上 下
139 / 203
ハッピーエンド

⑦舐めちゃダメなところです※

しおりを挟む

しばらく眺めていたかと思うと、ようやくそこに触れてくる。海斗の指はいつの間に用意したのかローションに濡れていて、ゆっくりと中を慣らしていった。


「んっ♡♡♡あんっ♡♡♡」


昨日も自分でしたばかりなので簡単に中に入ってしまうのだが、海斗は指一本だけを挿入し、もどかしい動きで慣らしていくのだった。

そんなに優しくしなくても、入るのに。はやくペニスで貫かれたくてたまらなかったけど、また海斗に怒られそうなので我慢する。


「涼太の中、あったかいね……」

「あっ♡♡あっ、あっ♡♡♡」

「でも何でこんなにとろとろなのかな?」

「やんっ♡♡♡んぁっ♡♡♡じ、自分でしたから……っ♡♡海斗に入れて欲しかった、から――あああっ♡♡♡」


正直に答えれば挿入されていた指が増えた。慣らすためというよりは中を弄り回すように動かされ、容赦なく前立腺を暴かれる。


「あぁっ♡♡♡や、もう……んぁっ♡♡♡」

「すごいね、初めてなのにこんなにいやらしくなっちゃうんだ」

「ひゃっ♡♡あっ♡♡かいとの、せい、だから……っ♡♡♡」

「涼太に素質があるからじゃないの?」

「やんっ♡♡♡いいから、とっとと入れろよっ」


恥ずかしいが、中がすっかりとろけているのは事実だ。これくらいなら絶対もう挿入できる。過去の経験がなくてもわかるくらい、涼太のそこはもっと太いものを欲していやらしくうねっていた。


「うん、ちょっと待ってね」

「――あんっ♡♡」


中から指が抜かれ、次にくる衝撃を待つ。中を太いもので擦られながらイク感覚を想像して、期待して目を閉じる。

それなのに、いつまでも挿入される気配がない。どうしたのかと目を開けると、ちょうど海斗の吐息がアナルにかかるところだった。


「え、かいと……なにして、……やんっ♡♡♡あっ、ダメっ♡♡」


やっと挿入してくれるのだと思ったのに。太腿をがっちりと掴まれ、尻を舐められる。最初は柔らかい部分をペロリと舐められ、軽く歯を立てられた。そんな刺激さえも気持ちよくて喘いでしまうと、今度は舌が尻穴に伸びてくる。


「あんっ♡♡♡や、そんなとこ♡♡♡ぺろぺろやだぁっ♡♡♡」


せっかく塗りこんだローションを舐めとるようにして海斗の舌が中に入り込んでくる。指ともペニスとも違う感覚に内側を濡らされていき、恥ずかしくて堪らないのにペニスははしたなくヨダレを垂らし続けている。


「んっ、涼太の処女の味……美味しい。ずっと舐めてたい」

「やだぁっ♡♡♡」


暴れようにも海斗は太腿に絡みついて離れようとしない。快楽に力の入らない涼太ではとても太刀打ち出来そうにない。



しおりを挟む
感想 161

あなたにおすすめの小説

言い逃げしたら5年後捕まった件について。

なるせ
BL
 「ずっと、好きだよ。」 …長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。 もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。 ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。  そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…  なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!? ーーーーー 美形×平凡っていいですよね、、、、

ヤンデレBL作品集

みるきぃ
BL
主にヤンデレ攻めを中心としたBL作品集となっています。

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話

八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。 古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

処理中です...