後輩に手柄奪われたからって、能力は変わらないし
口数が少なくて、覚えの悪い新人ハンターのセトラエル。
そんな新人を導くことになった俺、シールは優しいだけが評判の底辺ハンターだ。
教えるからにはと、新人にハンターの基本的なことを丁寧に教えているつもりだがうまくいかない。
感覚的にやっていることを言葉にするのは難しいもんだ。
ほとんど俺一人で倒した魔物を渡して、せめてギルドに売りに行くくらいはできるようになれと、新人に売りに行かせたのがよくなかった。
ある日、美女2人を侍らせた新人にバディを解消させられる。
それどころか、ギルドでは新人の足を引っ張る無能だとか、寄生虫だとか言われる羽目に。
もともといい評判でもなかったし、俺は無視して今まで通りの生活を続けることにした。
先行して8話を間違って公開していました。ご迷惑をかけた方がいらっしゃったら申し訳ありません。
完成してからお披露目予定でしたが、公開してしまったので執筆しながらの投稿となります。
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