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バッドエンド002

⑪玩具責めされてます※

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「――ぁあああああっ♡♡♡」

 あれだけイケなかったのに、ちょっと乱暴に抉られただけであっさり射精した。こんな、ディルドでなんてイケないと思っていたのに。
 ぐったりとベッドに沈み込むとその上に海斗がのしかかってくる。

「かいとぉ……」

 いよいよ挿入してもらえると思ったのに、ディルドを抜いてすらもらえない。挿入したまま奥を苛められ、みっともなく喘ぐことしかできない。

「あっ♡♡イッたばっかだから、だめ♡♡」
「いいよ、いっぱいイッて」
「やぁああああっ♡♡♡」

 射精するたびに腹の中が燃えるように熱くなって、アナルが疼いた。何かがおかしい。

「ぁっ♡♡それ、だめ♡♡」

 胸元にローションをかけられ、それがひどく熱いと気づく。乳首がむずむずと疼く。
 あのローションに何か含まれているのだ。気づいたところでもう遅い。尖り切った二つの突起に大きなカップのようなものをかぶせられる。内側の先端には刷毛がついている。二つのカップはコードで繋がっており、コードの先は海斗の手にあるスイッチのような形の物へと伸びている。
 スイッチを入れられたら何が起きるのか、予想はつくが、それがどんな感覚を与えてくるのか想像できず、こみ上げてくる唾を飲み込んだ。
 ねっとりとしたローションのせいか、膨らみの無い涼太の胸部でもしっかりとカップが固定され、刷毛の部分が乳首にちょうど触れている。

「これ、刷毛の部分が回転するんだよ」
「ひぅっ♡♡」

 耳元で囁かれ、まだ何も動いていないのに、体をのけぞらせた。耳に息を吹きかけられ、いやらしいことを想像しただけで涼太のペニスは力なく射精してしまっていた。

「まだ動かしてもないのに」
「ああっ♡♡あつ、い……とってぇ♡♡」
「そろそろ動かそうか」
「や、……だ、めぇえええええっ♡♡♡」

 ――ブブブブッ

 海斗の言葉のすぐ後に、胸に触れていた刷毛が音を立てて回転し始める。尖り切った乳首に、あのローションを塗り付けるようにしながら回転する。もちろん涼太の声は完全に無視された。

「も、やだ……ぁ♡♡」
「一か月ぶりだからね。たっぷり、涼太には俺が必要ってわかってもらわないと」

 入試を理由に拒んでいた反動がこれなら、もう少し適度に抜いてやるべきだったのか。後悔したところで今更どうしようもなく、ただただねっとりと苛められる。
 ペニスに媚薬入りローションをまぶされ、先端にローターを押し当てられ、潮を吹くまでイカされ。ようやく玩具による責め苦が終わった。

 否、玩具の代わりに本物が挿入されただけだった。

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