級マンションで部屋も三つあり、一つは書斎、一つは寝室、一つは物置部屋として使っていた。幸平と出会ってから、時雨は何時でも彼と同棲できるよう物置部屋だった部屋を必死に片付けて必要な家具を揃えたのだ。
「こ、こんな広くて綺麗な部屋を、私が使ってもいいんですか?」
「勿論です。必要最低限の家具しかなくて申し訳ありません。休日に霧島さんの好きな家具を買い揃えましょう」
「そ、そこまでしていただかなくても! 犯人が逮捕されるまでの期間限定なのに」
「最初は、そのつもりでした」
「え?」
「霧島さん。あのアパートに住み続けるのは危険です。セキュリティも甘いですし、何処からでも空き巣や不審者が侵入しやすい構造になっています」
「…………」
「自分は男だから平気だなんて思ってはいけません。貴方はただでさえ可愛いのに」
「か、かわ?」
「すみません。変なことを言いました。霧島さんは荷物を整理していてください。私はその間にお風呂と晩御飯の準備をしますから」
「え? あの……」
「後で霧島さんの話も詳しく聞かせてください。何があっても、私は貴方の味方です」
戸惑う幸平の頬に手を添え、時雨は優しく微笑んだ。その笑顔を見た幸平はドキッと胸が高鳴るのを感じ、恥ずかしくてフイっと顔を逸らしてしまった。頬を赤く染め、涙で潤んだ瞳が扇情的で、思わず形のいい唇に吸い付きなる欲求を必死に我慢する。彼の頭をぽんぽんと撫でて、時雨は風呂場へと向かった。
「ど、どうしよう。七瀬さんの顔、直視できない」
バタン、と扉が閉まる音を聞いて、その場にズルズルと崩れ落ちる。口元を片手で覆い、幸平は顔を赤く染めながら小さく呟いた。
「はあ。あの顔は、反則ですよ。幸平さん」
ジャー! と勢いよく湯船にお湯が注がれている様を眺め、時雨は幸平の表情を思い出して顔が赤くなる。初めて幸平を目にした瞬間、彼が自分の愛しい伴侶だと理解した。それからはどうやって幸平と仲良くなろうか、どうすれば距離が縮まるか、彼の好きなものは? 嫌いなものは? と、そればかり考えて氷雨に注意されることが多くなった。
こんな状況で喜ぶのは不謹慎なのは理解している。それでも、愛しい伴侶である幸平と一緒に暮らせるのは時雨にとって最高のご褒美だ。幸平には「犯人が逮捕されるまで」と伝えたが、彼を逃がすつもりは毛頭ない。住んでいるアパートの構造を見たら尚更。それに加えて、彼の身内らしき人物達が徘徊していてあのアパートは危険極まりない。奴らは今後も幸平を執拗に追いかけて金を要求してくるだろう。そんなこと、絶対に許さない。「私が、幸平さんを守らなければ」と、改めて決意を固め、時雨は晩御飯を作る為キッチンへと向かった。
「お風呂とご飯、ありがとうございます。七瀬さん」
「冷凍とインスタントですけどね。私はあまり料理が得意ではなくて」
「そうなんですか?」
「はい。食生活があまりにも酷すぎて氷雨たいちょ、氷雨さんに毎日作ってもらっていたこともありました」
「峯滝さんに?」
「はい。雨之神で働く従業員達からも『作ってください!』とお願いされて、差し入れをよく持って来てくれます」
「……七瀬さんと峯滝さんは、とても、仲が良いんですね」
「長い付き合いですから。親友、とは違いますが、お互いに本音で言い合える、唯一無二の存在です」
リビングのテーブルにマグカップを置いて、時雨は幸平の隣に座る。暗い顔をして俯く彼にマグカップを渡した。あまり眠れていない幸平の為に作ったのはコーヒーではなく甘いホットココア。二人でホットココアを口にしながら、時雨はアパートで待ち伏せしていた人物達について伝えた。
「アパートまで、特定されるなんて」
「彼らは『細木幸平は何処だ?』と言っていました」
「細木、ですか。一体、何時の話をしているのやら」
「詳しく聞かせてもらえませんか?」
幸平は力なく苦笑してマグカップをテーブルにそっと置く。膝の上で組んだ手に自分の手を重ね、時雨は彼らとの関係を問う。少しだけ視線を彷徨わせた後、幸平は諦めたように息を吐き自分の過去を話した。
「細木は、私の旧姓です。色々あって、母方の祖父母に引き取られて、今の名字に変わったんです」
「色々とは?」
「……中学に入ったばかりの頃、同居人から暴行を受けて病院に運ばれ、目覚めたら祖父母が私を引き取ると」
「は?」
怒りのあまり、時雨は一瞬思考が停止した。病院に運ばれるほどの暴行を受けたのなら、傷跡や後遺症が残っていても不思議ではない。慌てて「奇跡的に傷跡も後遺症も残りませんでした」と幸平が説明してくれて時雨は安堵するが、彼に暴力を振るった連中に対して更に殺意が増した。
169
あなたにおすすめの小説
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
劣等アルファは最強王子から逃げられない
東
BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。
ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる