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ハッピーエンド

⑫焦らしモード(三浦視点)※

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 無意識なのだろうけど、淫らに体を揺らしながらこちらにペニスを押し付けてくる様子が堪らない。ソファーに押し倒してパジャマをひん剥いてやりたくなるのをなんとか我慢して、平静を装いながら優しく尻に触れる。今すぐ挿入してやりたいくらいだけど、まだもうしばらくこうして甘い雰囲気を楽しみたい。
 涼太の可愛らしい舌を吸う度に腹に当たるペニスが勃起していく。おそらく先走りに濡れたそれがパジャマの内側を汚しているようで、前部分が色濃くなっている。

「……かいとぉ」

 縋るようにこちらを見つめてきて、名前を呼んで。
 声には出さないけれどその瞳には「挿入して欲しい」と書いてあるようだった。
 海斗はそれに見て見ぬふりをして、パジャマの上からそっと尻穴を探る。本来ならパジャマの先には下着が大事なところを守っているはずなのだが、今涼太に穿かせている下着はOバックというもので、早い話が尻が丸出しだった。それこそが目覚めた時に涼太が怒っていた原因だったのだが、海斗はわかっていなかった。
 薄いパジャマ一枚隔てた先にあるアナルを探すのは簡単だった。ツンツンとつつくように刺激してやると「やんっ♡♡」可愛い声を上げて海斗にしがみついてくる。

「あっ♡♡だめ……っ♡」

 ダメと言いながらも腰を浮かせて海斗の触りやすいように尻を差し出してくる。本当はパジャマを脱がせて欲しいし直接アナルをいじめて欲しいのだろうが、羞恥からか素直に言えずにいるようだ。
 それが可愛いのだけど、素直な涼太も可愛かったし、またおねだりして欲しいのも本音だ。
 パジャマの上からグリグリと尻穴をいじめてやると、わずかではあるが生地が中に入ってしまう。

「あっ♡♡や、入っちゃう……やっ♡♡」
「すごいね、このまま指入っちゃいそう」
「だめっ♡♡♡あんっ♡♡」

 中は濡れてはいないが、涼太の零した先走りのおかげかすんなりと入っていく。とはいえあまり奥まで入れて怪我をさせたくはなかったので少しだけ、浅く第一関節くらい。涼太の気持ちいいところを探るにはかなり浅いのだが、パジャマごと中に挿入されているという異常さにすっかり感じてしまっている。

「やっ♡♡やだあっ♡♡」
「涼太のお尻は美味しそうにしてるよ?パジャマごと指入れられて興奮しちゃった?」
「してな……っ♡♡♡んあっ♡♡」

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