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ハッピーエンド
⑤素直になりました※
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「……んっ、ふっ」
荒々しく唇が重なり、舌が入り込んでくる。たった三日キスしなかっただけなのに、ひどく懐かしく思える。
「好き、涼太……愛してる」
キスの合間にそう囁かれるとくすぐったくて笑いそうになる。それが伝わったのか、すぐにまた唇が塞がれる。
我が物顔で入り込んでくる舌に、そっと自分のそれを絡ませる。最初はあんなにおぞましいと思っていた行為にもずいぶん慣れたものだ。
たっぷりと送り込まれた唾液を何とか飲み込むと、ようやく離れる。今度はシャツから出ている鎖骨に唇が触れる。
「………んっ」
唇に触れるみたいにちゅっと音を立てて触れられて、ボタンを一つ外される。また少し現れた肌にキスをされる。
甘く優しい行為だけれど、決定的な刺激には遠く、もどかしい。あと一つボタンを外されれば胸の突起にキスしてもらえるのに。刺激に期待してそこがムズムズして、シャツで見えないけれどツンと尖ってしまっているような気がする。
「すごい、シャツの上からでもわかるよ?」
「……あんっ♡♡」
やはり海斗にはバレバレだったようで、シャツの上からそこを軽く弾かれる。待ちわびていた刺激に大袈裟に反応してしまう。
「んんっ♡♡あっ♡♡」
シャツの上からツンツンされて、軽く摘まれて、涼太の体はビクビクと跳ねるけれどなかなか直接触れて貰えない。
「かいと、乳首直接触って……」
耐えられなくなって素直にそう言うと、海斗の動きが止まった。
……もしかして、海斗は無理矢理するのが好きとかそういう人種で、涼太がノリノリになったら萎えたとか、そんなことはないだろうか。
恐ろしい可能性に頭を抱える。だとしたら変態すぎだろう。あと涼太はどうしたらいいのか。
ぐるぐると悩んでいると、次の瞬間、残っていたシャツのボタンが全て弾け飛んだ。
「……へ?」
どうやら海斗がシャツを引っ張ったせいでボタンが飛んだらしい。やっぱり無理矢理が好きなのか?
やめてとか悲鳴あげたり抵抗した方がいいのか?
「……優しくしたいのに、余裕無くすようなことしないでね」
「ご、ごめん……?」
一応優しくしたいということは抵抗しない方がいいのだろうか。よくわからない。
とりあえず直接触れてくれるみたいだし、大人しくしていよう。
「涼太の乳首……可愛くていやらしい……綺麗な色なのにすごくえっちで、美味しそう」
「んんっ♡♡あんっ♡♡♡」
「舐めてもいい?」
黙って頷くと海斗の唇がそこに触れる。ちゅ、と軽く触れたかと思うとそのまま舌がぺろりとそこを撫でる。
「あっ♡♡♡きもちいい♡♡♡」
――ちゅっ……ちゅぱっ、ジュルッ
海斗の頭に腕を回し、自分の胸部に押し付けるようにして喘ぐ。恥ずかしいことだと思いながらも、一度快楽を認めてしまえば止められなかった。
荒々しく唇が重なり、舌が入り込んでくる。たった三日キスしなかっただけなのに、ひどく懐かしく思える。
「好き、涼太……愛してる」
キスの合間にそう囁かれるとくすぐったくて笑いそうになる。それが伝わったのか、すぐにまた唇が塞がれる。
我が物顔で入り込んでくる舌に、そっと自分のそれを絡ませる。最初はあんなにおぞましいと思っていた行為にもずいぶん慣れたものだ。
たっぷりと送り込まれた唾液を何とか飲み込むと、ようやく離れる。今度はシャツから出ている鎖骨に唇が触れる。
「………んっ」
唇に触れるみたいにちゅっと音を立てて触れられて、ボタンを一つ外される。また少し現れた肌にキスをされる。
甘く優しい行為だけれど、決定的な刺激には遠く、もどかしい。あと一つボタンを外されれば胸の突起にキスしてもらえるのに。刺激に期待してそこがムズムズして、シャツで見えないけれどツンと尖ってしまっているような気がする。
「すごい、シャツの上からでもわかるよ?」
「……あんっ♡♡」
やはり海斗にはバレバレだったようで、シャツの上からそこを軽く弾かれる。待ちわびていた刺激に大袈裟に反応してしまう。
「んんっ♡♡あっ♡♡」
シャツの上からツンツンされて、軽く摘まれて、涼太の体はビクビクと跳ねるけれどなかなか直接触れて貰えない。
「かいと、乳首直接触って……」
耐えられなくなって素直にそう言うと、海斗の動きが止まった。
……もしかして、海斗は無理矢理するのが好きとかそういう人種で、涼太がノリノリになったら萎えたとか、そんなことはないだろうか。
恐ろしい可能性に頭を抱える。だとしたら変態すぎだろう。あと涼太はどうしたらいいのか。
ぐるぐると悩んでいると、次の瞬間、残っていたシャツのボタンが全て弾け飛んだ。
「……へ?」
どうやら海斗がシャツを引っ張ったせいでボタンが飛んだらしい。やっぱり無理矢理が好きなのか?
やめてとか悲鳴あげたり抵抗した方がいいのか?
「……優しくしたいのに、余裕無くすようなことしないでね」
「ご、ごめん……?」
一応優しくしたいということは抵抗しない方がいいのだろうか。よくわからない。
とりあえず直接触れてくれるみたいだし、大人しくしていよう。
「涼太の乳首……可愛くていやらしい……綺麗な色なのにすごくえっちで、美味しそう」
「んんっ♡♡あんっ♡♡♡」
「舐めてもいい?」
黙って頷くと海斗の唇がそこに触れる。ちゅ、と軽く触れたかと思うとそのまま舌がぺろりとそこを撫でる。
「あっ♡♡♡きもちいい♡♡♡」
――ちゅっ……ちゅぱっ、ジュルッ
海斗の頭に腕を回し、自分の胸部に押し付けるようにして喘ぐ。恥ずかしいことだと思いながらも、一度快楽を認めてしまえば止められなかった。
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