180 / 203
バッドエンド
⑮今回はゆっくりじっくり(三浦視点)※
しおりを挟む「あっ♡♡や、やめて……っ」
元々の涼太に素質があったのか、それともリセットを繰り返すうちにゆっくりと才能が開花したのか。海斗が知るよりずっと前からリセットは行われていたようだからわからないが、とにかく今の涼太は快楽に弱い。処女のはずのアナルを軽く撫でてやっただけで期待にペニスを硬くして甘い声を漏らす。
もしも海斗以外に目をつけられたら大変だ。早く自分のものにしないといけない。
何度も抱けばきっと、リセットを繰り返してもいつか海斗のものになる。
「やっ♡♡だめっ♡♡」
暴れそうになる涼太を押さえつけ、アナルに指を潜り込ませる。ほんの少し力を入れただけでそこは簡単に口を開く。傷つけたくは無いので一旦指を抜いてローションを塗りたくる。
ぬるぬると表面を濡らすとアナルがいやらしく指を引き込もうとしてくる。こんな体で、もし海斗が追いかけなければどうするのだろうか。涼太はきっともう自慰では射精できない。自分でアナルを弄ったところでイケるだろうか。
もう、海斗の物だ。あとは涼太がそれを自覚すればそれで終わり。それだけなはずなのに、なかなか上手くいかない。
「愛してる、涼太」
何度も言い聞かせるように囁いて、体だけでなく涼太自身が海斗の愛を覚えてくれるように。
相変わらず涙を流しながら嫌だ嫌だと首を振っているけれど、アナルだけは素直にヒクヒクと震えて海斗のペニスを心待ちにしている。
このまますぐ体を繋げてしまいたかったけれど、今日はもう少し涼太に海斗の愛を理解して貰いたかった。
「今日はゆっくり、いっぱい愛してあげるね」
もっと太いものが欲しくて堪らないとばかりに収縮する尻穴にローションのボトルを押し当てる。先端の部分を傷つけないように中に少し挿入する。
「ひっ……や、やめて……」
中が傷つくのを恐れてか涼太の目が見開かれる。暴れれば恥ずかしいところを怪我するだけだとわかっているからか、大人しく動かずにいるのが少し可哀想に思えた。
足をそれまでより大きく開かせ、持ち上げる。そのままボトルを軽く押してやると中のローションが涼太の中へと押し出されていく。
「ひっ♡♡♡や、ぬいて……っ♡♡やだぁっ♡♡」
「今日はいっぱい慣らしてからしたいんだ」
今日はも何も涼太には記憶が無いので初めてのことで、初めてなのに体内にローションをボトルから直接注がれるのはマニアックだろう。でも、今日はしたいことがあるから仕方ない。
ぶぴっと間抜けな音を立てて涼太の中がローションで満ちていく。もう入らないから、と弱々しく訴えてくるのでじゃああと少しだけねとあやすように言ってやって、溢れるほどのローションをやっと注ぎ込んだ。
――――――
ギリギリセーフで日付変わる前に更新出来ました。今日で『リセットしてもヤンデレに犯される俺の話』の初投稿から2年となります。
最近はゆっくりペースではありますが、読んでくださってありがとうございます(*^^*)
もう少しバッドエンドと、それが終わったらトゥルーエンドや番外編を書きたいと思いますのでまた読みに来て下さると嬉しいです♡
19
お気に入りに追加
4,504
あなたにおすすめの小説


久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる