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番外編
可愛い俺の黒猫※
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実は鶴見博士の発明品は微妙なものが多い。たまに成功する時は大抵アダルトグッズになっているものだから、焔もよく譲り受けている。
今回貰ったのは、猫になる薬だった。しかも発情期中の猫という。鶴見博士はそれを氷川透に使いたくて発明したらしい。実に己の欲望に素直な男だ。
そうして焔もまた欲望には忠実だったから、それを甲斐に使った。
――甲斐に、使ったのだが。
「にゃあ」
黒猫がにゃあにゃあと鳴いている。艶々とした毛並み。青い瞳。結構な美人猫だ。
猫は焔に向かって、どこか怒っているようににゃあにゃあと鳴いている。うん、そうだよね、俺が薬飲ませたってわかったよね。
普通、こういうのって、猫耳と尻尾が生えちゃってどうしよう!しかも語尾にニャンってついちゃうし!みたいなムフフな展開じゃないんでしょうか。
焔の期待とは裏腹に、甲斐はしっかりと猫になってしまっていた。猫耳とか尻尾どころではない。ただの美人な黒猫になってしまったのだ。しかもただの猫なので甲斐が何を言っているのか全然わからない。まあ、怒っていることは確かなのだが。
「にゃにゃ」
「はい、ごめんなさい」
何を言っているのかわからないけど謝る。薬盛ってごめんなさい。猫になっても可愛いですね。
発情期の効果は現れる様子もなく、まあ、猫相手にこちらも興奮したりはしないからいいか。とにかく早く元に戻してあげないと。解毒剤も貰った筈なんだけど。
「えーと、どこやったかな」
解毒剤を探していると、足元にすりすりと黒猫が擦り寄ってくる。普段の甲斐の態度を考えればとても信じられない状況だ。
怒っていたんじゃなかったのか。甲斐は焔の足に己の頭を擦り付けることに夢中で。たまらず撫でようと頭に手を伸ばすと、ぱしんと叩かれた。
「えー」
そっちが擦り寄ってきたくせに、焔が触れるとそれは違うと言わんばかりに拒絶される。どういうことなのか。
これが猫の気まぐれさというものなのか。
「ふにゃぁ」
胡座をかいた足の間に座り込むと、焔の足をふみふみし始める。どうしよう、行動の意味がわからない。
「んにゃぁぁ」
先程より興奮したような声を上げて、ふみふみして、にゃあにゃあうるさくて。様子が少しおかしい。
「……もしかして、甲斐、発情してる?」
よくよく見てみると、黒猫の股間には小さな小さなペニスがツンと尖っている。熱に浮かされたようににゃあにゃあ鳴いていて、苦しそうだ。
猫が発情していたところでどうもしないと思っていたのに。それが甲斐なのだと思うと興奮してしまう。甲斐が、焔に体を擦り寄せて、発情しているのだと思うと。
とはいえ、この姿ではどうしようもない。
「ごめん、もうちょっと我慢して」
「にゃ、んにゃぁぁ」
はやく解毒剤を見つけないと。黒猫の痴態に自身も勃起しながら、焔は鞄をあさるのだった。
※
結局解毒剤は見つからなくて。その代わり一時間で効果が切れるものだったので、自然と元に戻ることが出来た。
何故か猫耳と、尻尾が生えた上に、発情状態のままだったけれど。
「……ほむら、」
とろんとした目。朱に染る頬。荒い呼吸を繰り返しながらこちらを見てくる甲斐の破壊力と言ったら、色々とヤバかった。ただの黒猫だった時も十分興奮してしまったのに、エロ漫画のようなこの状況では鼻血が出てもおかしくない。
「体、あつい……」
頭の上の二つの耳がくたりと垂れている。黒髪の間から見える耳は先程までの黒猫と同じように艶々とした黒。
そのまま勢いよく床に押し倒される。背中が痛いが、そんなことを気にしている間に腹の上に馬乗りになられてしまった。
焔の腹に勃起した甲斐のペニスが擦り付けられる。もしかして、俺が入れられちゃうんじゃ……と少し焦る。
「んっ、……ふぅっ」
甲斐の童貞を貰うというのも悪くない考えではあるが、たぶん甲斐はもう入れられないと満足出来なくなってしまっているのだろうなとも思う。腹にペニスを擦り付けながら切ない声を上げながらも、一向に射精できる気配がなくて辛そうにしている。
焔は甲斐の腰を掴むと、もう少し後ろに甲斐の体をずらす。服の上から、閉ざされた穴に、勃起したペニスを擦り付けてやる。
「……あっ」
甲斐の声が先程までより弾む。ピンと立った尻尾が気持ちよさを主張している。
そのまま尻の間に自分から焔のものを擦り付けてくる。
「んっ……あっ……きもちい……っ」
服越しなのに入口にキスするみたいに触れるとそのまま入りたくて仕方なくなる。それは甲斐も同じみたいで、自分からズボンとパンツを下ろして、ストリップみたいなことをしてくる。
そのまま焔のペニスを露出させようとするのだけど、上手くできずにもどかしそうにしている。
「ほむらぁ……」
縋るようにこちらを見てくる甲斐が可愛くて、そのまま意地悪したくなるのを我慢する。自身を露出させてやると、甲斐は嬉しそうにその先端にキスをした。びっくりしている焔をよそに、パクリとペニスを口に含む。
「んっ……ふぅ……」
美味しそうにぺろぺろと先端を舐められる。こんな風に甲斐が自分からしてくるのは初めてだ。
いつもキスしている時に味わうのとは違うザラついた舌がペニスを撫でる度に痛いくらいなのに、それがたまらなく気持ちいい。
「んっ、んんっ」
起き上がって、左手で甲斐の髪を、右手では無防備な尻を撫でてやる。まだローションを使っていないのに尻穴からはトロリとした何かが溢れてぐちゃぐちゃだった。これも薬のせいだろうか?
「ふっ……んぐっ」
ふと悪戯を閃いてしまってそのまま甲斐の尻尾をそこに挿入すると、難なく咥えこんでしまう。びっくりしてペニスを吐き出しそうになるのを、後頭部に軽く手を添えて妨害する。
「んふっ……んっ」
ちょっと尻尾でかき混ぜてやっただけで中は大洪水で、床にペニスを擦り付けるように快楽に溺れている。すっかり焔のものを口に含むだけで、それを刺激するのを忘れてしまっている。それでも甲斐が喘ぐ度にペニスに刺激が与えられて、それなりに気持ちいい。
ぐっしょりと濡れた甲斐の尻尾がまたいやらしい。尻尾を離してやると、自分から尻尾をいやらしく出し入れしてくる。このままずっと見ていたいくらいだけど、そろそろ我慢も限界だ。
「甲斐、入れたい。いい?」
「んんんっ」
口にペニスを含んだまま、小さく、何度も頷かれる。後頭部に添えた手を離してやると、それまで咥えこんでいたペニスを口内から出して、愛おしそうに両手で包み込む。
床に胡座をかいている焔の膝に向かい合うように跨り、尻尾でトロトロになった尻穴にペニスをあてがう。
「――あぁあああっ!」
そのまま腰を下ろすと、焔のものが一気に入り込んでくる。逃げ場のない快感にぎゅうっとしがみついて来るのが可愛い。甲斐がずり落ちないようにしっかりと腰に手を回してやる。
「ひっ……だめっ、深いっ!」
そのまま腰を下ろし続けるとどこまでも入り込んでくるのが怖いのか、それなのに挿入することを止められないいやらしい甲斐。ピンと立った尻尾を撫でてやるとピクピクと体を跳ねさせる。
「ひゃっ……しっぽ、やっ」
尻尾を握り込むと内壁がキュンと締まって焔のペニスを締め付ける。ビクビクと体を震わせながら自身から透明な液を溢れさせる甲斐にはとても嫌がっている様子はなく、そのまま尻尾に悪戯してやることにする。
「やっ!」
「甲斐は猫なんだから、にゃんって言わないと」
「いわな……っ」
「ほら、もっと素直にならないと」
「やっ、だめっ……にゃぁっ」
尻尾をしつこくいじめてやると、堪らずに猫の鳴き声が聞こえ始める。
「にゃっ、うにゃぁっ!」
一度鳴いてしまえば歯止めがきかなくなったようで、尻尾を撫でて、腰を揺らす度に、にゃあにゃあと愛らしい鳴き声が響き渡る。
「甲斐、可愛い……俺がずっと飼ってあげるね」
首輪は何色が良いだろう。耳や尻尾がなくなったとしても、ずっとずっと、自分だけの飼い猫にしてしまいたい。にゃあにゃあと鳴き喚く黒猫には、焔の言葉は届いていないようだった。
それから更に一時間後に、甲斐の猫化は治ったのだけど、よっぽど恥ずかしかったのかしばらく口を聞いて貰えなかった。
今回貰ったのは、猫になる薬だった。しかも発情期中の猫という。鶴見博士はそれを氷川透に使いたくて発明したらしい。実に己の欲望に素直な男だ。
そうして焔もまた欲望には忠実だったから、それを甲斐に使った。
――甲斐に、使ったのだが。
「にゃあ」
黒猫がにゃあにゃあと鳴いている。艶々とした毛並み。青い瞳。結構な美人猫だ。
猫は焔に向かって、どこか怒っているようににゃあにゃあと鳴いている。うん、そうだよね、俺が薬飲ませたってわかったよね。
普通、こういうのって、猫耳と尻尾が生えちゃってどうしよう!しかも語尾にニャンってついちゃうし!みたいなムフフな展開じゃないんでしょうか。
焔の期待とは裏腹に、甲斐はしっかりと猫になってしまっていた。猫耳とか尻尾どころではない。ただの美人な黒猫になってしまったのだ。しかもただの猫なので甲斐が何を言っているのか全然わからない。まあ、怒っていることは確かなのだが。
「にゃにゃ」
「はい、ごめんなさい」
何を言っているのかわからないけど謝る。薬盛ってごめんなさい。猫になっても可愛いですね。
発情期の効果は現れる様子もなく、まあ、猫相手にこちらも興奮したりはしないからいいか。とにかく早く元に戻してあげないと。解毒剤も貰った筈なんだけど。
「えーと、どこやったかな」
解毒剤を探していると、足元にすりすりと黒猫が擦り寄ってくる。普段の甲斐の態度を考えればとても信じられない状況だ。
怒っていたんじゃなかったのか。甲斐は焔の足に己の頭を擦り付けることに夢中で。たまらず撫でようと頭に手を伸ばすと、ぱしんと叩かれた。
「えー」
そっちが擦り寄ってきたくせに、焔が触れるとそれは違うと言わんばかりに拒絶される。どういうことなのか。
これが猫の気まぐれさというものなのか。
「ふにゃぁ」
胡座をかいた足の間に座り込むと、焔の足をふみふみし始める。どうしよう、行動の意味がわからない。
「んにゃぁぁ」
先程より興奮したような声を上げて、ふみふみして、にゃあにゃあうるさくて。様子が少しおかしい。
「……もしかして、甲斐、発情してる?」
よくよく見てみると、黒猫の股間には小さな小さなペニスがツンと尖っている。熱に浮かされたようににゃあにゃあ鳴いていて、苦しそうだ。
猫が発情していたところでどうもしないと思っていたのに。それが甲斐なのだと思うと興奮してしまう。甲斐が、焔に体を擦り寄せて、発情しているのだと思うと。
とはいえ、この姿ではどうしようもない。
「ごめん、もうちょっと我慢して」
「にゃ、んにゃぁぁ」
はやく解毒剤を見つけないと。黒猫の痴態に自身も勃起しながら、焔は鞄をあさるのだった。
※
結局解毒剤は見つからなくて。その代わり一時間で効果が切れるものだったので、自然と元に戻ることが出来た。
何故か猫耳と、尻尾が生えた上に、発情状態のままだったけれど。
「……ほむら、」
とろんとした目。朱に染る頬。荒い呼吸を繰り返しながらこちらを見てくる甲斐の破壊力と言ったら、色々とヤバかった。ただの黒猫だった時も十分興奮してしまったのに、エロ漫画のようなこの状況では鼻血が出てもおかしくない。
「体、あつい……」
頭の上の二つの耳がくたりと垂れている。黒髪の間から見える耳は先程までの黒猫と同じように艶々とした黒。
そのまま勢いよく床に押し倒される。背中が痛いが、そんなことを気にしている間に腹の上に馬乗りになられてしまった。
焔の腹に勃起した甲斐のペニスが擦り付けられる。もしかして、俺が入れられちゃうんじゃ……と少し焦る。
「んっ、……ふぅっ」
甲斐の童貞を貰うというのも悪くない考えではあるが、たぶん甲斐はもう入れられないと満足出来なくなってしまっているのだろうなとも思う。腹にペニスを擦り付けながら切ない声を上げながらも、一向に射精できる気配がなくて辛そうにしている。
焔は甲斐の腰を掴むと、もう少し後ろに甲斐の体をずらす。服の上から、閉ざされた穴に、勃起したペニスを擦り付けてやる。
「……あっ」
甲斐の声が先程までより弾む。ピンと立った尻尾が気持ちよさを主張している。
そのまま尻の間に自分から焔のものを擦り付けてくる。
「んっ……あっ……きもちい……っ」
服越しなのに入口にキスするみたいに触れるとそのまま入りたくて仕方なくなる。それは甲斐も同じみたいで、自分からズボンとパンツを下ろして、ストリップみたいなことをしてくる。
そのまま焔のペニスを露出させようとするのだけど、上手くできずにもどかしそうにしている。
「ほむらぁ……」
縋るようにこちらを見てくる甲斐が可愛くて、そのまま意地悪したくなるのを我慢する。自身を露出させてやると、甲斐は嬉しそうにその先端にキスをした。びっくりしている焔をよそに、パクリとペニスを口に含む。
「んっ……ふぅ……」
美味しそうにぺろぺろと先端を舐められる。こんな風に甲斐が自分からしてくるのは初めてだ。
いつもキスしている時に味わうのとは違うザラついた舌がペニスを撫でる度に痛いくらいなのに、それがたまらなく気持ちいい。
「んっ、んんっ」
起き上がって、左手で甲斐の髪を、右手では無防備な尻を撫でてやる。まだローションを使っていないのに尻穴からはトロリとした何かが溢れてぐちゃぐちゃだった。これも薬のせいだろうか?
「ふっ……んぐっ」
ふと悪戯を閃いてしまってそのまま甲斐の尻尾をそこに挿入すると、難なく咥えこんでしまう。びっくりしてペニスを吐き出しそうになるのを、後頭部に軽く手を添えて妨害する。
「んふっ……んっ」
ちょっと尻尾でかき混ぜてやっただけで中は大洪水で、床にペニスを擦り付けるように快楽に溺れている。すっかり焔のものを口に含むだけで、それを刺激するのを忘れてしまっている。それでも甲斐が喘ぐ度にペニスに刺激が与えられて、それなりに気持ちいい。
ぐっしょりと濡れた甲斐の尻尾がまたいやらしい。尻尾を離してやると、自分から尻尾をいやらしく出し入れしてくる。このままずっと見ていたいくらいだけど、そろそろ我慢も限界だ。
「甲斐、入れたい。いい?」
「んんんっ」
口にペニスを含んだまま、小さく、何度も頷かれる。後頭部に添えた手を離してやると、それまで咥えこんでいたペニスを口内から出して、愛おしそうに両手で包み込む。
床に胡座をかいている焔の膝に向かい合うように跨り、尻尾でトロトロになった尻穴にペニスをあてがう。
「――あぁあああっ!」
そのまま腰を下ろすと、焔のものが一気に入り込んでくる。逃げ場のない快感にぎゅうっとしがみついて来るのが可愛い。甲斐がずり落ちないようにしっかりと腰に手を回してやる。
「ひっ……だめっ、深いっ!」
そのまま腰を下ろし続けるとどこまでも入り込んでくるのが怖いのか、それなのに挿入することを止められないいやらしい甲斐。ピンと立った尻尾を撫でてやるとピクピクと体を跳ねさせる。
「ひゃっ……しっぽ、やっ」
尻尾を握り込むと内壁がキュンと締まって焔のペニスを締め付ける。ビクビクと体を震わせながら自身から透明な液を溢れさせる甲斐にはとても嫌がっている様子はなく、そのまま尻尾に悪戯してやることにする。
「やっ!」
「甲斐は猫なんだから、にゃんって言わないと」
「いわな……っ」
「ほら、もっと素直にならないと」
「やっ、だめっ……にゃぁっ」
尻尾をしつこくいじめてやると、堪らずに猫の鳴き声が聞こえ始める。
「にゃっ、うにゃぁっ!」
一度鳴いてしまえば歯止めがきかなくなったようで、尻尾を撫でて、腰を揺らす度に、にゃあにゃあと愛らしい鳴き声が響き渡る。
「甲斐、可愛い……俺がずっと飼ってあげるね」
首輪は何色が良いだろう。耳や尻尾がなくなったとしても、ずっとずっと、自分だけの飼い猫にしてしまいたい。にゃあにゃあと鳴き喚く黒猫には、焔の言葉は届いていないようだった。
それから更に一時間後に、甲斐の猫化は治ったのだけど、よっぽど恥ずかしかったのかしばらく口を聞いて貰えなかった。
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