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第1章

第15話 やり過ぎた加護?

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「…………そんなことが…」
    最初に、どうやってこっちに来たのか?とかどうやって帰ったんだ?とか考えてた自分が恥ずかしいです………。
【案ずるな、昔の話じゃ…もう、名前も思え出せん】
「そうか…なんか……切ないな」
【それじゃ、そろそろもどるとするかの】
 ボフンッ!
 来たときと同じように角が光り、辺りに虹色の煙が、充満した……ように見えたが、すぐに消え、元の洞窟へと戻っていた。
【ご主人いた~!】
「ミナト殿~!心配したぞ!いきなり煙が出たと思ったら、消え取るんじゃから」
【すまんの、加護をかけようとしたら暴発しての、いっしょに転移魔法をつかってしもうた】
 そうだ!加護!すっかり忘れてたけど、ちゃんと貰えたのか?……というかどうやったら確認出来るんだ?
 (能力閲覧ステータスオープンと声に出さずに個人で、声に出せばみんなで見られるはずじゃ)
 何から何までありがとうございます!!ジンダイさん!
能力閲覧ステータスオープン!」
 ポヒュン という音とともに半透明の板のようなものが空中に現れると、見たことのない文字がその板に、映し出された


 【ミナト・シンワ 23歳】 
 [種族]神の加護を受けし者
 [職業]旅人
 [魔力]極限
 [加護]黄金角兎ゴールデンホーンラビットの加護:魔力増加 身体能力 意思疎通
     神の加護・幸運:異能力ギフトの付与
 [技術スキル]魔獣使い 悪運
 [異能力ギフト]加護による異能力ギフト:世界言語 魔力極限 魔力具現化能力 身体能力 各種免疫・耐性
 [魔法適正]無

 技術スキル異能力ギフトってなんだ?
技術スキルは、修練したり、ある体験をすることで得れる能力のこと、異能力ギフトは、~以下省略~のことじゃ)
 なるほど、ということは……、
「………なんだよ!悪運って!」
「そんなことはどうでもよいわ!なんじゃ!その異能力ギフトの数は!?魔力極限なんぞ、聞いたことがないわ!その規格外な力はなんなんじゃ!」
「そうなの?」
「そうじゃ!普通はよくても2~3個じゃ!そもそも加護による異能力ギフトなんて初めて聞いたわ!」
 これも普通じゃないのか……ん?まてよ?
「魔力極限ってことは、魔法!使えるのか?」
「気にする所はそこじゃないわ!……………しかし…まあ、使えるじゃろうな…」
「よっしゃ~!!」

 しかし……このあと衝撃の事実が明かされるのだった


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