11 / 27
オークの子供を助け出せ!(アリスの話)
しおりを挟む
カール王子と城に到着した私は、まず国王の執務室を訪問した。カール王子は、国王にゴブリンのホルトから聞いた情報を伝える。
キャンベル伯爵が領地拡大のため森に侵入しオークと戦闘が始まり、その過程でオークの子供を人質にとったこと。オークは子供を取り返すためハース城に向かっているから、このままでは戦闘が避けられないこと。オークの子供を解放すれば、オークとの戦闘を回避できる可能性があることだ。
話を聞き終わると「すぐにオークの子供を解放せよ!」と国王はカール王子に言った。これでオークとの戦闘を避けられる可能性がグッと高くなる。
許可が下りたので私たちが国王の執務室を退出しようとすると、国王が「その女性は?」とカール王子に聞いた。いうまでもなく、その女性とは私のことだ。カール王子はオークの子供の話に夢中で、私を国王に紹介することをすっかり忘れていた。
「こちらはワイバーンの件でお話ししたアリスです。今回のオークの件もアリスに相談にきたゴブリンから情報を得ました」
「そうだったのか。そなたがアリスか。昨日はビアステッド村を救ってくれて感謝する。今日も貴重な情報をかたじけない」
国王は私に礼を言った。
「滅相もありません。オークの子供たちが暴れると危険ですから、私が責任をもって東の森まで連れて行きます」
「それは有難い」
「オークとの戦闘がこれ以上激化するとハース王国に甚大な被害が生じます。国王からキャンベル伯爵に東の森から退去するように伝えてもらえないでしょうか?」
「分かった。そのように指示しよう」
***
国王の許可を得た私とカール王子は、オークの子供を牢獄から解放した。ちなみに、私たちが牢獄に到着したときは、オークの子供は牢の中で怯えた様子だったが、私の顔を見ると側に寄ってきて大人しく従ってくれた。
待機してもらっていたゴブリンのホルトを連れて東の森へ向かう。カール王子の護衛のために5人の従者も一緒だ。
東の森に近づくと、キャンベル伯爵家の一派が築いたバリケードが張られていた。オークたちの侵攻を防ぐのを目的としたものだろう。
私がカール王子とバリケードに近づくと、キャンベル伯爵家に雇われた監視員がやってきた。
カール王子に気付いた監視員は「これはカール王子、どちらへ?」と尋ねた。
「王命だ。オークの子供を親の元に返しに行く。それと、直ぐに連絡がくると思うが、これ以上の戦闘を避けるためにここから撤退せよ!」とカール王子は言った。
「え? 王子が行かれるのですか?」
「そうだよ。僕だけじゃないけど」
「この付近には狂暴なオークが現れます。王子は動物をたくさん引き連れているようですが、この人数では危険です」
監視員の言う「たくさんの動物」とは私の周りにいる動物のことだ。犬、猫、鳥に混ざってオークとゴブリンも含まれている。
「大丈夫だよ。ワイバーンから村を救った英雄が一緒だからね」
「その英雄は何時(いつ)いらっしゃるのですか?」
監視員には、王子と従者は英雄には見えないらしい。もちろん、私も英雄には見えない。
「違うよ。ここにいるよ」とカール王子は私を指さした。
私は「どうも」と監視員に会釈する。
監視員は驚いたものの、カール王子が冗談を言っているのではないことを理解したようだ。私たちをバリケードの入り口へ案内した。
***
バリケードを越えた私たちはゴブリンのホルトの案内で森の中へ進んだ。森の奥に進むにつれていろんな種族の魔物たちが私の周りに集まってきた。私は動物と魔物を引き連れて森の奥へ歩いていく。
カール王子と従者は、初めのうちは魔物がやってくるたびに「うわぁ」とか「うおぉ」と驚いていたものの、魔物たちに敵意がないことが分かると騒がなくなった。
私たちがしばらく進むとオークの群れが暮らす洞窟に到着した。ゴブリンのホルトが洞窟の中に入ってしばらくすると、中から巨大なオークが出てきた。体長は約3メートル、子供のオークとは比べ物にならないほど大きい。
「オークジェネラルだ。はじめて見た・・・」と従者は驚いている。
オークは私の前にやってくると跪(ひざまず)いた。
「子供を助けていただいて、ありがとうございます」
「いえ、当然のことをしたまでよ。それにしても、あなたも人間の言葉を話せるのね。ホルトよりも上手だわ」
「上位種になると人間の言葉を理解できます。私はオーク族の長のグレコです」
「はじめまして。私はアリスです。一緒に来たのは、ハース王国のカール王子とその従者の方々です」私は簡単な自己紹介をした。
オークジェネラルに驚いていたカール王子は、勇気を出して一歩前に出た。そして、グレコに話しかけた。
「この度は、ハース王国の者がすまないことをした。国王からその者には退却するように命じたからすぐにいなくなると思う」
「そうですか。私たちは魔物の暮らす場所を守りたいだけで、人間に対してむやみに攻撃したいわけではありません」
「そう言ってもらえると有難い。私は他の種族との共存共栄を望んでいるのだが、残念ながら人間の中にはそう思わない者がいる」
「今回のように?」
「そうだね。将来的には種族の隔てなく交流できたらと思っているのが、しばらく時間は掛ると思う。だから、ハース王国とこの森の魔物との間で不可侵条約を締結するのはどうだろうか?」
カール王子は予定にないことをグレコに提案し始めた。
「不可侵条約?」
「ハース王国はこの森を侵略しない、この森の種族はハース王国を攻撃しない。そういう内容だ。もちろん、友好的な交流は歓迎だよ」
「私たちは暮らせる場所が確保できれば問題ありません。もし、1つの種族が暮らしている場所がなくなれば、そこで暮らしていた種族が別の場所にいきます。そうすると、種族間で争いが起きるのです。私はそれを避けたい。なので、不可侵条約には賛成です」
「よかった」
グレコは不可侵条約の提案に裏が無いかを考えているようだ。
「我々にはメリットがありますが、人間側に不可侵条約を結ぶメリットはあるのですか?」
「もちろん。ハース王国は、国土の西側をブルックス帝国と接している。ブルックス帝国とは休戦中だけど、いつ攻めてくるか分からない。だから、国内の戦力はできるだけ西側に配備したいと思っている。ハース王国の東側を警戒しなくてよければ、戦力を西側に集中できる」
「ああ、そういうことですか。人間同士も揉め事が多いのですね」
「そうだね。人間の方が厄介だと思うよ」
これで、魔物との戦闘は回避できそうだ。
ハース王国と魔物との不可侵条約を進めることを確認して、私たちは森を出た。
キャンベル伯爵が領地拡大のため森に侵入しオークと戦闘が始まり、その過程でオークの子供を人質にとったこと。オークは子供を取り返すためハース城に向かっているから、このままでは戦闘が避けられないこと。オークの子供を解放すれば、オークとの戦闘を回避できる可能性があることだ。
話を聞き終わると「すぐにオークの子供を解放せよ!」と国王はカール王子に言った。これでオークとの戦闘を避けられる可能性がグッと高くなる。
許可が下りたので私たちが国王の執務室を退出しようとすると、国王が「その女性は?」とカール王子に聞いた。いうまでもなく、その女性とは私のことだ。カール王子はオークの子供の話に夢中で、私を国王に紹介することをすっかり忘れていた。
「こちらはワイバーンの件でお話ししたアリスです。今回のオークの件もアリスに相談にきたゴブリンから情報を得ました」
「そうだったのか。そなたがアリスか。昨日はビアステッド村を救ってくれて感謝する。今日も貴重な情報をかたじけない」
国王は私に礼を言った。
「滅相もありません。オークの子供たちが暴れると危険ですから、私が責任をもって東の森まで連れて行きます」
「それは有難い」
「オークとの戦闘がこれ以上激化するとハース王国に甚大な被害が生じます。国王からキャンベル伯爵に東の森から退去するように伝えてもらえないでしょうか?」
「分かった。そのように指示しよう」
***
国王の許可を得た私とカール王子は、オークの子供を牢獄から解放した。ちなみに、私たちが牢獄に到着したときは、オークの子供は牢の中で怯えた様子だったが、私の顔を見ると側に寄ってきて大人しく従ってくれた。
待機してもらっていたゴブリンのホルトを連れて東の森へ向かう。カール王子の護衛のために5人の従者も一緒だ。
東の森に近づくと、キャンベル伯爵家の一派が築いたバリケードが張られていた。オークたちの侵攻を防ぐのを目的としたものだろう。
私がカール王子とバリケードに近づくと、キャンベル伯爵家に雇われた監視員がやってきた。
カール王子に気付いた監視員は「これはカール王子、どちらへ?」と尋ねた。
「王命だ。オークの子供を親の元に返しに行く。それと、直ぐに連絡がくると思うが、これ以上の戦闘を避けるためにここから撤退せよ!」とカール王子は言った。
「え? 王子が行かれるのですか?」
「そうだよ。僕だけじゃないけど」
「この付近には狂暴なオークが現れます。王子は動物をたくさん引き連れているようですが、この人数では危険です」
監視員の言う「たくさんの動物」とは私の周りにいる動物のことだ。犬、猫、鳥に混ざってオークとゴブリンも含まれている。
「大丈夫だよ。ワイバーンから村を救った英雄が一緒だからね」
「その英雄は何時(いつ)いらっしゃるのですか?」
監視員には、王子と従者は英雄には見えないらしい。もちろん、私も英雄には見えない。
「違うよ。ここにいるよ」とカール王子は私を指さした。
私は「どうも」と監視員に会釈する。
監視員は驚いたものの、カール王子が冗談を言っているのではないことを理解したようだ。私たちをバリケードの入り口へ案内した。
***
バリケードを越えた私たちはゴブリンのホルトの案内で森の中へ進んだ。森の奥に進むにつれていろんな種族の魔物たちが私の周りに集まってきた。私は動物と魔物を引き連れて森の奥へ歩いていく。
カール王子と従者は、初めのうちは魔物がやってくるたびに「うわぁ」とか「うおぉ」と驚いていたものの、魔物たちに敵意がないことが分かると騒がなくなった。
私たちがしばらく進むとオークの群れが暮らす洞窟に到着した。ゴブリンのホルトが洞窟の中に入ってしばらくすると、中から巨大なオークが出てきた。体長は約3メートル、子供のオークとは比べ物にならないほど大きい。
「オークジェネラルだ。はじめて見た・・・」と従者は驚いている。
オークは私の前にやってくると跪(ひざまず)いた。
「子供を助けていただいて、ありがとうございます」
「いえ、当然のことをしたまでよ。それにしても、あなたも人間の言葉を話せるのね。ホルトよりも上手だわ」
「上位種になると人間の言葉を理解できます。私はオーク族の長のグレコです」
「はじめまして。私はアリスです。一緒に来たのは、ハース王国のカール王子とその従者の方々です」私は簡単な自己紹介をした。
オークジェネラルに驚いていたカール王子は、勇気を出して一歩前に出た。そして、グレコに話しかけた。
「この度は、ハース王国の者がすまないことをした。国王からその者には退却するように命じたからすぐにいなくなると思う」
「そうですか。私たちは魔物の暮らす場所を守りたいだけで、人間に対してむやみに攻撃したいわけではありません」
「そう言ってもらえると有難い。私は他の種族との共存共栄を望んでいるのだが、残念ながら人間の中にはそう思わない者がいる」
「今回のように?」
「そうだね。将来的には種族の隔てなく交流できたらと思っているのが、しばらく時間は掛ると思う。だから、ハース王国とこの森の魔物との間で不可侵条約を締結するのはどうだろうか?」
カール王子は予定にないことをグレコに提案し始めた。
「不可侵条約?」
「ハース王国はこの森を侵略しない、この森の種族はハース王国を攻撃しない。そういう内容だ。もちろん、友好的な交流は歓迎だよ」
「私たちは暮らせる場所が確保できれば問題ありません。もし、1つの種族が暮らしている場所がなくなれば、そこで暮らしていた種族が別の場所にいきます。そうすると、種族間で争いが起きるのです。私はそれを避けたい。なので、不可侵条約には賛成です」
「よかった」
グレコは不可侵条約の提案に裏が無いかを考えているようだ。
「我々にはメリットがありますが、人間側に不可侵条約を結ぶメリットはあるのですか?」
「もちろん。ハース王国は、国土の西側をブルックス帝国と接している。ブルックス帝国とは休戦中だけど、いつ攻めてくるか分からない。だから、国内の戦力はできるだけ西側に配備したいと思っている。ハース王国の東側を警戒しなくてよければ、戦力を西側に集中できる」
「ああ、そういうことですか。人間同士も揉め事が多いのですね」
「そうだね。人間の方が厄介だと思うよ」
これで、魔物との戦闘は回避できそうだ。
ハース王国と魔物との不可侵条約を進めることを確認して、私たちは森を出た。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
絶対婚約いたしません。させられました。案の定、婚約破棄されました
toyjoy11
ファンタジー
婚約破棄ものではあるのだけど、どちらかと言うと反乱もの。
残酷シーンが多く含まれます。
誰も高位貴族が婚約者になりたがらない第一王子と婚約者になったミルフィーユ・レモナンド侯爵令嬢。
両親に
「絶対アレと婚約しません。もしも、させるんでしたら、私は、クーデターを起こしてやります。」
と宣言した彼女は有言実行をするのだった。
一応、転生者ではあるものの元10歳児。チートはありません。
4/5 21時完結予定。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【完結】聖女にはなりません。平凡に生きます!
暮田呉子
ファンタジー
この世界で、ただ平凡に、自由に、人生を謳歌したい!
政略結婚から三年──。夫に見向きもされず、屋敷の中で虐げられてきたマリアーナは夫の子を身籠ったという女性に水を掛けられて前世を思い出す。そうだ、前世は慎ましくも充実した人生を送った。それなら現世も平凡で幸せな人生を送ろう、と強く決意するのだった。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる