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三部 賭け
6-⑤媚薬を飲むことになりました※
しおりを挟む「じゃあこれ飲んで?」
「へっ」
そう言って海斗が取り出してきたのは小さな瓶で、中には薄ピンク色の液体のようなものが少しだけ入っている。こんな怪しいものをなぜ飲まなければいけないのか。
「媚薬だよ。涼太もうイクの疲れちゃったみたいだから、いっぱいイケるようにこれ飲もうね」
「や、やだ」
「……困ったな。じゃあやっぱりイケないように栓する?」
「飲む!!それ、飲むから!」
また尿道バイブを取り出そうとする海斗を慌てて止める。
「うーん、涼太がどうしても飲みたいって言うならあげてもいいけど」
いや、飲みたくないんだけど。尿道バイブよりマシだろうってだけで、そんな怪しげな液体絶対に飲みたくない。
だが飲みたいと言わなければ「仕方ないな」と言って尿道バイブを挿入してくるだろう。三浦海斗という男はそういう男だ。
「の、飲みたい……海斗、それちょうだい」
上目遣いを意識してそう告げるがまだ海斗は満足しないようで。
「どうして飲みたいの?」
意地悪くそんなことを聞かれる。
「海斗と……いっぱいえっちしたいから、媚薬ちょーだい」
海斗の気に入るように意識してそう強請れば瓶をこちらへ差し出される。両手を拘束されている状態のためどうしたらいいかわからないでいると、海斗は瓶の蓋を開けてこちらの口元に傾けてくる。
これを飲まないとまた酷い目に遭わされる。そう決意して小さく口を開ける。
「もっと誘うみたいに、ほら、舌見せて?」
「んっ……」
おかしな注文をつけられる。舌がちろりと見えるように意識して、もう少し大きく口を開く。
傾けられた瓶からねっとりとした物が零れ、涼太の口内に入ってくる。蜂蜜でも口にしたみたいに甘い。
やっとのことで飲み込むと喉が焼けるように熱い。
「んっ……ふっ♡んぐっ♡」
瓶の中身は空になったのに、ペニスでされるみたいに口内を蹂躙される。フェラさせられてるみたいだと思うと、じわじわとお腹の中が熱くなってくる。
こぼれた唾液がぬるりと頬を伝って気持ち悪い。
「こっちでも飲もうね」
足を広げられると中からまた精液が溢れる。海斗の視線に晒され、ひくひくとそこが疼くのがわかる。恥ずかしいのにこれからされることに期待してしまっているのだ。
「――ひんっ♡♡♡」
「下のお口でもちゃんとごっくんして~」
口内に入っていたものとは別の瓶がそこに挿入される。挿入したまま傾けられると、中からとろりとしたものが尻の中に入ってくる。冷たいし、射精されるのとは違う嫌な感覚に身を震わせる。
「あっ♡♡やっ♡ああっ♡♡」
瓶の中身が無くなったかと思うとジュプジュプと音を立てながら乱暴に瓶を動かされる。そうして、中に入ったままの海斗の精液と媚薬を混ぜられてしまう。
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