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ハッピーエンド
⑦舐めちゃダメなところです※
しおりを挟むしばらく眺めていたかと思うと、ようやくそこに触れてくる。海斗の指はいつの間に用意したのかローションに濡れていて、ゆっくりと中を慣らしていった。
「んっ♡♡♡あんっ♡♡♡」
昨日も自分でしたばかりなので簡単に中に入ってしまうのだが、海斗は指一本だけを挿入し、もどかしい動きで慣らしていくのだった。
そんなに優しくしなくても、入るのに。はやくペニスで貫かれたくてたまらなかったけど、また海斗に怒られそうなので我慢する。
「涼太の中、あったかいね……」
「あっ♡♡あっ、あっ♡♡♡」
「でも何でこんなにとろとろなのかな?」
「やんっ♡♡♡んぁっ♡♡♡じ、自分でしたから……っ♡♡海斗に入れて欲しかった、から――あああっ♡♡♡」
正直に答えれば挿入されていた指が増えた。慣らすためというよりは中を弄り回すように動かされ、容赦なく前立腺を暴かれる。
「あぁっ♡♡♡や、もう……んぁっ♡♡♡」
「すごいね、初めてなのにこんなにいやらしくなっちゃうんだ」
「ひゃっ♡♡あっ♡♡かいとの、せい、だから……っ♡♡♡」
「涼太に素質があるからじゃないの?」
「やんっ♡♡♡いいから、とっとと入れろよっ」
恥ずかしいが、中がすっかりとろけているのは事実だ。これくらいなら絶対もう挿入できる。過去の経験がなくてもわかるくらい、涼太のそこはもっと太いものを欲していやらしくうねっていた。
「うん、ちょっと待ってね」
「――あんっ♡♡」
中から指が抜かれ、次にくる衝撃を待つ。中を太いもので擦られながらイク感覚を想像して、期待して目を閉じる。
それなのに、いつまでも挿入される気配がない。どうしたのかと目を開けると、ちょうど海斗の吐息がアナルにかかるところだった。
「え、かいと……なにして、……やんっ♡♡♡あっ、ダメっ♡♡」
やっと挿入してくれるのだと思ったのに。太腿をがっちりと掴まれ、尻を舐められる。最初は柔らかい部分をペロリと舐められ、軽く歯を立てられた。そんな刺激さえも気持ちよくて喘いでしまうと、今度は舌が尻穴に伸びてくる。
「あんっ♡♡♡や、そんなとこ♡♡♡ぺろぺろやだぁっ♡♡♡」
せっかく塗りこんだローションを舐めとるようにして海斗の舌が中に入り込んでくる。指ともペニスとも違う感覚に内側を濡らされていき、恥ずかしくて堪らないのにペニスははしたなくヨダレを垂らし続けている。
「んっ、涼太の処女の味……美味しい。ずっと舐めてたい」
「やだぁっ♡♡♡」
暴れようにも海斗は太腿に絡みついて離れようとしない。快楽に力の入らない涼太ではとても太刀打ち出来そうにない。
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