63 / 116
第二章「戦い続ける男」
第六十三話「アルマの世界」
しおりを挟む
アルマは早起きして、急いでホテルでの朝食を済ませた。通りに出て街の中央区画から北へ向かって歩く。そして北ギルドを見つけて中に入った。
要領はレディスから聞いていたので、一直線にクエストの掲示板へと向かう。すでにそこには多くの者たちが群がっていた。
「おい、今日は何にする?」
「ダンジョンは人が多すぎてダメだぜ」
「北東はまだ封鎖かあ……。やっぱり西に行く?」
「小物をたくさんでやるか?」
などと話しながら、この街の冒険者たちがクエストを物色している。アルマは指揮官の指示で行動するので、自分で獲物を選べるなどが新鮮であった。
人のいない端に行き掲示板を見と、スライムや小動物系魔物のクエストが張られている。
「こんなものもあるのか……」
農家の畑を荒らすので、と書かれていた。
「ん? 昨日のチ――、いや、アルマじゃないか」
「おっ、確かデフロット……」
掲示板を見ながらパーティーで話し合っていたデフロットがアルマに気が付く。
「何やってんだ。クエストを受けるのか?」
「いや、私は冒険者登録をしていない。ただの見学だ」
「ふーん……」
アルマは獲物を横取る話を思い出す。ベルナールは冒険者の糧と言っていた。クエストをするつもりはなかった。
「だったらヘルプで手伝ってもらえないかしら? ねえ!」
「そうよ。五人いればイケるかも」
「うん、確率は上がるよ! 試してみよう」
ステイニーの提案にローレットとドルフィルも同意する。アルマは話が読めない。
「いや、パラパラとB級、C級程度がいるんでな。包囲して狩れないかと話してたんだが四人じゃ足りん」
「五人でやってみましょうよ! うまく行くかも――。どうかしら?」
アルマを見つめながらステイニーは誘うように言った。
いつも二人でやっていた訓練が、一体の魔物を追い込む為に、四人編成にされた。そしてこれは複数を五人で追い込もうという作戦なのだ。自分の訓練にもなるとアルマは思った。
決して一人では戦うなとレディスにクギを刺されていたが、他のパーティーをヘルプするのなら一人ではない。戦える! 指示違反ではない。アルマはニンマリとした。
「いいだろう。手伝わせてもらおうか!」
「よしっ!」
デフロットは即決して、即席のパーティーが出来上がった。
「飛んで行かないのか?」
「力はなるべく温存するんだ。今日使える魔力には限りがある。攻撃以外に使うなんてもったいないぜ!」
五人で森の小道を歩きながら、デフロットはそんなことも知らないのかと言う。
騎士団は小部隊で分かれても、常に援護が可能な距離で戦う。この広大な森に散った冒険者たちでは互いに援護もままならない。だからこその鉄則なのだろう。
「なるほど……」
それに個別のパーティーは仲間ではなく、互いに競い合っている。その辺が軍との違いだろう。
「魔力が切れてトドメを刺し損なったら、最後に獲物を横取りされるぜ!」
デフロットはA級手前のドラゴンを討伐した時の話をする。最後はベルナールに良いところを持っていかれたと苦々しげに言った。
「そうか! 私も初めて会った時に横取りされたのだ!」
今度はアルマがシャングリラ開拓地での話をする。
「そうだろ! おっさんはそういうヤツだ」
「デフロット! 私たちは助けてもらったのよ。ヘンなこと言わないの!」
「まっ、まあ……、そうとも言うかな?」
ステイニーに怒られたデフロットはしどろもどろになる。ドルフィルとローレットはそのやりとりを聞いて笑う。
「ベルは強い奴の獲物なら横取りしても構わんと言っていたが……」
「よし! いつか俺も、おっさんの獲物を横取りしてやるぜ!」
ひとしきり噂話が終り本日のクエストの話となった。
デフロットたちはいつも四人でひとかたまりになり、遠中距離攻撃、防御、接近戦をそれぞれ担当する。今回はおのおのが、それぞれの力を発揮して魔物を押さえ込むのだ。
アルマもそれを、こなさなければならない。デフロットから簡単なアドバイスがあった。
「私は魔法使いだが、剣も剣士並には使える。騎士だからな」
「ふ~ん、騎士ってそんなモンなのか……」
目的地に到着して、アルマとデフロットたちは散開した。すでに探知した複数の魔物を包むように森を移動する。
広い範囲に五、六ほどの魔物がいた。全てCからB級の範囲だ。アルマたち五人はジリジリと包囲を狭めていく。
最初の接触は弓使いのローレットによる弓矢の攻撃だ。続いて魔導士のドルフィルが魔導弾の攻撃を始め、アルマもそれに続く。魔法使いのステイニーは障壁を次々に展開し、包囲を突破しようとする魔物を阻んだ。
デフロットは剣闘士らしく、切り込みと離脱を繰り返し剣の魔力で獲物を削ぐ。
そしてかたまりつつある魔物の中心にデフロットが突っ込んだ。
二匹を倒し飛び上がると、魔導弾と矢の集中攻撃で一匹が倒れる。更にアルマが切り込み、デフロットが再び攻撃に参加し残りの二匹も倒した。
「上手くいったぜ、我ながら鮮やかなモンだ……」
「アルマが遠距離も接近戦もこなせるので助かったわね」
「騎士ってのは便利と言うか器用だよなあ」
アルマはまたニンマリとする。
騎士団では褒められたり感心されたりなどは、あまりないのだ。
要領はレディスから聞いていたので、一直線にクエストの掲示板へと向かう。すでにそこには多くの者たちが群がっていた。
「おい、今日は何にする?」
「ダンジョンは人が多すぎてダメだぜ」
「北東はまだ封鎖かあ……。やっぱり西に行く?」
「小物をたくさんでやるか?」
などと話しながら、この街の冒険者たちがクエストを物色している。アルマは指揮官の指示で行動するので、自分で獲物を選べるなどが新鮮であった。
人のいない端に行き掲示板を見と、スライムや小動物系魔物のクエストが張られている。
「こんなものもあるのか……」
農家の畑を荒らすので、と書かれていた。
「ん? 昨日のチ――、いや、アルマじゃないか」
「おっ、確かデフロット……」
掲示板を見ながらパーティーで話し合っていたデフロットがアルマに気が付く。
「何やってんだ。クエストを受けるのか?」
「いや、私は冒険者登録をしていない。ただの見学だ」
「ふーん……」
アルマは獲物を横取る話を思い出す。ベルナールは冒険者の糧と言っていた。クエストをするつもりはなかった。
「だったらヘルプで手伝ってもらえないかしら? ねえ!」
「そうよ。五人いればイケるかも」
「うん、確率は上がるよ! 試してみよう」
ステイニーの提案にローレットとドルフィルも同意する。アルマは話が読めない。
「いや、パラパラとB級、C級程度がいるんでな。包囲して狩れないかと話してたんだが四人じゃ足りん」
「五人でやってみましょうよ! うまく行くかも――。どうかしら?」
アルマを見つめながらステイニーは誘うように言った。
いつも二人でやっていた訓練が、一体の魔物を追い込む為に、四人編成にされた。そしてこれは複数を五人で追い込もうという作戦なのだ。自分の訓練にもなるとアルマは思った。
決して一人では戦うなとレディスにクギを刺されていたが、他のパーティーをヘルプするのなら一人ではない。戦える! 指示違反ではない。アルマはニンマリとした。
「いいだろう。手伝わせてもらおうか!」
「よしっ!」
デフロットは即決して、即席のパーティーが出来上がった。
「飛んで行かないのか?」
「力はなるべく温存するんだ。今日使える魔力には限りがある。攻撃以外に使うなんてもったいないぜ!」
五人で森の小道を歩きながら、デフロットはそんなことも知らないのかと言う。
騎士団は小部隊で分かれても、常に援護が可能な距離で戦う。この広大な森に散った冒険者たちでは互いに援護もままならない。だからこその鉄則なのだろう。
「なるほど……」
それに個別のパーティーは仲間ではなく、互いに競い合っている。その辺が軍との違いだろう。
「魔力が切れてトドメを刺し損なったら、最後に獲物を横取りされるぜ!」
デフロットはA級手前のドラゴンを討伐した時の話をする。最後はベルナールに良いところを持っていかれたと苦々しげに言った。
「そうか! 私も初めて会った時に横取りされたのだ!」
今度はアルマがシャングリラ開拓地での話をする。
「そうだろ! おっさんはそういうヤツだ」
「デフロット! 私たちは助けてもらったのよ。ヘンなこと言わないの!」
「まっ、まあ……、そうとも言うかな?」
ステイニーに怒られたデフロットはしどろもどろになる。ドルフィルとローレットはそのやりとりを聞いて笑う。
「ベルは強い奴の獲物なら横取りしても構わんと言っていたが……」
「よし! いつか俺も、おっさんの獲物を横取りしてやるぜ!」
ひとしきり噂話が終り本日のクエストの話となった。
デフロットたちはいつも四人でひとかたまりになり、遠中距離攻撃、防御、接近戦をそれぞれ担当する。今回はおのおのが、それぞれの力を発揮して魔物を押さえ込むのだ。
アルマもそれを、こなさなければならない。デフロットから簡単なアドバイスがあった。
「私は魔法使いだが、剣も剣士並には使える。騎士だからな」
「ふ~ん、騎士ってそんなモンなのか……」
目的地に到着して、アルマとデフロットたちは散開した。すでに探知した複数の魔物を包むように森を移動する。
広い範囲に五、六ほどの魔物がいた。全てCからB級の範囲だ。アルマたち五人はジリジリと包囲を狭めていく。
最初の接触は弓使いのローレットによる弓矢の攻撃だ。続いて魔導士のドルフィルが魔導弾の攻撃を始め、アルマもそれに続く。魔法使いのステイニーは障壁を次々に展開し、包囲を突破しようとする魔物を阻んだ。
デフロットは剣闘士らしく、切り込みと離脱を繰り返し剣の魔力で獲物を削ぐ。
そしてかたまりつつある魔物の中心にデフロットが突っ込んだ。
二匹を倒し飛び上がると、魔導弾と矢の集中攻撃で一匹が倒れる。更にアルマが切り込み、デフロットが再び攻撃に参加し残りの二匹も倒した。
「上手くいったぜ、我ながら鮮やかなモンだ……」
「アルマが遠距離も接近戦もこなせるので助かったわね」
「騎士ってのは便利と言うか器用だよなあ」
アルマはまたニンマリとする。
騎士団では褒められたり感心されたりなどは、あまりないのだ。
0
お気に入りに追加
282
あなたにおすすめの小説
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
ハズレ職業のテイマーは【強奪】スキルで無双する〜最弱の職業とバカにされたテイマーは魔物のスキルを自分のものにできる最強の職業でした〜
平山和人
ファンタジー
Sランクパーティー【黄金の獅子王】に所属するテイマーのカイトは役立たずを理由にパーティーから追放される。
途方に暮れるカイトであったが、伝説の神獣であるフェンリルと遭遇したことで、テイムした魔物の能力を自分のものに出来る力に目覚める。
さらにカイトは100年に一度しか産まれないゴッドテイマーであることが判明し、フェンリルを始めとする神獣を従える存在となる。
魔物のスキルを吸収しまくってカイトはやがて最強のテイマーとして世界中に名を轟かせていくことになる。
一方、カイトを追放した【黄金の獅子王】はカイトを失ったことで没落の道を歩み、パーティーを解散することになった。
ゴミアイテムを変換して無限レベルアップ!
桜井正宗
ファンタジー
辺境の村出身のレイジは文字通り、ゴミ製造スキルしか持っておらず馬鹿にされていた。少しでも強くなろうと帝国兵に志願。お前のような無能は雑兵なら雇ってやると言われ、レイジは日々努力した。
そんな努力もついに報われる日が。
ゴミ製造スキルが【経験値製造スキル】となっていたのだ。
日々、優秀な帝国兵が倒したモンスターのドロップアイテムを廃棄所に捨てていく。それを拾って【経験値クリスタル】へ変換して経験値を獲得。レベルアップ出来る事を知ったレイジは、この漁夫の利を使い、一気にレベルアップしていく。
仲間に加えた聖女とメイドと共にレベルを上げていくと、経験値テーブルすら操れるようになっていた。その力を使い、やがてレイジは帝国最強の皇剣となり、王の座につく――。
※HOTランキング1位ありがとうございます!
※ファンタジー7位ありがとうございます!
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』
同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる