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三部 賭け
5-③トイレに行きたいんですってば※
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※最後に少しだけ放尿シーンあります※
「ひっ♡や、やだっ♡♡――ああああんっ♡♡」
ろくに慣らしていないのに、ボディソープのぬめりのせいで海斗のペニスを容易く飲み込んでいく。壁に頭を押し付けながらその衝撃に耐えるけれど、ダメだ。
入ってきたペニスに前立腺を軽く突かれると、あっさりと射精してしまう。精液が流れずにタイルを汚していくのを眺めながら、ぶるりと身を震わせた。
……ヤバい、かも。
射精したばかりなのに何かが出そうな。いや、何が出そうなのかはわかる。ただでさえ風呂場なんてしたくなるような空間にいるのだ。
「か、海斗……抜いて。……お願い、トイレ行きたい」
そう正直に言って海斗に縋るけれど、もちろん許してもらえるはずがなかった。
「ここでしていいよ」
「よくない!あっ♡♡や、やだっ……動かないで……っ♡♡♡」
涼太が尿意に耐えようとしているのに、容赦なく奥を突かれる。突かれる度に衝撃で漏れそうになるのを堪えるが、限界が近い。
だからといってこんなところで、海斗の前で、漏らしたくなんてない。片手でペニスをギュッと戒める。
「あっ♡♡やっ♡♡やだ、かいとぉ♡♡」
「それ、やらしくていいね。自分で扱いてるみたいだよ」
「ちが、……やだ、出ちゃう……お願い…………べ、ベッドでしたいから、出よ?」
ここから出られれば、トイレに駆け込んで、海斗の見ていないところでできれば。
とにかくトイレに行きたい一心で媚びるように海斗を誘うと「うん」と頷かれる。
助かった。
そう思って気が抜けたのが良くなかった。海斗が、涼太の手をペニスから引き離し、それから腹部に触れる。
ヤバいと思っても、もう逃げられなかった。
「や、やだ……やだ!」
「とりあえずおしっこしたらベッドでゆっくりしようね」
少しずつ、少しずつ、腹を押されていく。
「あっ♡や、……やだ、だめ……」
前も、海斗の前で漏らしたことがある。でもあれはまだリセットさえすれば涼太の記憶以外は全て無かったことになる頃のことだ。
今ここで漏らしてしまえば、たとえリセットしても海斗の記憶に残るのだ。自分の記憶に残るだけでも耐え難いことだというのにそれを海斗も覚えている……そんなこと、嫌に決まっている。
嫌なのに、腹にぐっと力を込められると、もう無理だった。
「やっ……ゆるして…………あああっ!」
耐えきれず先端からちろりと漏れたかと思うと、そのまま勢いよく放尿してしまう。
――プシャァアアアッ
出てしまったものは途中でもう止めることが出来ず、涼太はただその地獄のように長い時間を排水口に流れていく自分の出したものを眺めて過ごした。
「ひっ♡や、やだっ♡♡――ああああんっ♡♡」
ろくに慣らしていないのに、ボディソープのぬめりのせいで海斗のペニスを容易く飲み込んでいく。壁に頭を押し付けながらその衝撃に耐えるけれど、ダメだ。
入ってきたペニスに前立腺を軽く突かれると、あっさりと射精してしまう。精液が流れずにタイルを汚していくのを眺めながら、ぶるりと身を震わせた。
……ヤバい、かも。
射精したばかりなのに何かが出そうな。いや、何が出そうなのかはわかる。ただでさえ風呂場なんてしたくなるような空間にいるのだ。
「か、海斗……抜いて。……お願い、トイレ行きたい」
そう正直に言って海斗に縋るけれど、もちろん許してもらえるはずがなかった。
「ここでしていいよ」
「よくない!あっ♡♡や、やだっ……動かないで……っ♡♡♡」
涼太が尿意に耐えようとしているのに、容赦なく奥を突かれる。突かれる度に衝撃で漏れそうになるのを堪えるが、限界が近い。
だからといってこんなところで、海斗の前で、漏らしたくなんてない。片手でペニスをギュッと戒める。
「あっ♡♡やっ♡♡やだ、かいとぉ♡♡」
「それ、やらしくていいね。自分で扱いてるみたいだよ」
「ちが、……やだ、出ちゃう……お願い…………べ、ベッドでしたいから、出よ?」
ここから出られれば、トイレに駆け込んで、海斗の見ていないところでできれば。
とにかくトイレに行きたい一心で媚びるように海斗を誘うと「うん」と頷かれる。
助かった。
そう思って気が抜けたのが良くなかった。海斗が、涼太の手をペニスから引き離し、それから腹部に触れる。
ヤバいと思っても、もう逃げられなかった。
「や、やだ……やだ!」
「とりあえずおしっこしたらベッドでゆっくりしようね」
少しずつ、少しずつ、腹を押されていく。
「あっ♡や、……やだ、だめ……」
前も、海斗の前で漏らしたことがある。でもあれはまだリセットさえすれば涼太の記憶以外は全て無かったことになる頃のことだ。
今ここで漏らしてしまえば、たとえリセットしても海斗の記憶に残るのだ。自分の記憶に残るだけでも耐え難いことだというのにそれを海斗も覚えている……そんなこと、嫌に決まっている。
嫌なのに、腹にぐっと力を込められると、もう無理だった。
「やっ……ゆるして…………あああっ!」
耐えきれず先端からちろりと漏れたかと思うと、そのまま勢いよく放尿してしまう。
――プシャァアアアッ
出てしまったものは途中でもう止めることが出来ず、涼太はただその地獄のように長い時間を排水口に流れていく自分の出したものを眺めて過ごした。
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