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メリーバッドエンド
⑨優しくして欲しいです※
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「そんなとこ、見ちゃダメ……」
「見られて気持ちよさそうなのに?ヒクヒクして、いやらしくて、すごく美味しそう……」
「――ひゃっ♡♡♡あっ♡」
――ちゅぱっ、ちゅっ、ぺろ♡
見られたり触られるだけでも恥ずかしい場所を、海斗の舌がなぞる。そんなことされたら恥ずかしすぎるし、何より海斗がお腹を壊さないか心配だった。
「だめ、汚いから……あんっ♡♡」
涼太の懇願は聞いてもらえるはずもなく、指でぐずぐずに蕩けていた場所を舌で蹂躙される。尻の中は流し込まれた唾液で満たされていく。
こんな、恥ずかしいのに、気持ちよくて、もっとして欲しくて、堪らないなんて。あさましい自分が嫌で仕方ないのに、海斗はそれを嬉しそうに見ている。
……海斗は変態なのかもしれない。
「そろそろ、いいかな」
指で散々慣らされた場所を、舌でとかされた場所を、海斗のペニスが押し入ろうとしている。夢で何度も見た行為だが、現実にするのは初めてだ。これだけ慣れていれば中に入るのだろうけど、不安は残る。もしも中が切れたらきっとすごく痛いだろうし。
「か、海斗」
「うん?」
「……初めてだから、優しくして?」
自分を押し倒している相手にそう言うと、海斗は目を丸くした。なんだろう、人のこと処女じゃないとでも思っていたのだろうか。
……たしかに、ちょっとだけ自分で後ろの穴を弄ったりしていたけど。だからといって指しか入れてないし、こうしてペニスを挿入したりするのは初めてなわけで。
「……優しく、する」
それからすぐにキスで唇を塞がれてしまった。
……まあ、優しくしてくれるならいいか。
今回は、きっと、痛くない気がした。
――ん?「今回は」って何だろう?
「あぁああっ♡♡♡」
「涼太、涼太……」
「や、あっ……こわれ、る……っ♡♡」
挿入するまでは良かった。痛くないように少しずつ少しずつ入れてくれて、「大丈夫?」「痛くない?」何度も確認しながら、涼太のそこが馴染むのを待ってくれていた。
ところがもう動いていいと伝えてからが酷かった。内臓がひっくり返るんじゃないかというくらい、容赦なく、ペニスで体内を抉られる。本来排泄器官でしかないそこがそんな行為に耐えられるはずも無いのに、涼太のアナルは易々とそのピストン運動を受け入れるばかりか、それを快楽と認識していた。
「あっ♡♡こわれちゃう♡♡♡おしり、壊れちゃう♡♡」
「涼太、可愛い……また出すよ」
「んぁっ♡♡あ♡おなか……もう入んない♡♡♡」
何度目になるかわからない精を注ぎ込まれ、体内が満たされていく。いっぱいになった精液が涼太と海斗の隙間を無くしていく。
「可愛い、俺の涼太……」
海斗がキスをしながらうっとりと囁くと、中で萎えたはずのものがまた硬くなっていった。
「見られて気持ちよさそうなのに?ヒクヒクして、いやらしくて、すごく美味しそう……」
「――ひゃっ♡♡♡あっ♡」
――ちゅぱっ、ちゅっ、ぺろ♡
見られたり触られるだけでも恥ずかしい場所を、海斗の舌がなぞる。そんなことされたら恥ずかしすぎるし、何より海斗がお腹を壊さないか心配だった。
「だめ、汚いから……あんっ♡♡」
涼太の懇願は聞いてもらえるはずもなく、指でぐずぐずに蕩けていた場所を舌で蹂躙される。尻の中は流し込まれた唾液で満たされていく。
こんな、恥ずかしいのに、気持ちよくて、もっとして欲しくて、堪らないなんて。あさましい自分が嫌で仕方ないのに、海斗はそれを嬉しそうに見ている。
……海斗は変態なのかもしれない。
「そろそろ、いいかな」
指で散々慣らされた場所を、舌でとかされた場所を、海斗のペニスが押し入ろうとしている。夢で何度も見た行為だが、現実にするのは初めてだ。これだけ慣れていれば中に入るのだろうけど、不安は残る。もしも中が切れたらきっとすごく痛いだろうし。
「か、海斗」
「うん?」
「……初めてだから、優しくして?」
自分を押し倒している相手にそう言うと、海斗は目を丸くした。なんだろう、人のこと処女じゃないとでも思っていたのだろうか。
……たしかに、ちょっとだけ自分で後ろの穴を弄ったりしていたけど。だからといって指しか入れてないし、こうしてペニスを挿入したりするのは初めてなわけで。
「……優しく、する」
それからすぐにキスで唇を塞がれてしまった。
……まあ、優しくしてくれるならいいか。
今回は、きっと、痛くない気がした。
――ん?「今回は」って何だろう?
「あぁああっ♡♡♡」
「涼太、涼太……」
「や、あっ……こわれ、る……っ♡♡」
挿入するまでは良かった。痛くないように少しずつ少しずつ入れてくれて、「大丈夫?」「痛くない?」何度も確認しながら、涼太のそこが馴染むのを待ってくれていた。
ところがもう動いていいと伝えてからが酷かった。内臓がひっくり返るんじゃないかというくらい、容赦なく、ペニスで体内を抉られる。本来排泄器官でしかないそこがそんな行為に耐えられるはずも無いのに、涼太のアナルは易々とそのピストン運動を受け入れるばかりか、それを快楽と認識していた。
「あっ♡♡こわれちゃう♡♡♡おしり、壊れちゃう♡♡」
「涼太、可愛い……また出すよ」
「んぁっ♡♡あ♡おなか……もう入んない♡♡♡」
何度目になるかわからない精を注ぎ込まれ、体内が満たされていく。いっぱいになった精液が涼太と海斗の隙間を無くしていく。
「可愛い、俺の涼太……」
海斗がキスをしながらうっとりと囁くと、中で萎えたはずのものがまた硬くなっていった。
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