リセットしてもヤンデレに犯される俺の話

多崎リクト

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三部 賭け

6-⑥何も考えられなくなりました※

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「あっ♡♡やんっ♡♡♡」

 小さな瓶を抜き差しされる間に、腹部だけでなく尻穴まで熱くなってくる。中がむず痒くて、瓶に擦られると気持ちよくてたまらなかった。
 瓶でこんなに気持ちいいのだから、海斗の熱を持ったペニスだったらどんなに気持ちいいのだろうか。

「腰、揺れてる」
「――ひあっ♡♡」

 瓶が抜かれるとこぽりと体内から精液と媚薬が混ざり合ったものが溢れ出した。中が熱を求めてヒクヒクと淫らに収縮する。
 海斗はそんな涼太を眺めながら、悪戯に穴の表面に触れるだけで挿入しようとしてこない。

「……あっ、お願い…………」

 もじもじと強請ったところで、わからないフリをされる。

「ちゃんと誘ってごらん」

 そうしてる間にも頭がぼうっとしてきて、体の中がどんどん疼いてくる。はやく、はやく。尻穴をペニスで蹂躙されたい。気持ちいいところを沢山突かれて、中に出されながらイキたい。そんな淫らなことで頭がいっぱいになる。
 だが相変わらずベッドに縛り付けられたままだから、海斗を誘うしか気持ちよくなる方法がない。すっかり熱に体を支配された涼太は、海斗に向かって足を大きく広げた。

「お願い……海斗の入れて」
「俺の、何?」
「あんっ♡♡海斗の、ちんこ入れてっ♡♡♡」
「それで、入れたらどうされたい?」
「中、擦って♡♡ズプズプして、奥にせーしかけて♡♡♡いっぱい犯して♡♡♡」
「うんうん。でも犯すっていうのは違うよね。だって涼太も俺としたいんだから、レイプじゃなくてセックスだよね?」
「っ♡♡せっくす?」

 何でもいいから早くこの熱を冷まして欲しい。

「……おしり、ムズムズする……も、やだぁ…………セックスして」
「『海斗とセックスしたい』って言ってごらん。そしたら中にいっぱい出してあげる」
「あんっ♡♡かいとと、セックスしたい……あっ♡♡♡あついの、入ってくる♡♡♡」

 セックス……セックスって何だっけ?
 気持ちいいこと?うん、気持ちよくなりたい。気持ちいいことは好きだ。
 海斗のペニスが一気に奥まで入ってきて、行き止まりをコンと軽く突く。瞬間、涼太のペニスから勢いよく精液が吐き出された。

「あっ♡♡きもちい♡♡♡奥突かれるのきもちいい♡♡♡」
「涼太の中すごいとろとろになっちゃったね。いっぱいズプズプしてあげる」
「あっ♡♡やっ♡♡うにゃぁっ♡♡♡」

 自分が何を口にしているのかわからず、ずっと夢を見ているような感じがしていた。どこかで冷静な自分がそれに呆れて「あーあ、それはまずいって」とため息を吐いていた。


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