九泉呪牢
茶倉スピリチュアルサービス（通称TSS）の代表取締役・茶倉練（ちゃくられん）はイケイケバリバリの霊能者。
その本性は金にガメツイ関西弁守銭奴で、十年来の腐れ縁・烏丸理一（からすまりいち）を馬車馬の如くこき使っていた。
ある時長野県の日水村（ひみずむら）で土砂崩れが発生、村一番の旧家の後継ぎ・佐沼尚人（さぬまなおと）が死亡する。
「おきゅうさまの祟りです」
喪服の未亡人・佐沼清美（さぬまきよみ）の依頼を受けた二人は早速現地に飛ぶのだが、そこには練と因縁深い恐ろしい怪異が待ち受けていた。
練×理一、『霊姦体質シリーズ』。今回は陰惨な因習に縛られた田舎の村が舞台です。
イラスト：多留谷（@siacco_）
その本性は金にガメツイ関西弁守銭奴で、十年来の腐れ縁・烏丸理一（からすまりいち）を馬車馬の如くこき使っていた。
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作品の情報
九泉呪牢
| お気に入り | 54 |
|---|---|
| 初回公開日時 | 2022.10.30 13:03 |
| 更新日時 | 2022.10.30 13:13 |
| 初回完結日時 | 2022.10.30 13:14 |
| 文字数 | 147,159 |
| 24h.ポイント | 0 pt (191,947位) |
| 週間ポイント | 35 pt (47,834位) |
| 月間ポイント | 105 pt (56,562位) |
| 年間ポイント | 4,531 pt (44,577位) |
| 累計ポイント | 20,304 pt (59,350位) |
投稿小説
九泉呪牢、読了しました。
積み重ねたぶん重い話でした…。が、練と理一の仲がグンッと近付いた感じがしますね！途中どうなることかと思ったけど「お前は俺の足や。行ってこい」「頭脳労働はまかせた」と役割分担して事件解明に当たる場面には痺れました。ふたりで一緒に行動ではなく得意分野を互いに任せるなんて根底に信頼がなければできないことです。日水村の人たちは清美さんも沖田さんもふくめてみんな良い人たちで良かった。理一は後先考えずに踏み込みがちだけれど、そうでもなければ頑なな練の内側には入れないですもんね。後悔し、信念を持って鍛え直す姿が非常に男らしくてカッコいいと思いました。
読ませていただき誠にありがとうございました〜！
表紙イラスト、シリーズ全部素敵です✨
みやこ嬢様
ご感想ありがとうございます！「九泉呪労」は茶倉の過去を掘り下げた話なので、結構重苦しい雰囲気になったと思います。でもお互いへの理解がさらに深まって、絆が強固なものになりました。
茶倉と理一もなんだかんだで元鞘におさまり、阿吽の行動で役割分担してました。互いを信頼しているからこそ離れても大丈夫と言っていただいて、それこそまさに書きたかったものなのですごく嬉しいです！作者の意図を汲み取っていただいて感激しました。
茶倉に関しては理一の猪突猛進ぶりや前向きさに救われている面があると思います。この二人は恋人よりバディな認識で書いてるので、かっこいいと言っていただいてニヤニヤしちゃいました。
表紙も褒めていただいて嬉しいです！素晴らしいイラストを描いてくださった絵師さま方には頭が上がりません。
今後もマイペースに書き続けたいので、お付き合いいただければ光栄です。
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